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時間に抗う物語: 文学・記憶・フェミニズム

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ウサギのバイク
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図書館でたまたま目に止まって読んだのだが、物凄く面白かった! 1910年代〜1930年代のフェミニズム的な思想、論争は興味深く、伊藤野枝と山川菊栄の廃娼論争などは現在のセックスワーク・イズ・ワーク論争と同じでは?平林たい子の小説に描かれた葛藤は、仕事をする現代女性の悩みにも通じる。 近現代の日本の暴力に関する、小説から読み解く考察も非常に読み応えがあり、今の日本人の歴史認識の甘さや無自覚さがいかに根深いかを痛感。 同じ著者の他の本も読みたい。
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時間に抗う物語: 文学・記憶・フェミニズム評価50感想・レビュー1