文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎はこんな本です

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎の感想・レビュー(2509)

図書館本★★★⭐⭐話題作だったので読んでおこうと思い手に取った。壮大な人類史についての考察。長年における細かい分析がされていてる。ゆっくり読み進めて理解しようとしたが、ペースが遅くなり過ぎて返却期限が迫る。慌てて速読して読了。半分も理解できてないと思うが、長い人類の歴史で世界中の地域に人や食や病原菌やらが移動し現在があるんだ、ということが分かる。
★4 - コメント(0) - 3月18日

五大陸で何ゆえにかくも発展の差が付いたのか、という本。途中、マイナーな穀物と植物の伝播の話が延々と続いた辺りはさすがに心が折れそうにもなったけど、全体的には興味深い本だった。タイトルの通り、殺戮と疫病と生産技術、この三つがその民族の発展を作る。引用するアンナカレーニナの一説が物語る通り、成功とは失敗の可能性をすべて回避した先にあって、成功の形は似通っているけど失敗のパターンは多彩だな、と本当に思う。筆者の経験と知識に裏打ちされた論が心地いい。ただ、世界史に疎いため、イマイチわからんとこもあった。
★7 - コメント(0) - 3月16日

なぜ現代世界にはこれほどまでに地域格差が生まれているのか、この疑問に対する筆者の考察が、その地域の動植物の特性や地形による伝播のしやすさなど、さまざまな観点から書かれている。少し前に読んだ「サピエンス全史」に匹敵する面白さといっても過言ではない。もっとも本書のほうが先の出版だから、こちらのほうが本家になるのかもしれない。下巻も大いに楽しみだ。
★6 - コメント(0) - 3月15日

続きが気になる。記述が具体的で引き付けられる。農作物や食料生産技術の伝播速度が大陸によって異なる。
★11 - コメント(0) - 3月15日

【読了:銃・病原菌・鉄(上)】サピエンス全史を読む前に読んでおかねばと意を決して積読本リストから引っ張り出してきた。確かに面白い。グイグイ読ませる。その分ちょっと強引さを感じるところがなきにしもあらず。でも病原菌の話になってからはホントに面白いよ。おすすめ。
★6 - コメント(0) - 3月13日

狩猟民族より農耕民族の方が凶暴である、っていうのは目からウロコたが、確かにそうだ。戦争を起こし侵略するのは農耕民族だ。定住できるから人口密度が高まり、食糧の備蓄ができることにより間接職(王、官僚、軍人、神父)が生まれ、組織は大きくなり、余裕は欲望を生む。狩猟→農耕への移行がおきたのは、人種の優劣ではなく環境要因(気候、生産を管理可能な動植物の分布状況、技術の伝播に有利な緯度の関係)が原因であるという論旨。面白い。何よりタイトルのキャッチーさがいい。東京生まれヒップホップ育ち並の破壊力。そりゃ売れるさ。
★4 - コメント(1) - 3月8日

上巻はほとんどが作物と家畜についての話。 もし地球にある大陸が全て南北方向に伸びていたら、2017年の今でも人類はこんなに繁栄してなかったんじゃないかと思った。
★5 - コメント(0) - 3月6日

【後日感想追加】(2017.02年読了)
★3 - コメント(0) - 2月28日

ものすごく大きな視点でみた人類史の話。とりあえず上巻。興味深い。面白かったのが、猫と人の関係。人間が家畜化することに成功した動物はいくつかの条件を完璧にクリアしなければならず、その一つがリーダーに対する服従という習性。猫はまったくその条件に合致しないが、猫の場合は「家畜」ではなく「ペット」として人間が扱ったため問題なく今に至る…らしい。なるほど。猫の側からみてもメリットのある関係だったから、猫は人のそばにいることを選択したわけだ。
★12 - コメント(0) - 2月25日

土地によって社会の発達が違う理由は、そこの人の能力の違いではなく、土地のこういう違いなんだって話。それがはっきりして思うのが、もっと大きなことから見ると人間は人間で、差は誤差で、どの個体でも人間の代表として代わりになる。でも人間の社会では、それぞれにとって、人それぞれの違いって大きなことで、それによって社会における彼の色んなことが決まる。人間の中での差、特徴を表す形容詞は色々あって、人はそれに悩む。変人、宇宙人って言われて、自分は人間の仲間じゃないのかって悩んで、でも色んな生物の中ではやっぱり私は人間だ。
★7 - コメント(2) - 2月21日

歴史に関する記述は様々な本を読んでいけば行くほど深化して頭に残せるし、それぞれの歴史事象の関わり合いがどうなっているのかを理解するのに役立つなぁと思った。どんな種が家畜になるのか、ピサロ勝利の決定的な点、ユーラシア大陸は何ゆえ有利だったかなどが自然環境の目線から考察されるのはなかなかおもしろかった。結局はその「自然環境の発生事態は偶然性によるものだから人類の中で西欧人が何かしら優位を持っていたわけでないこと」と書かれているが、似たようなことを書いていた本を読んだばっかりの所だったので、理解がしやすかった。
★6 - コメント(0) - 2月18日

読みながら、物語の世界観構成に役立つな、と興味津々。植物の栽培化については目を見張るものがあり、古代人の食料開発に対する熱心さを思いました。昔の知恵や技術は素晴らしい。家畜や植物についても地域別に個性があって面白い。下も楽しみです。
★5 - コメント(0) - 2月16日

貧困の終焉で得た知識が生きた。即ち、人口密度は富の源泉であるということ。これをうらづける歴史が書いてあった。新たな知識は文明は南北よりも東西に素早く伝播する、緯度の重要性、家畜化しやすい野生動物の多寡など。
★1 - コメント(0) - 2月14日

持つ者と持たざる者の違いが生まれた要因は、人種による遺伝子の差などではなく、タイトルの3つと、文字、東西に伸びる大陸、作物がよく育つ環境、家畜、定住による出産間隔の短縮などの環境要因。しかし各地の原住民を劣った人種だと考えてしまったヨーロッパ人によって、差別が生まれる。大枠はすごく興味深いけど、なにしろ文章が冗長で、翻訳もくどい感じ。だいぶ斜め読みしてしまった。プロローグが一番面白い。
★5 - コメント(0) - 2月12日

結論だけ知りたい私には、かなり長期戦を強いられた。内容自体は面白いし興味深い。私自身が今まで、「他の文明を支配できたのは近代的な国が、銃とか持ってたからでしょ。」と思っていたけど、じゃあなんで銃を持てるようになったのか?は考えたことがなかった。銃や鉄を持てるようになったのは、これがあったからだよ、と教えられて視野が広がったような気がする。個人的には狩猟民族の方が農耕民族より強いイメージがあったけど、いち早く農耕民族になることが重要だと気付いた。いち早く草食系男子になろうという考えは意味の履き違えだろうか。
★94 - コメント(0) - 2月12日

積ん読消化。細々と突っ込むところはあるが、この壮大なスケールで世界の不均等を書いたところがすごい。読む価値あり。
- コメント(0) - 2月11日

人類の発展には食料生産によって、狩って生活する行き方から専門家や政治家など多様な可能性を作る事ができた。そして国同士で異なったのは人種が問題でなく、単なる地理的な問題であった。
★4 - コメント(0) - 2月9日

なぜ太平洋の小さな島々には色が黒い住民が住んでいるんだろうか、と昔から疑問に思っていた。また、ニューギニアの政治家ヤリの「なぜ白人は色んなものを作るが、我々は何も独自なものを持たないのか」という問いは非常に根源的なものであるが実は答えづらいものだ。そんな質問に対して、著者は世界地図を紀元前何千何万年まで遡って、科学的に答えを探していく。本は分厚いが、細かく項目立てされ、それぞれの項で言いたいことが明快なので、読みやすい。下巻を買わないと。
★8 - コメント(1) - 2月3日

am
世界史を理解する土台づくりになる点で、ネットなどで勧められていることが多かったので、積読本から取り出してみました。 長編のため、読み進めることに骨が折れる場面もありましたが、毎日コツコツと読む気力は衰えさせないパワーも感じられる内容です。 下巻も楽しみ…
★9 - コメント(0) - 1月29日

佐藤優氏の著書の中で紹介されていたので読んでみた。話が壮大すぎるので簡潔に説明できないのが歯痒いが、乱暴に言えば、タイトルになっている「銃・病原菌・鉄」がいかに人類史に影響を与えてきたのかという説明がなされている。他には、農作物とその野生種との違いが表れる過程について書いてあったりした。下巻が楽しみでならない。読書人生万歳!
★11 - コメント(0) - 1月23日

現代世界の不均衡を生み出したものは何か、言い換えれば世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されたのか? その理由に、銃・鉄器、騎馬技術に基づいた軍事技術、風土・伝染病に対する免疫、航海技術、政治機構、文字などを挙げる。そしてその理由を歴史を踏まえながら解説していく。 文章そのものは、結論から述べられていないためか、大変くどく感じる。
★8 - コメント(0) - 1月3日

『バーナード嬢曰く』をきっかけに読んでみた。ヨーロッパの文化が世界を席巻する一方でその逆がおこらなかったのはなぜか。それを、「ヨーロッパ人は優秀だから」という人種的優越論を否定して説明していく。問の立て方が非常に面白い。 取り敢えず、この本を「おととい衝動買いして一気に読んだ」神林の読書スピードはすごい。・・・と思ったら、他の方の感想を見ると数日で読んでいる人が多くてびっくり。
★2 - コメント(0) - 1月2日

人類の歴史について、興味がそそるテーマで書かれている。 世界史の教科書は興味はそそらなかったが、この本は読みやすかった。 人の技術の進歩の差は環境によるところではないかという作者の想定であったが、納得できるものであった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月26日

人から借りっぱなしで本棚に置いてあった本。(返さないと) 途中で止まっていましたが、残りを読み始めたら一気に読んでしまった。 人類の歴史に関する見方が多岐にわたっており、非常に面白い。 歴史の教科書読むより、非常に物事を上手く説明していると思う。
★6 - コメント(0) - 2016年12月23日

世界の地域格差はなぜ生じたのかを色々な角度から解き明かす。なるほどそうなんだと純粋に納得させるロジックは流石で、白人の上から目線ではないところも好感が持てる。スペイン人など欧州人がもたらした伝染病によるアメリカ大陸などの原住民の大量死やインカ帝国征服の話はキリスト教徒による悪魔の仕業であるとしか思えませんでした。(そういう趣旨の本ではないけどね)流石ベストセラーって感じる好著。下巻に続く。
★17 - コメント(0) - 2016年12月20日

内容もさることながら、大局的なモノの見方は空恐ろしいものがあった。歴史・工学・生理など様々な分野を縦横無尽に駆け巡っている。とくに、作物や技術の伝播スピードが東西と南北で違う、というのは今後地図を見る目が変わるだろうな~とページに鱗を落としながら読んでいた。下巻も長いけど頑張って読む。
★9 - コメント(0) - 2016年12月2日

すごく面白く勉強になった。世界中の格差の究極的な原因をいろんな視点から追究しててすごいとしか言いようがない。
★6 - コメント(0) - 2016年11月25日

カハマルカの戦いで、わずか160名のスペイン勢が8万名のインカ勢を殲滅させることができたのはなぜか。この理由の追求が面白すぎます。300ページ超の上巻ですが一日で楽しく読めました。
★7 - コメント(0) - 2016年11月24日

本書には批判も多いようだが、読んだことがない人は一読してみることをお勧めする。世界史などでは一行で済まされてしまうような「常識」が、「本当は、どのような経緯で成り立ったのか?」ということを考えるいいきっかけになると思う。それにしても、文明の発達というのは、好条件が揃っているだけではまったく不十分で、それらを必要とする「必然性」が重要なのだなと気づかされた。下巻も期待。
★11 - コメント(0) - 2016年11月21日

世界はなぜ今のように在るのかという文明発展の歴史を環境的な観点から分析している。結局のところ人種の優劣ではなく、環境の差異が現在の世界を形成するに至ったという結論を導いている。その中で大きな鍵となったのがタイトルにあるような銃・病原菌・鉄であった。人類の歴史を環境や生物というアプローチで紐解いているのが非常に面白かった。
★12 - コメント(0) - 2016年11月10日

壮大で且つ綿密な人類史。アフリカで最初に生まれた人類の祖が、どのように地球全体に広まったか、また、その際に世界の各地域で不均衡を産みだした原因は何か?ある地域に農耕に適した野生種があって家畜化可能な大型哺乳類が存在すると食料生産性を高まり、それ故産業の専門性が高まって繁栄するが、人口密度が上がって争いが発生するため武器も発達する。一方、家畜を介して病原菌が蔓延するが、やがて免疫が出来てくると第三国には大きな脅威である。スペイン人による南米大陸征服の話が壮絶で哀しい、、、。
★6 - コメント(0) - 2016年10月30日

ふんふんなるほど確かにね、と納得しながら読んだ。翻訳だけど読みやすい。銃は目に見えるけど病原菌は見えないもんなあ。
★3 - コメント(0) - 2016年10月30日

世界史の補完本の1つとして.詳しい感想は下巻で.
★16 - コメント(0) - 2016年10月29日

人類の歴史を環境や農耕、家畜など、さまざまな視点から眺めていく。多くの観点を統合しながら著作として綴る著者の幅広さには感心する。大地の広がる方向が住民の運命に関わってくるなど、知的好奇心をくすぐる考察。でも、けっこう厚い。下巻へ行こう。
★40 - コメント(0) - 2016年10月29日

「なぜ、人類社会の歴史は、それぞれの大陸によって、かくも異なる経路をたどって発展したのか」という本質的な問いに好奇心をかきたてられ高揚感をもって、この本を読み始めた。しかし、最終的には、既知の内容が多く含まれていたこと、冗長な文章が多かったことから、その高揚感も薄まってしまった。下巻の購入は保留。以下はメモ。【・植物の栽培化は野生種の突然変異種を人為的に選択した結果。・農耕勃興の裏には起源作物の存在あり。・大陸が横に広がる=緯度の差が少ない=気候の差異が少ないユーラシア大陸では、農業の伝搬速度が速かった】
★5 - コメント(0) - 2016年10月27日

世界史をいわゆる教科書とは全く違う視点から考える一冊。病原菌最強。ただ、わかりきったことの説明が長く感じたり、繰り返しが多いように思ったので、文量を6〜7割にしてくれたらすごく読みやすいんだけど…。
★10 - コメント(0) - 2016年10月16日

いままで常識でしょ、と一顧だにしなかったことを解明してくれている知的エンタメ。評判にたがわずおもしろい。下巻にすすみます。
★5 - コメント(0) - 2016年10月1日

oz
難しそうと思って買うのに勇気がいったけれど、想像以上に分かりやすい。「なるほど~」の連発。とにかく下巻にとりかからなきゃ。
★2 - コメント(0) - 2016年9月22日

紀元前からの人類の動態を地理や気候、植物、動物、ウイルスなど色々な角度から構想している。前半部分で紹介してくれるマチュ・ピチュ遺跡で知るインカ帝国は、少人数のスペイン人によって滅ぼされた。原因に圧倒的な武器の差と文字を読み書きする能力の違いが挙げている。人類、家畜、作物はメソポタミアの肥沃三日月地帯を起源として西ユーラシア、南北アメリカへ移住・伝播していく。読めば何度もなるほどと頷くことばかり。子供の頃に好きで何度も観ていた映画「1492コロンブス」をまた観たくなった。
★18 - コメント(0) - 2016年9月22日

今の格差は環境の影響によるものだという考えが面白い いままでポリネシアのこととかニューギニアのことなど考えたこともなかったので、世界史に興味を持つきっかけにもなった
★7 - コメント(0) - 2016年9月17日

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎の 評価:58 感想・レビュー:699
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