追憶の雨の日々

追憶の雨の日々
157ページ
206登録

追憶の雨の日々はこんな本です

追憶の雨の日々を読んだ人はこんな本も読んでいます

慈雨
1940登録

追憶の雨の日々の感想・レビュー(147)

九月十一日、終日雨。それが彼女との再会だった。あるいは出会いと呼びなおした方が正確なのかもしれない。たぶんあの頃の僕には、そのように世界が絶えず動いていることと自分の時間が流れている現実が、実は同じ平面の上での出来事なのだという事実がまだうまくつかめてはいなかった。川村祐司、平野香織。ドビュッシー『月の光』『夢』、メンデルスゾーン第三楽章。
★16 - コメント(0) - 2016年6月1日

中学時代机を並べた少女はそれまでと同じ時間薄幸な人生を歩み、再び僕に巡りあった。小説ではあるが、現実にある要素が散りばめられ一層切なくさせる。「夢」の3か月を語るこの作品の読後「青い痛み」が残った。久し振りの浅倉作品、持ってかれました。
★1 - コメント(0) - 2015年11月7日

小説を楽しみながら読む上でなくてはならない想像力が一切湧いてこなかった。誰が何をどう考えているかに興味が湧かず、心が動かず、ページをめくる手ばかりが早い、文章を読むそれだけの行為だった。だからといってはっとさせられる一文さえ見つからなかった。
★1 - コメント(0) - 2015年11月6日

過去形で語られていたので、結末は何となく想像がついたが…。佳織は、ズルイ。ただの自己満足じゃん。と思ってしまった。また、佳織の料理の腕に何か秘密が?と思っていたのだが…ただの料理上手?
★5 - コメント(0) - 2015年9月12日

行政書士の主人公が中学時代に隣の席だったあの子に再会してー。 2人を結びつけたのは、もう一度会いたいという二人の気持ち。奇跡の再会を経て2人の関係は濃密なものになっていく。梅雨の気だるさが作品全体に漂っていて淀んだ感じが否めない。いつかは梅雨も明ける。でも、梅雨明け宣言をあえて聞かずに静かに雨を待つという生き方もありかも。
★2 - コメント(0) - 2015年9月7日

淡々とモノトーンで書けるって凄いなあ。「文学」としては凄腕だと思う。
★4 - コメント(0) - 2015年7月25日

切ない。私はハッピーエンドが好きなのでかなしくなりました。でも共感できる部分もありました。
★1 - コメント(0) - 2015年1月15日

悲しい気持ちになる小説でした。たまにはハッピーエンドじゃないのもいいかも。
★1 - コメント(0) - 2014年12月25日

女性の過去が分からぬまま終了。ガツンとした読み応えがある本が好きなので、好みではなかったし、共感も感情移入もなかった。
★1 - コメント(0) - 2014年8月29日

少し切ない本。中学時代の思い出をよみがえらせ、感傷に浸ることもできる。いつか夢が覚めることが来るのも同じ。
★1 - コメント(0) - 2014年1月31日

図書館で読んできました「追憶の雨の日々」雨になると思い出すのでしょうか、あの赤い傘を探してしまう、主人公に何故か切なさを感じてしまいました。内容を書き終えた後にタイトルをつけたようなそんな感じの一冊でした。
★35 - コメント(0) - 2013年12月27日

図書館本。浅倉作品2冊目。水色の装丁に、このタイトルが気に入り手に取った。回想から淡々と始まり、ごく普通のありふれた青年の恋を切なく描く。人生に消極的で、日々を無為に費やす様が擬似体験のようにリアルに感じられ、虚しくなった。ラストが容易に想像できるストーリー、でも、これもまた小説なんだなぁと思った。
★9 - コメント(0) - 2013年12月2日

汚れてしまった自分、自己卑下する自分、悲観的な自分、そんな暗い感情を彼には見せず、常に穏やかに微笑む。理想の女性ってこんな感じなのかなぁっと思った。彼女は幸せな未来が終わってしまうことに怯えてたし、彼の幸せを壊してしまうことを恐れて、身を引いたんだろうなと思った。
★2 - コメント(0) - 2013年9月9日

う~ん、賛否両論あるのだろうということは容易に想像できる。でも小生の評価はかなり高い一冊である。回想の形をとっているので最初からある程度は予想された結末だったけど、それでもどこかでどんでん返しを願っていたが... 結局佳織の抱えていた過去についても詳細不明でちょっと中途半端な感もあるが、この何とも切なく悲しい読後感が心に響く。読み進めるにつれて切ない気持ちが増していくのがこの作品の特徴。
★1 - コメント(0) - 2013年7月19日

浅倉さんの本4冊目です。最初は微妙かななんて思うのに、ラストにむかうにつれ引き込まれる作品を創る人だと思います。 雨が降るたびに思い出す。川村さんはきっと、結婚しても子供が生まれても、ずっと赤い傘とらわれ続けるのでしょう。
★2 - コメント(0) - 2013年5月28日

切ない。女性の謎は謎のままで、理由もよくわからないままいなくなってしまうなんて…。直前に「陽だまりの彼女」を読んだので、それとかぶってしまった部分も多々あった。
★20 - コメント(0) - 2013年4月28日

図書館で借りた
- コメント(0) - 2013年4月26日

あんな怪しげな同級生と切れてよかったね。過ぎ去った出来ごとは追わないで。想い出は想い出だから美しいのよ。過去は全部胸の奥に沈めて、若い奥さんとどうぞお幸せに。
★9 - コメント(3) - 2013年4月17日

どこかに留まったような文章が心の中にも積もっていくみたいな感じ。胸が苦しくなりますね。
★2 - コメント(0) - 2012年7月5日

あの時ちゃんと話を聞いていれば…こうしていれば…後悔はあとからやってくる。 何かを隠したままでは幸せにはなれないんだ。
★11 - コメント(0) - 2012年3月25日

赤い傘いつまでも忘れられないんでしょうね(涙)
★2 - コメント(0) - 2011年12月9日

最後こんな感じで終わっちゃうの?って思っちゃいました。
★1 - コメント(0) - 2011年11月12日

赤い傘を探してしまう主人公・・・切ないなぁ。タイトルと内容がぴったし。
★2 - コメント(0) - 2011年10月31日

主人公の男が過去の恋愛を思い出す。あの人を想う時はいつも濡れそぼる雨が降っている。雨・流れる・涙と連想されるように、始めから終わりが予想される。読んでいる時は起伏がなくやや疲れるような印象であった…。思ったのは、人が付き合っていく上で知らなくてもいい話はあるという事。自分の中に一生留めておくと誓った場合や然り、言われた方は知ったなりにそれなりの責任や気遣いが伴う。大切な人だからこそ自分が迷惑をかける事なく、幸せになって欲しかったのだと思う。「どうか幸せに。でも本当は私が幸せにしたかった。」
★3 - コメント(0) - 2011年8月19日

図書館の季節ものコーナーにあった作品。まさに梅雨時ですからね。明るくはないと思ったけど、ほんとに。。疑似恋愛的なところが、いたいです。彼女の事情もあったんだろうけど、彼は振り回されちゃってかわいそう。どちらにも感情移入できなかったけど、逆に好奇心を持てたかも。意外と一気読みでした。
★2 - コメント(0) - 2011年6月16日

(母の本・届)途中から飛ばし読み。20代後半男性と娼婦として働く同級生の女性が再会して恋愛するお話し。たんたんと物語が進んでいく。面白くもなく、感動もなかった。
★2 - コメント(0) - 2011年6月4日

んー、ありきたり?なんでしょう、男の理想だよね?女からすれば、なんだかなぁと思うけど、正直
★2 - コメント(0) - 2011年4月2日

飛行機の中で読了。モノトーンの色彩のストーリーのなかで、佳織の赤い傘が印象的。到着地の空港も雨だった。
★2 - コメント(0) - 2010年11月3日

☆3.5 浅倉さんの書く文章が好きでみんな読んでます。この本も読みやすいし、切ないし・・・ただ、自分が余裕ある時なら良かったんですが、自分が落ちてる時だと痛いです(苦笑)やはり少しでも明るくなれる話が読みたいですね。話自体は予想通りに淡々と続いていきます。結論も予想出来てしまう・・・でも出来るなら明るい終わり方を期待しちゃいますね。
★2 - コメント(0) - 2010年9月26日

草食系男子のような祐司の前にある日やってきた佳織。お互いにほのかに恋心を中学時代抱いていた2人。佳織にいろいろ複雑な事情がありそうだったけれど、あえて触れずに生活を始めた二人。ずっと続くかと思った幸せがある日突然断ち切られる。そんな切なさ。優しい文章の中に祐司の深い悲しみを感じた。
★2 - コメント(0) - 2010年9月22日

主人公に魅力が無さ過ぎて 心に何も残らなかった。でも 実際 これが現実。そんなに魅力のある人間なんていない。 内容(「BOOK」データベースより) 不器用にしか愛せなかった、あの頃。そこにはただしっとりと冷たい雨が降り注いでいる。一面に沈んだ色彩の中に、僕は今もあの赤い傘を探している。幻の小品。
★2 - コメント(0) - 2010年8月23日

emi
知らないままでいいことってあるよ。そのまんま続いていけばいいのに、と思いながら読んでました。
★1 - コメント(0) - 2010年7月30日

☆7 突然飛び込んできた,触れたら消えてしまいそうな幸せがしみじみと伝わってきた。悲劇のような構成で,展開もありがちだけれども,浅倉さんの文章にやられた。会話文と地の文のバランスや,比喩の使い方が好みのものだった。最初から猶予された時間だったけど,何かできたかもしれないと思うとやり切れない。この思いは,雨のようには洗い流れず,雨のように忘れた頃に頬を濡らすだろう。
★8 - コメント(0) - 2010年6月19日

すぐに結末がわかってしまい、わかっていたのにハッピーエンドを少し願ってしまったが、儚い。(・・・「追憶」「雨」でハッピーエンドになるわけないんですが)
★3 - コメント(0) - 2010年5月22日

雨が降るたびに、主人公は追憶にふけるのかなーと思うとちょっと切なくなる。ときどき、一つの場面を描いた最後に「現在」の主人公の言葉がぽつりと一言あったりする。初読では伏線として機能していた感じだが、パラパラ読みかえすとその一言がぐっと胸にくる。
★2 - コメント(0) - 2010年5月21日

儚くも切ない佳織とのともに過ごした幸せな生活。彼女の死を確認しないことで彼女を待つ希望をつなぐとの節でそういうのもありかなぁ!とある意味共感。。。読んでから数日経っても切なさに胸が痛む
★2 - コメント(0) - 2010年5月9日

しっとりとした気分になる話。
- コメント(0) - 2010年4月9日

ただ毎日を何の目的もなく過ごしていたあの頃。しかしひょんな事からクラスメイトだった彼女と再会したことで変化がおとずれ・・。彼女と過ごした何気ない日常が切ないです。切ない話でしたが読了感は決して悪くないです。それはひとえに主人公が過去に囚われたままではなく、きちんと前に進もうとしたのが大きいのかもしれません。読了後はクラッシックが無性に聞きたくなりました。まず手始めにメンデルスゾーンのCDをかけて掃除してみたいです(笑)★★★★
★18 - コメント(0) - 2010年3月31日

追憶の雨の日々の 評価:82 感想・レビュー:52
ログイン新規登録(無料)