イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)
あらすじ・内容
シリーズ累計780万部突破!

迷コンビ 田口・白鳥が
厚生労働省で大バトル!
息詰まる激論
幻の短編をプラスした全面改稿版

医療事故調査委員会に出席するため、日本の権力の中心地、霞ヶ関に降り立った田口公平。だがそこで彼が目にしたのは、官僚第一主義の厚労省、しきりに体面ばかり気にする法律家、そしてエーアイ導入を頑なに拒む法医学者の思惑が絡んだ会議だった。しかし、医療界に革命を起こそうと暗躍する男の登場で、議論は一気に加熱する。
田口・白鳥シリーズの、新たなる展開に注目!大人気メディカル・エンターテインメント第4弾!

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イノセント・ゲリラの祝祭 (下)はこんな本です

イノセント・ゲリラの祝祭 (下)の感想・レビュー(3740)

彦根氏の登場で、医療行政の問題が次々と明らかにされていく。メタボ検査ってそういう意味だったのね。伏線も数多く散りばめられ、次にどれ読もうかと迷ってます。田口や白鳥らの活躍を楽しみにして。
★48 - コメント(0) - 1月28日

議論がメインで今までのような医療ミステリー作風ではない。でもきっと海堂さんが田口、白鳥らを通して国に訴えたいこと、医療に携わる者も受ける側も今一度考えてほしい議題であるという意図が伝わる。なぜ医療事故が起こるのか、司法解剖の見直し、遺体画像を残すエーアイの導入…まだまだ解決できない課題は多い。医療と司法の間には深い溝がある。平行線が交わるのはなかなか難しい。それを提議した彦根のイノセントゲリラの咆哮に圧巻。「国家は滅びても医療は必ず残る」。当たり前のこの言葉を心に留め、桜宮シリーズを読み進めていきたい。
★89 - コメント(0) - 1月3日

今までと趣き、対象が変わった感じでした。どこまで突き進めるのかなあ!
★1 - コメント(0) - 1月2日

医療業界に活力を与えることを考えていますが、生きるためだけでなく、前後も気にしないとバランスが崩れてしまう
★1 - コメント(0) - 2016年12月24日

論理と言う暴風雨に見舞われ、完全に陸の孤島に置いてかれた気分になった。現実はこういうものですよね・・・。色々な立場の人間が居て、その立場としての利益を守ろうとするが、他の立場との調整が上手く行かないと破綻する様がよく分かった。見逃してはいけないことだが、何かを得る為には正義や勇気だけではなく、論理武装や根回しをして立ち向かう必要があり、それでも無傷で終われないことが挑戦を阻むのだと思った。
★9 - コメント(0) - 2016年12月2日

再読。うーん、上巻よりは動きあるものの、あくまで厚労省での会議が舞台で静か…これまでとこれから、桜宮サーガの橋渡し作品なので、これだけでは成立たないと思う。何より作家の現状の医療への矛盾とAiへの情熱を語る場になってるのは否めない。それでも後半の彦根による、お偉方を軒並みバッタバッタ論破して踏み倒していく様は爽快♪一度、締め出された白鳥も、姿見せずして、きちんとよい仕事してるし!期待したシオンの活躍は完全に次作と勘違いの記憶(笑)さて次は気になる北の案件へ。
★90 - コメント(0) - 2016年11月28日

11月15日の朝刊 「勾留医師死亡 県警に告発へ 取り調べで暴行」の記事。最初の司法解剖では急性心筋梗塞とされたが、遺族に意見を求められた別の法医学者が鑑定書を調べた結果、警察官の暴行により多臓器不全を引き起こしたと判断、告発状を提出、とある。この本を読んだ後なので非常に蟠る。事件性のあるものが隠蔽されたり、情報量や知識の乏しい一般市民が不利益を被るのは大問題。
★9 - コメント(4) - 2016年11月15日

むちゃくちゃ面白かった!官僚と田口白鳥との闘い!彦根の理想!現実の会議に出席したような臨場感!あとがきには、この小説が現実に影響を与えたという国会議員の弁!このシリーズでは、ジェネラルルージュについで好きな作品でした!
★15 - コメント(0) - 2016年10月9日

医療と司法の問題。なかなか難しいお題なので読んでて疲れた。頭がついていかなくて読むペースも上がんない…。でもきっと桜宮サーガを理解する上では重要なんでしょうね。彦根の語る夢物語が現実になる日はいつか来るのだろうか。日本国民として期待したい。
★17 - コメント(0) - 2016年10月7日

官僚はやはり利権があってこそなんでしょうね。 医療の分野だけでなくあらゆる省庁がこんな感じで、いつまでも変わらないのはなんとかならないものだろうか。
★7 - コメント(0) - 2016年9月28日

医療事故調査委員会に出席する田口たち。そこで議論されているのは患者のためのものではなかった。作品だけ見ると少々物足りなさを感じるが全体の流れの中では重要なエピソードか。
★55 - コメント(0) - 2016年9月27日

この作品を読まなければ、きっと医療と司法の関係など考えることもなかっただろう。医療と司法の独立。果たして可能なのか。物語だとは知りつつ、思わず真剣に考えてしまった。同時に、自分の知識のなさにも落ち込み、情けなくなった。彦根の論理についていくのがやっと。ただ、「医療とは人々の願いであり、社会に咲いた大輪の花なんです。医療という花に、欲にまみれた愚鈍な手で触るな」この台詞は痺れた。スカラムーシュ彦根、素敵ですね。
★9 - コメント(0) - 2016年9月21日

医療と司法の関係に切り込む作品。ハラハラドキドキのドラマチックな話ではなく、議論中心の場面が多い。このシリーズはディベート面で参考になることが多い。
★19 - コメント(0) - 2016年9月17日

上巻と変わらず、舞台は会議室。Ai導入派の病理学者、Ai否定派解剖至上主義の法医学者、医療に刑法を導入したい法学者、そんな面々をマリオネットにして省益優先に持っていきたい官僚。そんな思惑渦巻く中で翻弄されまいと頑張る田口先生。クライマックスでは畳み掛けるようなゲリラによる論客たちへの論破や演説が見ものです。果たしてAiの行方はどうなるのか?
★12 - コメント(0) - 2016年9月16日

★ ★ ★
- コメント(0) - 2016年8月24日

興味深い内容だった。解説も読んで「へええ」となった。フィクションと書いてあるけど、ほとんどノンフィクションだよって。医療と司法の関係とか考えたことなかったし、知らなかった。実際に『モデル事業』とか『検討会』とか、そういう動きってあったんだってびっくり。表には出てこないから知らなかったけど、そういうことやってんだぁって感心。ただのバカになった気分。知らなさ加減を痛感。現状はどうなってるのかな。★★★★☆
★11 - コメント(0) - 2016年8月22日

再読。なるほど、彦根新吾、ステキなスカラムーシュ。
★2 - コメント(0) - 2016年8月21日

医療に司法に、そこに切り込んだ本作。恐るべし海堂作品、これはフィクションでも根深い所に日の目を当てたように感じる。と、思いきやのあとがき、ノンフィクションに近く実際に議員を動かしたとも書かれている。何と言ってもイノセントゲリラの咆哮、その演説に飲まれた。主人公軸で見てしまうので、偏った見方になるかもしれないが魅せられた。彼らはどこへ行くのだろう。しかし、自分を守ろうとする保守さもまた分からないでもない。医療調・創設検討メンバーの当て方、そしてそこに小倉さんが入っていることで遠からずな話に思えた。
★77 - コメント(0) - 2016年8月14日

まだまだこれから!!!という感じですね。舞台は整った!!!って感じですね。上巻で溺れかけた私ですが、下巻はもはや溺死寸前。救命ボートに浮き輪で引っ張られてどうにか。途中から誰が誰やらわからなくなりましたが、がんばって読みきりました。深読みしすぎかと思っていたけれど、これは物語の形を借りた作者の主張なのではという予感はもはや確信へ。こんだけボロカスに言われたら、世の中のまともな官僚がかわいそうと思いかけて、いや、これもまた作者の思う壺かもと慌てる。頭がよいというのも大変なんだろうなと安全な感想に無事着地。
★11 - コメント(0) - 2016年8月10日

初海堂作品。解剖率の低さと、そこに対する対策、そして官僚のロジック。ストーリーというか、彦根の戦略が、ついていけてないだけなのか、飛躍があって腹落ちしきらない。もう少し、前作を読んだら楽しめたのかな?
★3 - コメント(0) - 2016年7月6日

ちょっと内容が私には難しかったかな(もしくは興味が薄かったか)論理と論理のガチンコバトルという感じで動きがないように受けた。だから疾風感に欠ける。ううん、ネタはたぶん時事も含んで面白いものなんだろうけど……ううん……。
★4 - コメント(0) - 2016年6月4日

会議ばっかりで、事件が無かったから少し退屈だったけど面白かった。
★23 - コメント(0) - 2016年6月4日

まとめるとエーアイ(死亡時画像診断)の制度を定着させるために制度の既得利益を守ろうとする厚生労働省の官僚、法医学者、解剖・病理医学者とエーアイ推進派が論争を繰り広げる話。印象としては委員会での賛成派・反対派の議論を文章で追いかけていくという形なので白鳥・田口が大活躍するという面ではいささか物足りない。でも賛成派の彦根が、厚生労働省の官僚・法医学者の反対派を主張でねじ伏せていく部分は読んでいて痛快だなと思った。今後どう進んでいくのだろうか。続きも読んでいきたいと思う。
★10 - コメント(3) - 2016年5月19日

310
『バチスタ』シリーズ4作目。今回の作品は、ミステリーではなく、作者の論説と言った印象。第1作が「このミス」大賞を受賞してから、2作目, 3作目とミステリーだけでは終わらない作品を産み出してきた作者、今回のテーマは死亡時診断(特に解剖)。日本の異常死における解剖率が2%に留まるというのは、衝撃的であった。 論説だと言っても、相変わらずの白鳥に加えて、厚生省の八神、病理医の彦根なと魅力的なキャラクターは健在であった。
★7 - コメント(0) - 2016年4月29日

よくぞこれほどにいくつものお話を絡めて世界観を構築できるものだなと、改めて驚きます。世界は同時進行にいくつもの出来事が起こっていて、田口や彦根がこうして戦っている間にも極北で踏ん張る速水がいるのかと思えばなんだか感慨深い。加納と玉村が序盤しか出てこなかったのが寂しい。
★9 - コメント(0) - 2016年4月23日

病院内の事ではなくて、医学界の現状と未来がどうなっていくのか…お偉方の利権もお言葉も有りそうやなー、と小説の筈なのに考えてしまった。私達が医療を受ける張本人なのに、現実はどうなっているのか何にも知らないけどそれはダメだな、と。解説を読んだら現実を土台にしていることもあるそうで。田口先生よく頑張りました!藤原さんがほぼ出てこなかったのがさみしい(笑)。
★13 - コメント(0) - 2016年4月12日

テーマがテーマなだけに、難解な内容であったが、面白く読了。読後感も爽快。社会派だが、松本清張、または伊丹十三と違い、ブラックでもシリアスでもなく、あくまでライトなところがいい。
★5 - コメント(0) - 2016年4月9日

分かり辛い医療と法律を誰が読んでも解りやすく説明されているので、苦労なく読めました。前作を読んでいなかったので「誰だ?」と思うよ事はありましたが、最後は気にならず読む手を止められませんでした。ただ、このシリーズ全体に言えるけど、上下巻に分ける必要あったかな?
★8 - コメント(0) - 2016年3月30日

★★★ 結局のところ全然ミステリーではなく、会議だらけの話でした。 色々な駆け引きとか論破の仕方が面白い。 次はアリアドネかな。
★4 - コメント(0) - 2016年2月26日

星4。やっぱり面白い!でも話は終わっていない。まだまだ続きそうだ。AIは、異常死死因究明は、解剖は、何処へ向かっていくんだ?ああ続きが読みたい!
★6 - コメント(0) - 2016年2月11日

巻末に国会議員が死因究明制度委員会を立ち上げたことが書いてある。この本を官僚はどう読むのだろうか。取り替えのきく部品になれ、とは極論だけれども守るものは何だろう。
★6 - コメント(0) - 2016年1月18日

消化不良…。 下巻での巻き返しに期待していたが、最後の彦根の独壇場はもう少し違う展開を期待していただけに残念。言いたいことは分かるし、正論なんだとも思うけど、面白いかどうかはまた別な話なわけで…。 著者が抱く医療に対する思いをぶちまけた感はあるけど、それを作品として面白いと思うかどうかは読み手なわけで…。 病院での田口・白鳥ペアの話が読みたいなぁ~。
★8 - コメント(0) - 2016年1月15日

事件は会議室で起きてるんじゃない!と懐かしいセリフがこだまするような、会議で始まり会議で終わる小説。序盤から白鳥田口コンビが拝めたのは嬉しかったが、後半のヒコネさんの独壇場は少々くどかった…関係者が個々の利権を守らんとするがために、肝心の問題解決が一向に捗らない様はとてもリアル。この作品単体で楽しむというよりは、シリーズの一部として、著者が社会に訴えかけたいことをヒコネさんの口を借りて語りきった、そんな一冊。でもやっぱり、病院での話が読みたいなぁ…
★6 - コメント(0) - 2016年1月6日

読了‼︎
★5 - コメント(0) - 2015年12月11日

正直病院での展開がほぼなく、会議室でのエーアイ導入側vs解剖至高側の論争と駆け引きの終止で終わってしまいちょっと物足りない。それはもっと田口先生が白鳥に振り回されて欲しい欲望と何かしら事件が起きないのかなという勝手な願望が空回りしたからですけど‥大体文庫本2冊に分ける量じゃないよねー、1冊にしていいよこれ。しかし会議ってあんな過激なやり取り本当にするんでしょうかね(笑)
★6 - コメント(0) - 2015年12月9日

【プチ辛口御免】つまらなくはないです。元・外科医、病理医の経歴を持つ筆者にしか書けない、貴重な1冊であることも分かります。にもかかわらず、小説として愉しくない。筆者は田口に『会議なんて、しょせん安全地帯の内側でのひらひらだ』と語らせています。その伝でいけば、本書もまた「ひらひらの質疑応答録」を、「エーアイの認知拡大書」を、超えるモノになっていない…と書くのは傲慢に過ぎるでしょうか。せっかくの主義主張が、物語におちていない。続編『アリアドネ』に進むか否か、微妙に悩む読了感です。
★54 - コメント(12) - 2015年12月5日

小説なのだが、ほとんどが会議シーンやそのための根回しシーンなので、なんだか自分が仕事をしている時のような感覚に陥ってしまい、なかなか読むのが進まなかった。本の中でまで議事録を読まされているようでつらいわー。根回しも仕事では大切なことで普段から自分でやっていることなのだけれど本で読むのはつらいわー。というわけで、検死やAiの必要性はわかったけれど、気分が重くなってしまった1冊だった。やはり小説にはもう少しエンターテイメント性がほしい。次に期待。
★56 - コメント(0) - 2015年12月5日

上巻で張り巡らせた伏線を全く回収しない荒技。デジタルハウンドドッグ、サイレントマッドドッグ、ミラージュシオン、ごちゃごちゃ書いたのに全部いらんかったやん。しかも主人公二人組もあまり活躍せず。ぽっと出のスカラムージュの独演で終了。増やすだけ増やした登場人物も背景のような薄さ。ストーリー性という点で見れば酷い作品。これならいっそ現代医療に関する評論として手堅い文章を書いて、新書で出版した方が良かったのでは?その方が数倍面白く読めたはず。真面目な議論と持って回った臭いセリフがとにかく噛み合わなくて気持ち悪い。
★13 - コメント(0) - 2015年12月2日

チームバチスタシリーズ第4弾後編。このシリーズは医療ミステリーなのだと思って今まで読んできたが、そうではなかったことを思い知らされた。おそらく今までの作品の根底に流れ続けてきた医療再編への熱き思いが、ついにこの巻で爆発した。自分はそう感じた。検討会での彦根の痛切な叫びは、海堂さんの心の声なのかもしれない。それにしても、ロジックだけでここまでの世界を構築できるとは驚き。楽しかった。現実では殴り合いになるんじゃないかと思う。
★6 - コメント(0) - 2015年11月12日

★★★★☆
- コメント(0) - 2015年10月28日

イノセント・ゲリラの祝祭 (下)の 評価:56 感想・レビュー:763
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