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臨床真理 (下) (宝島社文庫 C ゆ 1-2)

感想・レビュー
547

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みどり
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ネタバレ主人公にイライラすることが多かった。 どんな背景があっても、勝手に倉庫に入ったり捜査みたいなことしない。犯されそうになっても凹まないのも理解できない。
0255文字
カイジ
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上巻からだいたい結末が想像できて、そして外さないぐらいドッキリしない
0255文字
大阪魂
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ネタバレ一気に下巻も読んでしもた!やっぱ自分の立場を利用して障がい者をくいものにするってほんまひどすぎる展開…闇すぎて読み続けるん嫌になってまうねんけど次の展開気になりすぎて結果的に一気読みしてしもた!臨床心理士の美帆、「共感覚」の司の暴走性格、2人に協力する警察官・栗原の冷淡性格は相変わらずやったけど事件解決に向けてそれがうまいこと回り出してくのは読んでて爽快感あってんけどねー、でもやっぱ彩の残したUSBの中身とか、黒幕との対決んときの闇の深さは重かったわあ…にしてもこれがデビュー作、柚月さんほんますごい!
0255文字
たかひろ
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上巻読了の勢いでサクッと下巻も読了。上巻読了時に感じた、主人公・美帆の公私混同かつ他人を巻き込む強引さに対する違和感は多少は緩和され、また途中である程度黒幕は予想できたが、それでも終始無理のないきちんとした文章で展開して、ラストも思っていたより気分が悪くなる着地ではなかった。でも作品の何箇所かで、送り仮名レベルの誤植があり少し気になった。作品自体ではなく編集側の問題なので、以降の版で修正されていれば良いのかなとは思った。
0255文字
ntscp2020
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臨床心理士が不可解な精神障害者にまつわる事件を探っていくミステリ。声に色が付いて見える「共感覚」の描写が良い。さほど多く読んでいるわけではないが、「このミステリーがすごい!」大賞っぽい作品だなと感じた。
0255文字
eo775
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臨床心理士の美帆と患者の司の苦闘の続き。警察官の元同級生、栗原の協力を得ながら、司の彩の死の真相に迫る。司が少しずつマトモにコミュニケーションできるようになってきて、力になり始めます。途中、進捗の割に残ページ数が多いことから、薄々先が予想できますが、ホントに最悪の展開になっていきます。果たして彩の死は自殺か他殺か、美帆と司は事実に辿り着けるのか。読み応えがあり面白かったですが、内容としては全般を通してしんどかったというのが本音です。
0255文字
mamaron
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上巻を読んだ時しんどい内容だなと思った。事件の概要が明らかになりやっぱりしんどい内容だった。ストーリー自体は面白いんだろうけど、重すぎる。
0255文字
鈴木 千春
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これは悪書です。 睡眠時間も家事もおろそかにして一気に読んでしまいました。 「臨床心理士の美帆が担当カウンセリングした司は福祉施設で暮していた少女は自殺ではないと訴える。」 司の「共感覚」が出てくるが本筋には影響しないストーリー展開は素晴しい! デビュー作で「このミステリーがすごい!」大賞受賞は文句なし。 もう1冊、氏の返却本があるけど、続けて読む事はやめよう。 しっかり睡眠とって、山積み家事も片付けてからにしないと👅
0255文字
青乃108号
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またやった、タイトルの読み違い。ずっと「臨床心理」だと思っていて、臨床心理士のカウンセリング場面って殆んど無いじゃん。嘘じゃん。いいえ、ちゃんと大きく「臨床真理」と書かれてました。このタイトルなら本筋に合う。上巻で抱いた嫌な予感は下巻に入ってことごとく当たってしまい、さらにその上、黒幕とも言うべき人物が。まさかのあの人物があんな事をしていたなんて。許せん。お前ら皆、許せん。知的障害者に対する虐待は絶対、許してはいけない。とは言え現場では虐待すれすれ、なんて事もまま起きるのが障害者福祉の世界なんだけれど。
0255文字
キャサ
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ネタバレ福祉施設にいる彩、自殺ではなかった。施設長、精神科医、施設のいびきな構造で、彩は殺された。臨床心理士、美帆、彩と親しかった司が、事件を紐解く。迫力もあって面白い作品でした。
0255文字
しゅうほう
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彩のデータを開いて出てきたひらがなの羅列を物語そっちのけで解読に勤しんだ私は、、、クイズマニアです。
0255文字
yukiko.k
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ネタバレタイトルはコレじゃなくてもと思ってしまった。 『臨床心理士』ならまだ納得いくかな…。 精神科医にさえ抑えきれない衝動か。 まぁ最悪だな。
0255文字
マサ
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罪を犯す者にあるはずの止むにやまれぬ何かを読み取ろうとするのだが高城のそれは納得できるものではない。ただ、閉鎖的で不透明な環境の中で権威の突出した状況がつくりだす恐ろしさは十分に伝わってきた。心と脳の領域には解明されていない部分が大きいのだなあ。患者と医療関係者の距離感(?)は現実的ではないがドラマの成立には必要なのかと。
0255文字
✡つばさ✡
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正直私自身、臨床心理士さんにお世話になっているので、時折表現が特にダイレクトに伝わってきて、患者さんの抱く苦しみを共に味わった気分になりました。 惹き込まれる感じが強くて、辛いのに読み進めちゃいました。 真相については「腐れ外道め!」という感想しか浮かびません。 何と残酷で辛い真相なのでしょう。 それでもその真相の先で主人公と一人の少年の大幅な成長が感じ取れ、またいつか再会してほしいと願う心地よいラストでした。
0255文字
うさぎ
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主人公迂闊すぎないか?デビュー作だからか今の柚木さんにはあまり見られない突っ込みどころはあったけど一気に読ませる筆力だった。
0255文字
NGtrtR
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ミステリーというよりサスペンス寄りなのかなー。社会的なテーマを入れてから書き上げようという気持ちが強く感じられた。
0255文字
しろくま
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お決まりのパターンといえばそうなのだろうし、演出が過ぎるというか、強引にミスリードさせようとしている感を受けてしまい興醒めした部分もあるのだけれど、物語を描き切る力強さみたいなものを感じた。本作とは話が逸れるが、障害者の就労も含めた支援は、健常者から見た平等という価値観に当てはめようとするから無理が生じるように思う。健常者と同じ、或いは近いことよりも、個人が適性を活かしてい輝ける、生き甲斐を感じられる環境を作ることが大切だと思う。多様であるが故、難しいのだとも思うけれど。
10$の恋

しろくまさんのレビューに共感したから、コメントしたんやで👏☺️私は、ある理由が重なり手話を覚え、気づけばボランティアで手話講師をするまでになってた。「まずは一歩近付く」ことが大切かもね!

01/10 19:48
しろくま

手話できるんですか!しかも、講師をされる程なんてすごいです☺️私も、関心はありつつもチャレンジしてないので、行動されて身につけられた恋さんはすごいです☺️恋さんの、周りに良い刺激を与える力って素晴らしいですね😊

01/10 21:15
4件のコメントを全て見る
0255文字
ろこぽん
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社会の闇を全部見たような。読み応え十分!障害者施設の職員のいじめ問題ニュースを信じられない!という思いでみたけど、あるのかも?と思ってしまう。栗原が一番いい仕事してるんじゃない?
0255文字
たく
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ネタバレ 声に色が見える、という設定を聞いたときに「超能力系かな?」と思ったけど、読んでからサスペンス性の高さに満足できた。超能力とか特殊設定のミステリも好きだけど直近でミミズ人間とかが出てくる多重特殊設定ものを読んだので、連続にならなくて良かった。
0255文字
Tbshin
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ワクチン副反応で発熱中に読んだので、なおさら過激さが強まってしまった。確かにすごい作家ですな。すぐにでもドラマや映画になりそうな作品。
0255文字
akaichihiro
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下巻は一気に読みました。犯人はもしかして、って人。障害者雇用や障害者福祉にタッチした作品です。美帆はこの先普通に働けるんでしょうか。ひどい目にあいすぎ。私ならトラウマやわ。
0255文字
けんこう
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◎◎
0255文字
flounder2
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ネタバレ司の治療のため、同級生の警察官:栗原の協力で福祉施設を調べる美帆。所長:安藤と障害者受入企業との怪しい関係が浮かび上がる。 これは上下巻にせず1冊でよかった気がする。必要以上に美帆にきつく当たる看護士:内田をもう少し書いてほしかった。話は先が読めてしまったが、面白く読めた。 2022-105
0255文字
れい
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臨床心理士の救いたい、という気持ちが全ての始まりなんだなと改めて思う。何冊か作者の本を読んでからデビュー作を読んだけど、正にミステリー。やめられなくなります
0255文字
bar本(バーボン)
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社会的弱者の暮らす施設のおぞましい話でした。警察などの助けに自ら訴えることの出来ない人間に卑劣な行為を自分の欲望のためだけに行うというのは読んでいて辛かったです。美帆がラストあんな目にあったのは違法なことまでして手に入れた手掛かりを他の人に見せたからだと思いますね。学校、病院、老人ホーム、会社など閉鎖空間というのは時には怖いです。心にダメージが及ぶ話でした。
0255文字
ニックス
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柚月裕子のデビュー作。上下巻とも先が見える展開だったが、緊迫する場面もあり、すぐに読めた。慈雨は良かったし、今とても人気のある作家さんなので、他の本も読んでみたい。星3.5
0255文字
ちゃんかん
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ネタバレベテランとか素人とか、そんなことは関係ない。この仕事は人対人だ。 うーん、ヒロインが過酷な状況にさらされるのが読んでいてグググとひきつけられた。
0255文字
きのぴ
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序盤で事件は解決、と思わせてからの展開が面白かった。知的障害者をとりまく環境で本当にこんなことが起こっていたとしたらおぞましすぎる。施設での職員のいじめなどは何度かニュースで見たことがあるからない話ではないのかもしれない。声に色を感じる共感覚という信じられないような設定にも、リアリティを感じる説得力のある話だった。面白かった。
0255文字
あおでっていう
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上下巻通しての感想。障害者福祉施設で起きた自殺事件の真相を、臨床心理士と共感覚を持つ患者が解き明かしていく物語。扱う問題が重く悲しく、あまりページ数は多くない中で読みごたえがあります。事件自体も、上巻の時点で見えてくる概要からもうひと展開あり、予想を裏切られました。また解説にもあったのですが、各登場人物の動きに説得力があります。多少異常な行動も、その人の背景、考えを思えばどれも自然に受け入れられました。生々しいシーンをしっかり書いているのには衝撃を受けましたが、それだけ作中の問題が現実的に感じられます。
0255文字
吾唯足知
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★★
0255文字
Hitoshi
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ネタバレ障碍者福祉施設園長の安藤と、障害者就労支援センター人材派遣部長の西沢との不自然な関係。その関係を暴こうとしている矢先に、園長の安藤の死亡で、事件は急展開する。臨床心理士美穂の身に迫る危機。同級生の警官栗原に捜査を依頼する。失語症の彩の日記のファイルのパスワードを見破り、その日記の中から、犯人の名前を知ることになる。実は犯人は自分の身近に存在した。犯人に略奪される。
0255文字
おひさまリボン
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どんな思いで筆を走らせたのだろう。。。社会の闇は深くて辛い。
0255文字
148cm
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ありがちな展開かと思いきや、中盤からグイッと舵が切られ、予想だにしない方向へ。 引き込まれて一気に読んだ。 誤植が散見されたのが少々残念。
0255文字
バリバリブーン
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導入から中盤までの展開は先が読めなくてすごい引き込まれものを感じた。先が読めてからの展開はやや慌ただしい印象。先が読めたと思わせておいての一捻り、または理不尽な展開があるとすごいのに。ちょっと贅沢だけど。
0255文字
yoshi h
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b
0255文字
ブラックジャケット
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臨床心理士の美帆には、警察官になった栗原という高校生の同級生がいて、謎の解明に協力を依頼する。綾の遺品からピルとUSBメモリを入手する。気の遠くなる推理から暗証番号を突き止め、綾のメモを眼にするが、彼女も知的障害。ひらがなの暗号文のよう。そこは臨床心理士、巧みに解析して、福祉施設全体のスキャンダルを暴く。推理ものとすると、難しい仕掛けはなく、敵役も通俗的な印象。しかしネタバレしつつ怒濤の寄りで後半を制する力は見事。荒削りな部分も考慮しながら、サービス精神旺盛な描写を楽しむ。後の活躍を予感させる処女作だ。
0255文字
minu tanu
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やはりラストのインパクトが強すぎ!でも合理的な脱出方法でもあるのか?
0255文字
俊一
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いやぁ、なかなかの衝撃作でした。やりきれない雰囲気の中、司の様子が変わっていくところに救われました。それにしても、闇に葬られていく事実は、数多くあるように思います。最後の最後に、希望が見えたことが救いかな。柚月裕子さんは、やはり凄い作家さんだ。
0255文字
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臨床真理 (下) (宝島社文庫 C ゆ 1-2)評価71感想・レビュー547