下流中年 (SB新書)

下流中年の感想・レビュー(107)

当事者ど真ん中なので刺さり過ぎて「もう死ぬしかない……」みたいな気持ちになった
★11 - コメント(2) - 3月8日

ここ10年は高齢者の貧困率は低下しヤバいのは下流中年だという。ここで言われている下流中年とは、1970年代産まれの団塊ジュニアで超就職氷河期に社会に出ることになり、やむなく非正規という雇用形態を選ばざるを得ず、そのまま正規雇用されず40代に突入を予想される人たちです。自分と同じ世代ということで明日は我が身と興味深く読みました。赤木氏が論じている企業=神や、失った人が補償され元から持てない人には何もない、という鋭い考察がありました。ただ原因論と現状説明だけで提示されている改善策は厳しい現実の前には弱すぎる。
★33 - コメント(0) - 2月6日

萱野氏の本はこれまでにも何冊か読んでいたのが、共著の赤木氏の内容はいただけなかった。彼は現在豊かな者の努力を否定している。豊かな者の子は豊かな道を歩めるという論調だが、豊かな者の努力を否定している。彼らも努力の上に財産を築いている。三代前から豊かであるのは、三代が努力をしたからという風に考えられないようだ。彼がそこに思いもつけないのは仕方がないとしても、そのような論調では、努力をしている豊かな者は共感しない。彼らの共感がなければ、社会は変わらない。社会を変えられないのであればただの遠吠えに過ぎない。
★1 - コメント(0) - 1月17日

今、日本では自分を中流と考える多くの人まで含めて実際には貧困の崖っぷちに立たされているわけで、危機感をあおるにはいい作品。特に12人の実例部分は。 でもこういう作品を読む人って、結局はもとから貧困問題に興味のある人なわけで、考えなければならない人ほど目をそむけているのが実情かも。 赤木氏の、震災後の支援に関し、あるものを失った人への支援は篤く、元々持っていなかった人へは何もなかったという描写には愕然とさせられた。 読んだのは初版だが、誤植発見。人の名前なので慎重にチェックしてほしい。
★4 - コメント(0) - 2016年12月18日

pom
赤木氏初めて読み。企業は神であるなんてぶっ飛んだ比喩を使っているが、意外に納得させられた。持っていた人が失ったことに対して同情し補償するが、最初から持たない人には何もない。確かにそう。読んで暗い気分になるが、全く希望が持てない場所でもがいている人がいかに多いことか!(自分も含め)自己責任っていう言葉に騙されず、つながって発言することが社会を変える一歩かと感じた。
★6 - コメント(0) - 2016年12月8日

再読。改めて再読すると、誰しも下流中年に陥る可能性がある。 日本は35歳を過ぎて一度ドロップアウトすると、なかなか這い上がれない・・・。 これは自己責任と片付けて良いのだろうか? もちろん、自己責任が大きいと思うが、社会全体の仕組みがおかしい気がする。
★21 - コメント(0) - 2016年12月2日

中年ばかりではない、全ての年齢で仕事を海外や機械に奪われ2極化。この流れはアメリカも同じ。結果保護政策のトランプが大統領になった。人口縮退の日本で何ができると言うのだろう。
★5 - コメント(0) - 2016年11月19日

未来に希望が持てない、何となくそういう雰囲気が定着しつつあります。本書を読んで更に今後どうなっていくのだろうと、不安に思いました。誰もが貧困に陥る可能性があり、それは個人の頑張りだけでは解消できないところまできています。当たり前に働けば生きていける、そういう時代ではなくなってきているようです。 ではどうしたら良いのか。それを皆で考えていかないといけないのです。
★31 - コメント(0) - 2016年10月31日

バブルで巨万の富を築いた人たちに読んでもらいたい。
★7 - コメント(0) - 2016年10月22日

★★★★★
★1 - コメント(0) - 2016年9月28日

暗澹たる気持ちになった。今の老人は現役の頃に年金もきちんと積み立てた世代だろうから、空白期間を乗り切ればある程度の生活はできるだろう。問題は、正規労働に就けない事によって貯蓄もできず、厚生年金に加入してもらえずに国保だけという人が多い私たちの世代。何も悪い事をしていないのに自己責任で片付けられてしまった世代。少子化を語るなら、子育てができるだけの仕事と環境を作ってから語れと前から思ってきたが、手遅れの領域に入ってしまったと思う。悔しいけど。。
★19 - コメント(5) - 2016年9月27日

就職氷河期に社会に出た世代が正社員になれないままで中年になったため、収入が低いままの人の割合が増えているとのこと。世代間格差の違いを再認識。
★9 - コメント(0) - 2016年9月16日

★★★☆☆現役世代の貧困率が悪化している。「中年フリーター」など不本意にも「非正規」を続けざるを得なかった就職氷河期世代の受難…色々考えさせられる本。わたしと同世代、団塊ジュニアとその下の世代について。冒頭の雨宮処凛・萱野稔人両氏の対談がいちばん面白かった。ヘイトスピーチ問題は「パイの奪い合い」など、なるほど…少子化を止めるには団塊ジュニア世代に働きかけなくてはいけなかったのに結局放置されたとか、うーん。赤木智弘氏の文章も気付きが多く面白かった。ラストは下流となってしまった人たちのルポ…うむむ。
★10 - コメント(4) - 2016年9月11日

雨宮さんと萱野氏の対談にひかれて。お二人の共著『「生きづらさ」について』(光文社新書)から8年。自分は少し年下だけど、ロスジェネ当事者として本当に重いものがあります。「我々」にはもう、逆転勝ちは見込めない・・・。そこから始めるしかないです。くせが強そうで敬遠してた赤木智弘は初読み。独特の表現だが、わりと説得力はある。阿部彩先生は本書で唯一、基礎データに基づく論考。後は二人のライターによる12名の当事者ルポ。残念なのが一冊を通しての共通認識が示されないでバラバラなこと。このレーベルでは期待しちゃいけない?
★16 - コメント(0) - 2016年9月9日

6人の著者の論調は必ずしも一致しない。現代の日本で「下流」に落ちる可能性は誰にも少なからずあると思えてならないが、その捉え方は様々。だからこそ、阿部彩さんの言うように「弱ったときには少し休んで、また飛び立てばいい。『俺は去年、生活保護を受けていたんだ。それで壊れた身体を治して、いま新しい仕事を始めたんだ』という人がいれば、ポジティブなメッセージを発することができる。」には共感できる。やり直しができる世の中であってほしい、あるべきだと強く思う。
★2 - コメント(0) - 2016年9月8日

流れは下流老人から団塊ジュニア世代の下流中年へ。大量の不安定な非正規雇用で結婚出産も出来ていないまま中年になっている現状に絶望的な気持ちになる。選挙で有利になる高齢者施策は、今のジジババが死に絶えないと若者、中年には向かないんだろうなあ。でもその頃には今の中年は老人になり、若者は中年になり…負のスパイラルはぐるぐるだなあ。。。
★28 - コメント(0) - 2016年9月3日

12人のリアルは暗澹たる気持ちになった。中年と子供への施策を喫緊に打ち出さないと。数の論理で票になる施策が優先か?
★3 - コメント(0) - 2016年8月30日

萱野稔人、阿部彩の論調は極めてまっとうと思う。特に、阿部彩が控えめに主張するように、医療費が1割負担の高齢者が高額な検査や治療をすることはやめさせて、中年、若者の生活保護への財源に回せという意見には賛成する。第4章の12人のケースレポートは疑問が残る。少なからず精神的性格的問題が自らの苦境を招いている症例が含まれているからだ。これらは社会の問題ではなく個人の問題であり、雇用システムの改善ではなく別の種類の支援が必要と思われるからだ。
★2 - コメント(0) - 2016年8月27日

下流老人から下流中年へと中年も下流に流されてゆく。非正規雇用で迎える高齢の深刻さが浮き彫りになる。大手企業などの定年後の再雇用もありがたい話ではあるが、若い人を正社員としてもっと採用するほうがよくはないだろうか。正社員が高値の花になりつつある現状をなんとかしないと未来が描けない。
★6 - コメント(0) - 2016年8月25日

タイトル見た時点で想像はついたんだが、あー落ち込むわー…   著者6名のことはほとんど知らないけれど、ちょっとばらついてたかな。ともあれ、12人のルポから見える現状は、普通に生きることの難しさが切々と伝えてくる。各々の事情はあれど、人としてささやかな幸せを求めて生きたいという望みが、なんだか儚い。ハローワークにはほんま世話になりたくないとかいう副産物も読後に湧いてくる。一億総活躍とかいう戯言が、空々しいったらありゃしない。
★4 - コメント(0) - 2016年8月12日

2016/08/01-2016/08/09
- コメント(0) - 2016年8月9日

hk
2012年安倍政権の誕生と同期するように団塊ジュニア世代が40の声を聞き、出産適齢期を終えてしまった。いわゆるロスジェネを冠される世代であり、正規雇用にありつけない割合が非常に高い世代だ。彼らは所得が少なくかつ雇用が不安定であるため子供を産む比率も少なかった。そのため自然発生するはずの第三次ベビーブームという現象どころかフレーズすらも世間の耳目をさわがせることなく過ぎ去ってしまったのだ。このように少子高齢化を緩和・解消する千載一遇の好機を逃した今になって、ようやく少子化対策が盛んに喧伝されている。後の祭り
★7 - コメント(2) - 2016年8月8日

こういうタイトルなので解ってはいたけれど、見事に暗澹たる気持ちにさせられる本。赤木智弘さん、『希望は、戦争。』はピンとこなかったけど、この本の中では、かつてのイエが会社になったという指摘をしていて、その部分は頷けた。でも、そういう指摘や提言が個々人の貧困を解消するかというと、大分迂遠だなあと思う。巻末にインタビューされている個々の方が、どんなに貧しくても先行き不安でも、心身破壊されるような職場からは去る選択をしているのはとても健全だと感じた。
★5 - コメント(0) - 2016年7月31日

再読。
★5 - コメント(0) - 2016年7月22日

この世代なので、そうだよね。を活字にしただけの印象。他の世代からはまとはずれなアドバイスだったりで、実際経験をしなきゃわかってもらえないね。当時をおもいだしてイラっとしてしまった。感じの悪かった企業はいまだにイメージが消えないのだから就活者をなめてはいけないよ。(のちに客になるのだから)企業の正社員になってもたいしてよくないのだな。と読まなくても知ってた。だから?それから?っていうのをもっと書いて欲しい。募集をしない、支払いが悪かったりするのはその会社、オワコンなのだな。とおもうようにしている。
★6 - コメント(0) - 2016年7月12日

悲惨というのが読んで一番の感想です。氷河期世代も中年層に差し掛かり、非難されても同情されない状況が浮き彫りになっています。最後の12人の下流中年のリアルは、いつ誰に降り掛かるか分からない恐怖感を刺激します。下流貧困関連で思うのは、親が暴力的、アルコール依存、ネグレクトだったりした背景が多い事。子供の人生は子供が勿論、決める事ですが少なくても自分達の教育で子供に暗い背景を負わせない様にしようと思うのでした。
★43 - コメント(0) - 2016年7月8日

最近はみんな下流になってきたな。所得が下がってきているのは現実なので、仕方のない面はある。私の給料もこのところ全然、上がっていない。まあ、もらえるだけましなのだが。
★3 - コメント(0) - 2016年7月7日

中年の貧困や孤立、自尊心の低下等々、日本が抱える不可避な問題に、どんな問いを立てることが出来るのか、ぼくには分からない。本書を読んで思うのは、ぼく自身の中で「労働」ということをもう一度把握する必要があるのではないか、ということだ。「父親がスーパー銭湯に行き、そこで毎日のように友人たちと話すことによって、父親は誰かを孤立させず、また誰かから父親を守ってもらっている。人々が孤立していきがちな社会の中で、そうした関係性を築くことは、この社会に必要な仕事に他ならない。」働くことの多様さとは、こういう意味だと思う。
★8 - コメント(0) - 2016年7月6日

なかなかに雑多な構成なんですけど、著作者6名が共通してひとつ中年のとるべき道として示しているのは、自尊心を保つということでして、下流中年であるがゆえに自尊心がズタズタにされる、ってのも社会の在り方として間違っているし悲しいことなんですが、進歩しない大衆がやってることなんでしゃーない。そこは大目に見て自分の意識から変えていきましょう、生活保護ももらっちゃいけないことはない、から始まる少し安心な日常。しかし、実はそこが最も厄介なんですね。
★3 - コメント(0) - 2016年6月15日

年齢的に重なるので現実を知りたく読む。最後のレポートに登場する人達の生活は衝撃であり、自分はここまで酷くはならないだろう、と思いつつ、実はそれは紙一重である可能性があることに気付かされる。社会保障でなんとかしようと言うのは簡単だが、問題の本質は根深い
★6 - コメント(0) - 2016年6月7日

非正規4割の4タイプ:①学生バイト層、②主婦層、③中年フリーター層、④セカンドキャリア層(4頁)。私は③。ただ毎日理不尽で不愉快な毎日ではある。あらゆる対策は手遅れ(22頁~)。あらゆる対策は手遅れ(22頁~)。雨宮氏:ピケティ提唱の資産課税強化は日本でもやるべき(51頁)というのは同感。自己責任論が至る未来で、結局何が問題か?(88頁~)赤城氏が憂えるのは、本来、社会責任とすべきことを自己責任にしていること。自己責任と言っておけば好都合な連中がいるからである。不愉快な連中だ。
★51 - コメント(1) - 2016年6月5日

裕福な高齢者の年金を減らす案が出ていたけど、政治家は裕福な高齢者だし、権力があり彼らを支援しているのも同じ層。まず実現しないだろう。これから良くなる兆しが見えないから消費より貯蓄になるよね。
★48 - コメント(2) - 2016年5月31日

今はやりの貧困本。公的資金を使ってのサービサーとして、また、1970年代生まれの者として、鳥瞰してみるかと思い読んだ。特にこれといった内容はないが、企業=神、の表現はなるほど本質だ。戦後は勤め人が増えすぎて生きずらくなったかも。様々な個人的な仕事がもっと総合的に認められたらいいなと感じた。「ハザク」ってのは、いつの世も生きずらいだろうけどね。※すなわち下流中年とは、企業という「神」に選ばれなかった存在である。p69※
★9 - コメント(0) - 2016年5月31日

先日読んだ『老後親子破産』に通ずるものがあります。就職難や親の介護離職などの理由による非正規雇用、一度正社員を辞めたら徐々に苦しい道を辿るしかないのでしょうか。自己責任なのか、制度の問題なのか、難しいところですが、少なくとも誰もが予備軍だということはよくわかりました。
★55 - コメント(0) - 2016年5月22日

これで「老人」「若者」「女性」に加えて「中年」の貧困本を読んだことになる。「誰が」ということではなく、「日本全体が」貧しくなっているということだろう。「今日より貧しい明日のために身を粉にして働く」って誰かが言ってたなぁ。10年、20年先はどうなっているのだろうか。
★4 - コメント(0) - 2016年5月22日

対策が進んでいない貧困層は老人より中年層であり、常識の崩壊についての周囲の無理解や経済の悪化が根底にある、との主張に基づく若年層貧困問題に一言ある識者のオピニオン本的内容なのだが、段々単なる不満と紙一重の部分が出てきて終盤に些か纏まりがない感じ。氷河期世代の不満と見るのか、再配分・社会福祉政策の不備と見るのか年代によって評価が別れるかも知れないがこの国の先行きに大いなる不安があるのは確か。
★5 - コメント(0) - 2016年5月20日

言わずもがな新書コーナーは世間を写す鏡だ。貧困は流行キーワードの一つで、本書は昨年刊行された下流老人の二番煎じという印象が強い。中年になっても底から抜け出れないのは自己責任だと突き放す。世の中甘くない。確かに人によっては少なからず、どうしても負わねばならない場合は有るだろう。そういう人は的確な判断や努力が不足してたか怠けてたか心得違いしてたかだ。その一方でケースバイケースでもあると思う。多少の失敗をするのが人生。今の日本は(古き良きの)お互い様がなくて、ぎすぎすしてて、他人の瑕瑾を探しては話を盛って☟☟
★6 - コメント(2) - 2016年5月18日

下流中年は、就職氷河期に重なって正社員になれなかった1970年以降に生まれた者を指す。でもそれは彼らの責任ではない。誰でも落ちいる可能性がある。
★4 - コメント(0) - 2016年5月14日

低所得の高齢者が問題視されている最近の風潮だが、実はここ10年で高齢者の貧困はむしろ改善の傾向であり、現役世代の貧困による格差の方が際立っているということを指摘する。子どもでも資産でも持っている人が失うことに対しては同情は強くても、もともと持っていない人に対する同情が足りないのが今の日本の現状である、との記載はその通りだと思う。
★11 - コメント(0) - 2016年5月11日

あと10年以内に戦争か革命がおきるんじゃないかと思わせる現実。 みなが助け合う社会にならないとな。 貧困と孤独は身につまされる内容で心に響いた。がんばれば報われる社会になるには、切り捨てがおこなわれるだろうと予見される。おそらくは、高齢者だろう。
★40 - コメント(0) - 2016年5月8日

下流中年の 評価:84 感想・レビュー:46
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