「豊臣大名」真田一族

「豊臣大名」真田一族の感想・レビュー(12)

2月11日:ymstky76
主に公文書にあたる書状類を分析し、豊臣政権下での真田氏の立場、ひいては諸大名の立ち位置がどのようなものであったかを洗い出している。俺の頭では読み取りにくい部分もあるが、丁寧な仕事ぶりで説得力が強い。
- コメント(0) - 2016年10月19日

2016年9月29日:Stella
真田信幸妻である小松姫が、昌幸の沼田入城を拒否したというエピソードは創作で、この時小松姫は大坂の大谷吉継屋敷に保護されていたとする(p175・p189)。著者独自の新見解と思われるが、同じ史料(「7月30日付大谷吉継条書」〔「真田文書」信18・434〕)を使って、平山優氏は慶長4年(1599)段階で、信幸が小松姫らを大坂から沼田に引き揚げていたとするようだ(『真田信繁』角川選書2015・p117)。本書は平山説が発表された後の刊行であるが、この説については触れられていない。史料の読み方や解釈の違いから生じ
★2 - コメント(1) - 2016年6月20日

個人的に面白かったのは信幸の豊臣大名としての立ち位置と沼田領統治、そして信幸家臣団の実情。信幸は豊臣家(石田三成)、婚姻関係にある徳川家の両方と懇意で、三成も信幸を介して徳川家と連絡を取っている様子が伺える。小田原合戦後は、事実上、父昌幸から独立した大名として沼田領を統治し、内政面での矢沢父子と出浦昌相の活躍も注目に値する。沼田領統治と矢沢父子・出浦昌相ら信幸家臣団は、後の近世大名としての真田家の原型というところか。関ヶ原前後の昌幸、信幸、信繁の動向もきっちり跡付けてあり、非常に参考になる。
★4 - コメント(1) - 2016年5月26日

2016年5月7日:フランソワーズ
著者のいつもの、研究しようとする人間には極めて役立つが、ちよつと関心を持つた位では煩わしくなつてしまう記述。しかし本は無責任に放たれた情報やすぐに消える媒体とは違うのだから、これでよいのだらう。
★1 - コメント(0) - 2016年5月5日

2016年65冊。
- コメント(0) - 2016年4月29日

関ヶ原合戦のとき、秀忠隊の目的が真田討伐だったら、あの奮戦の意味もまた違ってくる。
- コメント(0) - 2016年4月26日

真田丸考証の先生の三部作のうちの一冊。 豊臣大名とあるので、煌びやかな北野大茶会や醍醐の花見が出てくるのかと思ったら地道に書状など一次資料から浮かび上がる領国経営がメインだった。 時期的に関ヶ原の戦いというか、第二次上田合戦がクライマックスになるものの、案外石田三成との書状が残されており、多分これが真田丸に出てくるんだろうなぁと思いながら読んだ。秀忠が中山道から関ヶ原に参加する説はやっぱり取らずに、元々真田の篭る上田城を攻撃するのが目的だったのに途中で家康に合流する作戦に変わった説を取るのなぁ。
★3 - コメント(0) - 2016年3月26日

本書の全体を通じて、基本的史料の紹介・解説の部分が紙幅の多くを占めているのがめだつ。史料解釈が敷衍されるのはいいのだが、研究書とは違って史料分析の過程について明確に示されないところがあり、他者の見解との異同についても、あまり明示されていないと見受けられる(その手がかりは、巻末の主要参考文献一覧となる)。総じて、著者・黒田氏の叙述に慣れた読者向きの内容であると思われる。
★5 - コメント(5) - 2016年3月24日

同著者の前著『真田昌幸』の続編。本書で扱っているのは、小田原合戦後から第二次上田合戦、そして昌幸の死まで。豊臣大名としての真田氏の動向が、史料を基に丁寧に、しかも分かりやすく描き出されている。更なる続編『真田信之 真田家を継いだ男』も刊行予定とのこと。こちらも楽しみ。
★2 - コメント(0) - 2016年3月17日

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