映画なしでは生きられない

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真魚八重子の関連本

映画なしでは生きられないはこんな本です

映画なしでは生きられないの感想・レビュー(81)

評価D
★2 - コメント(0) - 3月8日

繊細だけど強さもある、基本的に美しい文章の中にときおりふっと生々しい語彙が入り込んでくるのでドキっとしてしまう。
- コメント(0) - 2月24日

読み終えて改めて本書の題名について考えてしまった。この本を書かせる理由は(真魚氏は恐らく立腹されるだろうが)氏が趣味や嗜好として映画を観るのではなく、「お勉強」としてでもなければトレンドについて行くためでもなく、まさに生き長らえるために(延命治療のために?)なのではないかと思ったのだ。そのストイックな姿勢は誠実そのものであり、悪く言えば痛々しい。その不器用さにおいて氏は信頼出来るのではないか。心のない賛辞や理屈を並べない熱いハートの持ち主として……幅広いジャンルをフォローされていながらイヤミはなく読ませる
★8 - コメント(0) - 2月13日

取り上げた映画は、あまり好みではなかったが、トム・クルーズ論は面白かった
- コメント(0) - 1月27日

映画に関するコラム集。見た映画のあらすじが書き連ねているのでやや拍子抜けする。何がしかの者になりたいけれど何にもなれない鬱屈について書かれた「文化系女子はなぜサブカル有名人の彼女になりたがるのか」が良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

 『シンドラーのリスト』の字幕表記の有無は確かに何回も観れば気になるところ。理不尽な命令を表現しているっていうの、確かによくわかります。あとトムクルーズの話も。空想のような人が身体を借りて実現してるっていうの。最近、あ~トムも歳を感じるなあと思って、よりリアルな人のように思えてきたけど、若き頃のトムは空想のような人。
★8 - コメント(0) - 2016年12月3日

『アデル、ブルーは熱い色』などを取り上げた「失恋の泥沼で」という章がとりわけ胸を揺さぶる。失恋や恋愛についての短くも的確な、まるでアフォリズムのような文章が詰まっていて、映画への理解を深めてくれる。その他『全身小説家』などを取り上げた「文化系女子はなぜサブカル有名人の彼女になりたがるのか」もいちいち納得させられる論考で素晴らしい。ジョニー・トー礼賛もスピルバーグの嫌がらせへの目配せもやっぱりすごいトムクルもふしだらなビリー・ワイルダーもモラハラ成瀬も、どれも刺激的で今までに読んだことのない視点を持った映画
★4 - コメント(1) - 2016年11月24日

トム・クルーズ論が面白かった。
- コメント(0) - 2016年11月7日

映画のストーリーをなぞりながら、登場する人物の心情を読み解いていく技術が高く、深い共感を覚える。本当に心が疲れた時は、映画を見る事も本を読む事もできなくなってしまう。今、優れた本を読んだり、映画を見たりできる事に感謝したい。この本を読み終えて、そう感じた。
★2 - コメント(0) - 2016年10月15日

Ch
この書き手の前の著書『映画系女子が行く!』でも思ったけれど、作品に対して優しい目線で教えてくれるようなところがあって、私は好き。そのように書ける作品だけを著者が取り上げていることもあるのかもしれないけれど(笑)。 あとがきで自分のことを「陰気」と書いているのを見て、観ているこちら(著者自身も含め)に対しても、厳しさの少ない立ち方で考えようとしている人なのかなと思った。次も読みたいな。
★1 - コメント(0) - 2016年9月2日

前著の「映画系女子がゆく」は珍しく人に勧めまくってしまったほど。その女性発の目線の中でも文科系といわれる女子の生態にはとことん霊性かつ共感をもって描くことにとてもひかれたからだった。この新作でも「文科系女子はなぜサブカル有名人の彼女になりたがるのか」というタイトルにあるように同種の女子の共感を批評もあったりする一方で、圧倒的にスピルバーグやトムクルーズへの賛辞を惜しまないあたりの評価のしかたもフェアでますます彼女の引き出しの多さにすっかりのめり込んでしまった。今回は特にご酢への共感の原稿は最高だったなあ。
★6 - コメント(0) - 2016年8月9日

2個目の「文化系女子はなぜサブカル有名人の彼女になりたがるかのか」これ、どストライクな題材だよ。映画と無関係な実例をあげているのは岡田斗司夫とアラーキーについてだけだが。
★16 - コメント(0) - 2016年8月5日

正直言ってよくわからんが、ものすごく魅かれる、と漠々とした印象を抱いていたホン・サンスの映画に関して、ここまで見事な文章を読めたことは、特に嬉しかった。そしてやっぱり好きだよホン・サンス映画、『次の朝は他人』いいよねと再確認。ちゃんと日本でも公開し続けてほしい。もちろん他の映画評論も面白い。生きるためと言うより、死なないでいるために映画を観る、という節がある私のような人間にとっては、折々に読み返すであろう大事な本のなりそう。
★2 - コメント(0) - 2016年7月19日

成瀬巳喜男の映画について書いているのにひかれて読んでみました。そうか。男女のパワハラ、どろどろについて描いた映画なのですね。川端康成の「山の音」は原作を持っていて、読めずにいる本です。映画はもっと評価されていいのではと思ってました。書かれている映画は大半はみてないですが、興味深い。痛さを感じる本です。
★1 - コメント(0) - 2016年6月9日

映画に関わらず、「評論」というものはどこか感情を遠ざけて書かれているような印象があるけども、真魚さんの文章は真魚さん自身の人生と感情が映画とともに渦巻いている。それが時に刃となって胸を突き刺すこともあれば、揺りかごのように優しく包む込むこともある。いずれにせよ、人を揺り動かす力のある映画評論であることは間違いない。「あなたのことをわかってあげられるのはわたしだけだし、わたしを理解してくれるのは、この世にあなたしかいない」、この章のタイトルの美しさと切なさ!
★4 - コメント(0) - 2016年5月24日

これはすばらしいエッセイです。傷んだひとのこころに寄り添ってくれる。恋愛の非合理さをけっしてバカにしないところがやさしい。
★1 - コメント(0) - 2016年5月20日

テーマごとに、数本ずつ取り上げて書かれる評論家は、冴え渡るストーリーの解析、みごとな俳優論・監督論は、まったく冷静で見事で鮮やか。観たことない映画は観たくなり、知っている映画も再鑑賞したくなるという意味でもまったく正しき映画本。しかし、やはり一番すごいのは著者自身の映画への感情の傾け方を、言葉として吐き出す迫力。楽観的な自分には正直に言えば、共感とは程遠いのだけど、それでもそれでも突き刺さってくる。すごいすごいすごい。
★5 - コメント(0) - 2016年5月12日

畑の違った映画雑誌で連載を掛け持つ、著者ならではの広範な映画知識。その上で文章に熱が加えられるのは、大胆にも個人的な映画の好みが込められているからか。この評論集はちょっと変わっている。一貫したテーマは決めずに書かれたという評論は、監督や女性の目線も交わるが、なによりも劇中に生きる個人を凝視するのだ。誰よりも映画に近く、誰よりも細心に。そこに生きる苦悩に耳を傾け、喜びさえも共にする近さに胸打たれた。
★9 - コメント(0) - 2016年5月10日

ほんとにこの方映画の守備範囲が広いなぁとただただ感服。ホン・サンスとか今までそんなに注目してこなかった映画たちも知ることができて満足。第三弾はよ。
★1 - コメント(0) - 2016年5月10日

誰にもお勧めできるほど、簡単に読めないけれど映画が観たくなるのは、確かです。邦画から洋画までバランスよくテーマごとに書かれていてつまみ食いするような読み方の方がすっきりする
★1 - コメント(0) - 2016年5月3日

ペンを剣に変えた文筆界の修羅雪姫の書き下ろし!紆余曲折あったらしいが結果的に良かったのでは?観てない映画も氏の言葉によって情景が広がる。パンチラインも前作より多い。人生は嫌な事の方が多いのだが「映画によって助かった」気になった人(映画で救われた人)は必読。私自身がそうだからです。
★2 - コメント(1) - 2016年4月24日

どんどん映画を観たくなる。特に「憧れの女子寮生活(殺人鬼込み)」「もし世界が終わるなら」「少女の人殺し」「あなたのことをわかってあげられるのは〜」の章が面白くて、既に観た映画もまた繰り返し観たくなる。映画評論や批評は男性が多いが、その中で際立って繊細なこの人の文章は実に心地よく、まるで清涼剤さながら。
★1 - コメント(0) - 2016年4月23日

映画から放たれる人間の情念を、丁寧にひとつずつ読み解いて言葉にしていく真魚さんの筆力に圧倒される。ぼくの周辺では「文科系女子はなぜサブカル有名人の彼女になりたがるのか」が人気で、実際すごくおもしろいんだけど、個人的には「もし世界が終わるなら」が最高に痺れた。あと、著者が204ページにこっそり仕込んだ駄洒落にコーヒー噴出。
★2 - コメント(0) - 2016年4月20日

スピルバーグの外国語によるコミニュケーション不全とトムクルーズ論あたりが面白い。
★1 - コメント(0) - 2016年4月19日

柳下さんが名前を出していた山田宏一さんのように読後に映画を観たくなる。市川雷蔵の論評がよかった。言葉では届きそうで届かない映画の肝を丁寧に表現しているのがすごいなと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年4月17日

ほぼ書き下ろしで書かれた映画評論集。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に始まり、ジョニー・トー&アンディ・ラウ、三隅研次&市川雷蔵、ワイルダー、スピルバーグ、トム・クルーズ、ホン・サンス、成瀬巳喜男、ウェス・アンダーソン、ファスビンダーなどの監督・俳優論、失恋や女子寮、世界の終わり、ゴス、少女の人殺しなどテーマに沿った作品論と扱われている作品は多種多様。全篇を通して映画ならではの表現方法について言及され、映画の持つ力を感じるとともに「映画なしでは生きられない」というのは誇張でも何でもないのだと実感。
★6 - コメント(0) - 2016年4月14日

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