マルレーネの姉―二つの物語 (『新しいドイツの文学』シリーズ)

マルレーネの姉―二つの物語の感想・レビュー(8)

2016年4月9日:半殻肝
2015年12月15日:ひかり
ストーリーが紡がれるとき、テクストは意味を付与されストーリーに組み込まれる。だがボート・シュトラウスはストーリーを解体し意味を剥奪した。この作品が理解し難いのは“テクスト自体”が読者に訴えかけるからだろう。 『マルレーネの姉』では、マルレーネの姉がテクストを象徴していて、テクストがストーリーに組み込まれるのが表象されていると考えられる。 『脅威の理論』では、作者自身が(“テクスト自体”が表すことができるのは作者自身でしかないのだから)表されている。いわば「観念的『失われた時を求めて』」とでも言おうか。
- コメント(0) - 2015年11月21日

表題作も、もう一作も面白かった。ストーリー展開が面白いというより、複雑な構造が面白い。難解で、スラスラ読めなくて、予測が大いに外れるけど、それが良かった。読者が自由に解釈できる余地がある。また読み直そう。
- コメント(0) - 2013年8月20日

2011年10月27日:doom
他のわけわからん系の文学よりも、綿密に計算しているような気がする。彼女は何を試したのかなー。脅威の理論は、訳者の言うとおりとっつきやすかったが、それでもついていくのがやっとだった。特に主人公が論文を書く場面。フロイト読まんといかんなあ。
- コメント(0) - 2010年9月28日

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08/22:kinzoo

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マルレーネの姉―二つの物語の 評価:100 感想・レビュー:4
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