ホーニヒベルガー博士の秘密 (福武文庫)

ホーニヒベルガー博士の秘密の感想・レビュー(42)

ペダンチックでロマンティックな中篇二つ。何気なく読んでるとだんだんよくわからない感覚に浸されていき、迷宮の向こうに自我が拡散していくような不思議に陶然とした気分になっているうちに出し抜けに物語が終わってしまう。何も理解できない感じだけが残る。
★1 - コメント(0) - 2月18日

面白かったです。現実と過去と幻影が結びついて、ちょっと独特の雰囲気。
- コメント(0) - 2016年12月11日

Mircea Eliade(1907-1986) Secretul Doctorului Honigberber 著者:エリアーデ ホーニヒベルガー博士の秘密(住谷春也訳) セランポーレの夜(直野敦訳)解説:直野敦 1940年作 単行本はエディシオン・アルシーヴより1983年刊行『ソムニウム叢書第三巻』1990年10月10日第1刷印刷 1990年10月16日第1刷発行 発行者:福武總一郎 印刷所:大日本印刷 製本所:加藤製本 装丁:菊地信義 編集:城所健 福武文庫エ0401 カバー写真:瀬尾明男 良かった
- コメント(1) - 2015年10月30日

表題のほか、『セランポーレの夜』収録。ホーニヒベルガーの生涯と業績を研究していたゼルレンティ氏。志半ばで終わった彼の仕事をやり遂げてほしいとゼルレンティ夫人から依頼された私が体験した超世界とでもいうべき話。もう一篇は、インドでタントリズムを研究する私が巻き込まれたインド的不思議な事件。『私たちの世界のどんな事件も実在(リアル)ではないのですよ。この宇宙で生じるいっさいのことは幻影です。』(『セランポーレの夜』)どちらも、主人公はエリアーデ自身に近く、繰り広げられる東洋(インド)神秘にただただ引きこまれる。
★2 - コメント(0) - 2015年8月4日

「ホーニヒベルガー博士の秘密」。依頼→探求→発見→面妖な結末 というオーソドックスな作りの、東洋神秘思想(に魅せられた西洋インテリ)をテーマにした幻想小説。嫌味じゃないペダントリーも良いスパイス。洗練された端正な文章でグイグイ読める。でも、ヨガとかタントラとかシャンバラとか、既に遥かに禍々しく、胡散臭く、強烈な印象をオウムによって植え付けられてしまった今となっては、この典雅な小品は物足りなく感じた。「セランポーレの夜」もすばらしい文章(翻訳)で綴られたインドを舞台にした怪異譚。民間伝承とか怪談に近い作り。
- コメント(0) - 2014年9月11日

静謐な語り口からエリアーデの思考の道を辿っているような感覚があってとても好ましい。ドーマルにしろ、東洋思想を研究したヨーロッパ人の書く教養小説は面白いなー。
- コメント(0) - 2014年6月1日

好奇心をかきたてて引っ張ってきておいて、最後に謎解きもせず放り出すのが上手いなあと思う。雰囲気だけを味わわされたことになって拍子抜けするが、後になって「あれ美味しかったな、また食べたいな」という気分になってくる(多分満足させてもらえなかったからだ)。
★1 - コメント(0) - 2014年1月25日

表題作と『セランポーレの夜』の2篇を収録。どちらもヨーガの秘術で時間を超える幻想的な物語。蘊蓄が多いのが好みの分かれるところだが、僕は嫌いではない。
- コメント(0) - 2014年1月16日

単なる妄想か、東洋の神秘たるヨーガの秘法の成せる技か。あと3回は読まないと多分理解できない。
- コメント(0) - 2012年10月8日

幻想ということを理性で合理的に解釈しようというとき、その拠って立つ世界観が幻ではないと誰か断言できるだろう?かくして幻想は幻想のままで、合理的解釈は誤謬となる。
- コメント(0) - 2012年7月22日

インドのクトゥルフ。
- コメント(0) - 2012年1月31日

表題作についてはインド哲学やらヨーガの秘儀やら小難しいオカルト蘊蓄が多くて中途で放り出そうかと思ったのだけど、最終的には幻想文学にありがちな<あれは一体なんだったのでしょう……?>式のオチに落ち着いて、個人的にはわりかし好みだった。併録の「セランポーレの夜」も表題作同様、時空間の超克を取り扱っているが、こちらは夢とも現実ともつかぬベンガルの夜の森を主人公たちが彷徨い歩くという異国情緒に満ちた作品。『ムントゥリャサ通りで』のインパクトには遠く及ばないとはいえ、いずれも佳作というべきだろう。
★14 - コメント(0) - 2011年11月5日

『ホーニヒベルガー博士の秘密』は、謎の失踪を遂げた博士の秘密もビックリすぎるが(本人関係者以外からすれば、ウッカリミスすぎておもしろすぎる)、博士の残した研究の調査を依頼した妻子の言動の謎っぷりが最後まで謎すぎるのが謎で楽しい。
★2 - コメント(0) - 2009年9月21日

rz
読んでる人が案外多くてびびる。
- コメント(0) - 2002年5月27日

神秘体験の階段の果ての時間の喪失にゾクゾクする何とも不思議なエリアーデの小説中最ものめり込めた傑作
- コメント(0) - --/--

ホフマンを思わせる幻想文学短編集。
- コメント(0) - --/--

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ホーニヒベルガー博士の秘密の 評価:76 感想・レビュー:16
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