砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bulletはこんな本です

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夜行
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bulletの感想・レビュー(1406)

現代版・星の王子さま。担任教師のひと言が心に刺さりすぎて危うくガチ泣きしかけ、慌てて本を閉じました。どうしようもない寂寥感がずっと尾を引いて残る、たとえようもなく綺麗な作品です。
★4 - コメント(0) - 3月2日

初めての桜庭一樹さんの本。冒頭から作品の世界に引き込まれて一気読み。悲劇で終わるのだろうと思って読み進めたら、救いのある終わりで良かった。不思議なタイトルだと思って読み始めたけど、読み終わったらこれ以上のタイトルは無い。衝撃的な青春小説だった。今読んでも面白かったけど、自分なりに砂糖菓子の弾丸で戦っていた青春時代に読んでみたかったかも。
★15 - コメント(3) - 2月22日

桜庭さんが描く少女は、痛々しくて愛おしい。
★7 - コメント(0) - 2月21日

リアリティはないし、猟奇的なのに、爽やか。読後感が良い。
★2 - コメント(0) - 2月18日

前情報なし、タイトルと帯の"子供はみんな兵士で、この世は生き残りゲームで。"から何故か「女の子が中心のサバイバルミステリー?魔法少女系?」と頓珍漢な印象を受けていた。読んでみたら全然違う。虐待をはじめとする問題が巻き起こる中で実弾を求めるなぎさ、砂糖菓子の弾丸を撃つ藻屑。切なくて悲しい。結末を知ってるのに絶望してしまう。そして現代は子供にとって、本書よりも遥かに生き残るのが大変な世界だと感じた。
★7 - コメント(0) - 1月31日

なんとなく昔よんだのを思い出して再読。雑に言ってしまえば「中二病」を、実弾でない「砂糖菓子の弾丸」と表現する世界観。初めて読んだときは読後になんともいえない余韻が残ったのを覚えているが、再読してみたら自分の嗜好の変化を実感した。。関係ないけど押見修造「惡の華」を同時期に読んだので、「自分を取り巻くどうにもならない世界に風穴をあける奇妙なクラスメイトとの出会い」って中学二年生の特権みたいなものだな~などと思った。
★4 - コメント(0) - 1月9日

青春小説にありがちな達観した心理描写や中二病的な会話が嫌いなため、倦厭がちだったが一気に引き込まれてしまった。背伸びせざるを得ない子供と空想の世界に逃げ込まざるを得ない子供。彼女達が見せてしまう子供の弱さに凄く魅かれた。
★3 - コメント(0) - 1月2日

生き残った子どもだけが大人になれる。戦うためには実弾が要る。ササッと読めたけど泣きそうになった。グロいけど、サバサバした物語。余韻に浸りたい話。のろのろと人気が出てったのもわかる気がする。
★2 - コメント(0) - 2016年12月15日

友達に勧められて読んだ本 友達のように本に読ませれてる感覚には至らなかったけど笑 うーん、総じて思ったのが人の将来って親に依存するのかなと思った 藻屑も主人公も弾丸の種類は違えど ある種の自立をしようとしていて だけど、金銭的にも立場的にも独りで生きていけない現実があって 藻屑は親に恵まれなくて生き抜けなかった 様々な人に幼少期はあるけど、親に限らず学校、塾などのコミュニティーしか知らないのは将来を制約する要因になると思う。 良いも悪いもそれを実感した本だった
★3 - コメント(3) - 2016年12月4日

うまく感想が書けない。どう書いてよいかわからない。でも、強く深く心に残る。砂糖菓子の弾丸では勝ち目はないけれど、なんとか生き抜いたら実弾を持てるようになったかも。好きな作品の一つです。
★5 - コメント(0) - 2016年12月1日

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない。何のことやらと思った、このタイトルがじわーっと心に染みてくる。いい小説でした。「生き抜けば大人になれた」「生き残った子だけが、大人になる」。当たり前だけれど、そうだなーとしみじみ思う。
★3 - コメント(0) - 2016年11月28日

感想を書くことが難しい…。子ども(かつ訳あり)の力の弱い主張に対して、その真意に気付くことができる人は少ない。あくまで表面で判断しがちなんだなと感じた。影響力のある実弾を撃つことはそう簡単なことではなく、撃てないことへの葛藤に悩むなぎさが見ててつらかった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月27日

田舎町で母とひきこもりの兄友彦と暮らすなぎさ。彼女のクラスに有名歌手の雅愛の娘藻屑が転校する。不思議で周りと溶け込まない藻屑と距離を縮めるなぎさ。子供ながら他者に反抗を弾丸と例え友彦を崇拝する。藻屑は虐待され体に痣があるがそれを隠し自分は人魚で痣は海洋汚染で脚が不自由なのも人魚だと砂糖菓子の弾丸を持つ。藻屑は人生に悲観し虐待する父を愛していた。結局藻屑は父に殺され父は逮捕される。友彦は突然自衛隊に入隊しなぎさは進学を決める。自分が未熟で砂糖菓子の弾丸では世間と戦えない。学をつける事を知る。切ない。
★4 - コメント(0) - 2016年9月23日

再読。海野藻屑が最期に撃った砂糖菓子の弾丸は…あちこちに散らばって弾けた。その破片が私たちの身体に刺さり、まだチクチクと傷み続けている。言葉にするとホロホロと溶けてしまいそうで、感想がうまく書けない。とても印象深い小説である。
★22 - コメント(2) - 2016年8月7日

タイトルが絶対目を引く。読めば荒唐無稽だが、印象深い話の筋で、あれこれ考えているうちに最後が突然現実とリンクして考えさせられる。リズムを持ってスタイリッシュにどこからともなく隙間があれば入り込んでくるよう様な話だった。こういう書き方は意表を突かれて芸術寄りに傾く趣がある。
★11 - コメント(0) - 2016年7月31日

子どもが被害者になる事件は驚くほど多い。今日もどこかで砂糖菓子の弾丸で戦っている。二人の別れの場面が哀しい。 作者の名前だけ見たら男性作家だと思ったけど女性なんですね。
★12 - コメント(0) - 2016年7月24日

なぎさは実弾を撃っていたけれど、それは本当は実弾では無かったのかもしれない。実弾によく似たレプリカを実弾だと思い込んで、先の見えない未来をむやみに撃ち抜こうとしていたような。なぎさが、砂糖菓子の弾丸しか持っていないと、持てないと思っていた藻屑は、花中島に実弾の詰まった銃を向けることができた。でもそれは雅愛には向けられなかったのだと考えると、苦しい。ただ、その苦しさのなかには、藻屑がなぎさに浴びせて散らした、砂糖みたいな甘さが残るような読後感がある。
★7 - コメント(0) - 2016年7月15日

ずっと気になっていた本。やっと読めました。愛と憎しみは紙一重なのかもしれませんね。残酷で、切ない。
★10 - コメント(0) - 2016年7月13日

恵まれた家庭環境ではない「なぎさ」のクラスに変わった美少女の藻屑が転校してくる。入口は、昔の少女漫画?と勘違いしそうだが、田舎の閉塞感や他の理由よりトーンはダークです。大人が創った世界の歪みと戦う少女を描くという基本的なスタンスは変わらず、ミステリー色は濃くなり、耽美的な感じもあり、後の代表作に繋がっていく作品なんだろうなと思いました。あんまりリアルじゃないけど痛い本。深く傷つきすぎた少女達に出会うのが遅すぎたかなと思います。
★13 - コメント(0) - 2016年7月9日

タイトルに惹かれて手に取った本。そのときはたまたま図書館の「ミステリー」という棚に置かれていたが、読んでみるとこれはミステリーではないではないか。感動とはちょっと違う、衝撃というのもしっくりこない、それでも心にひっかかるのは、すでに後戻りできない状態まで進んでいた虐待が迎えた結末のせいなのか。生活に打ち込む本物の力、実弾がほしい少女と、空想でしかない砂糖菓子の弾丸ばかり撃ちつづける少女。砂糖でできた弾丸では子供は世界と戦えない。伝えたかったのはきっと、そのひとこと。
★8 - コメント(0) - 2016年7月8日

バス降りる時になってようやく気付いた。確かに変な子だとしか思わないよね……。最初に結末を知っているからなぎさが障害に気付いた時は切なくなった。気付いた時にはもう遅い。
★3 - コメント(0) - 2016年7月7日

13歳の海蘊には、歪んだ父親の暴力から逃れる事も嫌う事も出来ず、人魚の姫として友達を探しに来る。という空想の世界に身を置きたかったんです 山田なぎさと友人になれたのに、苛酷な状況に砂糖菓子の弾丸で抵抗しても、殺害された海蘊。虐待は許せない。
★3 - コメント(0) - 2016年6月25日

★1 - コメント(0) - 2016年6月16日

海猫沢めろんさんが20代のうちに読むと良い…とテレビで言っていたのを聞き、読み始めましたが、この作品が何故そう言われたのかはよくわかりませんでした。しかし、何か考えさせられたと思います。藻屑には何かあると思っていましたが、障害者だとはわかりませんでした。なぎさと一緒で言われないとそこまでわからないよ…と思ってしまいました。どこかスッキリとはしませんでしたが、スラスラと読める作品だと思います。
★2 - コメント(0) - 2016年6月15日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年6月14日

少女七竈が好みだったので読みました。こちらの作品もとても好みです。砂糖菓子の弾丸で世界と戦おうとした少女たち…子供はみんな兵士でこの世は生き残りゲームで…。私も砂糖菓子の弾丸を何個も持ち打ち続けた日々があった。その生き残りゲームを生き抜き今を生きて楽しんでいる。生き残った者だけが勝者なのだろうか。この物語で言うと藻屑は敗者なのかも知れない、悲しいことに。受けた鉛の実弾はさぞかし痛かったのだろうなと思うと胸がいっぱいになる。遣り切れない気持ちで読了。でもこの読後感が好きかも。
★101 - コメント(12) - 2016年6月4日

もう少し、登場人物の過去とかが詳しく描かれた方が、感情移入できたかな?と思いました。
★2 - コメント(0) - 2016年5月11日

不思議な本です。結末は最初にわかるので、それを踏まえて読むわけですが内容がとても切ない。そして雰囲気にどんどん吸い込まれていく。初の桜庭一樹さんでしたがとても魅力的でした。
★7 - コメント(0) - 2016年4月30日

不思議な本でした。山田なぎさ、海野藻屑という転校生、花名島、友彦。ムカつくけどなぜか友達、ってそんな子いたなぁ。結末が最初でわかってしまっていたけど、藻屑には死なないでほしかった。読後感は重くて切ないです。
★8 - コメント(0) - 2016年4月7日

現実的に生きる山田なぎさは、自分のことを人魚だと言い張る不思議な転校生・海野藻屑と出会う。蜷山で藻屑を探すなぎさの様子と、事件までの一ヶ月間が交互に書かれていて、なぎさと藻屑の距離感が近づいていたのがわかる。未成年だと、身動きとれないことがたくさんあるけれど、子供なんて嘘つきだから何が嘘で何が本当なのか混乱して、大人でさえも身動きとれなくなることもあるよね…。“子供に必要なのは安心だ。”“えー。ピンとこない”苦難な日常送ってると、どれが安心な状態なのかわからない…。
★6 - コメント(1) - 2016年3月7日

最初のページで結末が分かってしまうのに、そうならなければいいな・・・と思いながらラストのページまで一気読み。どこにも行く場所がなく、そしてどこかに逃げたいと思っていた13歳の二人の少女・・・。無償の愛をくれるはずの親から痛めつけられる子供、あってはいけないことなのだけど現実にも悲しい事件はあとを絶たない・・・。【実弾】を持てず【砂糖菓子の弾丸】でしか闘う術がなかった少女・・・痛くて報われない物語なのに、読後感は決して悪くないのは桜庭さんの綺麗な文体のせいなのかな♪
★5 - コメント(0) - 2016年2月25日

あとがきで桜庭さんがいうように、とても不思議で少し怖くて考えれば考えるほど悲しくなる話だった。うそつきであることで自分までも騙し続けた海野もくず。お父さんのことが大好き、といったその言葉が本当だったのか嘘だったのか。できることなら本当であればいいなと思うのです。
★5 - コメント(0) - 2016年1月18日

桜庭作品二作目。海野藻屑という名前に驚きながらも、その内面と外面の矛盾に悲しさ、可哀想だと思った。虐待されている、それを自分でも忘れたい、無いことにしたいから甘い弾丸を打ち続ける藻屑。彼女と関わるにつれ、だんだんそれがわかってきたなぎさ。結末がわかっていたからこそ、一気に読んでしまった。
★2 - コメント(0) - 2016年1月17日

言われてるほど面白くない
★1 - コメント(0) - 2016年1月17日

嘘つきの藻屑が疎ましかったし、担任の先生のことも、どこか、蔑んでいた。間違っていた。どうすれば良かったのかな。先生、真剣に考えてくれていたんだなあ。他人を表面的に見て面倒な輩を避ける自分の愚かさと薄情さを見せつけられて、衝撃でした。
★8 - コメント(0) - 2015年12月30日

桜庭先生は、ヒロインをメチャクチャな名前にしたり、父親と娘の関係だったり、海の話だったりが多いのか(私の男とこの本しか知らないが)?他の作品はどうなのか気になった。景色の描写がすごく力強くてキレイだった。友人の薦めで読んだがとても読みやすい。悲劇の結末が最初からわかっているが、ストックホルム症候群とは本当に恐ろしい。ウサギや藻屑が痛々しかった。タイトルがすごくカッコ良くて好きです。センスが光りますね。
★6 - コメント(0) - 2015年12月15日

ラストの悲劇がわかっているので、どうしてどうしてと思いながら読み進めました。なぎさが藻屑を探しに山に入っていくシーンが、ぎゅっと胸をつかまれ苦しくなりました。自分を人魚だと言った藻屑、兄を養おうと思う反面で頼っているなぎさ。決して恵まれない2人の少女たちに衝撃を受けました。
★82 - コメント(2) - 2015年11月25日

藻屑ちゃん、なぎさのこと本当に好きだったんだと思う。少ししか登場しない担任先生。若い人のよき理解者よき援助者でいて欲しい。海野藻屑は泡となって消えゆくけれど、山田なぎさは砂糖菓子の弾丸を一生忘れることがないのだね。
★2 - コメント(0) - 2015年11月11日

大人になるって大変だ。
★1 - コメント(0) - 2015年10月5日

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bulletの 評価:92 感想・レビュー:421
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