まく子 (福音館の単行本)

まく子 (福音館の単行本)
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まく子はこんな本です

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まく子はこんな本です

まく子の感想・レビュー(1597)

子供の目線から語られていて、遊びやあだ名、心の表現がまるで本物の子供が語っているかのように生き生きとしている。 思春期に入った男子と女子の自意識の芽生えが、残酷に感じるほどリアルに描かれていて、小学生だった自分を見ているような感覚。また、西加奈子の小説は感嘆符がおもしろい。伝えたくても上手く言えない幼さを感嘆符が代弁しているかのようだ。結末が意外で拍子抜けしたが、まあこういうのもアリだろう。
★8 - コメント(0) - 2月21日

1人の人間として世界中の人々の想いを想像する事で自分勝手な見方を改め、思い遣りを持つようになる過程は突拍子もないエピソードだった。身体に染み渡っていく感覚があった。感受性が強く色々な事が恥ずかしく潔癖な小学5年生の慧。夜にいつか死ぬのを恐れ眠れなかったり、身体の変化に戸惑ったり自分の中に沈み込むのは誰にでも共感するところ。子供から大人になる焦りの気持ちを大きな次元の話で包み込むのは西さんらしい。
★20 - コメント(0) - 2月21日

面白かった。西さんらしい、生への肯定感にあふれた作品。後半は涙抜きには読めませんでした。優しい粒で自分も出来ているのですね。
★12 - コメント(0) - 2月20日

☆3
★2 - コメント(0) - 2月18日

あんなに出来た小学生男子などいない!というリアリティを置いておけば、伝えたいテーマを衒いや小手先のごまかしなどいっさいなしでぶつけてくる真正面さにヤラれた。。。たしかにほとんどファンタジーというかおとぎ話とはいえ、以前に『ペンギンハイウェイ』を上げておきながら、2016年の国内ベストにタイトルも上がらないSF界の不明を恥じたい感じ感。あと“ミライ”や“ドノ”、“まくこ”などの登場人物のネーミングセンスがぶっち切りでよい! ご本人画のイラストもプリミティブゆえに力強く訴えてくるものを感じた。
★14 - コメント(0) - 2月17日

最後に放火の犯人がわかってよかった。でも慧の成長してゆく姿が微笑ましかった。不満や愚痴ばかり言っていた子供が、ある日を境に大人になっていく、
★7 - コメント(0) - 2月17日

ちょっと違和感のある日常の物語でありながら、生きることについて考えさせられました。大人になるのが嫌な子供の感情が伝わってきます。語られていることが嘘であることを願いながら、それが本当だとわかっている。それがこの世界に存在する意味なんだと思います。様々な人々が日々交錯し、変化していくのが毎日の繰り返しなんですね。色々な想いを受け止めていくことで見える光。それはまっすぐな気持ちを持っていていいのだということの象徴のように感じます。
★102 - コメント(1) - 2月16日

又吉君のおすすめ。 彼が好きそうな作品でした。福音館書店からの発行に、かなり驚いた。どれくらいの年齢層を設定してるんだろうか。 思春期の男の子のこと、少しだけ理解したように思います。
★12 - コメント(0) - 2月13日

西加奈子の本ってしずかな日常のなかのちょっとした違和感、ってイメージ。ふだんはそれが最後思いもかけない形になったり、すっきりしたりするけど、これはなんかよくわからんかった。小学生にしては考えがまとまりすぎだし、説明的なのがくどかったかな。大人になることを嫌悪する主人公の描写やお父さんとのやりとりは面白かった。あと夜暗いなかでこの本をみたらびっくり!こういう仕掛けがあったのね!確認したら鈴木成一デザインで納得。 ★★★☆☆
★11 - コメント(0) - 2月13日

まく子は今でいう不思議ちゃんで通りそうなもんだけど、この物語の時代背景的には無理か笑世界観独特だね。
★5 - コメント(0) - 2月12日

田舎の温泉に住む少年と風変わりな転校生を通して、人間や生命の尊さを描いています。最後のエピソードがおかしかった。まるっきり宇宙人に見える顔の女の子は・・・。さすが西加奈子さん、若いのツボを心得ている。表紙の白ざるは何を表しているのだろう。裏表紙のブルテリアは、物語に出てきます。
★10 - コメント(0) - 2月12日

私も粒が集まってできたもの。いつか終わりがくるから全ては美しい。 形を変えて再生する。寂しいばかりではない。
★8 - コメント(0) - 2月11日

肉体、魂 素晴らしい話で感動した。宇宙に帰る場面は映像でみたいから、ドラマか映画にしてほしい。とっても美しいと思う。やっぱり、西さんの小説はいいねぇ~。
★17 - コメント(0) - 2月11日

最後の最後までコズエの言うことが嘘だと思っていた自分を恥じたいですwみんながみんなこの温泉街のひとたちのような気持ちでいられたら、この世界はもっと優しくなるのになーなんて感傷的な気分になりました。西さんの本を読むといつも心が動かされ、洗われます。
★11 - コメント(0) - 2月9日

最後は、やっぱり、感動でした
★4 - コメント(0) - 2月7日

良い評価が多い本ですが、私はやっぱり西加奈子さんの本は苦手です。。ファンのみなさま、ごめんなさい。。
★5 - コメント(0) - 2月6日

宇宙人のコズエが村の人々をつないでいく。大人への過渡期の慧も癖の強い人々も、魂を交換して、日々変化していく。常盤城での帰還のシーンが強烈、色んな思いをそのまま受け止めて綺麗な光として撒いていった場面は感動ものだった。しかし、子どもの時は、大人なんて嫌いだったなあ。
★12 - コメント(0) - 2月6日

11歳の少年の感覚、感性がみっともなく、無様であるが、しかし愛情をもって描かれており、共感できる。精通が起こる頃の男の子の気持ち、そのうろたえぶりが可愛い。でもね、普通は玉よりも棒の成長の方が気になるのじゃないかな。
★7 - コメント(0) - 2月6日

西さんすごい。どう収めるのかわくわくしながら読み進めた。こうきたかー!!今の子たちに読んでほしい。コズエの相槌は、いつだって物足りなかった。でもコズエは、絶対にぼくを受け止めてくれていた。まっすぐ見てくれた。絶対にジャッジしない目だった。ただ見てくれていた。だからぼくはぼくでいられた。ぼくたちはみんな宇宙人だ。いつか死ぬことを運命づけられた、そして自分の体の粒を何かに与えることが出来る、優しい生命体だった。
★9 - コメント(0) - 2月4日

主人公の少年慧の心の機微が繊細で丁寧に描かれているところ、周りの大人たちの人間臭さはすきです。他の作品でも思ったけど、ジョージ秋山の漫画のような、ダメなんだけ近くどこか愛敬がある大人、魅力的ですね。結末については、敢えて言及しません。
★13 - コメント(0) - 2月3日

やっぱり西加奈子さんの著書にハズレはないですね。 コズエがやってきたから、慧は相手を思いやる考えや想像力で以って行動することができた。人の一面だけをみて嘘つきだとかカッコ悪いだとか変わってるだとか決めつけるのではなく、まず、その人を信じること。 みんな、違って当然だということ。色々考えさせられた作品でした。多数決で全てを決めてはいけない、多数決では決められないこと、多数決になるとしても議論し尽くすことの重要性は日本の政治で言えば、改憲について考えてしまう。
★11 - コメント(0) - 2月2日

まく子って、その「まく」なのね〜! コズエちゃんとオカアサンの正体はわからないけれど、成長過程のさとしくんに良い影響を与えたのは確か。 甘酸っぱいような、周りの大人達も妙にリアルで人間くさい、不思議な物語だった。
★21 - コメント(0) - 2月2日

なんと壮大な命の話だった。 私もあなた。あなたも私。 誰のことも理解できるはず。大切にできるはず。 この話を信じようと思う。
★11 - コメント(0) - 1月31日

永遠にずっと変わらないなんて燃えないゴミといっしょじゃないか
★5 - コメント(0) - 1月30日

一気読みです。西加奈子さんの作品はどれもパワーに溢れてて元気をもらえます。「永遠に続かないから、きっと素敵なんだよ。」「そいつがそう信じてほしいことを、俺は信じるし。」「ぼくたちは、誰かと交わる勇気を持たないといけない。ぼくはみんなだ。」心に残る言葉がたくさんありました。加奈子さんの挿絵も味があって素敵だし、装丁の石粒に気づいた時は思わずにんまり。天は二物を与える!
★14 - コメント(0) - 1月29日

田舎の温泉街。 旅館に住み込みで働く人たちの過去は詮索しないのが暗黙のルール。 それだけで謎めいています。 仕事を求めて流れ着いて来た母と子。 その子どもがシュールだった。 ちょうど第二次性徴期。 青くて、正義感が強くて、瑞々しくて。 子どもの感性っていいなと思った。
★87 - コメント(0) - 1月29日

WPP
さすがの西さんの独特な世界観で描かれているが、とても愛おしい作品。小学高学年の、心身ともに成(性)長する時期、転入生のコズエと過ごした短い期間、主人公の慧は大人になっていく。でも、ただの子供の思春期のポートレイトではなくて、私たちは粒子でできている(確かに)、そして宇宙の一部だ、とデカイスケールにも上手く通じる描き方。でも、そこには無理はない。子供時代に感じることのディテール、よもや忘れがちだけど、大人になってもここまで描ける西さんは、やっぱりスゴイ!
★12 - コメント(0) - 1月27日

”同じ私たちは、二度といないんだ。”生きるということ、大人になるということ、老いるということを恐れるなと背中を押してくれる物語。成長する過程では他人と比べたり、他人を卑下したり、自分も自信が持てなかったり…明るい未来が見えず尻込みしてしまうときがある。でも西さんは、それは誰にでもあることだし、それでいいんだと思わせてくれる。同時に信じることの大切さも描かれている。ドノくんの”誰かが言うことを、俺は信じる。嘘だって責める前に、言葉通りに受け止めたい。そいつが信じてほしいことを、俺は信じる”には強さがあった。
★69 - コメント(1) - 1月26日

「小さな永遠を、終わらせないといけない。」 「大きな永遠に、変えないと。」 宇宙、普段の生活、変わって行くもの…とたくさんのテーマをひとつの作品としてまとめている。結局ソラは地球人だと書いてあったけどほんとかなあ。
★16 - コメント(0) - 1月26日

何よりも変化を恐れる年頃の少年を描いた作品。心理描写も生々しくて、自分が子供だったころを思い出してつい息苦しくなってしまった。作品自体は面白かったが、西加奈子の小説をほぼ読んだ身としてはまたこういう作品かとちょっと飽き飽きしてしまう部分もあった。子供が主人公の時は大体変化・成長がテーマな気がするので…
★11 - コメント(0) - 1月25日

コズエの正体は??あまりのぶっ飛んだ結末にびっくりしました。慧の少年から大人になる過程は、丁寧に描かれていて好感が持てたのですが、なんか、結末で挫かれたような気がしました。
★70 - コメント(0) - 1月23日

小1のとき同級生の男の子に人はみんな死ぬんだよ!って言われたとき、すっごく怖くなったの思い出した。そのときの気持ちがこの本ですんなりわかった気がする。きっと大丈夫って、なんか光がさした感じ。
★15 - コメント(0) - 1月23日

涙が…途中から涙が止まらなかった。 とても好きな作品。 気づかなかった事を気付かされた。 限りあるから美しい。 五感は何故あるのか? 終わりがあるから愛おしい。 全ての大切な事を哲学的でなく学べる良い作品だった。
★17 - コメント(0) - 1月22日

コズエが町を去るシーン以降が×Б▼Ψ…。コズエが慧たちに何を遺し、それを未来にどう引き継くかが判れば、それ以上はミステリアスにもファンタジックにもする必要はなかった(むしろコズエ母娘は窃盗や詐欺で全国を行脚する典型的なオチでも良かった)。たとえば慧と親友、ドノ、ミライ、類、いろは荘の住人が何らかのお告げ(それは幻想的なモノでも、コズエから直接告げられたものでも構わない)によって常盤城に導かれ、でも結局は何も起こらず、ただコズエ母娘が(ペリカンさんのカメラなどと共に)消えていたような展開でも十分だったかと…
★10 - コメント(0) - 1月22日

んー…現実的じゃなくて、それがいいのかもしれへんけど、わたしはぶっとんでない現実的な話のほうが好きかな…。
★9 - コメント(0) - 1月21日

今まで読んだ西加奈子さんは全部おもしろかったから、今回も期待したんだけど、イマイチだったなぁ。最新作に期待!
★15 - コメント(0) - 1月21日

★★★★まく子?小石を撒く子?男の子が大人になる頃の夏休み。私たちは老いて死ぬ。同じ私たちは、二度とない。偶然、すごい奇跡で、あなたがここにいるの。だから見たいの。小さな永遠を終わらせないといけないの。大きな永遠に変えないといけないの。サーイセッ!再生。読了後、表紙のカバーを光に当てると小石が浮かび上がるのに気づきニヤリ( ̄▽ ̄)
★30 - コメント(0) - 1月20日

ま:撒くほどに                                        く:屈託のない                                        こ:睾丸に
★6 - コメント(0) - 1月20日

☻☻☹☹☹
★1 - コメント(0) - 1月19日

★★★☆☆ある鄙びた温泉街に住む小学5年生の慧の物語。慧の両親の旅館に住み込みでやってきたコズエとその母、同級生たち、慧の両親と従業員のおばちゃんたち、ちょっと変わった大人のドノやミライ。慧の一人称で進む物語は読みやすく、ベタにいえば思春期の入り口に立った少年のいろんな葛藤をうまく描いているが著者が西さんなんだからそんな一言で言える話であるわけがない(笑)コズエが宇宙人から来た、そういう不思議を平気でブッこむ西さんの作風が好きだ。ラスト、ソラは地球人でしょ?みんなナチュラルに宇宙人と思ってるとこがすごい。
★20 - コメント(1) - 1月19日

まく子の 評価:70 感想・レビュー:724
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