空中ブランコのりのキキ

空中ブランコのりのキキの感想・レビュー(32)

3編の短編と、1編の長編が収録されています。短編は秋の訪れを感じた時のように、メランコリックで切なくて、胸がすぅすぅするような気持ちになりました。長編は幻想的だが短編より更に物悲しくなる。鉱山からの毒水を吸った米とか、この話はイタイイタイ病がモデルになっているのかな。外洋に出ていった二人が、その後どうなったかが気になる。研究機関に拘束されたのだろうか…綺麗なだけじゃない大人の童話。好みです。
★17 - コメント(0) - 2016年7月17日

表紙がすてきだったので読んでみたらすごく深みのある童話だった。ブランコのりのキキと黒い郵便船のキキは設定が違う同一人物なのかな
★2 - コメント(0) - 2016年6月9日

身近にありそうてなさそうなファンタジーな短編集でした。表題作も淡々と語られるキキの話でしたが、だからこそ余計にその怖さや哀愁が強く感じられたのかも。どの作品も独特ながら強く惹かれるものがあって、とても楽しめました。
★59 - コメント(0) - 2016年4月10日

別役さんの短編が好き。「淋しいおさかな」もそうだけれども、不思議な世界のちょっぴり切なくて、儚い感じがフワフワと漂っている感じが好き。今回は短編と長編の組み合わせ。長編「黒い郵便船」は・・・ちょっと世界が独特すぎて入り込めなかったなぁ~・・この人の描く世界は短編の方が活かされている様な気がした~。
★7 - コメント(0) - 2015年7月1日

童話なんだけど、その本髄に忠実というか、ひとつひとつのお話がたいへん重い。黒い郵便船の物語は、第一章の「盲の馬」が一番好きだった。言葉をめぐって、おもてまち、うらまち、そしていくつかの時代をまたいで子供たちが謎を追う。なんだかよくわからない部分も多かったけど、また読んだら理解できてくるだろうか。
★7 - コメント(0) - 2015年5月28日

別役さんの童話は、いつも不思議さに包まれている。雰囲気のちがいは、おそらく論理のちがいなのだろう。普通はこうは考えないであろう、ややずれた考え方。それが通用するのは、陳腐な表現だが、「幻想」の世界だという気がする。「街と飛行船」をはじめ、ややレトロな、どこの国とも町とも思えない、メルヘンのためだけに設定されたような町。長編の「黒い郵便船」は、街そのものの成り立ちの謎を解くストーリー。社会的告発ともいえる事実と、民俗学的要素が結びつき、作者のしかける論理のずれのせいか、かなり怖さを感じる物語になっている。
★31 - コメント(0) - 2015年1月18日

図書館。教科書で読んだことがあって気になって借りました。全体的に哀愁漂う。でも、優しいあたたかさが感じられて、読了感はほっこりする。
★2 - コメント(0) - 2014年11月15日

中学の教科書で読んだ一冊
★2 - コメント(0) - 2014年10月4日

完全にタイトルと表紙で借りた本。復刊というだけあり、書かれたのはだいぶ昔のようだ。それでも全体に漂う不思議でファンタジックな雰囲気にすぐに飲まれた。特に表題作「空中ブランコのりのキキ」と「夕日を見るX氏」が良かった。どちらも(というより、この本に収録されている全ての話が)哀しいストーリーではあるが、読後感は不思議とほっこり温かい。
★2 - コメント(0) - 2014年9月21日

中学生のころに、教科書で読んだ「空中ブランコのりのキキ」をたまたま図書館で見つけたので、読んでみました。当時読んだときも不思議な感じでいっぱいですが、今読んでも不思議でした。
★3 - コメント(0) - 2014年7月19日

長編「黒い郵便船」より短編のがよかったです。「夕日を見るX」は特に。終わり方は悲しいものだったけど、空の表情を描いたものとか好きです。
★2 - コメント(0) - 2014年7月18日

不思議な世界観…。表題作が教科書に載った本ということで手にとりました。日本のようだけど、違う国の話のように思えました。また、3部からなる「黒い郵便船」が、層として段々に重なって、最後に謎が解ける形態でした。子ども向けだから、と妥協しない真摯な童話でした。また作者読みをしたいと思います。
★3 - コメント(0) - 2014年7月9日

人気の空中ブランコのりのキキは、今は自分しかできない三回宙返りをいつか誰かが跳んでしまうことが不安。ある日、その不安は的中してしまい、キキはナゾのおばあさんからもらった四回宙返りができるけど、死んでしまうクスリを飲んで…自分で技を磨いたわけでもなく、クスリの力でできた四回宙返りでも、拍手と喝采を浴びたらキキは満足だったんだろうか。小学校の教科書に載っていたとのこですが、私のとこでは使われてなかったなぁ。子どもの時に読んだらどう思ったんだろう。『黒い郵便船』もよかった!
★9 - コメント(0) - 2014年6月24日

誰にもできない四回宙返り。危ないと忠告されても、拍手をもらいたい一心で、「いいんです。しんでも」と答えたキキ。そのシーンだけは知っていて、凛とした彼女のことが忘れられなくて、長らく気になっていた本をようやく。スポットライトと拍手の中でしか生きられなかった女の子を、やさしい言葉で、けれど悲愴さや厳しさを含んだまなざしで描いた作品だった。心がしんと澄んでゆく感じがする。
★8 - コメント(0) - 2014年5月24日

「教科書に載っている」という紹介文に惹かれて、手に取りました。どのお話も独特な世界観です。表題作の「空中ブランコのりのキキ」ですが、他人の評価や称賛が気になるのはわかる。確かにそれは甘美なもので、一度味を覚えると手放せないものでもある。でも、全てを引き換えにしてでも、必要なものなのだろうか。自分の価値は、それだけなのだろうか。自分の居場所をそこにしか見つけることが出来なかったキキは、まだまだ若かったと私は思う。
★12 - コメント(0) - 2014年5月14日

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