MAMA (電撃文庫)

MAMA (電撃文庫)
281ページ
2452登録

MAMAの感想・レビュー(1951)

二人の絆は固く固く結ばれていて、でも歪で綺麗で哀しくて。胸が締め付けられるようだった。冒頭の幼い頃のシーンが一番好き。まだトトの心が柔らかい頃。だからどんどん固く閉ざしてしまう中盤は読んでいて心を締め付けられた。それでも最後には愛があって、本当に幸せになれて、良かったねって目頭が熱くなった。すごくすごく、優しいお話。
★5 - コメント(0) - 3月26日

人喰い三部作の中では、これが一番好き。 一族から爪弾きにされたトトが、人食いの魔物の「ママ」になって始まる物語。人食いの魔物が、命を懸けて守ったトトを、ゼクンに託し、その生を終えた魔物ホーイチは、トトを「ママ」として生まれ変わる。トトが愛情を注いでホーイチの生まれ変わりの息子育てたことが後半の「AND」でわかる。 切なくて優しい物語。とても良かった。
- コメント(0) - 3月16日

人喰い三部作の2作目です。とても良かった。落ちこぼれといわれ居場所がなかったトトはずっと孤独だった魔物の「ママ」になります。それから一匹と一人はずっと一緒にいるんですけど、トトを愛する人間が現れたとき、魔物はたった一つのそして何より大切な「ママ」のために・・自分よりも大切な「ママ」のために。切ない話でした。 ANDでは本当の親子になれたんですね。 やっぱり紅玉さん良いです。三作目も読みます。
★3 - コメント(0) - 2016年8月3日

再読。誰かを守りたいと思う気持ちは温かい。この本大好き。
- コメント(0) - 2016年8月1日

紅玉さん3冊目。図書館で借りたら表示に紙がはられててイラストがよく見えなくてがっかり。今読書メーターで初めて見た。
★1 - コメント(0) - 2016年7月6日

『ミミズクと夜の王』に続く、〈人喰い三部作〉の二作目。「サルバドールの落ちこぼれ」と呼ばれるサルバドール・トトと、「人喰いの魔物」と称されるアベルダイン(ホーイチ)。二人の歪な愛の物語です。「あたしにはあなただけよ」「…ボクにも、キミだけだよ」このやり取りが一体何度繰り返されたのだろうと想像しただけで、胸が苦しくなります。どんな関係性にも当てはまらない二人の絆は、間違っていたかもしれないけど、二人にとってはかけがえのないものだったのだと思います。同時収録されている「AND」も素敵な物語でした。
★8 - コメント(0) - 2016年7月1日

『ミミズクの夜の王』『雪蟷螂』とともに、紅玉いづきの「人喰い三部作」とされているこの作品、『MAMA』。落ちこぼれの魔術師と称される少女サルバドール・トトは、耳を喰われる事により、あらゆる他民族の言語を理解できるようになった。そして、自らが追放されるかもしれないという不安から、自分の耳を喰った「人喰い」の魔物と契約を交わす。彼に与えた名は、ホーイチ。ある他国の青年から聞かされた話から取った名だ。→
★35 - コメント(2) - 2016年6月19日

『ミミズクの夜の王』『雪蟷螂』とともに、紅玉いづきの「人喰い三部作」とされているこの作品、『MAMA』落ちこぼれの魔術師と称される少女サルバドール・トトは、耳を喰われる事により、あらゆる他民族の言語を理解できるようになった。そして、自らが追放されるかもしれないという不安から、自分の耳を喰った「人喰い」の魔物と契約を交わす。彼に与えた名は、ホーイチ。ある他国の青年から聞かされた話から取った名だ。→
★24 - コメント(0) - 2016年6月19日

親子であり、友人であり、恋人であり、主従であり、そのどれもが当てはまらない。時に利己的なまでに相手を求め、留めたいと願う。「私にはあなただけ」と。人喰い物語、二作目。前作同様、真っ直ぐな話だなあと。その真っ直ぐさに心をうたれた。
★11 - コメント(0) - 2016年6月14日

親子とも、友人とも、恋人とも、そして主従とも言える謎の関係。そこの歪みに惹かれるものがありました。魔物だから1人だけで十分だった、人間だから貪欲なまでに心の奥では1人だけじゃ足りなかった。そこに儚さも感じました。主人公の世界が広がることを魔物は教えてくれたのかもしれないですね。命を削ってまで。
★1 - コメント(0) - 2016年5月26日

再読。人喰いシリーズの2冊目。海沿いの王国ガーダルシアに住む落ちこぼれの魔術師トトが、数百年前に封印された「人喰いの魔物」の封印を解く事で始まる話。正直作者さんのデビュー作である「ミミズク」と比べるとインパクトには欠けた印象。何と言うか物語の展開はすごく普通なんだけど、愛のスゴさを感じさせるお話でしたね。心に直接響いてくるかのような力強さを感じました。物語の構成がシンプルなので、その分伝わりやすかったのかな。愛に勝るものは無いのかもしれませんね。じんわりと心が温まる素敵な作品でした。
★93 - コメント(0) - 2016年5月17日

毒吐姫のあとがきにこっちもミミズクと同じ世界観だと書いてありなら読むかという気持ちで読了聖騎士さんは忙しいですね。最初はこのタイトルは何の略称か何かか?と思っていたけどそのまんまの意味なのね、人喰いの魔物アベルダインもといホーイチと落ちこぼれの魔術師トトの物語ママになるってどういうこと!でも読んでいると恋ではなく愛に近い感情で接していたから家族愛としか言えませんな。ホーイチとゼクトの会話とトトが目覚めた時の「…恨む、かもしれないわ」「わたくしの子を殺めた、貴方を」ってセリフが良いよね。
★3 - コメント(1) - 2016年5月6日

とても優しい物語。ふたりぼっちで閉ざされた愛はゆがんでいたかもしれないけれど、そのゆがみすら愛おしい。
★6 - コメント(0) - 2016年4月30日

するすると読めてしまいました。満たされない想いを埋め合わせるホーイチとの関係から、無償の愛をくれるゼクンとの出会い、そこから生まれる新たな命、と愛の本質をたどるような物語だなと。初出のときのティーランは苦手でしたが、彼女の「生きる覚悟」を見たあたりから、好きなキャラクターに笑続編にあたるANDは、MAMAで語られることのなかった人喰いの前のお話。ホーイチに泣き虫の妹がいるというところで、お母さんのトトに似たのかなとか考えてニヤニヤしました。
★6 - コメント(0) - 2016年4月8日

うーん…面白かったけど、ミミズクの時ほどの感動はなかったかなあ。
- コメント(0) - 2016年4月2日

2008-0701
- コメント(0) - 2016年3月12日

2008-0620
- コメント(0) - 2016年3月12日

話自体はとんとんと進んでいきますが、長めの行間の間を想像するのがとても楽しいです。 また、じんわりと暖かさが広がる文章だと思います。 「馬鹿ね、貴方」とホーイチの十八番を口にするトト。 ここの会話が特に歪な関係を際立てているようで特に好きです。 同時収録の話も含め色々な家族愛を綴る小説だと思います。 トトが見ていなかった、人物たちの優しさにも泣きそうになりました。 大好きな作品の一つです。
★3 - コメント(0) - 2016年3月9日

購入☆ 人喰いシリーズ2 ストーリーはヘビーでたんたんと進んでいくのに切ない優しさがじわじわ来る。 紅玉さんの本に引かれるのはそういうとこなんかな(*^^*)
★12 - コメント(0) - 2016年3月6日

紅玉いづきさん3作目。若者向けではあるけれど、おばさんでも充分に心が洗われる☺紅玉さんのファンタジーは絶対的な愛が溢れてて、辛いシーンがありながらも、安心して読めて嬉しい♪ファンタジー拒否反応出す私だったけど、紅玉さんはすんなり受け入れられる。トトとホーイチの絆♥愛は無償だ☺
★97 - コメント(0) - 2016年2月21日

行間で心の機微を読ませる感じがとても良いです。トトとホーイチの関係は排他であっても歪とは思えなかった。ゼクンが割り込んできてドロドロするのかと思ったらホーイチすごいな。まさに「優しい子」でしたね。
★2 - コメント(0) - 2015年12月11日

優しい物語だった。 紅玉いづきさんのお話はこれで3冊目だけど、毎回読み終えた後に残るじんわりとした暖かさに自然と微笑んでしまう…。 ゼクンと勝負しようと言い出した時のホーイチに、確かな成長を感じて思わず涙が出そうになった。紅玉さんのお話はどれも切なくて辛いけど、その中に陽だまりのような暖かさと、それぞれの強い信念が感じられて大好きです。
- コメント(0) - 2015年12月11日

再読。トトとホーイチの不思議な関係、内省的な雰囲気、クールなイラストが好き。短編『AND』もなかなかいいね。
★2 - コメント(0) - 2015年12月8日

紅玉さんの物語を出先で読むのはやめようと今度こそ心に決めました。泣いてしまうから。この人しかと決め抜いて、世界にたったのふたりぽっち。小さなママと、優しい子ども。そしてやっぱり、ふたりぽっちを取り巻く人々は、あたたかい。とことんまで切なく悲しくさせておいて、最後の最後で決して裏切らない。悲しくて優しくて、どうしようもなく紅玉さんのとりこになります。
★12 - コメント(0) - 2015年11月25日

sue
魔術師の家系に産まれながらも才能のない少女トトと孤独な人食い魔物との歪な関係。そこから巻き起こる様々な苦悩と愛。涙が溢れるほど胸をしめつけられるも読後は穏やかな気持ちに。
★3 - コメント(0) - 2015年10月1日

紅玉作品は色鮮やかな感じで、言葉が鮮烈。汚く罵るかと思えば甘やかになり。不思議と癒されるです。MAMAになりたいと思える。読了。
★42 - コメント(0) - 2015年9月20日

紅玉さん「人喰い」3部作のひとつ。家系とか一族とかって、出来が良けりゃぬくぬくと暮らせるんだろうけどねぇ… そうじゃなかったら地獄と変わんないね。ホーイチに子である幸せを与えて、歪であっても愛というモノを感じさせたトトだけど、それまでに貰った愛が足りなかったんだね… 「MAMA」と「AND」の2連作にしてあるおかげで「MAMA」の切なさが前に向ける感じになってました!ダミアンとミレイニアの関係も兄妹って建て前だから躊躇はいらないよ!あっ、聖騎士さん、新婚の頃はちゃんと仕事してたんだね!
★71 - コメント(7) - 2015年9月4日

孤独だ孤独だと決めつけていたけど、周りにはいっぱいの人がいて、周りをよく見たら支えられていたんだなと。ホーイチはゼクンを救ったことに、びっくりしました。トトとホーイチのあいだには確かに歪んだ愛情があったけど、でもそれはどんな形であれ、相手大切に思っていたことには代わりないなと思いました(´;ω;`)
★2 - コメント(0) - 2015年8月21日

使い魔との親子物語。最初はもう喰われてしまうんじゃないかと思ってたところで「私があなたのママになってあげる」。幼い子供の発言に数百年封印されていたアベルダインの気紛れか本当に子供になる。互いに互いだけを求めていても、人は一人だけで生きていけるものではないことを改めて思い出した。「愛」と言ってしまうと薄っぺらくなる感じがするけど、短編ANDも合わせて愛に溢れた話でした。読み出すと止まらなくなる。
★5 - コメント(0) - 2015年8月20日

トトとホーイチの関係は歪で、依存といえるものかもしれないが、とても美しい物語。
★3 - コメント(0) - 2015年8月4日

家族でもない。友人でもない。恋人でもない。でも貴方がいなければ生きていけない。依存と言えば依存なのかもしれない。でもトトとホーイチの関係が歪で美しい関係がとても素敵だった。ホーイチのラストの場面は切なかったです。成長したトトと、ホーイチの関係はまさに「母と子」だったのかな…と。ANDにでてきたダミアンとミレイニアの関係も赤の他人なのに、お互いに信頼しているところがホーイチとトトに似てますね。ミレイニアみたいなキャラクター好きです。
★5 - コメント(0) - 2015年7月26日

「人喰い物語」三部作のうちの二作目。他の二冊は既に読んでいましたが、個人的にはこれが一番好きです。恋愛とか家族愛とか、そういう狭い括りをを全て取り払って(或いは、全て取り込んで)作られた物語なのだということが良く伝わってきました。信頼できる人と改めて心を通わせ、少し距離を置いている人とはもう一度向き合ってみようかなと思える、そんな一冊です。
★4 - コメント(0) - 2015年7月20日

三年ぶり3回目
- コメント(0) - 2015年7月1日

再読。世界観が大好きな作品。トトとホーイチの不器用で歪で、でも、真っ直ぐな思いがすごく好き。終盤は切ないシーンが多くて涙腺が緩む……。「イエスと言って。いいよと答えて」「そうしたら、ボクの心をひとつ、持っていっても、構わないから」それから、助けに来てくれたティーランにも、じんとする。「ねぇトト。あたしの独り相撲とわかっていたけれどね。あたしは、あたしなりに。ーー貴方のお友達でいたつもりなのよ」『AND』の関係もやっぱり歪だけど、この先解けていくのかな。ミレイニアの強さが、眩しいくらいにかっこいい。
★11 - コメント(0) - 2015年6月29日

ミミズク〜からの人喰い魔物二弾。「寂しくないの?一緒にいて…」それはあまりに幼く、無知ゆえに紡がれた言葉。「あなたのママになる!」愛を知らない少女と魔物。ラスト、泣きました。
★4 - コメント(0) - 2015年6月20日

剣と魔法の世界。落ちこぼれ魔術師の少女が、強大な力を持つ魔物のママになる。すごく中二病っぽいんですが、きれいな世界観で、わりと一気読みでした。後日談も良かった。
★1 - コメント(0) - 2015年6月6日

魔術師の家系に生まれたがその才に恵まれなかった落ちこぼれの少女トトと、魔術師達が怖れ封印した人喰いの魔物との出逢い。言葉を変えれば、疎外された者と孤独な者、幼く無知な二人が出逢った。トトが人喰いを使い魔とした力は、魔術なんかではなく、あなたのママになってあげる、この言葉は大きな強い力となって二人を結んだ。お互い、他に心開く者はいない、拒まれた者の共存、この身に変えても守りたい者となる。そしてゼクンとの出逢い……。この無垢な二人の関係は美しくもあり、温かくもある、前作「ミミズク」よりも切なさが残った。
★13 - コメント(0) - 2015年5月30日

mie
図書館。綺麗な物語。世界観が好きです。
★2 - コメント(0) - 2015年5月2日

お互いを唯一無二の存在とする関係は歪みを表すものの読んでいて美しく感じてしまう。ホーイチのラストシーンは切なさたっぷりでした。ANDのおかげで最後はにっこり終われました。
★4 - コメント(0) - 2015年4月14日

MAMAの 評価:66 感想・レビュー:463
ログイン新規登録(無料)