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凍りの掌

感想・レビュー
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青流星☆
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ネタバレ終戦を告げる玉音放送が流れて、戦争は終わりじゃなかったんだ、、、 映画の『ラーゲリより愛を込めて』を観て、初めてシベリア抑留のことを知った。この漫画を読んで、よりどんな状況だったのかを知った。読んでて辛すぎて、読みすすめるのがキツかった(;_;) 終戦の宣言をしたその後、まだ全然戦争が終わってない人達がいたことをもっと知らないとな、、、。
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chy
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あとかたの街を読んで、同じ作者のものを読んでみたくなって探した。シベリア抑留者だった作者のお父さんの経験をベースに描かれもの。戦後生まれの私には、想像しかできない。でも、戦争ができる国になりそうな現代、もし、万が一日本がまた戦争を始めたら、何も責任がない若者が犠牲にされてしまうのだろう。
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スピカ
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ネタバレ★著者さんのお父様のシベリア抑留体験記。大学生だった19歳で招集され、ほぼ訓練のないままに北満に配属されたところで終戦。極限の世界で絶望し何度も死線を超えるところが胸を突く。人間の醜さに幻滅するかと思えば人の情けに救われるところもリアル。これを子に語ったお父様の心情を考えると辛いし、聞く方も辛い作業だったと思います。完成お疲れ様でした。3/10→3/15
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ねまきち
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★★★★☆
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ぽん
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あとがきに、父に対する作者の思いが詰まっている。若い人ほど読むべき作品だと思う。
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ふかわ
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何気なしに読んでみたが傑作だった。この本で「アクチブ」という言葉と「吉村隊事件」について初めて知った。最後にシベリア抑留を体験した作者の父親が、「あの年月は忘れてしまおうーと記憶の奥にしまい込んだ」「何もなかったら死ぬまで忘れとったわ」という台詞があるが、シベリア抑留の体験談があまり聞かれないのは、その経験があまりにも辛かったので、話したくもないし思い出したくもない、むしろ忘れてしまいたいという気持ちがあるからなんだろう。
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ichigomonogatari
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ネタバレシベリア抑留の厳しいなんてもんじゃない悲惨さを知った。著者の、優しくてのんびりした絵柄がせめてもの救いだった
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糸文
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★★★★☆ 抑留のこと初めて知った。熱帯出身の私には多分一生あの寒さ分からないだろう、、、//お尻を摘まれて肉の量で軽労働か重労働かを判断されるところに呆れた、、、終盤ソビエトの洗脳教育も恐ろしかった、、、
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若隠居
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ネタバレ少しでも人間らしくいたいというのはこの虚無感漂う極限状態に対するせめてもの抵抗なんだろうか。
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マロン
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子供のころに何となく聞いていたシベリア抑留の話。ロスケは人ではない、野蛮、女を見たら強姦して殺す、なんでも強奪する、、そんな話を聞いたことを思い出した。抑留された人たちの苦しみ悲しみを思うと胸が痛くなる。シベリアだけでなくウクライナ、チェチェンなどで繰り返されるロシアの悪行。私たち日本人が毅然とした対応することでしか彼らの悪行を止めることはできないと改めて認識させられた。
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sigel
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親が言うには、祖父も戦地の事は何も語らなかったそうです。女、子供に話すには酷だったのだろう。
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ガーコ
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☆☆☆☆☆
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やん
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図書館にて。読み終わってから知ったけど、作者は「傘寿まり子」を描いた人だった。小学校の時の年配の先生でシベリア帰りの人がいた。いつもシベリアの話をしていた。寒くて大変だったらしいというぼんやりとした記憶しかない。おそらくその人も本書のような経験をしていたのだろう。戦争が終わってからも国に帰れず辛酸を嘗め尽くす。兵士も捕虜も民間人も、戦争で辛い思いをしない人はいない。戦争を起こしたい人たちだけがひどい思いをしないのだろうか。
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フェリペさん
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わたしの祖父もシベリア抑留から還ったひとりだけれど、生前、当時のことを語ることは一切なかった。大正生まれの堅物で、乱暴で、粗野で。そんな祖父のことは大きらいだったけれど、この年になって彼がどんな人生を歩んだのか、読書を通して追いかけている。この一冊に出会えて、わたしはまた祖父をすこし理解できたような気がする。おざわゆきさん、ありがとう。
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エル
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私の祖父もシベリア抑留されていたという。だけど祖父からシベリア抑留の話を聞いたことも無かったし、興味も無かった。祖父が生きているうちに聞けばよかった。マイナス40度のシベリアでの重労働。壮絶な出来事だったのにシベリア抑留者は補償金は出なかったという。そんな馬鹿な話があるものか。
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ん。
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強制労働は辛いけど、共産主義への洗脳はもっと嫌だ。上の人間からやられた理不尽なことを、自分より下にやる軍隊方式、最低最悪。中学の部活が、正にこんな感じだった。「誰が、従うかよ」という態度満々だった私は、複数の上級生から囲まれ、ネチネチ攻められたものだ。女子だからその程度で済んで、よかった。
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Y.T
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☆☆☆
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Y.T
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☆☆☆
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SNOOPY
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戦時、戦後の残酷さがよくわかります。多くの人に読んでもらいたいです。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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こちら( https://bookmeter.com/books/10163459 )がお母様の戦争体験記なら、こっちはお父様のシベリア抑留体験記。ご両親揃ってなんとも壮絶な過去。比較にするものでもないが、ペリリュー楽園のゲルニカも、この絵柄でよくぞこんな話を、と思ったものだけど、こちらはそれ以上で、なぜこうも悲惨さが胸に迫ってくるのか。作者の伝えたい、という気持ちが溢れているとしか思えない。どんな隅っこの線1本も思いを表すにふさわしいものとなるよう推敲に推敲が重ねられているのだろう(そんな描写があった。
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Ken
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シベリア抑留の話はある程度知識があると思っていたが、こうして改めて漫画で読むと、リアリティを持って知ることができた。 強制労働も悲惨だが、極限状態の中での思想統制や糾弾など心を強制させることも悲惨なことだと思う。
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shinomiya
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シベリア抑留の蛮行がなにも国際的にいわれないのが今でも理解できない 収容所内で心が死んでいく様子 つるし上げ帰国後もアカとして差別 抑留者には補償がない事実 本当埋もれてはいけない歴史だ
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ジョアン
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図書館本。名古屋在住のため、あとかたの街(作者の母の体験)の少女たちの毎日や空襲描写にはリアリティーが感じられた。 しかし父親の体験であるこの話しは抑留の悲惨さが描かれているが、画風のせいか、サラッと読めてしまった。 鼻を描かない画風はロシア人、日本人も人物の区別がわかりにくく、広大なロシアの自然描写を加えた劇画漫画だったら良かったのに、と思ってしまった。 戦争体験を語る人が少なくなるなか、貴重なものであることは間違いない。
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zuisei
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割合淡々と描いてある。シベリア抑留の非道さは目に余るのだが。しかし、そんな中でも人間は生き残ろうとして、いろいろあがくのだろう。極限状態の低栄養の状態で、共産主義に洗脳するのはオウムと同じだ。評価3。
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タキタカンセイ
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恥ずかしながらシベリア抑留の方々のことはほとんど知らなかった。スターリンのソヴィエトがとてつもない酷い国だったことも考えればまさに恐怖の体験であったと思う。 同じ抑留体験者だった三波春夫氏がソ連を「一生許さない」と言っていたことを思い出す。 最近判明した厚生労働省のいい加減な遺骨収集とその隠蔽事件の罪深さについても改めて考えました。
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おったまげた光子
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昔、子供の頃に見た映画を思い出しました。と言っても内容はまったく覚えていないのですが。捕虜収容所での食事場面でした。与えられたパンを物差しで測って切り分けるシーン、1ミリでも大きい方をと、争いになるシーンでした。恐ろしかった。映画の捕虜収容所と同じようなことがシベリアで現実にあったことなのですね。帰ることが出来なかった人達の無念は如何程だったかと思うと胸が痛みます。昨今話題の遺骨収拾についても杜撰なこととしか思えません。
おったまげた光子

辺見じゅんさんは、2012年に開館した富山県立の「高志の国文学館」の初代館長さんに就任予定でした。しかし、亡くなられたので、「令和」の中西進さんが館長に就任されました。

08/20 20:51
yomineko@ヴィタリにゃん

そうだったんですか。。。惜しい人を亡くしましたね・・・

08/22 05:40
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さとさとし
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父親のシベリア抑留の話を漫画化。 淡々とした絵で描かれる、-40℃以下の過酷な捕虜生活に「はー」とため息が出る。 それ以上に、作者の父親がもう思い出すこともないと思っていた戦友たちを思い出し それを記することができたという最高の親孝行。かつ当作品が作者の40代後半にての再デビューということも乗っかり、 なんとも世に出てよかったと思う作品。 空調のよく効いた部屋で読む戦争体験、そのことに罪悪感を覚えるでもなし。
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えむ女
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NHKでこのコミックと作者のドラマ仕立ての番組を見て再読。強制抑留された50万人もの人がいたこと、多くの人が飢餓と寒さと絶望の中で亡くなり、思想教育まで行われていた。戦争とはなんと罪深いものか。おざわさんのお父上も思い出したくないことも多くあっただろうに話してよかったとおっしゃるには作者の聴く姿勢が良かったのだろう。
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むさみか
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漫画で描かれているので 手に取りやすいですが 中身は 本当に心が凍るようなことばかり 凍土で亡くなった方たちは  日本に帰りたかっただろうなぁ・・ 何度も 「ダモイ」(帰国)と 言われるも 果たされない約束 辛かったろうなぁ・・・
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アーちゃん
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ネタバレ「収容所から来た遺書」を読んですぐに読んだ一冊。おざわゆきさんのお父様のシベリア抑留生活を描いた第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作。マンガなので当然ですが、リアルさが半端ない。特に「日本新聞」での洗脳記事やアクチブによる吊し上げの部分と、帰国後も「アカ」扱いされたという抑留者たちの部分に衝撃を覚えました。先の一冊とともに、是非読んで欲しい一冊です。
kamakama

アーちゃん様、ご丁寧にありがとうございました。

11/06 11:49
アーちゃん

いえいえ(*^-^*)

11/06 20:55
12件のコメントを全て見る
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ムーミン2号
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シベリア強制抑留を描いたマンガで、著者のお父さんの実体験を聞いてマンガにしたものだ。冬ともなれば-20℃は当たり前、-30℃までは屋外で強制労働という極悪環境での4年間の体験が描かれている。強制抑留者は76万人以上とか言われるが、そんな数値的なことだけではわからない、その凄まじい体験が描かれる。もちろん、それだけではなく、今まで知らなかったことも描かれていて、背筋が凍る思いがする。
ムーミン2号

その背筋が凍る思いがする、ワタシが知らなかった事実はこちら・・・https://www.honzuki.jp/book/200801/review/219961/

01/06 22:25
まーち

シベリア抑留に関しては、私は、山崎豊子さんの「不毛地帯」を読んで、背筋が凍る思いをしたのを思い出しました。

01/07 09:07
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みろみ
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図書館本。この方はプロの作家さんなのかな?エピソードは悲惨でもちろん胸が詰まるものなのだけど、絵が稚拙で顔の区別がつかない。あと、ロシア語(カタカナ)には枠外でもいいから訳をつけないと意味がわからない。
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紺色の風書
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☆☆☆☆
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慈雨
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【図書館】亡き祖父の長兄はシベリアに抑留されていた。元はよく喋る人だったそうだが、シベリアから戻った長兄は無口な人になっていたという。何があったのか、どんな経験をしたのか、この本を読んでその片鱗を感じることが出来たと思う。▼飢え。過酷という言葉では足りないほどの労働。仲間が死んでいく事への慣れ。密告や転向。見えない未来。読んでいるだけで息苦しく心が凍りそうになった。▼今も難民になったり戦火の中にいる人達がいる。何故人間は過去から学ばないのか。先を争うようにロケットを打ち上げるより、地上に平和を!
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いつでも母さん
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作者の父のシベリア抑留記。コミックなので多くの人が手に取り易いのではないだろうか。私の亡くなった父もこうして舞鶴港に帰って来たのだと思うと、胸が熱くなる。もっとちゃんと話を聞いておけばよかったなぁ。父は多くを語らなかったから、自然と避けていたのかなぁ・・晩年、元気なうちに母と孫と舞鶴を訪れる事が出来て、今は本当に良かったと思っている。シベリアの凍土の下で今も沢山の方が眠っているのだ。そして、世界では今も戦争は無くなっていないという現実。
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ととたた
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☆4
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K Goro
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抑留中にソビエト共産党のイデオロギーに本気で「転向」(そうなるにはやむを得ない事情もあったことが分かるが)した人たちが、のちに、抑留の命令者がスターリンその人であったことを知ったとき何を思っただろう。
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おわこ
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前から気になっていて一気に読了しました。戦争経験者のお父様のインタビューを元に第二次世界大戦後のシベリア拘留をかわいらしい絵柄でマンガ化してあり、とてもわかりやすかったです。 辛い描写も沢山ありますが絵で読み進められました。
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えむ女
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「ラーゲリから来た遺書」を読み終えた時、おざわゆきさんの別のコミックを読んだところ読友さんから本書の情報をいただく。零下30、40度の戸外で防寒もなく、低栄養で強制労働させられた生活。絵のタッチは優しいが、中身は厳しい。思い出したくない体験者も大勢いるだろうに作者のおとうさんはよく話してくださったと思う。
えむ女

亡父も戦争のことは話したがりませんでした。先日新聞に新たに確認された抑留者の名簿が掲載されていました。遺族 も少なくなったであろう現在も多くの人の名が判り一人一人が辛い辛い思いで亡くなっていかれたことに改めて戦争の罪を感じました。

04/15 06:49
いつでも母さん

時々新聞に掲載される確認された抑留者の名前に、その都度、どうしても父を思ってしまいます。戦争はまだ終わったとは言えないなと。

04/15 07:49
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ko1先輩
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ネタバレダモイ、ダモイ。何度もだまされ、絶望とはこのことか。世の果て、地の果てとはここのことか。この本を読めてよかった。ありがとう。
ko1先輩

そうでしたか。つらい読書でしたね。

04/14 21:54
いつでも母さん

シベリア抑留関係の本を何冊か読んでましたが、その都度苦しくなりますね・・

04/14 21:55
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