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感想・レビュー
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りらこ
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Kindle Unlimited。木から仏を取り出す。それが仏師。漱石の夢十夜にも出ていたな。人の命が軽い世界。戦国時代の始まりの頃?為政者の都合で翻弄され命を奪われる。強姦によってできた子どもたちは皆また命を無かったことにされる。それがまた復讐の形。ただ絵がわかりにくかった。髪の色がシーンで変わるので誰?となってそこにイラつく。作者と私が共有できない言外の部分に隔たり。それが越えられなかった。最後の短編が良かった。子供という存在に何かを見出しているんだろうな、と感じた。
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はつばあば
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諸行無常?いやぁ渋いいぶし銀のような作品でkindleをお持ちの方ならUnlimitedで是非。今NHKで犯罪被害者の事をしていますが、それこそイジメられる為に生まれた?殺される為に生まれた?。天寿を全うするのは今も昔も難しいですが・・なんで私が生きている?何の取柄もない私が?。凄く考えさせられる「仏師」です。
ゆきち

気になります✨読んでみたいのでポチッとっ✨いただきます😊

11/30 22:19
はつばあば

おはようございます。ゆきちさん、いい本と言うか刺激を受けた本のレビューって難しいです😅。拙い表現しかできませんので是非皆さんの心に訴えるレビューをお願いします😊

12/01 07:08
3件のコメントを全て見る
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ton
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ネタバレKindle無料本ジャケ買い。漂う雰囲気は山岸涼子。ちょっとわかりづらい絵。『仏師』なんだか吉田秋生「吉祥天女」を思い出した。何と表現すれば良いのか…とにかく儚い。ただただ切ない。諸行無常。魚人が新たな出発をしたのが救い。『雨夜三人話』ゾワッ・・・。『むが』本来は悟りの境地にある人間だが、生まれ出ると全てを忘れ、再びそれを取り戻す為に足掻く。人生は苦行なり。ぎゅっと凝縮されたこの話が一番好き、かなァ…。
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中村 朱堂
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ネタバレKindle unlimitedにて。顔に痣がある仏師、魚人(おびと)と、その幼なじみの阿トリ。その地の領主の許に、死に神と呼ばれる耶十姫が輿入れしてきた。……強い者が弱い者を虐げ、弱い者がさらに弱い者を虐げる。そんな世界で異形の仏を生み出す魚人。「笑みなんかじゃねぇ あれは歪みだ 人は泣く寸前にも あんな顔んなる」。神も仏も信じていない魚人だからこそ、人々の絶望や諦観に寄り添う仏を生み出すのだろうと思う。当時の勢力図が分かり辛かったのが難点だが、人が生きることの根本に触れた話。他の短編も良かった。
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りー
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乱世。細川、斯波といった名前が見える時代が舞台。死を運ぶと不吉な噂を持つ姫、顔に痣を持つ乞音の仏師=魚人、その幼馴染みの娘、姫の刺客の男が織り成す物語。人の祈りとは何か、救いとは何か。「弱い者が常に弱いとは限らぬ。痛みを知る者が同じことをして返す。」「安らかな死を幸福な生き方と教えるはわしらの負けじゃ。けどよ、問われりゃ、わしは繰り返し言うじゃろうよ、ナンマンダブツとバカみたいによ。」美しい絵です。魚人が最後に彫り上げた地蔵の造形も、とても好き。
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北白川にゃんこ
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渋い!が!独特な雰囲気がたまらぬ。諸行無常を感じさせるのう。
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えふぇくたー
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いや素晴らしい漫画です。動乱の世に仏を彫る仏師が主人公。抑えの利いた筆致に深いお話し。このテのフィクションとしては遠藤周作の「沈黙」にも匹敵するのではと言いたいくらい。映画化すべきはこういう漫画じゃないでしょうかね。 「なぜ彫る魚人。神も仏も信じておらぬものを」
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hanak
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表題作の「仏師」は、やるせなさに満ちた物語。戦国の世、名もなき人々は強者の思惑に翻弄され、踏みにじられる。けれどこの物語は、人の勁さにも満ちている。踏みにじられても暮らしは続き、人々は生きていく。魚人の彫る菩薩像は彼の、そして人々の叫びなのだと思う。2017-62
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ぴよ子
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絵が綺麗で、軽く読めるマンガではない感じ。
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T
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【Kindle Unlimited】
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corosukepon
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ネタバレ大好き作家様のノベルズの挿し絵からこの方を知り、ちょっと探してみたらこの作品に出合いました。迫力ある絵柄と奥深いストーリーに圧倒されつつ読了。哀しいお話、ホンノリ怖いお話のあとにむがというちょっとクスッな小話。スパイスが効いてます^^
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フク
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何で産んだ?何で殺す?何で生きる?神や仏はどこにいる?人の中か?人を救ってくれるのか?答えは見つからないのに、誰でも生まれたからには死ぬまで生きねばならぬ。名台詞も多い、深いコミック。凄味を漂わせながら、読後が温かい「仏師」、人の心の闇を覗き見る怪談「雨夜三人話」、軽妙洒脱でお勧め「むが」の時代物三作品。絵が凄いなあ。美大生のデッサン帳のよう。鉛筆で描いたような乾いたライン、動よりも静、背景なしの人物たち。老人も赤子も本当に上手いし、顔に醜い痣を持つ主人公、仏師魚人(おびと)の体は、彫刻のように美しい。
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ぶんぶん
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古本屋でジャケ買い。 絵が凄く良い、鬼気迫るものを感じる。 仏とは、信仰とは、まるで関係ない時点で始まっている。 仏像とは人の信じるものに宿るものだろう、しかし、信じるものが無かったら・・・ 考えさせられるドラマです。 人とは、仏とは、考えれば考える程、判らなくなる・・・自分自身で思ったように生きる・・・これが難しいんだけどね。
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水@コミックス、新規開拓中
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2013.3.11.なんでこんなにも読者が少ないのかわからない一冊。PF未収録作品があるとのことで購入。業を背負って生まれ育ち仏師となった男と、神と仏を踏みつけて、生を問う女の話、かな。線は細いですが、鋭い眼を描く作家さんです。イラストに近い印象の漫画。(でも、イラストではない) / 読者がもっと増えますように。・・・何冊か買って、布教しちゃうか。
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コンスープ
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何度か読み返しているうちに意味が分かっていき、さらに味がしみていく作品です。表紙買いでしたが、当たりでした。 特にラストの木のシーンは見ているとなんだか涙が出てきます。それまでの経緯が巧みな語りや心境の表し方があってこその涙だと思います。
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ロン
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衝動買い。阿トリの書き込みが簡単な気がするのは気のせいなのか…?つい和尚に思い入れてしまう。と言っても、読んで満足です。
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へへろ~本舗
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1998〜1999年に描かれたとは思えないくらい時代を感じさせない。まるで森鴎外の高瀬舟のような重厚な作品。
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くさてる
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PFコミック版から持ってます。絵の巧さは勿論のこと、これみよがしのケレンに頼ることなく控えめに、けれど上質の余韻を持たせて読者に考えさせる台詞遣いとストーリー構成、物語の中心を太く貫く作品の持つテーマがもたらす読後感、ややこしいこと抜きにしても魅力的な人物造形、すべてが好みの作品でしたので、今回の新装版をきっかけに、ひとりでも多くのひとの目に触れて欲しいと願います。
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ウタマキ・コウ
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うう、発売日を30日と勘違いしてました。勘違いしてたぶん手に入れるのが遅くなってしまいましたが、なんにせよ『仏師』の発売めでたいです。「雨夜三人話」は読んだことがなかったので、初収録が嬉しいです。ものすごく怖いというのではないですが、うっすら厭な感じの怖さがありますね。しかし、「むが」が最新作って、それはちょっとどうなんだろ…。
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A.Sakurai
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雑誌掲載時の切り抜きを取ってあるのだが一部分だけだったので十数年ぶりで通しで読んだ.当時も分かりにくいと思ったが,やっぱりストーリーとコマの構成にメリハリがないせいか読みにくい.テーマと描きたい対象はよく分かるし,絵は十分な品質なのだが,マンガにするとなにか変.併録されている「雨夜三人話」や「むが」のほうがわかりやすい.でも,熱が入っているせいか,ときどき読み返したくなる.
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仏師評価85感想・レビュー20