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短歌ムック ねむらない樹 vol.10 特集=第5回笹井宏之賞発表/15年目の笹井宏之

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門哉 彗遙
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いろいろ刺激されます。
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だいだい(橙)
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第5回笹井宏之賞の受賞作が2作。第4回笹井宏之賞の受賞作が個人賞を含めて個性的だったのに対して、こちらは強い既視感があった。「パーチ」は角川「短歌」でよく見る類のテーマだと感じた。「似た気持ち」については、微妙な間合いのずらし方がや表現で作り手の「うまさ」は十分に伝わってくるものの、なんかどっかで見たことない?あ、岡野大嗣さんにちょっと似てない?と思った。あくまで個人の感想ですが(読書メーターとは個人の感想を書くところだからそれでいいのだ)。
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かふ
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「眠らない樹」そのものが笹井宏之におんぶにだっこなんで、もうファンクラブみたいなものかと。まあ、夭折の歌人という伝説化で売るみたいな。新人賞とかも新人を発掘するより笹井宏之の知名度を上げるというような。アンチになってしまうのは、家族とか彼の短歌には関係ないだろうと思うから。この雑誌の作り全体が家族的といえばいいのか。そこに疎外感を感じてしまう。https://note.com/aoyadokari/n/n86169cc48842
だいだい(橙)

笹井さんの短歌はたとえ早死にしなくても影響力が大きかったので、ここまでのムーブメントになっているのでは?難病で早死にした人と言えば他にもいますしね。最近で言えば中澤系とか。中澤の歌集も読んでみたいと思ってます。ただかふさんの言う通り、笹井さんの家族とかは私もあまり興味なくって、そこはさっくり読み飛ばしました。読者はそんな感じの人、多いかもですよ。正直作者のプライベートって、よほどのファンじゃないと知りたいと思わないもん。

08/13 12:34
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おひだい
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「舌で歯の裏をなぞっていくように下から歩道橋をのぞいた」「皮の下は湿った肉であることを隠して深くマフラーを巻く」「無数とはないことではなくあることで無数の朝に焼かれて風は」「切れかかった蛍光灯の作り出す言語を分からない方がいい」「エレクトリカルパレード ぼくらの細胞が自殺するって思えなかった」
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