時の番人

時の番人の感想・レビュー(106)

人間のはじまりの歴史が幕を開けた頃、少年だったドールは時を計ることを始めた。誰もが知らずにいた時間を、愛する妻の命が尽きようとした時、天に昇り時を止めようとした。現代では一人の老人が永遠の命を望み、少女が失望して命を絶とうとしている。時の番人となったドールは彼らと時の狭間へ旅立つ。時を知ってしまったが故の人の性は「モモ」を思い起こさせる。限りある命だからこそ大切にしないといけない。そう思わせられる物語。
★49 - コメント(0) - 2月3日

タイトルに惹かれて読んでみた。主人公や天界の老人が選び、話す言葉は割とよく見る在り来たりで月並みな表現だったりするけれど、やはり間違いない事でしかもとても大事なことなのでぐっと来る。人に与えられた時間は有限だからこそ、一瞬一瞬がとても貴重。世界観も独特で感動的な作品。
★3 - コメント(0) - 2016年12月14日

時間がテーマのファンタジー。遥かな昔に時を数えはじめた変人ドールの物語と、恋する高校生レモンの物語はありきたりだなと思いつつ読み進める。ヴィクター老人には年齢的に共感するけど、金持ちの感覚はわからん。で、こんな軽い読み物でどうやって三人の絶望(?)を収めるのかと心配したが、案外感動的に読了した。 とはいえ、童話ならこれでOKだけど、物足りなかった。
★17 - コメント(0) - 2016年9月22日

説教臭い宗教色が強くてあまり好きでは無かったです。3人の視点が切り替わりながら物語が進んでいくのですが、終盤までそれぞれ接点が無いにも関わらず頻繁に切り替わる構成で、没頭できず読むペースがなかなか上がらなかったです。
- コメント(0) - 2016年8月18日

「時間」という概念を持ってしまったことで、人は時間に追われ、歳をとることを厭うようになってしまった。高校生のサラ、余命いくばくもない大富豪のヴィクター、二人を見守る時の番人。軽いファンタジーかと思っていたら、とても真摯な物語だった。「時間」や、かけがえのない人達との向き合い方を考えさせられる。絶望して「何もかも終わり」と言ったサラに時の番人がかけた「終わりとは、過ぎ去った日々を表わす言葉だ。明日のことではないんだよ」という言葉が印象に残った。
★96 - コメント(0) - 2016年7月8日

現実の時間と、時間、ハートの中に住んでいる時間。あんばいが、難しい・・・。
- コメント(0) - 2016年3月4日

この本を手にとった理由は、紛れもなく、私がゆずファンであるという理由からだった。それだけの理由。この赤い魅力的な装丁と内容は演出としても、素敵だった。人生における教訓となる言葉が幾つも唱えられている。まるで登場人物たちが頭の中で声をはっしているかのように残像が今もなお残っている、不思議な本。何度でもの読みたい。
★2 - コメント(0) - 2016年3月3日

神は人の命を限りあるものにした。それは、一瞬一瞬を愛おしみ、かけがえのあるものとして生きるため。
- コメント(0) - 2015年12月3日

正直なところ、期待したほどは熱中しなかったけど、読後感さわやかで文句なしです。だけどやっぱり、時間をテーマにしたファンタジーは、エンデの「モモ」が最強。
★2 - コメント(0) - 2015年11月8日

時間という概念がない世界ってどんなかんじだろう?読みやすくてテーマもしっかりしていて良かったです。
- コメント(0) - 2015年11月5日

ha-
とても読みやすくて、こんなにスラスラと読んだのは久しぶりだった。時間が無限のように思えて有限で、なぜ命に限りがあるのか、その謎が少し解けたよ。一瞬を慈しんで生きていきたい。
★1 - コメント(0) - 2015年10月16日

図書館でずっと気になっていた本。久々に付箋が大活躍でした。今の私の心にずしんと響いてきた作品で、このタイミングで読めて良かったです。
★3 - コメント(0) - 2015年9月24日

時間について考えさせられる一冊。頭ではわかっているつもりだけど、実行するのはなかなか難しい…。
- コメント(0) - 2015年9月22日

sou
神が人の命を限りあるものにした理由。限りあるものだと気づけた人以外には、わかっていてもできないことだと思う
- コメント(0) - 2015年7月4日

主人公ドールが時空を超えて旅をし、最後には『時間とは』ということについてドールなりの答えを出し、愛する妻への永遠の愛を誓うという……読み終えた時には何かホッとする気持ちと『読んで良かったな』と思う気持ちでいっぱいでした。久しぶりにこんな小説を読んで、私も短いような長いような旅をした気分でした。 やはり人との出会いが不思議なように本との出会いも不思議なんだと……思うことができた一冊です。読むことをお勧めしますよ(^^)
★1 - コメント(0) - 2015年5月15日

装丁の美しさに惹かれて選びました。「何かを失ったり犠牲にしたりする経験がなければ、今与えられているものを愛おしむ気持ちは生まれません。」今与えられている幸せに、なかなか気がつかないもの。限りある命どう時間を使うべきなんだろう。そう考えると焦るなぁ。今を生きるってなんだろう…
- コメント(0) - 2015年4月16日

時間についての寓話的な物語。時の番人として永遠に近い命を授かる男、病気で余命いくばくもない、でも生きたい大富豪の老人、失恋してもう生きていたくないと思うティーンエイジャーの女の子。時間というのは平等なはずなのにこれほど個人差の大きいものはないと思います。いつも時間に追われて仕事している身であり、落ち込んで生きるのがしんどくなる事があったり、将来の時間に漠然とした不安を持ったりしている身には、とても説得力のある物語。ファンタジーではありますが、あくまでも現代的でありながら寓話的(時々聖書を思い出す)です。
★15 - コメント(0) - 2015年4月12日

時間をテーマにしたファンタジー。大掛かりな舞台装置はなく、粛々と進行する。勇者や竜が飛び交う物語とは対極で、現代社会ベースに、パラリとファンタジーの粉をかけたという味付け。時間とは何か、どうして時間が欲しいのか、を再考する足掛かりにはなりそうだ。
★13 - コメント(0) - 2015年4月5日

時をはかることで永遠に近い時間を手に入れられるなら、…図書館の本を読み耽るところは羨ましい。
★5 - コメント(0) - 2015年2月23日

短く区切られていて読みやすかった。『物事に執着すると失望するものだ。』って分かってるけど執着しちゃう。次の課題は、まずバベルの塔について。
★3 - コメント(0) - 2015年2月21日

今年一番の本。翻訳物には期待しないのが普通なんだけれど、帯通り、読み終えるまで本を手放せない。十分理解しているのに時間というものに対する概念が新しく変わる気がする。陳腐かもしれないけれど、当たり前のことがこんなに素晴らしいことかと感じれたのは、新鮮だ。「終わりとは、過ぎ去った日々を表す言葉だ。明日のことではないんだよ」
★7 - コメント(0) - 2015年2月19日

時間の意味にまつわる物語。生まれてから死ぬまでの時間をどのように捉え、どのように使っていくか。失恋の痛手のため時間を終わらせてしまいたい少女と、病気により余命が少ないため時間を超越したい老人という対比が読んでいて楽しかった。ドールの境遇を含めて決して明るい内容ではないけれど、人生を終える時にも誰かを大切にすること、亡くなった人も含めて周りの人の想いを忘れないことなど、当たり前だけど普段意識していないことを考えさせられました。
★16 - コメント(0) - 2015年2月12日

愛情は時を超えて永遠です。時の番人でも管理できません。
- コメント(0) - 2015年1月18日

sun
全く正反対のことを願う2人が、それぞれの思いを抱え出会うことで、「いま」が大切であることを理解するように、今を大切にする気持ちが大切だと思う。有限たがらこそ、大切で尊いものだと思う。
★1 - コメント(0) - 2014年12月24日

人類で初めて時を計った罪によって洞窟に追放された年を取らない男、自分を冷凍保存しようとしている大金持ちの老人、恋に破れ自殺しようとしている少女。視点がコロコロ変わるのに読みやすく面白かった。時間は大切。
★1 - コメント(0) - 2014年11月24日

人間にとって「時間」がどういう意味を持つのか、深く考えさせられた作品。生と死、愛がテーマ。有限という概念があればこそ、自分の人生を、この瞬間を、大事にしようという気持ちも生まれる。たとえ無限の命があろうとも、愛を全く感じる事がなければ、無価値。ファンタジーだけれど、とても現代的でメッセージ性の強い物語だった。
★5 - コメント(0) - 2014年10月30日

久々の読書にピッタリ。読みやすく(1ページに文字数が少なかった)、飽きない展開。終わり方もすっきり。
- コメント(0) - 2014年10月18日

巻頭の登場人物紹介で、「レモン」「ロレイン」「デラモンテ」の名前を見つけて、長野まゆみの「デカルコマニア」とのつながりを期待し、読んでみました。結果、デカルコマニアとの関連は特に無かったのですが、時空を越えた愛と生命の物語で、感動的でした。ドールとその妻の絆が本当に純粋で深くて、胸を打たれます。いつか失うからこそ、いとおしい。私もかけがえのない人と過ごす時間を今以上に大切にしたいと思いました。
★6 - コメント(0) - 2014年10月15日

時間や命の大切さをあらためて教えてくれる心温まるとても良いお話しでした。
★1 - コメント(0) - 2014年9月22日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2014年9月21日

5
中高生向きの易しい文章。でもごく稀に一粒の砂金のように光る一文があったりするので、この著者は流石だなぁと思ったり。
★5 - コメント(0) - 2014年9月17日

長編小説だが、展開がはやく、映画の脚本を読んでいる気分になった。映像的な表現が多いから、映画化すると美しい作品になりそう。最初は今までの作品と趣が違うと感じたが、読後感はミッチ・アルボム独特の温かみがある。時間に追われる生き方を反省した。自分の人生をマイペースに生きようと思う。訳文がたまに変で気になった。翻訳としては悪くないが、日本語の詰めが甘い。装丁やページデザインがお洒落で素敵です。次は原作を読みたい。エンデを再読したくなった笑
★4 - コメント(0) - 2014年9月15日

結局、時間はネビウスの輪ということなのか??? また振り出しに戻る。
- コメント(0) - 2014年9月12日

現在が変わらないってことは。誰かが塔にのぼったってことなのかな?
★1 - コメント(0) - 2014年8月10日

初めて時を刻んだもの、時を支配しようとしたもの、時をないがしろにするもの。それぞれの生き様が鉄拳のパラパラにように一コマ一コマ進んでいきます。「遅すぎることも、早すぎることもない」「心は時に支配されない」「一瞬を愛おしむ」。時に翻弄されることなく生きていきたいものです。*じつはあまりページが進まず図書館の貸し出し期限を超過してしまいました。時は待ってくださいません。申し訳ございません。
★10 - コメント(0) - 2014年7月28日

この世界の中に時間というものを計り、作り上げてしまったドール。彼は最愛の妻アリを病で失おうという時、アリの元をはなれバベルの塔を駆け上がり時を止めようします。そんな彼に神は罰を与え、彼は『時の番人』に。高校生のサラ、大富豪であるヴィクターの二人を登場人物に加え、有限である時と有限である命、そして本当に大切なものについて語っていく物語。章、章が短く、その中で語り部を切り替えながらの展開ですが、分かりやすく、読み易い文章なのでスピード感が出て楽しんで読めました。『時なんて見つけなければよかったのに』なんてね!
★71 - コメント(0) - 2014年7月22日

未来を見せて限りある命や時間を考えさせる話は昔からあるけど何度も語りなおされるのはつい忘れがちなことだからかな。砂時計のトンネルの場面が好き。
★8 - コメント(0) - 2014年7月21日

誰かとの大切な記憶や、何かを失うかもしれないという不安は、時間という認識があってこそ。一直線に進み還って来ない時間も、循環する時間も、一度生みだされたものは人が存在する限り共にある。時に人を苦しめ、幸福にしながら。
★11 - コメント(0) - 2014年7月12日

チッチッチッ…秒針の音。失った時間。いつも時計に急かされていてしたいこと、しなきゃならないことを全部するには時間が足らなさすぎて悲しいと心が時間に振り回され囚われているなと改めて思った。最初、ドールを恨めしく思ったけれど彼を見ていたら時間を一瞬一瞬大切にするために自分の生活を省みてみようと思いました。
★24 - コメント(0) - 2014年7月11日

時の番人の 評価:100 感想・レビュー:55
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