月の裏側

月の裏側
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月の裏側はこんな本です

月の裏側の感想・レビュー(661)

貴志祐介なみのグロい表現にゾクゾク。舞台は九州柳川でしょうが、流れがゆるやなか川下りした時のなんとも異世界な感覚を思い出しました。川の最後は、一か所に集まることと上手くリンクさせて、マジョリティを表現していて、感動すら覚えます。月の裏側とは、見えていそうで見えていないもの、転じて気づいていそうで本当は分かっていないということでしょうか?
★2 - コメント(0) - 3月20日

うーん、これは怖い話。最後は皆どうなったしまったのだろう。新人類の誕生?
★4 - コメント(0) - 3月1日

図書館の出来事から、農業倉庫の光景に至るあたりはかなりの怖さ。ただ、マイノリティでいる間は怖さを感じながらも、マジョリティになってしまえば安心を感じるというのは、日本人の性質を表しているような気も。子供を残してきていた藍子の混乱ぶりがまた怖い。「そうね。不思議ね、あたしもわからない。だいたい一目見ればわかるんだけど」
★4 - コメント(0) - 2016年9月11日

「盗まれる」というのはある種の没個性化であり、それをどう受け止めるかは現代人の課題であるな、と思いました。
★1 - コメント(0) - 2016年7月21日

フィニィの「盗まれた街」のあとがきで恩田陸さんがモチーフにした作品と聞いて。まだ未読でした。確かに頷くところが多いのですが、それが恩田ワールドに染まった作品になっていて。
★1 - コメント(0) - 2016年5月13日

怖かった…!Σ(×_×;)!結局、『奴ら』は何のために人間たちを一時的に拐っては、帰していたのか??こんなにホラーな内容とは思ってなかったので最後までビクビクしてました。藍子の気持ちを考えると切なかったな~☆
★2 - コメント(0) - 2016年3月10日

⭐⭐⭐⭐☆これを読むと何故かある作品のヌメリヒトモドキを思い出してしまう・・・ナゼだろう(笑)
- コメント(0) - 2016年1月16日

SFファンタジックホラーかな。徹底的に受け身の主人公わりと好みです。面白く読めた。それにしても街の雰囲気や匂いまで感じるように描き出す上手いな。シリーズ次作(多分)も借りて来た楽しみ。
★9 - コメント(0) - 2015年12月20日

起きてる事はわかるんだけど、何が何のためにってことがわからないまま読み進めるがもどかしすぎて、集中力が途切れて失速。。。自分が自分であることを考えるとものすごく怖いし、人が誰もいなくなる状況もめっちゃ怖い。そういう恐怖感だけはしっかり味わえましたけどね。。。
★18 - コメント(0) - 2015年12月17日

★★★☆☆_薄暗くて粘っこい気味の悪さがずっとついてくる感じ、その合間に見える白雨の可愛らしさに癒やされた。やっぱり猫はいいね。梅雨の時期に読んだら楽しめそうな一冊、もちろん裸足でね。
★1 - コメント(0) - 2015年12月1日

Kindle日替わりセール。恩田陸なので立ち読み無しで買ったけど…最後まで読んで、スッキリしない上に人物描写も古い感じがして、あまり面白くなかった。途中のテープで音が聞こえるというあたりは面白かった。「気味が悪い」という形容詞がぴったり。
★5 - コメント(0) - 2015年9月23日

水のある風景、水郷の町が大好きなのに、怖くなってしまいました。 もし自分も盗まれていたら、記憶を失って気付かないままでいたい。 知らない幸せを味わっていたい。 糸杉の家のおばあちゃんが理想です。 恩田さんの本があと数冊手元にあります。 読むのが怖いような。 立て続けにホラーぽい恩田作品を読んだので、普通のが読みたいです。
★44 - コメント(0) - 2015年5月6日

これは最後が残念なパターンでした。えーーこんな終わり方∑(゚Д゚)という感じでした。人がだんだんいなくなっていくのは怖かったですね〜。結局多聞さんが盗まれているのかいないのかはっきりしなくてとても嫌です!!
★6 - コメント(0) - 2015年3月17日

とにかく何とも言えず怖いのだが飄々とした多聞さんのキャラに助けられ怖いもの見たさでページが進む。 どっぷりと恩田ワールドに浸りきるも読み終えて本を閉じると現実に戻れて心底ホッとする。
★3 - コメント(0) - 2014年12月16日

あっという間に読めた。町の人がいなくなるシーンはぞっとした。元々の人はどうなったのだろうか。
★4 - コメント(0) - 2014年6月27日

掘周辺に住む人々が失踪し、数日後戻ってくる。その間の記憶は失っているものの、それ以外は普通の日常。別の生命体にとって変わられ、しかし以前と変わらないままに。盗まれた人の目や仕草、四人が見た人間もどきの生成途中の物体や、ごっそり人がいなくなったという様な…ところどころでの描写にゾッとした。盗まれた人々が帰ってきた後、藍子以外が一連の事件に対してほとんど興味を失いあっさりとしていて…微妙な終わり方。気味が悪い話でした。
★3 - コメント(0) - 2014年6月1日

堀に囲まれている閉塞感やねっとりとしたものへと体がかわっていく不気味さがじわじわときましたが、そんな状況のなかでもフラットな心を保っている多聞さんが不思議な魅力を放ってました。
★34 - コメント(0) - 2014年1月15日

高校生のころ依頼の再読。設定は覚えていたがラストは全然だった。自分が知らない間に盗まれているかも、なんて怖い。
★1 - コメント(0) - 2014年1月10日

んーノーコメントで。もう一冊位読んでみますかね。
- コメント(1) - 2014年1月2日

知らない間に人が人ではない何かにすり替わっているという内容は、もし私だったら・・・といった想像を容易にさせるので不安感を煽られます。何か得体の知れないものが静かに忍び寄る様子も不気味で怖いのですが、幻想的な雰囲気も感じられ、読み終えた時には不思議な夢を見ていた様な気持ちになりました。
★18 - コメント(0) - 2013年12月8日

守りたい、変容を拒みたい気持ち。実害がなければいいじゃない、という静かな境地。揺らぎが静まる線は「○○○○○かどうか」なのか。モデルとなった場所を知っているので、これからは訪れるたびにどきどきしそう。多様性万歳(小声で)。
★26 - コメント(0) - 2013年10月23日

最初は街に何が起きているのか全く分からなかったし、これからどうなるのだろう?と不思議に思いながらこの本の世界に入って行った。いつも水と隣合わせの街、箭納倉。堀、水溜り、そこいらにある水はキラキラと光を反射させている時もあるし闇よりももっと全てを飲み込んでしまいそうなぐらい黒い時もある。人は人と同じ事を嫌がり、時に個性を主張しこれが自分だと言う。しかしその反面でマイノリティになるのを恐れ、自分がマジョリティに位置していると安堵する。自分もそうだし、きっと多数の人がそうだろうと思う。「この世の中には説明出来な
★25 - コメント(1) - 2013年9月4日

序々に明らかになる「真実」の異様さにぞくぞくする。そしてこの人の本領は、その全てがあきらかになったあとの彼らの探索の日々、そして、それが空けた朝なのだなあと思った。
★3 - コメント(0) - 2013年8月22日

初恩田陸作品。ゾクッとする作品でした。そう思いながら終わりのあっさりさに肩透かしを食らった感じもする。あなたの周りにいる人たちは本当に人間ですか?いつの間にか姿形などはそのままに別のものに入れ替わっていたりしないですか?そしてその思考の果てに、自分は今"どっち"なのかという恐ろしい疑問が。。。
★6 - コメント(0) - 2013年7月26日

再読です。何度読んでも怖い話です。自分が本物か偽物かわからないなんてどうしたらいいのか…それにしても飄々とした多聞の性格羨ましいですね。
★3 - コメント(0) - 2013年7月14日

不気味な話しだった。結局、多聞はどっちなんだろう?マイノリティぽいけどな〜
★2 - コメント(0) - 2013年7月5日

面白かったー。堀って確かに怖い
★2 - コメント(0) - 2013年5月29日

初読は二年前。あらためて読み返してみると、はじめて読んだ時のゾゾーッとした感触がよみがえってきた。まず、水が怖い。あたりまえにあるものがあたりまえじゃなくなる恐ろしさがとてもリアルに感じられる。それと、自分のしらないうちにマジョリティに取りこまれてしまう恐ろしさ。自分は違う、自分だけはならないぞ……と思ってはいても、やっぱり「ひとつになる」ことは心地いいんだなぁと思った。そういうマジョリティになりやすい(またはそう望む)現代の人に対する警告のようにも感じられた。
★5 - コメント(0) - 2013年3月9日

読了後、少し世界が違うように見えてしまいました。今私たちが生活している場所は本当にこの世界なんでしょうか。今隣にいて笑っている友達は本当にその友達なんでしょうか。知らない間に盗まれる恐怖、自分が何者なのかわからない恐怖。そこらへんにあるようなホラー作品とは一味違い、何だか居心地の悪い恐怖を感じました。この世界には私が知らないことなんて山ほどあるんでしょうね。だからこそもしかしたらこんなことが起こっているかもしれない想像するとぞくぞくっとします。恩田さんの作品は怖いんだけど、どこか魅力がある作品ばかりですね
★24 - コメント(0) - 2013年3月9日

ジャック・フィニィの「盗まれた街」がモチーフ。
★4 - コメント(0) - 2013年2月9日

初めて読んだときは、怖い…と思ったけど、何度読んでもうっすら怖い。最後はあっさり。でも、そんなものかもしれない。真実を知らせても、大概の人は信じないし己の範疇に収めようとするよね。"世の中には説明できないこと、説明しなくてもいいことがある"これに尽きる。
★3 - コメント(0) - 2013年1月30日

怖い話でした。ホラーかと思ったら、まさかのSFとは。でも勿体ない、あれだけドキドキハラハラさせておいて最後が・・・。
★2 - コメント(0) - 2012年11月17日

堀や運河がはりめくされている街「箭那倉」。ここで起きている失踪事件を追ううちに、そのうらに隠された巨大な意識の存在に気づく。『盗まれた街』のように人々がいつの間にか入れ替わっている。その割には危機感もなく恐怖もない。ストーリー以上に、恩田陸の登場人物の会話だけでも、興味深く、話しに引き込まれる。『月の裏側』の題名を見るたびに頭に浮かぶのは、オリジナル・ラブの『月の裏側で会いましょう』。
★7 - コメント(0) - 2012年10月21日

☆☆☆★
- コメント(0) - 2012年10月10日

12*9*6~10*1★★★★☆ ん~恩田さん初読み!最初は、登場人物が把握できなくて、(だ、誰だ!?)ひとり困り顔で読んでいました。が、読み進めていくと、姿が分からないものへの恐怖。自分が他人になって帰ってくる。はたして自分は盗まれてはいないのだろうか?と疑問をもつ瞬間。実は私たちは既に盗まれているのかもしれない。明日はあるのだろうか。
★14 - コメント(0) - 2012年10月1日

その場所で何が起きているのかがわからない不安から、自分に何が起きているのかがわからない不安へと、徐々に移行していく。気が付けば、多聞の意識に同調していた様だ。ラストに近付くにつれ、雨上がりの道が乾いていく様な感じで、緊張も弛緩していく。何だろうね。意味なんて、あるかもしれないし、無いかもしれないって事?そう言えば、子供の頃は、オバケや幽霊より、宇宙人の方が怖かったなぁ~。
★8 - コメント(0) - 2012年9月3日

読破。【裏・怪談本】第7弾の本書は、水さんからご推薦いただきました。怪談としての怖さではなく、サスペンスモノとしてのドキドキ感と、ちょっとキング的なモダンホラー的要素の混ざった怖さです。同じ【裏・怪談本】として既読の『球形の季節』と相通じるイメージを持った作品ですが、それよりは「対象」も明確で、エンディングも話としてまとまった作品です。『球形-』のレビューでいみじくも私が挙げた『盗まれた街』がこの作品では作中で述べられてます。確かにそれも思いましたが、私は『こちらニッポン…』を思い起こしもしました。(続く
★47 - コメント(4) - 2012年9月1日

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途中の面白さ、ゾクゾク感は、さすが恩田さん。堀を覗き込むのが怖くなりそう。最後は、ちょっとえっ、それでいいの?と思わないでもなかったけど。
★1 - コメント(0) - 2012年8月31日

ちょこちょこ読んでて、やっと読み終えた!!恩田さんの作品はすきだけど、こういう雰囲気の本はなかなか入り込めないのが難点。多聞の呑気さがほっとします。面白いけど‥なぁ!って思っちゃうけど、puzzleとか再読したら前より面白く感じたことがあったから、これもそのうち再読したら面白味がわかるかな!って思います。今はただもやもやが残る。
★3 - コメント(0) - 2012年8月28日

月の裏側の 評価:64 感想・レビュー:110
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