沈黙の橋(サイレント・ブリッジ) (ハルキ文庫)

沈黙の橋(サイレント・ブリッジ) (ハルキ文庫)
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喧嘩
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沈黙の橋(サイレント・ブリッジ)の感想・レビュー(67)

こりゃ上手ぇ!『探偵はBARにいる』の著者が書いた。戦後ソ連に占領され共産主義国となった北海道で繰り広げられるスパイ・ミステリー。共産化北海道の詳細な地図があるどころか、庶民の生活の様子まで子細に描かれているのがスゴい。あの東側特有のダサさを北海道で展開した架空世界のディテールがギッチリ作り込まれてる。印象深い断片的なエピソードの積み重ねによって、終盤に向けて霧が晴れるように事件の全体像が見えてくる構成もまた素敵。豊平橋を「タンゴ」と呼ぶなどネーミングセンスも抜群。とにかくイイ!歴史改変SFの隠れた傑作。
★4 - コメント(0) - 2016年1月26日

東直己を読みたくて。戦後、北海道が北朝鮮みたいに分断占領されたら、という話。面白いけれど、探偵シリーズとリンクした本が読みたい気分だったから、失敗。
- コメント(0) - 2016年1月24日

日本が東西陣営により分断された世界が舞台のスパイ小説。状況説明が極力省かれ、各登場人物の主観的視点で物語が展開するため、まるで自分自身が五里霧中のスパイ合戦の中にいるかような緊迫感があった。登場人物は主役級から脇役まで一人一人丁寧に描きこまれ、特に平良忠孝が印象的だった。また、東側陣営の「日本民主主義人民共和国」(北日本)の社会生活の描写が非常に詳細で、いわゆる「共産趣味者」の方が読めば非常に楽しめると思う。 ※読んだのは単行本の方ですが、感想登録数はこちら文庫版の方が多いので、こちらに登録しました。
★7 - コメント(0) - 2015年10月11日

エピローグが短過ぎて伏線回収できていない印象を受ける。北日本の生活情景、歓楽街の描写なんかは良かった
- コメント(0) - 2015年6月14日

海外小説のような硬質な読み応え。異色作です。
- コメント(0) - 2014年2月2日

大好きな東さん。名無しのオレ・畝原、健三にススキノ・ハーフボイルドに幇間探偵法間にソープ嬢くるみ・・・振り替えるとけっこうシリーズあるんだが、一方でノンシリーズ一作こっきりの本作。何度読んでもシビレます。ええシビレますとも(笑)。初読時は「南北に分断された日本」て設定だけで持ってかれたが、目前の事物の描写に徹底しはなしの背景すらほとんど説明ナシの語り口はまさにカラっカラに渇いたハードボイルドながら、ときおり止めどなく滲み出る情感の血の通った熱さ。それこそが東エンタメの魅力と個人的には思う。酔う。酔います。
★12 - コメント(2) - 2013年8月11日

第二次世界大戦でソ連に北海道を占領され北日本として独立した世界を舞台にしたスパイ小説。複数の視点で次々に話が展開して行き、なかなか話についていけませんでした…。
- コメント(0) - 2013年1月15日

典型的と言っていいのかどうか、型にはまったような旧東欧圏的描写がどうも自分的に好きになれない。ほぼ斜め読みの状態なのでちゃんと読んでいるとは言い切れないが、良作というのはちと苦しいなぁと。誰一人魅力的ではないキャラたちも受け付けられない。ラストも唐突感が否めない気がしてます。この著者の作品は2作目ですがどうも・・・。ここは話題作を読んでみるのが一番でしょうか。
- コメント(0) - 2012年10月11日

読みにくい作品。自分との相性はよくありませんでした。今、住んでいる場所はストーリー上だとソ連側に入るかな?
- コメント(0) - 2012年9月15日

もし第二次世界大戦後、朝鮮半島のように日本が南北に分断されていたら…かつてのベルリンのように札幌市が東西に分裂していたら…こんな諜報戦が日常だったかもしれないな〜(怖っ) 登場人物たちが何度となく言っているとおり、本当に「イヤな世界」です。 東作品では異色ですが、東西冷戦時代のスパイ小説のような非情さ、苦さを堪能できました。
★17 - コメント(0) - 2012年8月15日

今まで読んでたシリーズものと、 ちょっと趣の違う一冊。 日本が北と南に分断された、 架空のもう一つの世界。 北海道だけが、 ソ連側に分断され、 本州以南はアメリカ側。 いわゆる朝鮮半島の状況をそのまま日本に置き換えた状態。 ハードボイルドではなく、スパイ小説。 北と南の複雑な政治的状況を提示し、 それぞれの任務にいる、 両国の諜報員たちの目線で物語を進める。 北から南に亡命しようとする、 北側の大物。 果たして謀略なのか、どうか…。 ラストの真相ではん、なるほど、 と
★2 - コメント(0) - 2012年2月5日

ただいま読了。東作品らしくない世界観。初めは馴染めなかったが、そのうち動きが出てどんどん読み進めて行けて、最後に虐殺の意図が分かり納得。ただ東作品らしく本編に関わりのない脇役の描写が丁寧でいつ絡むのかと読み進めるうちに、絡まないというのが多々あった。評判が良いのも頷けました。
★3 - コメント(0) - 2011年11月26日

設定は面白いのですが、他の東作品に比べると人物に魅力を感じませんでした。何となく。
- コメント(0) - 2010年3月4日

第2次大戦後、南北に分断された日本。日本民主主義人民共和国(北日本/北海道が領土)の国境警備局次官の平良忠孝はある目的の為、日本共和国(南日本)に亡命を打診。それを受け南日本は工作員岡田隆を現地へ派遣。岡田は南日本の飛び地となった「西札幌市」へ向かい、現地工作員と共に平良の亡命作戦の準備を行うが…。西と東に分かれた札幌市内が主な舞台となるこの小説、ジャンルとしてはスパイ小説になるのかな?なかなか凝った設定で面白かったです。
★1 - コメント(0) - 2009年7月31日

2000.3.13
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