曾根崎心中

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曾根崎心中の感想・レビュー(1308)

面白かった!江戸時代の話は、苦手だったけど、角田さん版は、読みやすく、入り込めた。特に初が、最後に徳兵衛を疑う冷静さを持ちながらも、恋に、全てを捧げるところが、良かった。原作は徳兵衛は、死んでいるけど、角田さん版は、死んでないかも、というところで終わってるのも、いい。そういう事は関係ないほどの恋なんだと思う。それほどの、恋をしたことがない。ということは、犬に食われた方がいいんだな。
★4 - コメント(0) - 3月22日

日経新聞で紹介されてて、よく聞くけど中身を知らないなあ、ってことで読んでみた。最後、徳兵衛もちゃんと死んだのかな。泣いててえらく頼りないんだけど。。。図書館本
★8 - コメント(0) - 3月5日

はいはい、と思いながら読んでて、最後におぉ…となった。徳さんは一人で死ねるとは思えない。でも好きな人を信じて死ねるのは幸せだと思う。
★1 - コメント(0) - 2月27日

遊郭に連れてこられ逃げられず、恋に堕ちたなら地獄……遊女の哀しみが少し伝わるけど、遊郭の風景を眺めている感じ。もっと初の気持ちを深く知りたかったかな。恋を知らないより知った人生の方が絶対にいい。
★22 - コメント(0) - 2月27日

本当の恋を知っている、付き合っている男女、もしくは夫婦はどのくらいいるのだろう。作中のある一文に対してひとつ反対意見を述べると、愛し合っている男女のことは、周りは一切わからない。
★2 - コメント(0) - 2月24日

読みやすく、面白かった。 さすが角田さんといったところで、スイスイとその世界に誘われた。 しかし、やっぱりもっと、心中する二人が苦悩するのを期待していた。流れるような描写で、葛藤する心情には触れていなかった。どこに漂着することもなく川の上流から流れていく小舟のような物語を、岸で眺めているような気分だった。 原作の方が面白いかも、と読んだことがないのに思ってしまった。
★4 - コメント(2) - 2月18日

我ながら何故読んだんだしかも世間はバレンタインって日に(それは、角田光代読破プロジェクトだからだけどさ・・・)ま、古今東西どう手を変えても行着くのはオカシクなんなきゃ恋じゃないってね
- コメント(0) - 2月14日

★★★★《遊廓部課題図書》近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃や歌舞伎の演目で有名な物語を角田さんが翻案。全体的にはソフトな感じで読むことができるので、読み易いが、感想としては原作の方が良い。原作の「此の世のなごり。夜もなごり。死に行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜」という文章ではじまる有名な道行文を、角田流の美しい道行文にしてほしかったな。言葉の美しさやその幽玄さには近松に一歩及ばず。遊女のお初の、徳兵衛への一途な恋心や遊女としてのプライド心理描写はしっかりと描かれいる。お初は愛のために生き、愛のために→
★53 - コメント(4) - 2月10日

私の悪い癖なのかどうしても以前読んだ本の出来と比べてあーだこーだと言ってしまう。 しかし、キムタクのドラマも『ヒーロー』と比較して視聴率が伸びていないなど言ってるからあながち誤った考えでもなさそう。この本タイトル通り昔からある心中物語を角田さん流にアレンジ。八日目の蝉の衝撃があまりにも大き過ぎてその後読んだ本は全て線香花火的のような印象。
★20 - コメント(0) - 2月7日

文楽でも有名な曾根崎心中を角田さんがどう表現するか?興味津々で手に取った。確かに読みやすい。恋を知った遊女の心情が切なくも純粋に描かれる。でも欲を言うと、心中までのお初と徳兵衛両者の心情をもっと掘り下げて、ドロドロ?な女心をも加えて、角田版曾根崎心中も読んでみたかったなぁ。
★2 - コメント(0) - 2月1日

恵まれない境遇、しかし他人を信じて生きたであろう徳兵衛と他人を疑って生きることを選んだお初が恋に堕ちて心中をはかるに至るまでの話。後半に向かうにつれて緊張と疾走感でページを捲る手が止まらなくなりました。今まで出会った遊女たちが走馬灯のように駆け巡り背中を押すところは情感がこみ上げて目頭が熱くなりました。真相がどうであるのか、どうなったのかは分かりませんが、耽溺するほどの恋情を知れたことはお初にとっての幸福だったと思いたいです。哀愁と情念に満ちた半生を体感する、熱量のある本でした。
★8 - コメント(0) - 1月23日

「ちかえもん」の流れで
- コメント(0) - 1月23日

昔からある有名な話が角田さんによってとてもわかりやすく読みやすかった。男なんてと馬鹿にしていた遊女が一人の男と運命的に出逢ってしまいコロコロと死にむかって突っ走ってしまう。側で見ているとやめた方がいいと思うのだが本人はもう夢中で何も目に入らない。ある意味純情とも言える。
★79 - コメント(0) - 1月16日

★★★☆☆NHKドラマの「ちかえもん」を見て、読んでみたくなった純愛もの。
- コメント(0) - 1月12日

「読メ遊郭部」課題本。曽根崎心中・・・って誰でも名前は知っている有名な話なのにマトモに読んだことはなかった。角田さんの筆力でかなり読みやすい。情けない男って騙されようが蜜なんだな、徳兵衛の話が真実かなんてどうでもいいのかも。恋に浸れたまま逝ける幸福もある。
★55 - コメント(10) - 1月5日

kay
あっという間に読み終えた。 名前しか知らなかった古典に触れることが出来、時代を越えて悲恋に涙、共感できたことが嬉しかった。にしても、涙が止まらん。。色々な思いを秘めた遊女が過去にいたことが切ない。今も昔も女は恋のためなら強く、男は肝心な時は弱いのかな。。 最後のくだり描写が凄かった。
★23 - コメント(0) - 2016年12月12日

読友さんオススメ本&テーマ本。角田光代さんの時代物とゆう事であっという間に読了!遊女と手代の悲恋の物語。遊女本としては物足りない感が少しあるが、もっと究極感や切なさに期待しすぎていた所があるが、時代特有の意味などを最後のページに書いているので、すごく読みやすい作品でした。しかし徳兵衛…人が良すぎだなぁ。お初と徳兵衛はきっと幸せだったと思います。
★62 - コメント(13) - 2016年12月3日

個人的に心中ものは好きなのですが、初めて現代作家さんの翻案版を読みました。しかも角田光代さん。どんな雰囲気になっているのだろう…?とちょっぴりドキドキしながら手に取ったところ、大正解。切なさ、儚い夢、生きるということの重さ、色々な感情が浮かびました。 初の心情中心に描かれているので特に女性は読みやすいのでは? 徳兵衛への不安・疑心が愛情によってすっと消えてしまう場面では、溺れる恋ならではの甘さと恐怖を感じました。
★1 - コメント(0) - 2016年12月2日

何とも悩ましく狂おしく生々しい情念の物語です。通い会う心、生い立ちの哀しさ、生きることの切なさが凝縮されていて、読みながら心奪われてしまいました。角田浄瑠璃が鋭くきらめいて見えました。
★14 - コメント(0) - 2016年11月30日

遊女と手代の悲恋。不幸な境遇に生まれた二人は導かれるように恋に落ちる...。そして、あまりにも有名な結末を迎える。来世があるとすれば幸せになってと浄瑠璃が流行った当時の人達は思ったことだろう。出会いの形で男女は幸せにも不幸にもなる。美男美女の悲恋は絵になるに違いない。
★30 - コメント(0) - 2016年11月21日

有名な文楽でも、ちゃんとしたストーリーは知りませんでした。恋を知った遊女。その日から太陽も、空も、町も、川も、すべてすべて違って見えるほど恋い焦がれ…。哀しい結末とはいえず、運命の人と添い遂げる「お初」はきっときっと幸せだったと思いたい。
★34 - コメント(0) - 2016年10月31日

醤油屋の手代・徳兵衛と、遊女・初の心中事件をもとに書かれた人形浄瑠璃を、角田光代さんが小説化。余りにも有名な題目ですが話しの筋も知りませんでした。徳兵衛と逃げるところはもうどきどきです。徳兵衛は本当に本気だったのかな、と頭をかすめましたが、初はこれで幸せになれたのかな?
★4 - コメント(0) - 2016年10月27日

古典の名前しか知らなかったが、角田光代さんのおかげで、読みやすくスッと読み終えることができた。
★6 - コメント(0) - 2016年10月23日

【女性限定】読メ・遊郭部課題本。恋に落ちたときの懐かしい感覚を思い出しつつ読了。最後の最後に徳兵衛に対して浮かんだ疑惑すら、「もしそうだとしてもこの道を選ぶ」初の気持ちに本当に愛すということの強さと潔さを感じた。泣き虫で怖がりな徳兵衛がちゃんとこの世で最後の初との約束を果たせていますように。来世で会えたときの二人だけの約束もいつかきっとどこかで。近松が江戸の昔に書き綴った悲恋に、時を経た今でも当時の人たちと同じように心を打たれること、人を想う苦しさ、愛おしさ。人の気持ちは不変なんだと改めて感じた。
★31 - コメント(8) - 2016年10月2日

有名な話だが、ちゃんと読んだのは初めてです。初は幸せだったと思いたい。歌舞伎や文楽など観てみたいです。
★5 - コメント(0) - 2016年9月29日

古典芸能で有名な演目の曽根崎心中。初めて読んだはずなのに、初めての気がしない。文楽の演目で触れているのだと思う。堂島新地の遊女初、客として出会った醤油問屋手代徳兵衛の2人が追い詰められて心中する数日の事が描かれている。初の語りの中で幾人の女の涙が語られただろうか。それが物語の最後にお初たちとあのような形で結びつくとは思わなかった。最後の夜、縁の下に隠れている徳兵衛が、お初の足に決意を伝える場面で震えた。これが文楽の曽根崎心中のシーンでも一番好き。遊女と心中はなぜか脳内でセット。文楽でじっくり観たいです。
★42 - コメント(19) - 2016年9月24日

最初は恋なんてと思い、冷たい人なのかと初を思っていたけれど読み進めて行くうちに認識が変わりました。運命とは、どんな時代でも特別な何かがあると思いました。徳兵衛は優しく純粋な人という認識だったが、最後それがわからなくなりました。しかし、そんな「もし」でやめるほどの覚悟じゃなかった。恋とは
★5 - コメント(0) - 2016年9月15日

「【女性限定】読メ・遊廓部」課題図書。きっと元は昼ドラみたいな、どちらかと言うと当時は下世話寄りだったのかな?とも思いましたが、角田氏の手にかかると生い立ちや身分の不条理と「ザ悲恋」が堪えます。男の不甲斐なさを加味したとしても、抜き差しならない状況に、現代の悲恋なんてそれこそメロドラマか! 島の間夫への復讐や火傷痕を徳に見せるシーン、初の芽吹き、後押しするひとだまに泣けました。『後生大事にしていた数少ないおもしろいことが、いっぺんに色あせた。なんとつまらないことども。』! お初天神行かなきゃ(笑)
★18 - コメント(6) - 2016年9月13日

毎日、毎日、好きでもない男の相手をさせられ、その世界しか知らない、お初の心の声がせつない。徳兵衛にとっても、お初にとっても、恋が最高に盛り上がっているこの時に、手と手を取り合ってあの世に行けたことが、幸せだったことが救いだった。
★21 - コメント(0) - 2016年9月12日

『姐さん、生まれてきてよかった?恋のない人生なんて、やっぱし犬にくれてやりますか。姐さん。』=私たちにただ一つ残された未来がなんであるか=あの世で一緒に・・来世は必ず・・追い詰められた二人が添遂げるにはこの方法しかない。そんな恋は嫌です。なのに、なのに惹かれます。苦手な角田さんの作品だとて、この装画には私の心も掠め取られる。苦界だからなのか?そんな恋が出来た女は幸せだったと思いたい。では、では男はどうだろう?ねぇ、ほんと?一緒に・・心の中は分からないが分からぬままが幸せなのだろうさ。
★239 - コメント(0) - 2016年9月9日

私にとって文楽でおなじみの作品。現代文でわかりやすくまとまっていて文楽での舞台を思い起こしながら、サブテキスト的に読めた。 この本だけ読むとなると少し物足りないかも。
★2 - コメント(0) - 2016年9月7日

堅苦しい内容なのかと勝手に思い込んで今まで敬遠していましたが、読み始めたらあっという間に読了。運命の出会いのくだり「長く細い爪で背中をすっと引っ掻かれた気がした」なんて素敵な表現。
★14 - コメント(6) - 2016年9月4日

NHKドラマ「ちかえもん」を見て手に取りました。近松門左衛門作品の現代語訳。時代を経てもなお共感出来る筋。当時宣伝されてたら「お涙必至!」と詠ったであろう。角田さんならではの女性の心理描写が良く、一気読みでした。
★39 - コメント(0) - 2016年8月24日

角田光代という作家は、本当に女性なら誰でも感じたことがあるような心の機微を描くのが巧いなぁと思う。ゾクッとするほどに。 近松の原作は読んだことないけど、現代の男女でもこういうのありそうだなと思えた。
★14 - コメント(0) - 2016年8月21日

近松門左衛門の「曾根崎心中」を角田光代さんが翻案したもの。「曾根崎心中」といえば題名位は知っていましたが、どのような内容かは全く知りませんでした。題名から悲恋もの?といった知識程度。読友さんのレビューを拝見し読んでみました。男女の物語、特に時代物といったら読むのはこの作品が初めてではないかと思います。結論から言わせてもらうと、面白かったですね。やはり「心中」というと男女のある意味、究極の恋愛の到達点となるのでしょうか?どうも男女の事に関してはまだまだ疎い私としては、このような小説は斬新でした。
★66 - コメント(5) - 2016年8月21日

【恋愛小説強化月間】あああ、ダメダメ、これも。涙止まんないじゃん。まだ子どものころに手にしてしまった水上勉さんの『五番町夕霧楼』以来、遊女モノにはめっぽう弱い私…。「あてはあの男に会うために生まれてきたんや」。ですよね、運命の人ってホントにいると思うし、会えばすぐわかる、もしもこの世で結ばれなければ、来世できっと…。
★371 - コメント(28) - 2016年8月18日

142-20160813-06 有り体にいえば、売春婦と濡れ衣を着せられて泣き寝入りしか出来ない貢ぐくんの心中物語。人魂が出てきたシーンは、現代ではどのように書くのだろうか?「まらをくわえる」という表現は淫靡でよかった。でも、原作に忠実すぎた感は否めず。田辺聖子のようにもっと自己解釈を加えて着色した物語を期待していただけに、ちょっと残念。
★4 - コメント(0) - 2016年8月13日

読友さんの感想を読んで 私も読みたいと思ってました。徳兵衛と初 初めて会った瞬間に恋に落ちた❢ 一緒になれぬ恋なら 知らずに生きた方が幸せなのか やはり女に生まれたなら 燃える様な恋を知り 一緒に死ぬ方が幸せなのか 私には分かりません。が恋をして知るときめき 相手を思いやる感情・・・ 幸せだったと信じたい。来世では一緒になれます様に…。
★70 - コメント(0) - 2016年8月12日

近松浄瑠璃の定番を角田光代が翻案した小説。心中もので鉄板の悲愛の物語。人間はどの時代でも変わらず、時代を越えて読まれる古典だなと感心した。実存的な意味合いをも感じさせる心情の描写におののいた。しかし途中であまりに現代人すぎる気がしてネットで原文の該当部分を確認する。ずいぶんなアレンジなのだなと驚いた。まあちょっと個人的に気になっただけで良い読み物なのは変わりない。おすすめ。
★60 - コメント(0) - 2016年8月9日

近松門左衛門、曽根崎心中。日本史と芸術史に残る人形浄瑠璃と名高くも知らぬ物語を角田光代の筆を通して読む。角田光代の文章だからか、読み手は遊女の生きる哀しみに同情を禁じ得ない。結ばれたい徳兵衛には借金があり、金は友と思った男にまんまと取り上げられた。2人の行く手は塞がれ、ひたりひたりと迫る追っ手への恐怖、遊女の咎、自由への憧れ、未知へ踏み出す高揚、愛する者を手にした多幸感。切羽詰まった心情に、ついに気は高ぶり心中を図る。角田光代の文才が光り、この作品が持つ物悲しさを描いている。
★17 - コメント(0) - 2016年8月6日

曾根崎心中の 評価:94 感想・レビュー:534
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