へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

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へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々はこんな本です

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夜行
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へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々の感想・レビュー(178)

特養ができたあたりで泣いてしまった。下村恵美子さんを朝ドラで扱えばいいのに。
★2 - コメント(1) - 2月25日

とある特養が開設するまでの物語。認知症の人を施設入所や精神科病院に入院させ、地域にいないことを普通としている今の社会の有り様を真っ向から否定する人達の熱い想いを感じた。「困っている人に対応出来なくて、なんが福祉か!なんが介護か!なんが専門職か!」という言葉が、自分自身にも響いた。今ある制度に当てはめるのではなく、その人がその人らしく生活するために、何が出来るかを考えるのが専門職なんだろう。文章は読みやすく、笑いも多くスッと読むことはできたが、介護や老いについては深く考えさせられた。
★2 - コメント(0) - 2月24日

想いを造るとき、まわりがほっておかない。共感から集う仲間、そのなかで溶け込む自分。何が必要か?情熱と愛情。飄々とした文章、介護を舞台。
★17 - コメント(0) - 2月16日

面白かった。すごい話だ。すごい話なんだけど、ひょうひょうとした書きっぷりで、「宅老所よりあい」のイメージとも重なり、ほのぼして笑える。著者はセンスある絶妙な記録者だ。『ヨレヨレ』も面白いに違いない。内容は「宅老所よりあい」の成り立ちから特養オープンまでのことなのだけど、すべてに圧倒される。介護の実際のことは書かれていないにも関わらず、人が老いること、支えること、介護とは、そして思いを実現すること、その熱、のひとつのカタチを強烈に見せてくれている。世の中の介護がこういう方向に向かうことは難しいんだろうか。
★15 - コメント(0) - 2月1日

mew
抱腹絶倒必至の、特養っぽくない特養建設物語。こんな無謀なことできるんだ、という驚きに頭を痛烈に打たれ、そして爆笑してしまう、凄い記録。書き手の文才も凄いけど、それ以上に現実が凄い。介護施設での就労に疲れた人、介護施設に嫌気がさした人、介護政策に疲れた人は是非ご一読を。
★3 - コメント(0) - 1月22日

面白いし、それなりに感じるところはあるけど、作者は子どもだと思った。出てくる人たちの、理想のプロの仕事は光る。
★1 - コメント(0) - 1月10日

新聞で書評を目にし気になっていた「よりあい」。自分の時間を誰かのために使うこと、そこを頭で考えず、体で示すことこそが唯一の突破口なんじゃないのかな。
★17 - コメント(0) - 1月5日

「宅老所よりあい」については、他の本で読んだことはあったけれど、本書は「老人ホームに入らないで済むための老人ホームを作ります!」との強い思いで、「よりあい」の人々が、森のような場所に出会い、土地を手に入れ、必死にお金を集めながら、特別養護老人ホームづくりに挑んだお話である。「宅老所よりあい」の介護は、一人のお年寄りから全てを始めるという。その人の混乱に付き合い、その人に沿おうとする。ベタベタと寄り添うのではなく、ごく自然に沿うのだという。自然に沿う以上、こちらの都合で流れを堰き止めてはいけない。流れを変え
★5 - コメント(0) - 2016年12月17日

高齢者に関わり続ける、この熱意の源は何なのだろうと考えたとき、本書にも書いてあるけれど、それは「情」なんだと思う。 人として一緒に何かをするとどうしても情が湧いてくる。「あの人が困っているのなら」、「仲が良いから」、「面白そうだから」。そういうつながりを地域に復活させたい。そんなことを感じた。 認知症を業病のように捉えているけれど、それは皆だれしもが通る道。呆けても普通に暮らしたい。
★5 - コメント(0) - 2016年12月16日

笑って泣けた。
★6 - コメント(0) - 2016年12月11日

軽い読み口で書かれているけれど、これ相当突きつけてくるものがあります。うう…胸が痛いです
★4 - コメント(0) - 2016年12月1日

☆パワフルだな。
★4 - コメント(0) - 2016年11月15日

【図書館本】読み進めていると、なんか、「本気になれば何でもできる」というあの人の言葉が何度も聞こえて来ました!「老人ホームに入らないで済む老人ホーム」が、「木造建築」で「準耐火建築物」ってええなぁ。「知ってる人がたくさんいる場」が、一番いいのは当たり前です。頷きながら、「へぇー」って言いながら、笑いながら読ませて頂きました。
★6 - コメント(0) - 2016年11月6日

実家で一人暮らししていた母ですが、今年の一月につまづいて起きあがることができずに、朝のデイサービスが来るまで倒れていました。それから一人暮らしが厳しくなり、高齢者住宅に住んでましたが、先日体調を壊し、リハビリ病院に現在入院中です。以前申し込んでいた特養に空きが出て、審査が通れば入る形になります。この本を読んで特養に関わっている方々の大変な努力がわかりました。頭が下がります。母も残りの人生を安心しておまかせできるような気持ちになりました。この本を読んで良かったです。オススメ頂いた読友さんに感謝。
★221 - コメント(7) - 2016年11月1日

「老人ホームに入らないで済むための老人ホーム」それが「宅老所よりあい」。地域の人が積極的に関わることで、その人たちが介護される側になったときにも「知らない場所に隔離される」のではなく「知ってる人がたくさんいる、いつもの安心できる場」になる。すばらしい好循環! でもこの本で多く語られているのは、そうした理念の話より、もっと泥臭い話。そうした場を作るために、いかように人やお金を集めたか。それがどんなに大変で、でも楽しかったか、という話だ。社会問題に唸りながらも、たくさん笑える、そんなパワフルな1冊。
★9 - コメント(0) - 2016年10月24日

資金もノウハウも圧倒的に足りない有志達が、特別養護老人ホームの建設を成し遂げる、愛と勇気と笑いの壮大(壮絶)な物語。不屈の行動力と体力と人間力に脱帽。と同時に、ここまでしないと「ぼけても普通に暮ら」せないのか、とため息が出る。完成したホームとカフェをつなぐウッドデッキは「施設と社会がゆるやかにつながる」こと、義務感ではなく隣人として、自然な縁を作ることを象徴。そして、次なる彼らの一手は「介護を地域に返す」。ご近所づきあいを復活させるという、これまた壮大な大仕事。でもひとごとにはすまい。
★16 - コメント(1) - 2016年10月23日

下村恵美子に尽きる。
★4 - コメント(0) - 2016年10月15日

ハイネの「本を焼く国はやがて人を焼く」が、この本ではこうなる。「ぼけた人を邪魔にする社会は、遅かれ早かれぼけない人も邪魔にし始める」。大場ノブヲさんというたった一人のお年寄りのために立ち上がった下村恵美子。「怒りがあったからこそ続けてこられた」と言う。私が若い時上司に言われた「福祉は怒りだ。虐げられている人を見たのなら、それは見なかったことにはできないよ。」を思い出す。抱腹絶倒のギャグの中に散りばめられる、一瞬で涙腺を崩壊させるこの一心、この痛み、この粘り、この熱さ。日本版ロッキーと言っても過言ではない。
★96 - コメント(4) - 2016年10月13日

fu
とぼけた文章で笑いを誘う中にも、さりげなく社会に疑問符を投げかける。「ぼけた人を邪魔にする社会は遅かれ早かれぼけない人も邪魔にしはじめる社会」「自己責任という言葉が老いという不可抗力の分野に及ぶようになって以降、人は怯えるようにアンチエイジングとボケの予防に走りだした。国は生存権に帰属する介護問題をサービス産業に位置づけ民間に託して解決を図る道を選択した。サービスとはあらゆる手間をひたすら金で買い続ける代行システム」マイホームならぬ老人ホーム作りのために身ぐるみはがされる谷川俊太郎氏の話が可笑しい。
★27 - コメント(0) - 2016年10月2日

60年ほど生きてきたにもかかわらず、私が自信を持って言えることっていうのはそうないのだけど、その数少ない中に、「そう遠くない将来、私は認知症になる」というのがある。という訳で、「宅老所よりあい」や特別養護老人ホーム「よりあいの森」のようなところに入れたらなあと思っている。こうした善意に溢れた施設が各地で少なからずあって、頑張っていることを知っています。そうした施設の関係者は勿論、今は十分思うような仕事となっていない介護にかかわっている全ての人たちにもエールを送りたい。
★8 - コメント(0) - 2016年9月11日

面白かった。日本にもこういうことをしている人たちがいると思うと捨てたもんでもないな。
★8 - コメント(0) - 2016年9月9日

福岡の宅老所「よりあい」が、特別養護老人ホームを開設するまでと、雑誌「ヨレヨレ」発行までのドキュメンタリー。これは良い。文体に好き嫌いはあるだろうが、高齢者介護を見る目が変わるはず。多くの人に読んで欲しい。代表の下村恵美子さんの引退には驚いた。よれよれの森って遊びに行っていいのかな?ライブハウス「ブードゥーラウンジ」にも遊ぶに行ってみよう。
★5 - コメント(0) - 2016年9月4日

これが実話とは凄い! お金がなくても為せば成るんだ。頑なで手に負えない一人の高齢者をどうにかしてあげたい一心から始まるお寺を借りての宅老所「よりあい」。お寺の本業に迷惑をかけ出し、隣地の古民家に移行。そして行政的に問題があり、今度は特別養護老人ホームを計画。開所までの資金集めと人集めのパワーには感服! 相当きつい大変なことを、みんなが一致団結し、あたかも楽しんでいるように見える。その語り口も面白可笑しく引き込まれた。ただの苦労話でないところがいい。
★8 - コメント(0) - 2016年9月2日

老人ホームらしからぬ老人ホーム「よりあい」のお話。邪魔な人を排除する世の中は間違ってると、閉鎖的にせず、社会と緩やかに繋がっていて自由にわいわい過ごせる場所を作ってしまったメンバーの熱意がスゴい!そして「よりあい」の中の事しか書いてないのに面白くてメッチャ売れてるという雑誌「ヨレヨレ」が気になる。読みたい!
★11 - コメント(0) - 2016年8月30日

★★★☆☆ 独特の雰囲気の文章(面白おかしく書こうとして上手く行ってないというか)で読み始めは馴染めなかった。でも慣れた。(雑誌宝島の編集者だったと知って納得した) 後半の、物事を形にしようとする力強さと濃厚さとスピード感、作者の「ひとりぼっちの頃の描写」に引き込まれてしまって悔しい。皆がヨレヨレのへろへろになってお世話している年寄り達って何処まで理解してるんだろう…などと、つい思ってしまった。
★6 - コメント(0) - 2016年8月23日

大人の愛あふれる志とポジティブなケセラセラで事を成しえた姿に勇気付けられた。寄付を集める時、「臆病風に吹かれなければ、事は少しずつ動き出す。大切なことは、申し訳ないと思う気持ちを、ありがとうという気持ちに変えることだった。」参考になった。
★8 - コメント(0) - 2016年8月21日

前に進ませたのがすごい。
★13 - コメント(0) - 2016年8月21日

私も文章を書くのが好きだったクチだから、この金策のための雑誌作りをどうしたか興味ありました。 本書を読めば、その雑誌がありきたりのものではないと予想がつきます。 独特の笑い・ユーモアのセンス。 一つ間違えばけなしになりそうなすれすれのところで寸止めされた突っ込みでされる人物紹介が最大の特徴。 しかし、書かれた著者もすごいのですが、このような調子で書かれた雑誌を「企業広報誌」として許可して出した経営陣もすごい。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160815/p1 
★6 - コメント(0) - 2016年8月15日

大阪の読友のブログで紹介されていた本です。題名だけで予約した本です。読んだら「コリャ面白かぁ!!」と思ったとです。舞台は福岡です。ほんなこて、たまがったとです。そいに出てくる場所に大学にオイはニヤリと笑ってしもうたとです。そして国の手抜き介護政策に鋭く博多弁で突っ込んでいる作者に会いたかと思ったとです。これは高齢者の格差社会に警鐘ば打ち鳴らす本だと思うとです。本当に必要で大切な事は後回しで民間に介護産業で丸投げした行政!こいから、どげんするとかぁ!!(オイの父親、昨年96歳で有料介護老人ホームにて他界)。
★7 - コメント(0) - 2016年8月9日

読もうと思ったきっかけは新聞の書評だったのだけど、図書館で順番を待っている間にその内容はきれいさっぱり忘れ去り、さて何だっけと開いたら…のっけから、なんとも妙に引き込まれる文章で、なんだこれと思ううちに読了。老人ホームに入らないための老人ホーム。すべては一人の老人が、野垂れ死ぬ覚悟を持って頑固に暮らしているのを知って始まったことだとか。最期まで、らしく、のびのびと生きていく。深刻になりそうな内容を、なんて軽やかに描くのだろう。
★10 - コメント(0) - 2016年8月6日

まんず面白い。ルポルタージュで真剣一本勝負かと思いきや脱力系。けれどこの超高齢化日本の現状と未来に警鐘を鳴らしてる。老いることは誰もにやってくる。当たり前の事、普通に暮らして自分のままで死んでいける社会をちゃんと作っていかにゃならんと思うとです。
★10 - コメント(0) - 2016年8月6日

すごく面白かった。出てくる人たちみんなエネルギッシュ。ただ資金を集めるために職員が休日出勤やカンパとはいえ身銭を切る形になっているという記述は考えさせられた。
★6 - コメント(0) - 2016年8月4日

社会的にも、経済的にも、体力的にも、本当はとても大変なことをしている方たちなのに、それを感じさせないパワーはどこから来るのか。下村恵美子さんという人間味あふれる強力なリーダーのもと、周囲の人たちが一致団結していったことだろう。「宅老所よりあい」のようには簡単に行かないと思うが、全国に御老人主体の施設がいっぱいできれば老後に希望が持てる。
★4 - コメント(0) - 2016年8月2日

仕事がら、手にとり読みました いろいろな気持ちが湧いてきては、消えて、笑えて、泣けて、 心が膨らみました。明日もがんばろう。
★3 - コメント(0) - 2016年7月29日

文中の、製造販売していたジャムを買って食べたら美味しかったから、活動の足しにとまとまった寄付金を振り込んだという方の心意気。辞める前に読めたら。けどこれから私が働きたいと思った場所のきっかけも似たようなものだったなあ。熱い気持ちが永遠に続くかは分かりませんが、初動が心から他者をなんとかしたいというのが素敵だよなぁ。笑いの中の大奮闘が伝わりました。自分の話で恐縮ですが、歳を重ねていく内にどんどん面白く生きなきゃ損だと思うようになって来てるのは間違ってなかったのかなと読後思いました。
★28 - コメント(0) - 2016年7月22日

雑誌『ヨレヨレ』繋がりで読んだが、久々にガツンとくる本だった。介護の現場で起こる話も彩り豊かだが、他の章とは少しトーンの違う第4章「ひとりぼっちのヨレヨレ篇」で描かれていた、世間からキミのことはもう必要ないよと言われているかのような日常を送っていた著者が、変容していく姿も心に残った。著者が「宅老所よりあい」と縁を結ぶことで新しい関係や日常を構築していった日々、そこには絶望からの再生とでも言える物語が存在していると思う。人を生かしていくのは人とのつながりだということを描いた実録としての側面をもつ本だった。
★7 - コメント(0) - 2016年7月13日

うわこれ映画にできそう?あまりにも厄介な一人の認知症老人の行き場探しが、なぜか自転車操業すぎる特養づくりにまで発展。介護職員たちが、施設を建てるために自ら資金稼ぎって…!?出てくるキャラたちも濃すぎです。「かの日本を代表する詩人をケツナンパ」とか、下村氏はすっごい偉業をなしとげた人らしいが、なんだか変な方面にも突き抜けている。私はなんといっても「ちゃっかり猫・茶々」に萌え♪それにしても、老人施設をテーマに出した雑誌のタイトルが『ヨレヨレ』、本が『へろへろ』。著者のセンスにも脱帽。
★7 - コメント(0) - 2016年7月3日

認知症とともに暮らすことは、捉えようによっては赤ん坊と暮らすように思わず笑ってしまうことが絶えない、素敵なことなのかも。ボケたくないなあ…と思うのは若さのわがままなのかも。そもそも、老化を予防ってとっても不自然だ。この変わっているけれど介護の本質に沿った理念を追求している「よりあい」という特養は、本当に素晴らしい。でも職員や運営サイドの苦労は想像できる範囲だけでも、途方もない。多分文字通り命を削る覚悟で携わっていらっしゃることだろう。それを乗り越えるためにも、笑う、楽しみまくるってことが大事なんだろうな。
★8 - コメント(0) - 2016年6月23日

だれもが老いるしボケるのに、なんでこんなに怯えなきゃいけないんだろう。ボケない体操で予防しないとだめ?。普通に年とって死ぬことがこんなに難しい世の中になんでなったの。そんな疑問を感じ、普通に生きて死ぬことに挑んだ宅老所よりあいの物語。登場する人たちは、あまりにも一生懸命。それが普通だと思っている。心の底から。なんで?と問うても、答えはなさそう。なんとなく。やってるうちに普通のことになったのか。筆致もいい。読んでいるうち、なんだか涙が出て仕方がなかった。筆者らは涙を望んでいないだろうけど。すごくいい本。
★44 - コメント(0) - 2016年6月23日

粘着ネガティブ気質の私(-_-;)認知症になったらポジティブに変われそう。
★5 - コメント(0) - 2016年6月20日

へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々の 評価:100 感想・レビュー:99
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