ズボンをはいた雲 (マヤコフスキー叢書)

ズボンをはいた雲はこんな本です

ズボンをはいた雲の感想・レビュー(112)

大江の「日常生活の冒険」で引用されていたので試しに読んでみたがさっぱり理解不能。しかしロシアアヴァンギャルドを知る上では必須の作家なので、今後も継続して他作を読み進めてゆく。
★1 - コメント(0) - 3月17日

勢いが好きだ。マヤコフスキーさんイケメン過ぎるわ!革命前夜にこんなに思いのたけを吐き出す人物がソビエトにもいたんだなあ。しかし、詩は難しい。理解するより、言葉の勢いで感じるしかない。これが難しい。一番好きなフレーズがある。「12時が落ちた、断頭台から落ちる死刑囚の首のように」。よくわかんないけど、表現がカッコいい。ちょっと追ってみたくなる詩人さん。
★12 - コメント(0) - 3月11日

止められない。他者を寄せつけぬ叫びのような言葉が渦巻く。次々展開してゆく言葉は、心を傍に近づけようとすればするほど、放してくれと云うのだ。尖った自意識と内省の狭間で、強がってみせたかと思えば、自由を求め、こわいとも云う。皆さん、と語りかけた後、“ぼくら”は“ぼく”になり、やがて“おれ”になる。彼のことは止められない。止めるなと叫ぶ前から予感めいていたそのことを、じっと噛み締めるしかない。言葉の奥にある感情のゆらぎすら突き放し、“おれさま”が闊歩するのを、私はただただ見ている。その姿を見届けようと、ここで。
★22 - コメント(0) - 2016年11月17日

全編を通して大暴れする、肥大したマヤコフスキーの自我に圧倒される。あちこちに出てくるちょっとグロテスクなイメージにも。もう何度か読み返したい本に決定。
★1 - コメント(0) - 2016年11月12日

やる気や元気がない時に読みます。キーツやワーズワースのような繊細さの欠片もない詩がぎっしり。だが、それが良い。野心に満ちた若い人が読むと良い滋養強壮剤になると思います。
★1 - コメント(0) - 2016年10月21日

序文で入沢康夫がこの「ズボンをはいた雲」に影響をうけて書いた詩「ズボンをはいた熊」を載せていて笑った。1915年に刊行されたこの本、小笠原豊樹の新訳で、100年前の作品とは思えないみずみずしさで読める。ラップやMCに通ずる若き叫びで、「きみらの愛を、きみらの芸術を、きみらの機構を、きみらの宗教を倒せ」(訳者のメモ)のメッセージは強烈。
★2 - コメント(0) - 2016年10月10日

ランボーのような激情をほとばせ、抽象的な概念に挑みかかる。組み合わせの妙で、日常では気にもかけない言葉たちが踊り出す。ズボンをはいた雲か...。
★11 - コメント(0) - 2016年10月7日

マヤコフスキー、パンクだなぁ…ズボンをはいた雲、どうやったらこういう言葉の組み合わせになるんだろう。謎でしかなく、しかし、読まされてしまう。謎。
★2 - コメント(0) - 2016年3月4日

「ぼくの精神には一筋の白髪もないし、年寄りにありがちな優しさもない!声の力で世界を完膚なきまでに破壊してぼくは進む美男子で 二十二歳」鋭い眼つきの美男子。
★11 - コメント(0) - 2016年1月5日

ただもう、純粋さに打たれる。若い私人の純粋な(その分、乱暴でもある)思いが、次から次へとものすごいスピードで飛んでくる感じ。意味は正直わからないのだけど、その力と勢い、純粋さと速さ、かっこよさは伝わってくる。
★4 - コメント(0) - 2015年12月16日

「飢えた烏合の衆の頭領が みんなの視線を短く断ち切るとき、 革命の茨の冠をかぶって、 一九一六年が近づく。」「よぼよぼの夜の背中に向かって、笑い、嘶くシャンデリア」既存の価値観を裁断した革命の時代の後のやけのはらには、言葉の地雷が残ったまま!Louder than BOMB!
★3 - コメント(0) - 2015年11月23日

〝 I don't konw how to love him”
★9 - コメント(0) - 2015年7月29日

マヤコフスキーという人を初めて知った。表紙の強い視線、意思ある目がそのまま詩にも現れているよう。強くて若い。これがおよそ100年前に書かれたのかぁ。
★2 - コメント(0) - 2015年6月26日

ことばがほとばしっていた。最後についてる訳者メモは、飄々と力が抜けていて、なんだかとても可笑しかった
★2 - コメント(0) - 2015年5月1日

そのニヒルな眼差しに、ズキューン!イメージが定まることなくむくむくと無限に沸き上がってくる、その奇跡のようなタイトルに、ドキューン!止めは、《ぼくの精神には一筋の白髪もないし、/年寄りにありがちな優しさもない!/声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、/ぼくは進む、美男子で/二十二歳。》だ・・・ズドーン!わたしの心は完璧に撃ちぬかれた。→
★45 - コメント(1) - 2015年4月22日

解説によると「1章きみらの愛を、2章きみらの芸術を、3章きみらの機構を、4章きみらの宗教を、(否定する)」という4つのプティヒ(イコンを4つに繋げて折り畳めるようにしたもの)のような形式だということ。1章はわかりづらい。多少2章がわかる。4章が一番わかり易い。そういう問題じゃないけど。マヤコフスキー風に言うと「ズボンをはいた雲がしょんべんしてら~」
★5 - コメント(0) - 2015年4月7日

何度か読み返さないと。上辺のカッコよさでお腹いっぱいだったけど、掘り下げればもっとかっこいいはず。気に入ったところを幾つか抜粋。「誓って言うが、/ぼくらの魂の砂金をひとめ見りゃあ/日輪でさえも色褪せる!」「進軍だあ!/月曜火曜を/祭日の血染めに染め上げようぜ!」「星壁蝨(だに)のくっついた巨きな耳を/足の上にのっけて/宇宙は眠る。」
★4 - コメント(0) - 2015年3月22日

かっこいい。パンクロックみたい。
★2 - コメント(0) - 2015年2月23日

攻撃的で思いっきりのいい言葉。20世紀初頭の劇的に変化する時代を表した世界観。現状否定をした挙句現状に囚われるのでなく、本当に次のステップに俺たちは行く、行ける、かの様に感じさせてくれる。芸術に関する2章が一番グッと来た。
★8 - コメント(0) - 2015年1月14日

青年の持つ、恐れを知らない力が全編に漲る長編詩。「声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、ぼくは進む、美男子で二十二歳。」なんてことを抜け抜けと書くことができるほど格好いい。
★10 - コメント(0) - 2014年12月9日

「ぼくの精神には一筋の白髪もないし、 年寄りにありがちな優しさもない! 声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、 ぼくは進む、美男子で 二十二歳。」面白すぎて三回読んだ、十代の時に読みたかった…『ズボンをはいた雲』ことマヤコフスキーの詩集、言葉のチョイスかっこ良し。お気に入りは「見たことがありますか、 殴る人間の手を犬がぺろぺろ舐めるのを」「遊び人どもあズボンから手を出せやい、 石っころかナイフか爆弾を摑むんだ。 手のない野郎もいっしょに来て、 おでこでいいからぶつかれやい!」「雨が歩道いっぱいに涙を流し」
★5 - コメント(0) - 2014年11月30日

ごく最近『夜露死苦現代詩』という一冊を読みながら、なぜか思い出したマヤコフスキーの名前。あの国であの時代の若い詩人の叫びに胸を衝かれたのは何故だったのか、圧倒的な自意識に感じたものは何だったのかを確かめ直したくて読んでみました。不思議だったのは当時私が読んだのは旧訳だったの?ということ。手元に無いので比べられませんが、マヤコフスキーという名前を浮かべた自分自身に驚き。
★9 - コメント(0) - 2014年11月20日

大江健三郎の『日常生活の冒険』を再読するきっかけになった詩集。この詩集を片手に、『日常生活……』を読み、自分自身の若い頃の思い出にひたってと、なかなか得がたい貴重な時間を過ごした。もう○十年若かったなら、この本をGパンの尻ポケットに無造作につっこんで、あてもないそぞろ歩きに出かけたくなったに違いない……そんなことを考えながら読んだ。
★16 - コメント(1) - 2014年11月17日

ああ!この罪作りな伊達男よ!生粋のアナーキストよ!万歳!!!!
★4 - コメント(0) - 2014年9月26日

おいらはこういう装幀と製本が大好きです。詩は、若さに満ち溢れていて、賢くうつくしいことを隠していなくて、読んでいると少しつらい。
★2 - コメント(0) - 2014年9月2日

狼調、かも。図書館本。 51
- コメント(0) - 2014年8月16日

某書店で返品されかかっていたのが目に入り、少し待ってもらってぱらぱら捲ったら急に「この機を逸したら二度と逢えない・・・」的な思いが込み上げて購入。マヤコフスキーはズボンをはいた雲にだってなれる美男子、声の力で世界を破壊する二十二歳。不遜さと謙虚さの狭間で揺れ動くパンクな叫びは、しかしあらゆる荒ぶる魂がそうである様に何処か優しい。世界は、というか少なくとも日本は今もなおロスチャイルドの太った妾である。だがこんな風に美しく叫ぶ自由が中途半端に許された環境だから、むしろ誰も叫ばない。この人の詩、もっと読みたい。
★4 - コメント(0) - 2014年8月4日

詩の感想は難しい。マヤコフスキーという名前は聞いたことがある、ロシア未来派というのも、うっすら思い浮かぶ。でも作品は初めて読みました。たしかに日本の詩では見たことのない、言葉のつらなり。キリスト教の知識があればなぁ、といつも思うことをまた思った。訳者の小笠原さん、御年82歳にしての自らの新訳。旧訳と比べたわけではないが、瑞々しい言語感覚に驚きます。今後次々と新訳が刊行されるとのこと。楽しみ。
★30 - コメント(0) - 2014年7月25日

土曜社さんの本はアナキスト、世界にたいしてきっぱりした態度を持ちながらも軽やかに踊るように歩いていく人の生き様のような作品が多くて、いつも知らない世界を見せてくれます。
★1 - コメント(0) - 2014年5月29日

愛に、芸術に、機構に、宗教に楯突く一個の高潔なノコギリ。
★3 - コメント(0) - 2014年5月26日

マイクを握った若者のアジテーションのようなエネルギーあふれる詩は、迫力がありカッコイイです。非常に好きなタイプの詩。 ところどころに、語り手「ぼく」の声に還元されない描写や説明(だと思うのですが)が入ってきているのが興味深いところです。 本としての体裁も好きでした。
★5 - コメント(0) - 2014年5月18日

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