形式:Kindle版
形式:その他
出版社:はぶ出版
おはようございます😊私も英語で読みましたが、怖いですよね😨😨😨
長い感想はブログに書きました。 https://naononihongo.hatenablog.com/
天邪鬼の衝動が私の中にもあるなと思いました。
わかります!わたしにもある!
語り手がアル中だということで信頼できない語り手であり、二番目の猫が偽の猫(最初の猫の偽物)であるけど、境界が曖昧になる。そして壁というのも境界だから、そこに生と死の境界があるのだ。これは信じるとすれば法が成り立つ。信じなければ迷宮入りだ。ただ語り手が壁を指し示すと壁が崩れて事実が明らかにされた。最初から捕まりたかったのかね。(アル中という)罪の意識である。神の存在。黒猫は神の使者なのか?
後で調べたらポー自身、酒呑みで最期は酒場で意識を失って、結局、意識が戻らないまま亡くなったらしい。破滅型の天才だったのかも知れない。
つい最近ポーを初読みしたばかりなのだけど「黒猫」は今一緒にいるだけに冷静に読めなかった…。このめっしーさんの感想、唸ってしまいました。お見事です。
ベルさん、ありがとぅ♪ 奇遇ですなぁ。世界中の猫好きを敵に回してやまぬ物語だよね。よくもまぁここまでって感じがしました。
「モルグ街の殺人」でも感じたが、容赦のない残酷さが刺さってくる。デュパンの快楽探偵ぶりも情感が乾きすぎてて、ホームズが人情家に思えてくるくらいだ。でもそれが魅力でもある。人間の脆弱さ儚さにふと思い至る。ある意味平山夢明みたいな・・残酷不条理もの。
闇を見ながら希望をたぐろうとする語りのほうが一般的だし、読み手としても腑に落ちおちつく。ポーは闇中の出口がない絶望に棲んでいるみたいだ。
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