すばる 2015年11月号

すばる 2015年11月号の感想・レビュー(12)

2015年11月28日:白花豆
2015年11月15日:七里
2015年11月5日:モエ
すばる文学賞の受賞作品2作。黒名ひろみ「温泉妖精」。温泉ブロガーの情報に惹かれてやってきた、全身コンプレックスを持った整形マニアのおいたちと、水道水温泉宿でのお話。こういう叙述的で詩的な作品こそ文学賞をとるのだろうか、狙って書いたお手本的な作品に感じたが、雰囲気、文体は好き。竹林美佳「地に満ちる」。人口受精を仕事にする胚培養士の女性の凝縮された人生があった。艱難辛苦の上で大切に上撰された作品という印象で、作為的でもあるが内部から、1人の女性の熱い生き様伝わってくる。吉村萬壱「前世は兎」が良作。
★13 - コメント(1) - 2015年11月3日

2015年11月2日:ねおぽ
2015年10月29日:あゆみ
杉田俊介「あしたの長渕剛――10万人オールナイト・ライヴin富士山麓体験記」を読んだ。題が暗示しているように、長渕剛は矢吹丈(『あしたのジョー』)に疑問を投げかける人間である。丈は燃え尽きて真っ白になったが、長渕は「ロマン的な完全燃焼の死に憧れながら、何度も何度も死にきれずに、ある種無様に無残に生き延びてしまう」ことを肯定するからだ。そんな「弱さ」を、他人をも含む形で受け入れ、歌に昇華するところに彼の魅力があると気づかされる批評だった。今日は長渕の曲を聴きながら眠ろう。そして、また「あした」がやってくる。
★2 - コメント(0) - 2015年10月20日

2015年10月19日:ポチ
受賞作、おもしろかったー!まさかの妖精さん。
★2 - コメント(0) - 2015年10月17日

2015年10月13日:縁のほう
第39回すばる文学賞受賞作「温泉妖精」目当て。面白かった。主人公の女性がさびれた温泉旅館で妖精と出会う話。温泉といっても水道水を沸かした民家の露天風呂、妖精は40代の毒舌男。ヘンテコ温泉小説。
★5 - コメント(0) - 2015年10月9日

本誌に掲載されている、吉村萬壱さんの『前世は兎』、前世が兎だったという記憶を持った少女の話ですが、いつの間にか読者であるはずの僕が兎になったかのような気にさせられる不思議な話です。本来分けられないものを、滅多切りにして名前を付けるという、言葉が本来持っている分けるという性質、これって気味が悪くないですか、という疑問、或いは、無意識に善い性質を持ったものだと思い込んでいる言葉が、別な見方をすればこんなにも気持ち悪さを醸し出すよ、という提示、とにかく言葉の不誠実な使用に対する異議申し立てが感じられる作品です。
★3 - コメント(0) - 2015年10月6日

今読んでいるみんな最新5件(1)

10/23:モエ

読みたいと思ったみんな最新5件(3)

03/30:ちば
11/04:七里
すばる 2015年11月号の 評価:83 感想・レビュー:5
ログイン新規登録(無料)