小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない/大沢在昌の感想・レビュー(245件)

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 近くの図書館で文学賞の作品、小説の書き方の企画スペースがあり、この本の題名を見て「馬鹿!」と思った。現代小説の方法という中上健次との組み合わせで借りたのは、目次を見てひっかかったからだ。「小説家は下請けである」にあらわされるように、どんと頭をたたかれて地に足をつかされるような本。 一人称の注意点など、これを知らなかった、やばい、と思わせる本でもあった。
★9 - コメント(0) - 3月7日

ミステリ作家大沢在昌の創作講座を本にしたもの。作中、著者は口すっぱく「プロになった後」の大変さを語るが、デビュー後10年以上雌伏の時を過ごした彼の経験がにじんだ非常に重い警句であった。 プロットをあまり立てないタイプの作家なので、今まで読んだ創作指南書と反する部分もあるが、一人称ゆえの盲点などは参考になった。そして作家に必要なのは「自分が面白いと感じたこと」を信じること、読書量、書くという行為への執念が必要なのだなと感じた。
★2 - コメント(0) - 2月23日

拝借本。12名のプロ志望を対象に行なった講義の全貌が書かれている。一人称なのにいつの間にか視点が変わっているとか、その人物が知り得ない情報をサラッと言っているとか、読んでいたらきっと何かおかしいなとつまずくであろう部分が何もなくスムーズに読めるのは、書き手の努力の賜物だというのが分かりました。常に新しいアイディア、切り口で、時代の変化も敏感に感じ取り反映させ、書きたいものが枯渇しない様インプットもしながら、締め切りまでに原稿を書き上げる。尊敬です!
★10 - コメント(0) - 2月2日

プロ作家希望者に、厳しい言葉を次々投げつけてきます。例えば「(ミステリー小説を)最低でも1000冊ぐらいは読んでからでないと、ミステリーの賞に応募することはできない」など。しかし、奮い立たせるものがあります。読めば、大沢在昌の講義を直接聞いているような臨場感に、興奮してきます。小説作法本は何冊か読みましたが、これは絶対に外せない一冊だと思います。
★2 - コメント(0) - 1月16日

読む人にとっても、「なるほど、こうやって書いてるのか」って参考になるような
- コメント(0) - 2016年12月21日

なかなかグー創作やってる人にオススメエンタメ系
- コメント(0) - 2016年12月15日

これはいい本だ。小説の読み方にまた新しいアングルを与えてくれます。作家の苦悩と才能、どちらも見え、とてもためになったし、何か作品を残そうと強く誓いました。
★1 - コメント(0) - 2016年12月13日

MK
小説でもこんなにキャラクターが重要視されていたことに驚いた。自分が心から書きたいという情熱のあるものを、いかに読者が好む形にできるか。「変化」と「謎」がキーワード。経験による自信で裏付けられた言葉が心強い!
★2 - コメント(0) - 2016年12月5日

面白い!買おうかな~。でもH24の著作だし、そろそろ文庫化されるかな…?文庫化熱望。濃密で、疑問が氷解する部分もあって、大変有意義な読書だった。特に「神の視点と視点の乱れの違い」は納得した。とすると、「烏に単は似合わない」はやっぱり視点の乱れあり、かな。ヘレン・マクロイとかもめちゃくちゃだと思うけど、翻訳小説では神視点はよくあるらしい。これを読むと森博嗣の異端ぶりが浮き彫りになるな。大沢氏の考え方の方が正統派で好きだ。読むことが好きで好きで読みすぎて書くことに転換した者でなければ作家にはなれない!
★28 - コメント(2) - 2016年11月23日
pulpo8
本当に丁寧で理路整然としていて熱がある。大沢氏も凄いがライターの澤島優子さんも凄いなぁ。全部が全部プロの作家にはあてはまるわけではもちろんなく、「こんな動議で殺人までするかなぁ」には石持浅海の例もあるのでアリだと思う!と笑ってしまった。ドラえもんの小説の話は明らかに辻村深月。ちょっと気になったのは「ネットの評価は気にするな」…悪口を書きたいがために感想を書く人は読書好きにはいないと思うんだけど…。しかし大沢氏の高2の読書量1年1000冊ってどうなってるんだ…。
- 11/23 14:50

pulpo8
動議→動機、作家にはあてはまる→作家にあてはまる、に訂正です。(´`;)久しぶりに勢いで感想を書いてしまった。
- 11/23 15:09


エンターテインメント小説作家が著者。今まであまり好んで小説を読んでこなかったが、こんなにも作者が苦労して考え、テクニックを使い、かいているとは知らなかった。適当に読み流していて本当に申し訳なかった、、と謝りたくなるくらい、小説の創造過程に関する視点をが得られた。今後は、小説の裏側の著者の意図を深く考えずして小説は読めない。。これは小説の鑑賞法の伝授でもあるかと。出版界の現実、文学賞の話等、自分に未知の業界の話は面白い。謎大事。恐らく、人間は謎を解きたくなる本能があるのだろう。
★8 - コメント(1) - 2016年11月11日
ぴーたろー
やっぱり、前から感じてはいたが、小説に手を出したら時間がなくなりそうな危険な香り。
- 11/17 12:09


登場人物が善人ばかりの小説は、応募作として弱い。キャラクターを細部まで作り上げる。観察し、想像する。ある程度本物っぽくて、華がある、これがリアリティ。どれだけ人間をひねっていくか。意外性は厚みを作る。沈黙、話をそらす、言葉のトリックなどの、隠す会話。優れた面白い小説は謎がある。スタート地点。作家は、なることよりもあり続けることのほうがはるかに難しい。キャラクター、自分の劇団をもつ。主人公に対して残酷な物語は面白い。読み終えたあと、読者の心の中にさざ波を起こすような何か。ストーリーを支えるのはキャラクター。
★1 - コメント(2) - 2016年11月11日
白としろ
そのシーンで一番大事なものは何なのか、描写の濃淡で差をつけて。描写とは、場所、人物、雰囲気。発想、着眼点、情熱。冒頭の20枚、頭の10行。登場人物はすべて動いている。天、地、人、動、植の要素。強いタイトル。読者を楽しませる。読者を冷静にさせてはいけない。山場。
- 11/11 12:47

白としろ
根性がない人間は生き残れませんよ。足りないものがいっぱいあると思うなら、決して慌てる必要はない。アイデアが出せなければ、作家になる才能がない。作家は下請けだ。作家はどこかに神秘性を持っていることが大切。エンタメ、大藪春彦賞、日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞、山本周五郎賞、山田風太郎賞、直木賞。純文学、芥川賞、三島由紀夫賞、野間文芸新人賞。
- 11/11 14:26


SGM
★★☆作家で食うとは?、一人称の書き方、強いキャラクターの作り方、プロットの作り方など小説を書くための指南書です。いろいろ書いていて勉強になりました。
★12 - コメント(0) - 2016年10月15日

第二部の講評80ページほどを残してるが、一旦読了。おもしろかった。作家というのはこういうものかと、本を読む視点が増えたようにさえ感じる。評価しながら読むと作品の世界に入り込めない気もするけれど、作家のことを知るのは、読書術の一つにもなり得るな。 それは「読み解く」とはまた違う読書の楽しみだ。 新宿鮫が読んでみたくなった。
★6 - コメント(0) - 2016年8月15日

★★★どんな世界でも同じだが、第一線にいる人は素人が思っているよりも多くの事を考えて仕事をしている。
★1 - コメント(0) - 2016年7月31日

さすがです
★2 - コメント(0) - 2016年7月19日

個人的な思いだが、こういう本を読むと、森博嗣さんが如何に勉強され、突出した存在であるかを思い知らされる。1時間に6000文字を出力するとか頭の中の映像を文字として出力するとか淡々と述べられていたが、ホントにそんなことできるの⁉︎いや、できるんだろうな〜すげえな〜。
★4 - コメント(0) - 2016年7月14日

図書館にあったのでよく読んでいたものでした。スポ根根性は嫌いじゃないですし鼻につく感じでもないので心を奮い立たせる程度には良い書です。 内容も良く「なるほど」と思う部分も多く何度も読み返したくなる本です。
★1 - コメント(0) - 2016年7月7日

メインターゲットは小説家だけど、表現者なら誰しも得るところがある。キャラクターの深め方とか、場面をつくるとき何から入っていけばいいのかとか、全体感を持ってというより、実例を交えながら現場に即したところで教えてくれます。作者がいうように「技術」であって「才能」を高められるわけではないけど、「技術」が伴ってはじめてその存在を現す「才能」もあると思います。
★6 - コメント(0) - 2016年6月22日

小説作法指南書はみなそれぞれに得るところがあり、よし頑張ろう、と思わせるのですが、この本は違います。悠長なこと言ってられねえなあ、と思わせます。小説家志望の十二人を生徒とした講座をまとめているのですが、まあ、皆様けっこうきついことを言われます。思い直した方が良い、くらいのことを言います。キビシイナア、とは思いますが、著者の愛情と創作家としての思いからの本音でしょう。内容は素晴らしいです。エンターテイメント、娯楽小説家志望の人に的を絞っていますが、純文学、ライトノベルを目指す人にも十分にためになる内容です。
★31 - コメント(2) - 2016年6月12日
もすけ
kikuchiさん、小説を書く事って、〝自身の身を削って(あるいは命を削り)言葉にする″作業のような気がします。大変な職業だな~と思います。
- 06/12 20:26

Kei Kikuchi
もすけさん、作家の方は確かにそのような努力をしていますね。コワイ世界ではあります。身を削って言葉に、ですか、けだし名言ですな。
- 06/12 20:34


面白かった……! 大沢さんは筋を丁寧に考えないで小説を編んでしまうひとで、連載小説に於いては、主人公を徹底的に窮地に追い込んで、先も考えずに原稿を編集部に出してしまう、さて次の締め切りまでに「どうやって助けよう、やばい、考えないと主人公死んじゃう!」って状況で、やっと起死回生の案が出てくる、みたいなことが書いてあって痺れました。講座の受講生に向けた具体的なアドバイスが素晴らしいです。人称の切り替えとか、案外わかってなかったかも。参考書として必携です。
★3 - コメント(0) - 2016年6月4日

何か作品を作る人にはささるところがある。
★1 - コメント(0) - 2016年5月29日

後半は飛ばし読み。
★1 - コメント(0) - 2016年4月16日

面白い!小説執筆の舞台裏。プロの仕事の凄さを感じます。あらためて作家を尊敬しました。視点の一致、キャラクター創り、トゲ、明快な解説に、自分も小説が書けるような気になります。無理無理(笑)
★2 - コメント(0) - 2016年4月7日

エンタメ作家を目指す人への指南書。小説家がどんなことを考えながら物語を作っているのかがわかる。読者を驚かせること。究極だなぁと思いつつ、プロ作家は考えて考えて限界まで考えたその先を考えるのだという。売れる作家は見えないところで死にそうなほど努力している。大変な世界。技術的な部分もそうだけど、デビュー後の話や出版業界の話も面白かったです。
★3 - コメント(0) - 2016年4月5日

高橋源一郎さん、森博嗣さんの著作に続いて読みましたが、これが一番作家志望の方に向けて実践的な内容になっていると感じました。その分野次馬的な楽しさは控えめ。でも作家という職業に対して森さんとの捉え方が違いすぎて面白い。どちらが正しいとかではなく、森さんが出版界では異端だというのがよく分かります。高橋さんの本で新人賞の選考委員をしている作家は優しいとありましたが、大沢さんもそれに当てはまりますね。厳しいことは言いつつもとても優しいと感じました。この中の誰かはもうデビューしてるのかな?応援したくなりました。
★24 - コメント(0) - 2016年4月5日

講座形式で綴られている、小説の教則本です。実践的なテクニックや小説を書く際にあたっての心構えなど、有用な情報が多数掲載されていたので、「読んでみてよかった」と思いました。また、「作例として挙げられている熱血女刑事の話(P94付近)が読みたい」とも思いました。著者の小説「新宿鮫」も手に取りたくなりました。
★2 - コメント(0) - 2016年3月21日

プロの作家になるのは大変だ。推敲に推敲を重ねても駄目なものはだめ。大沢さんの厳しい言葉が飛ぶ。12人のプロ志望者のその後が気になる。
★1 - コメント(0) - 2016年3月14日

最近読んだこの手の本の中では、一番私が読みたいことが書いてあったように思う。何度も読んで咀嚼し、血肉にしたい。
★3 - コメント(0) - 2016年2月21日

こういった事を考えながら小説家は物語を書いているのだなぁと思いながらフムフムと読みました。舞台裏を覗いた気分です。他にも小説好きな人間は読んでおいて良いと思います。講座の質問コーナーでは大沢が生徒の質問に対して真摯に答えておりその姿にも好感。でも生徒が書いてきた課題の小説に対してのダメ出しは厳しいものがあり、生徒たちはへこたれなかっただっただろうかと心配にもなる。
★3 - コメント(0) - 2016年1月6日

作家志望者達に対する具体的な指南は適当に流して、プロになった後の現実や心構えについてとてもおもしろく読んだ。「常に一番いいものを目指し、さらにそれを上回るベストな作品を書き続けられなければプロにはなれない」「すべての作家がライバルだし、ベテラン作家はほとんど死なないのに新人作家がどんどん増えていく世界ですから、受賞後の戦いのほうが熾烈で激しいものになるはず」納得。大沢さんの小説はいつか読んでみたいと思いながら読んでいなかったけど、また強く「読んでみたい」と思った。読んでみたいなあ(←早く読め)。A。
★8 - コメント(0) - 2015年12月28日

大沢先生の作品を読んでないと意味が分からない部分が多かった気がします。ノウハウの参考用に。
- コメント(0) - 2015年12月8日

この人の小説はつまらないけど、小説指南書は面白いという不思議。
- コメント(0) - 2015年11月12日

Q-Q
良質な指南本だが、作家を目指す人もそうでない人も、本好きは読んでおいていいかと。質疑応答があり、受講者の素朴な疑問にも、真摯に答えてくれている。よくあるその作者だけにしか当てはまらない方法論を述べただけのものとは違う。個人的には文章の濃淡とか、振幅の大きいストーリ作りとかはなるほどと思った。
★5 - コメント(0) - 2015年10月25日

【面】特に10章のデビュー後の話が興味深かった。思った以上にプロ作家は過酷。一握りしか生き残れない。ワナビの私は叱咤激励された。
★1 - コメント(0) - 2015年10月2日

単なる限界では駄目なのが作家という職業。経験したことの全てを伝えたい、という熱意に溢れた指南書。
★3 - コメント(0) - 2015年9月6日

良書。図書館本。人称による文章の違い、プロの心構えがとても参考になった。またアマゾンの、著者本人による「紹介動画」を観たが、それも良かった。
★2 - コメント(0) - 2015年9月6日

「読む」、「書く」、「考える」。つまりはこれしかない。しかし一番重要なのはやはり「考える」こと。その地盤となるのが「読み」「書き」なのだと思いました。
★1 - コメント(0) - 2015年9月2日

図書館にて
- コメント(0) - 2015年8月1日

★★★
- コメント(0) - 2015年7月25日

結構天才思考じゃないかなって思うところもあるけど、著者の視点で小説書いてみるのもいいんじゃないかなって。文章作成のボキャブラリーを増やそうということで読んでみたけど、面白く読めたのでよし!
★6 - コメント(0) - 2015年6月30日

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