罪の声/塩田武士の感想・レビュー(858件)

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初めての作者さん。綿密な取材と緻密な構想で中高年なら誰でも知っている社会を震撼させた未解決事件にある仮説を立てる。新聞記者と加害者の家族が真実を追い次第に重なり合う様に引き込まれた。
★34 - コメント(0) - 3月4日

正直な感想 長かった。ずっーと人探しをていてたからね。 しかし「ギン萬事件」の犯行動機を聞いた時に、ほとんどの事件は些細なことが理由なんだろうなと思うとなんか納得してしまいました。
★27 - コメント(0) - 3月3日

★★★★☆『グリコ森永事件』がモデルになっているフィクション。出だしで主人公の一人俊也が過去の自分の声での犯行声明のテープを見つける。うわぁ、自分だったら怖くて仕方がないだろうなぁなんて想像しながら読み進めた。真相究明はもちろんフィクションではあるのだが、リアルな描写に「実は本当の事では?」って思いたくなるほど、のめり込んで読んでしまった(,,> <,,)事件の概要は事実に則していると思われ、「あー、そうだったんだぁ」と改めて知る事もできました。
★62 - コメント(27) - 3月3日
Zann
nobbyさん✡そうなんですよねぇ。あと、ぱっと出てきた名前で人物像があまり分からないからかな?小説の内容的にわざとかなぁ?
- 03/05 22:10

Zann
麦さん✡記憶力があまりない私の意見は参考にあまりならないかも(;・∀・)寝かせて熟成させてみるのも一興(^o^)
- 03/05 22:11


過去にあったお菓子メーカー脅迫事件を基に作られた本書。うーん、、、先が読め過ぎて残念。ドキュメンタリーではないので事実的に起こり得ない展開が欲しかった。もう一捻り!?未決で、ここで終わるの?の方が面白かったと思う。
★20 - コメント(0) - 3月3日

★★★★☆
★5 - コメント(0) - 3月2日

よくここまでリアルなフィクションが書けるなと感心。中盤過ぎまでは少しずつ新事実が分かっていく感じで少しもどかしかったが、阿久津と達雄がイギリスで対峙するところから一気に引き込まれた。いくつもこんがらがっていた糸を一気に解きほぐす筆力にただただ感服。
★27 - コメント(0) - 3月2日

グリコ森永事件を知らなくても、ぐいぐい引き込まれる作品でした。阿久津さんと曽根さん2人の視点で事件を追い、2人が出逢い事件の真相が見えてきたときは、ページをめくる手が止まりませんでした。加害者の家族の物語。事実を知って、何事もなかったときのように暮らすことができるのか。加害者家族は被害者でもあると、改めて考えさせられました。
★75 - コメント(0) - 3月2日

この著者の作品を読むのは初めて。「グリコ・森永事件」をテーマにその事件を丁寧に追いながら書き上げられたフィクション作品。事件の特異性がよく描かれているが、著者が元新聞記者であったせいもあるのか、物語としては今ひとつ生硬で今ひとつの感が否めなかった。この著者の他の作品を薦めてくれる知人がいるので、もっとほかの作品も読んでみようと思う。
★30 - コメント(0) - 3月2日

期待したほどではなかったです。少し都合の良すぎる所が多かったような。。。しかしラストは泣きました。 あの事件の犯人達はどうしたのかと思っていましたが、子供の人生ついては全く思いがいたりませんでした。ニュースでテープの声を聞いたときの衝撃を今でも覚えています。 この本のように子供の人生に負を背負わせる犯罪は唾棄すべきもので、犯人たちが地獄に落ちていることを願うばかりです。 『レディジョーカー』のほうが好きです。 キャラメルのおもちゃは、オレもうれしかったなぁ。
★1 - コメント(0) - 3月1日

★★★★☆知らない作家さんでしたが、本屋大賞2017ノミネートの帯と、カバーのデザインに惹かれて読みました。ミステリー気分で真相解明まで淡々と読んでいましたが、最終章(第7章)では、心が揺さぶられました。グリ森事件は"無血事件で(身体的な意味で)被害者を出さなかった事件"というイメージでしたが、子供を巻き込んだ犯罪としての面は、とても辛い軌跡があった。"事件"の主要人物にもならないような存在でも、その被害者は多数にわたることがあるのかもしれない。そう気付かされた本です。内容からも、表紙デザイン良いです。
★47 - コメント(0) - 3月1日

本屋大賞2017ノミネート作品5作目。グリコ事件がモデル。負の連鎖が生み出す悲しみ。
★23 - コメント(0) - 3月1日

★★★★★★★☆モデルとなったグリコ森永事件当時は小学生だったけど、キツネ目のモンタージュは鮮明に覚えてる( ゚д゚)阿久津さんの記者としての在り方が最近読んだ【殺人犯はそこにいる】の清水さんを彷彿させる…。フィクションではあるけど本当にこのまんま真実なんじゃないかと思う程読み応えあった…真実であっては欲しくはないが…復讐は悲しみと虚しさしか生まない…負の連鎖を断ち切る勇気と強さ…ハードカバーなのもあって重かった…でも持たずに避ける重さやなくて、持って重さ体感して一緒に考えたい重みやった…
★78 - コメント(0) - 3月1日

話題になっていたので読んでみた。グリコ森永事件をモデルにした、限りなく現実に近い物語。犯行に使われた子供の声。その声の主を主人公にしたところがうまい!記憶にあるグリ森事件のディテールを思い出しながら、ぐいぐい引き込まれて読了。でも、実際の事件が未解決のまま時効を迎えてしまっただけに、ちょっとむなしさが残った。
★42 - コメント(0) - 3月1日

【市図書39】1984年に発生したグリコ森永事件をモデルにした小説。この事件をリアルタイムに知っているかどうかで本書の印象が大きく変わってくる。30年以上前の出来事にも関わらず事件の経緯は鮮明に覚えている。特に、七五調の関西弁で書かれた警察への公開挑戦状の内容はほぼ記憶していた。(因みに私の作品ではない。汗) 事件をなぞる前半の展開は完璧。ただ、思いの他早く事件の全貌が明らかになる。(勿論ここは小説)後半は賛否両論あるのではないだろうか?私としては擬似ノンフィクションとして最後まで事件を追ってほしかった。
★48 - コメント(0) - 2月28日

図書館本 いきなり答えだけを与えられた加害者家族と、当時の事件資料や人脈を利用し、足を使って丹念に事件を追う記者。二人がそれぞれ別々の角度からグリコ森永事件の真実に迫る。事件に子供を巻き込むということは、それから先何十年もの彼らの人生に大きな影を落とすということだ。ましてや日本中を巻き込むような大事件ならなおさらである。この話はあくまでも小説であり、現実ではない。だが、巻き込まれた子供たちはこのくらい不幸になっていたとしてもおかしくはない。そう思ってしまうようなリアリティがあった。  
★35 - コメント(0) - 2月28日

恥ずかしながら、キツネ目の男という事しかグリコ、森永事件に関して覚えている事が無いです。後半犯人関係者の苦しみに涙で、未解決事件はこうも関係者に日陰の身を強いり辛い日々を過ごしてきたという事に、もっと早く時効を過ぎても事件の解明をしてくれたらという気持ちで一杯だった。阿久津と共に疑心暗鬼で事件の解明を追った曽根、私だったら母親にどうして墓場まで持って行ってくれなかったのかと恨み言を言うと思う。
★43 - コメント(0) - 2月28日

ちょっと長かったー(^^;)なかなか入り込めず、どうにかこうにか読みきりまして、最後まで読めばそれなりに面白かったのかな?という感じです。
★11 - コメント(0) - 2月28日

グリコ・森永事件を題材に、「あったかもしれない」物語を書いたミステリー。 すごい。よくできている。よくここまで書けた。 おなかいっぱいな読後感。 実際の事件と、虚構の物語の壁が薄い。 もちろん登場人物たちの物語は架空であるにせよ、「もしかしたら事件に関わった者たちはその後このような人生を歩んだのではないか」という強い説得力がある。 「子供を犯罪に関わらせるな」 「事件は犯人が見つかったところが終着点ではなく、被害者にその後の未来が見えてこないと終わりではない」 という著者の強いメッセージが読んでいて
★31 - コメント(0) - 2月27日

グリコ・森永事件を背景に、もしかしてこういう結末が…というノンフィクションをベースにしたフィクション。そんなにうまく物事解明するかなあという感もあったけど、読み始めたら一気読みしちゃう勢いがあった。人は満たされると腐る。イギリスでは紅茶が人と人を結ぶ接着剤の役割。
★22 - コメント(0) - 2月27日

ただただ過去の事件を追いかけるだけの退屈な展開。艶のない文章と無駄に多い布石。そして真相の予想通り以上ない感。
★12 - コメント(0) - 2月27日

グリコ・森永事件を題材にしたifの物語。どんな人(たち)があの事件に関わっていたのか。重厚なエンターテイメント。ちょっとここはどうかなと突っ込みたくなるところがないわけではなかったが、総じて気持ちを逸らせながらながら読みました。主人公のひとり曽根俊也の伯父達雄がロンドンで感じた当時の虚無感。当時の英国病は今世界のあちこちで見られているようだ。「人生の闇は大抵、日常の延長線上にある。」肝に命じておこう。
★128 - コメント(0) - 2月27日

最初あらすじを読んでこむずかしぃ系かとちと不安だったが、読み進めるうちに引き込まれたぁ。なかなかの読み応え、そしてせつなさが・・・
★21 - コメント(0) - 2月27日

時代背景、情勢などの情報量は流石元新聞記者という所か。構成力は素晴らしい。
★23 - コメント(0) - 2月26日

本屋大賞候補作。 グリコ森永事件を元にした小説。 父の遺品を整理しているときに見つかったカセットテープとノート。 再生してみると、子どもの頃の自分の声が。ノートには英語で「GM case」と。 ……。 もしかして、これって? 先週月曜日から一週間かけて読みました!
★27 - コメント(0) - 2月26日

これは傑作! しかしずるいなぁ、(不謹慎な書き方だけど)事件をなぞるだけでも劇的なのに、その流れに沿って更に劇的な物語を書き加えるとは。 しかも、その出来が素晴らしい。 きっと著者のマスターピースになると思う。
★26 - コメント(0) - 2月26日

ずっと勧めてたけどなかなか読めなかった一冊。読んでほしいと言われる理由が、確かに読むとわかる。凄い世界観だった。
★22 - コメント(0) - 2月26日

【読了:罪の声】力作なのは間違いないけれど、反権力の左翼活動家どーしよーもねーな、という後味の悪さが強すぎて、登場人物のドラマにあと一歩踏み込めなかった。ちょっと映像化に色気出しちゃった感あり。それと、望を殺害した理由がよく分かんない。口封じ?にしても殺す? 事件として扱われなかったのかな?
★21 - コメント(0) - 2月26日

本屋大賞候補10作目。土曜日の読売新聞の広告を見てすぐに読んだ。さすが話題になるだけの本。先週走った京都が舞台で、タイムリーだった。キツネ目の男が2人いるなど事件の細かい点は理解に苦しんだが、達雄や総一郎の独白は鬼気迫る。なんだかんだ言っても親子の絆は何ものにも代えがたい。10作品のうちどれが大賞をとるか全くわからなくなってきた。
★28 - コメント(0) - 2月26日

グリコ森永事件が題材。 5章あたりから読むスピードが上がり興奮して読み進めました
★18 - コメント(0) - 2月26日

「グリコ森永事件」をベースに、事件当時の社会情勢と登場人物の信念、子を思う親の気持ちなど様々なものが入り混じったフィクションで、登場人物の数も多く、頭を整理しつつ読まなければいけませんでした。著者がいうようにグリコ森永事件は「子どもを巻き込んだ事件」であり、著者はその子ども達の事件後の人生をフィクションとして創作しています。本当にこんな人生があったかもしれないな…と考えながら読みましたが、子どもに罪はありません。犯罪者の子どもであっても、健やかに笑顔あふれる人生を送れる社会でなくてはいけませんね。
★98 - コメント(0) - 2月26日

グリコ森永事件の脅迫に使われた子供が、自分の声だと知らずにいることを願わずにはいられない。本作の中で事実を公表した後の彼らに、平穏な日は来るのかなぁ…。
★22 - コメント(0) - 2月26日

後半、読む手が止まらず。グリコ・森永事件のことはいろいろ覚えている。「子供を巻き込んだ事件」というところに目をつけたところがすごい。
★29 - コメント(0) - 2月26日

非常に面白い が、本屋大賞受賞には及ばない
★9 - コメント(0) - 2月25日

グリコ森永事件の真相(フィクション)の解き明かしだが、よくこれだけの想像ができたものだと感心。バブル前の不安定な時代背景と、加齢した関係者の現在の受け止め方の描写が興味深かった。
★28 - コメント(0) - 2月25日

なぜそれを残しておいたんだ~と思いつつも、それがなければこのラストにはたどり着けない。あって良かったのか。どうも女性陣の影が薄いような気がする。
★20 - コメント(0) - 2月25日

キャラメルのおまけだったという小さな青いスポーツカーのおもちゃ。電話台にしまわれていたカセットテープと黒革のノート。どちらも母親によって大切にしまわれていた。思い出の品は、時に人を残酷なまでに苦しめる。が、思い出の品はまた、新しい希望を創り出すきっかけにもなる。苦しみ続ける犯罪者の家族たちにも、いずれ幸せがもたらされますように。そんな祈りの小説だと思う。すごい。
★37 - コメント(0) - 2月25日

深い深い恨みがあり周到に計画した犯罪。そんなものはもしかしたらないのかもしれない。日々の暮らしのなかでの小さな鬱憤やすれちがい。そういったものが転がり出すときにほんの少しだけはずみをつけるものがあったときにそれは化けてしまい、なにかものすごい大義や目的があったように見えてしまう。そんなグリコ森永事件異聞的小説。とにかく翻弄されたひとたちが切ない。一方で記者が事件の根の部分を「しょうもない」というのにも強い違和感が残った。他人から見れば下らないことでもその時には切実さがある。ブン屋さんには言われたくないよな
★28 - コメント(0) - 2月25日

この本が出たことは前から知っていた。でも今更グリコ森永事件を題材にしたフィクションなんて、と手に取らなかった。しかし、やっぱり気になり読むことに。犯人グループ像や動機の想定も真っ当な範囲だと思うので、かなりのリアリティがある。この小説のポイントは、リアルタイムで事件を知らない若い世代の主人公たちに事件を追っかけさせたことだと思う。そこに新しい視点を持ち込んだことでとても入り込みやすいミステリーに仕上がっている。きっと映像化されますよね。阿久津記者は新井浩文、曽根俊也は妻夫木聡を思い浮かべて読んでました。
★35 - コメント(0) - 2月25日

ちょっと厚めですが読んで本当によかったと思える温かい人間ドラマ。序盤は2人の視点で事件の謎を追う。ちょっと都合が良すぎな感もあるけど、テンポは良い。そして真相が明らかになってからの物語がよかった。天国と地獄のように対比される2つの人生。グリコ森永事件はほとんど記憶にない年代だけど、その時の臨場感が伝わってくるかのようなリアリティが、よりこの物語の重さと深さを出している。「罪の声」というタイトル、表紙の一見不気味な絵も、内容と絡んでインパクトがある。良作です。
★46 - コメント(0) - 2月25日

★★★★:著者がマスコミ出身だからか、ややマスコミ贔屓でご都合主義的な部分もあったが、グリコ・森永事件を題材とした真相究明の過程はこんな真実もあったかもしれないと思えるようなリアリティさがあって良かった。事実は小説より奇なりとはいうが、実際、あの犯人は今頃どうしているのだろう。子供の頃、あれを機にお菓子のパッケージ包装がされたことを思い出すが、親になった今から思うと別の恐怖があるものだなぁ。
★32 - コメント(0) - 2月24日

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2017年本屋大賞ノミネート作品シリーズ

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