悪意 (講談社文庫)/東野圭吾のネタバレ(226件)

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再読しました。以前の感想は、「人の一番嫌な部分を見た嫌悪でいっぱい。でもミステリーとして最高に面白かったぁ。」というものでした。今のわたしの感想は。。心の奥底に隠されている本人にすら気づかない悪意。その矛先への恨み、妬み、、そこから見出す活力、意志の強さ、徹底さ、罪の意識の低さ、粘着さなどなど恐怖に震えました。人として生きていく以上、人と関わっていく。。避けられない道。。自分は恨まれないとも言えない世の中。。真の殺害動機。。犯人の卑屈な考え方だけど、持たれてしまう事もあると思うと、怖い。
★8 - コメント(0) - 2月26日

加賀恭一郎シリーズ。読み終わってタイトルを見て、改めてゾクゾクした。読む前とあとでは野々口と日高の印象がガラリと変わる一冊。面白かった。
★14 - コメント(0) - 2月19日

早々と犯人がわかってしまって、この後どうなるのかと思ったら、犯行動機が動機が二転三転、自分もすっかり騙されてしまった。最後はいじめにつながり、ちょっと後味がわるいね。加賀にも挫折の経験があったことを知ったことが収穫。
★17 - コメント(0) - 2月14日

加賀恭一郎シリーズ。殺害された作家を発見したのは幼なじみの野々口。初期の段階で犯人が捕まるが、加賀と野々口が各々手記という形で事件について語っていく。こういう形式の本を読むと湊かなえの小説を思い出してしまう。個人的にはあまり好きな手法ではない。最後にかけてどんでん返しの様相になっていくが、犯人の陰湿な手口に後味が悪かった。
★12 - コメント(0) - 2月8日

途中まで相当面白かった。最後のどんでん返し後の読了感はあまり良くなかった。ブルーです。
★7 - コメント(0) - 2月2日

犯人が序盤で捕まるとは思わなかった。 その後は犯行の動機を推理していく話で、終盤まで「動悸なんてどうでもいいわ」と思いながら読んでいたが、終盤の見事などんでん返しで読むのが止まらなくなった。悪意…なるほど。
★2 - コメント(0) - 1月31日

カバーには「東野文学の最高峰」とあり、私としては初めてのミステリーのパターン。容疑者と刑事の交互の手記によって物語が進んでゆく構成に新奇性が感じられ十分に楽しむことができた。容疑者が意外と早く罪を認めたのでどのような落ちになるだろうと思ったが、そこは東野圭吾。刑事と読者がいったんは欺かれた形になっても、最後には思わぬ真相が露わになる。またしても外さない内容。
★11 - コメント(0) - 1月29日

加賀恭一郎シリーズの作品の中でも変わった作品ね!一件の殺人事件ですぐに犯人は捕まるのだけれど……。ここからが長い!(笑)そう、動機や手記に違和感は私も感じていて、途中で「まさか…」と思ってたらそのまさかだったというね…w いやぁ、奥が深いです。というか、この犯人の誘導の仕方がすごすぎて普通の人ならまず信じてしまうような内容……。 盛り上がりは全然ないけど、このタイトルはまさしくその通りだと思った。そして、最後の後ろから6行目の一文にゾワッと来たわ……。
★15 - コメント(0) - 1月10日

7点/10点☆ミステリーの構成は、動機、犯人、トリックなどからできると思うが、ここまで動機にこだわった作品は初めてかも。改めて「悪意」という言葉の意味、本質を考えさせられます。犯人の動機には納得しないが、意外と身近な所である様な感じがする。人間の本質的な。当然おもしろいけど、少し後味が悪いかな。
★10 - コメント(0) - 1月10日

加賀恭一郎シリーズにしては胸に響くものがなかったな。謎解きしてはひっくり返りの連続で、犯人の思惑どおり被害者・加害者の人物像が読者のなかでもあやふやなままだったからだろう。真の動機は死を前にして「彼」そのものに成り代わりたかったというところか。中学校生活にそれほど辛い思いをした人が何の情熱も持たないまま教職につくのも疑問。
★11 - コメント(0) - 1月7日

なんだか分からないけれど、気に食わない。論理的に説明できない感情、それこそ悪意。語られる真実が途中で何度も二転三転したので、結局なにが事実なの!?とやきもきしながらほぼ一気読みです。作家さんって、想像(妄想?)力すごいイメージだけど、ここまで嘘を事実のように手記に残せるとは恐ろしい。加賀刑事の「人間を描く」表現に関する説明に同感。これがうまい作家さんの小説はほんとに面白いので。もちろん、東野さんも然り。
★17 - コメント(0) - 1月7日

早々に犯人が自供してしまい、そこから先はどうなるのかと思いきや、なかなか動機がはっきりせず、どんどん読み進めてしまった。加賀刑事の解明に寄って「人間性を貶める」という言葉が出てきた時には人間への恐怖感を抱かされ、筆者の作品にしては後味の悪い思いだった。
★15 - コメント(0) - 1月2日

再読なのに少しも覚えていなかった。あっさり犯人認めたなと思ったけど今回は動機がテーマだったのか。本当の動機が気になってめくる手が止まらなかった。殺人のために用意周到に動機を準備するなんて!今まで読んだことないパターンで似たような作品を他の作家が出したら完全にパクリだとばれてしまうような作品。本当の動機はいまいちだが読ませる筆力は素晴らしい。
★14 - コメント(0) - 2016年12月31日

犯人と背景の陰湿さに気が滅入る。被害者は非が全くない善人。加害者を恨みたいけど、恨むに値しない小物だし、生い立ちには同情の余地もある。理不尽な殺人だけでなく、いじめ、金目当てだけに寄ってくる親戚など、全てがリアルな世間そのままで、後味悪いのなんのって。「怒り」を映画館で観た後と同じような気分。
★20 - コメント(0) - 2016年12月30日

「彼はあなたを救いました。しかしそうした恩が、逆に憎しみを生むということを私は知っています。」
★7 - コメント(0) - 2016年12月25日

どんでん返しをわかりやすく書く点がさすが東野作品…と思う。それぞれの視点で手記を書くことはあまり見なかった気がする。しかし、加賀というと阿部寛しか思い浮かばない(^^;)
★14 - コメント(0) - 2016年12月6日

真相が気になり一気に読んでしまった。本当の動機は結局よくわからないんだけど、独りよがりな手助けは相手に疎まれるということなのか(教師時代の加賀はともかく、日高は本当にできた人間のようだが。)記録形式の構成は面白いけど、加賀のパートを記録形式にする理由があまりないのは残念。作中作の夜光虫も読んでみたい。
★17 - コメント(0) - 2016年12月4日

犯人が早々に判明し、これはどういったことだ、と思っていたところ、見事にひっくり返されました。話が進むにつれて犯人の動機のベクトルが変わっていく。ページをめくる手が止まらない。そういうことでしたか。さすが東野圭吾様。
★18 - コメント(0) - 2016年11月30日

★★★☆☆ 犯人が誰かはすぐわかるのに動機がわからず、その動機を加賀さんが追求していく。
★21 - コメント(0) - 2016年11月18日

手記物はトリックに使用されることが多いけど、まさかこんなトリックだとは…被害者も可哀想。犯人はよく動機考えたなと思った。
★14 - コメント(0) - 2016年10月31日

序盤からぐいぐいと引き込まれ、ほぼ1日で読了。名前の売れている作家、日高が殺害され、その犯人は作家を目指しているが思うように売れない野々口という身近な人物。端的に言うとこれなのだけれど、動機付けを中心に物語は二転三転、最後はタイトル通りまさに悪意。殺害したうえに、その人の人生をぶち壊すような計画を立てる程の悪意って相当なもの……かと思いきや、単なる嫉妬?!しっかし、面白いぐらい手記によって印象を誘導されてしまったー。
★22 - コメント(0) - 2016年10月23日

作家が殺される事件。犯人と加賀さんの手記を読んでいく。 早々と犯人が捕まってしまうが…。 動機を言わない犯人。 巧妙に仕掛けた心理的トリック。二転三転していくたびに騙されてたーって思う。 悪意か、なるほど悪意だな。 殺した上に相手をおとしめたかった犯人が怖い。
★18 - コメント(0) - 2016年10月23日

犯人探しでなく、動機探しという面白い視点でした。劣等感や嫉妬からの悪意。誰でも劣等感や嫉妬は持つだろうから、そこから人間性を地に落とすための計画的な殺人を犯すまでの悪意が生まれるだなんて恐ろしいと思った。そして加賀刑事が鋭すぎる!なんかしっくりこない、刑事の勘ってやつなんですかね。
★53 - コメント(0) - 2016年10月22日

加賀恭一郎知りシリーズ3作目。あの人がいい人だったとは‥だまされたなあ。
★16 - コメント(0) - 2016年10月21日

加賀恭一郎シリーズ第4作目。殺害する前に長い期間をかけて「動機作り」をしていたとは見抜けませんでした。最後まで読むと 「悪意」というタイトルの意味がわかる。
★19 - コメント(0) - 2016年10月15日

加賀恭一郎シリーズ④ 作家殺害の犯人は逮捕されたが真の動機とは。犯人の罠にはまることなく過去を遡って真の動機を暴き出した加賀さん。お見事。これほどまでに土台を覆されるストーリーは読んだことがない。いじめとゴーストライターをテーマに繰り広げられた本作品。相変わらず社会問題に着目しているだけに考えさせられる。加賀さんの過去が一つ明らかになった。そしてかつての教師仲間を相手に仕事をする経験は、今後の加賀さんの人物形成に少なからず影響を及ぼしそうだ。ペンだこ、死語にならないかしら…
★23 - コメント(0) - 2016年10月10日

いやはや、これは凄い本でした。日高さんの学生時代がイメージと違いすぎて、野々口と入れ替わってる?って思ったくらい。私のなかで日高さんのイメージがいつの間にか出来上がっていました。それがいつだったのか加賀さんが説明してくれた時はビックリ。これが「人間を描く」って事なのね。野々口、凄い!ということは東野圭吾さん、凄い!
★30 - コメント(0) - 2016年9月23日

嫉妬だけで人を殺すのか…と思ったけど、最後の、母親から周囲への見下しや悪意の刷り込みがあったとの描写。野々口の自分は特別だという驕りと、そもそも陰鬱で不満や劣等感を育てやすい気質が殺人に向かわせたのか…こんな人に目をつけられた日高さんと奥さんがただ気の毒…。
★18 - コメント(0) - 2016年9月21日

とにかく気に食わない、というぼやけた悪意。学生時代においては、それが苛めに繋がる。その苛めを見て見ぬふりし、保身を盾に加害に加担するなど、様々な形の悪意に満ちた一冊でした。動機があって殺人に至るのではなく、殺人に至る漠然とした悪意がまず存在し、そのために動機を練り上げていく。自分でも理解不能な底なしの悪意、数か月もの時間をかけて綿密に殺害計画を書き上げた執念、その根源は一体どこにあったのか?一番恐ろしいのは、野々口が抱いたような漠然とした悪感情を、誰もが心のどこかに持っている点だと思います。
★16 - コメント(0) - 2016年8月25日

犯人などではなく動機を解明していく話。あそこまで細かく計画していく負のエネルギーがすごい。
★16 - コメント(0) - 2016年8月22日

加賀シリーズ。第一発見者の野々口は作家になりたい、日高に先を越されて嫉妬を覚えていた。それはわかる。悔しい気持ち。昔からの夢をかなえて自分のことのように喜ぶ半面、自分もなりたいんだとどうして自分じゃないんだとなる。それはわかるし、トリックを言われたとき、まんまとだまされたと思ったのだけど。うーん、なんだろう。辛口でごめんなさい。この消化不良な感じは。(ファンの方ごめんなさい。)何が納得できないのかよくわからない。私には難しすぎたのかなあ。
★47 - コメント(0) - 2016年8月12日

野々口がちっともイイ男じゃないので、日高の前妻との話には嘘こけと思いました。そんなコロッと落ちるかよ、と。
★9 - コメント(0) - 2016年8月9日

聖女の救済といい、これほど執念のこもったトリックには感嘆する。殺害自体は重要ではなく人物を陥れる悪意に重点がおかれてる人間の業が怖かった。殺人よりタチが悪い。
★14 - コメント(0) - 2016年8月2日

最初は冴えない犯人だと感じました。犯人を貶めた周囲の悪意を描くのか…と思いきや、怒涛の後半。残虐な殺害方法でもなく、トラウマになるような描写はないはずなのに、恐怖で震えました。犯人の立ち回りを考えると、再読するのも怖いです。
★8 - コメント(0) - 2016年7月28日

犯人の動機を推理する話。比較的早い段階で犯人は特定されるものの、“動機は?”という視点から物語が掘り下げられていく。しかも、何重にも犯人の『動機工作』がなされているとは…! 最後はアッと驚かされる結末に。面白かったです。 『人物を描く』、大変勉強になりました☆
★14 - コメント(0) - 2016年7月28日

加賀シリーズ第4弾。 今回の犯人は加賀が教師時代に同僚だった先生。すぐに捕まったものの、殺害方法、動機を犯人が黙秘。加賀が暴いていく。
★8 - コメント(0) - 2016年7月13日

動機に関する過程を事細かに書いた作品であり、最後にまさかそういう展開になるとは思わなかったので、びっくりした。人の先入観や思い込みを見事に利用した作品だと思った。この発想を思いついた東野圭吾はすごい!と改めて思った。
★17 - コメント(0) - 2016年7月13日

ただの殺人事件ではなく、さらにどんでん返しがあるだろうと途中で気づき、先に読み進んだが、最大の動機がうまく理解できなかった。 「とにかく気に食わないから、気に食わない」 自分の心の中に自分自身にも理解不能な底知れぬほど深い悪意が潜んでいる、これが殺人の動機になるのだろうか。
★13 - コメント(0) - 2016年7月4日

冒頭の描写が本当に最後まで頭に残り、日高の誤ったキャラクターを強烈に印象付けていた。記された人物像と現実との違和感は捜査の過程で露呈しそうなものだけど、犯人がわかればそれでお終いという警察の姿勢がなんだかリアル。怨恨でも復讐でもなく、恩人に対しての得体の知れない悪意が動機というのがなんとも気色悪い。死人に口なしってこういうことね。
★18 - コメント(0) - 2016年7月1日

”そういった嫌がらせをしている人間のすべてが、実際に日高邦彦のファンであったり、本物の文学愛好家である可能性は低いだろうと私は推察した。いやむしろそれらのうちの殆どは、これまで日高邦彦という名前さえ知らなかったのではないか。その種の人間というのは、とにかく人に不快感を与えることで歓びを得ようとしているにすぎず、どこかにそのチャンスがないものかといつも目を光らせているのだ。したがって相手は誰であってもいいわけだ。”—炎上とか見てるとほんとそう思う。ネットの時代になってそういう暗部がより目立つようになった。
★19 - コメント(0) - 2016年6月22日

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