コンビニ人間/村田沙耶香の感想・レビュー(4397件)

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芥川賞はあまり好みじゃないけど、この作品は面白かったかな:)
★12 - コメント(0) - 2016年7月27日

【読メおぞ部】社会の一員として生きていくために、私たちは無意識に予定調和的な価値観や行動を基準にしているのだろう。「普通」になれない恵子は、18年間同じコンビニで働く。障害を抱えていると思われる彼女が、唯一"正常な部品"として機能する場所がコンビニなのだ。マニュアルに従った、繰り返す毎日に居場所を見いだす恵子。自分が自分であることよりもコンビニ店員であることが重要、「普通」の外側にはみ出して生きざるを得ない恵子の戸惑いが痛々しい。誰かこの狂気から解放してあげて!と願ってしまう。文學界6月号にて読了。
★92 - コメント(8) - 2016年7月27日
はにちゃん
みっちゃん、読了お疲れさまでした。では次に『しろいろの街の、その骨の体温の』など如何でしょうか?(…とおぞ部に誘う)(^w^)
- 09/10 17:13

みっちゃん
次はそれでいっきま~す!≡3≡3≡3
- 09/10 17:17


作家さんの感性に圧倒された。
★16 - コメント(0) - 2016年7月27日

読み始めてすぐその世界観に引き込まれ一気に読んでしまった。 自分に文章力が無いのでどう表せば良いのか言葉が浮かばないのだけど、 とにかく、主人公以外の人間全員嫌い。
★15 - コメント(0) - 2016年7月27日

超写実&自然主義+シュルレアリスム=村田沙耶香?
★13 - コメント(0) - 2016年7月27日

◆コンビニが題材なので読まねばならぬ、と義務感に駆り立てられ本屋に走った。(本当に走った)◆冒頭のコンビニのシーンは思わずニヤリ。◆「普通」を知らない発達障害?の女性が、コンビニのマニュアルに従い「型」にはまることで初めて生き方(演じ方)を学び、社会の一部になっていく◆「普通」じゃないことは疎外される要因。それは良くないことで、社会からは異物扱いされてしまう。◆だから「型にはまった」人生を選んでいく人が多いのだろう。◆主人公のある種の純粋さは、不気味さとともに哀しさも感じさせる。
★24 - コメント(0) - 2016年7月27日

主人公である「わたし」が、母親の元へ死んだ小鳥を持って行く場面がある。ベンチには、母親だけがいる(ように描かれる)。 しかし、ベンチには他の友達のお母さんも居たことが、後からわかる。場面の始まりでは、その場全体を俯瞰できるようには描かれていない。
★14 - コメント(0) - 2016年7月27日

恵子はコンビニ店員でいることで普通でいられる。“これが普通、こうあるべき”という価値観。普通って何だろう。これってどこかでずっと考えてることなんだよなぁ。普通の中で生きにくい恵子と白羽が出会って、これから相乗効果で上手く生きていくのかと思いきや…そこは村田さんですからね。最後まで白羽イラッとしたなぁ。白羽が一番こだわってるじゃん。考えてみると自分でも「普通はこうだよね」とか言うことがある。枠にはめてる。人はそれぞれ、それは個性なんだって思える人間でいたい。改めて、村田さん、芥川賞受章おめでとうございます。
★68 - コメント(2) - 2016年7月27日
カノン
お!もう?
- 07/27 20:41

ゆう
もう!早速でしょ笑
- 07/27 21:29


2
最高に痛快だった。うまいとか、おもしろいよりも、「出ちゃってる」といいたくなるような感じがなんだかすごくいい。「!」の多用や「本意ではないので」といった微妙にへんな匂いのある言い回しにぐいぐい引っ張っていかれる。
★19 - コメント(0) - 2016年7月27日

kindle
★5 - コメント(0) - 2016年7月27日

8/10。芥川賞受賞作。コンビニのアルバイトで「店員」になることでしか正常でいられない、アスペルガー症候群(?)の主人公の視点から、「普通」を求める世界の息苦しさが描かれている。多くの読者は、社会から疎外される「主人公」の側面と、異端を排除する「世の中」の側面を両方持っているだろう。おかしいの「主人公」なのか、「世の中」なのか。その狭間で揺れながら、「普通」を問い直していく一冊。
★22 - コメント(0) - 2016年7月27日

「コンビニ店員」という「型」を通してしか他者と正常にコミュニケートできない、発達障害を抱えた女性の視点から、「普通であること」を残酷に求める社会で適応して生きることの困難さが綴られている。と書くと、なんだかひと昔前に流行した非正規雇用の人々をテーマにした小説のようだが、さにあらず。本作の主人公は異様なほど「コンビニ店員」としての自己に満ち足りており、彼女に「変化」を期待する周囲の人々を常に不思議そうに見つめている。彼らは執拗に「普通」を要求する。その無垢によって、社会の側の歪みが露呈されるのを恐れるのだ。
★35 - コメント(3) - 2016年7月27日
弟子迷人
さすがっ、いつもお早い! こんな配信もあるそうです☆ http://bookmeter.com/b/B01J3KS4MS コンビニで、何かタイアップでもしてくれると面白いですね。
- 07/27 18:52

梟木
おー、これは…。ありがとうございます、情報感謝です!
- 07/27 21:36


集団が持つ「人とはこうあるべき」の価値観、いわゆる普通の人、から外れた心や価値観を持つ人間をどう扱うか。あるいは外れた人間そのものの心情は。という、外れものとの境界線上にいると思ってる自分には割と好きなテーマの話。とはいえ結局「集団が思う普通」も幻想の価値観でしかないと思うんだが。第155回芥川賞受賞作品。おめでとうございます。
★22 - コメント(0) - 2016年7月27日

学生の時は「型にはまりたくない」って思っていて 就職して早々では型と自分を照らし合わせて そこそこキャリアを積んだら型からはみ出そうな自分が怖くて 型を否定するのも、型を肯定するのも 同じ自分の中に同時に存在していることに気付くんだよね その感じ方を「子供」「大人」「馬鹿」「無難」とか 一方的な価値観でくくっちゃダメだな~とは思う。 村田さんは他の人が表現する事に躊躇う事を 思ったように素直に表現をしたんだろうな。
★27 - コメント(0) - 2016年7月27日

「普通」って何なんだろうなと思ったのと、生き方が多様化しているというけど、本当にそうなっているの?って考えさせられる内容でした。
★20 - コメント(0) - 2016年7月27日

神と人との再生の物語、と楽しんだ。群れをなした縄文人は、共同生活のために神を創り、この大いなる存在に仕える卑小な自分たちは等しく「普通」だと信じることで、互いの劣等感から解放された。幾千年時をくだり現代。主人公は商業主義の神コンビニに奉仕し一体化する巫女。そこへ婚活のために訪れた異邦人が異なる神・恋愛至上主義を広めたために、共同体は破壊される。そうして己が神から切り離された巫女が、数々の苦難の果てに失った信仰を取り戻す英雄譚。芥川賞受賞作がこんなにハードボイルド超時空SFで面白いなんて、けしからんなあ。
★20 - コメント(0) - 2016年7月27日

自分の生きてる世界を俯瞰するといつもの世界が違って見えるかも。普通、狂人の境目ってなんだろ。誰が判断するんだろ。普通でいることが正しいことなんだろうか。
★15 - コメント(0) - 2016年7月26日

普通って、ハードルが高いです。
★15 - コメント(0) - 2016年7月26日

18年間コンビニで働き続けてきた古倉恵子。恵子の周りは結婚して子供がいてと、世間でいう「普通」の人生を送っている。ある時、婚活が目的で新人として入ってきた白羽という男によって狂わされ、そして恵子はあることに気づき、また動き出す。これを読んで、何が普通かということよりも全ての登場人物がある意味気持ち悪いと思った。コンビニでしか生きられない女、普通を押し付ける周り、寄生する白羽、恵子が普通であることを望む家族。この小説だけではなく、本当に周りの人間が「普通」を望む「気持ち悪さ」があることに震える。
★20 - コメント(0) - 2016年7月26日

「殺人出産」、「消滅世界」と読んできて、村田さんが描く世界に衝撃を受けていたので、本作も受賞前からチェックしていた。「消滅世界」とくらべるとおとなしいような気もするが、受賞を機に村田作品を初めて手にする人は、これでも衝撃的なんでしょうね。「普通」が「普通でないもの」を攻撃するのは、今にはじまったことではないが、最近の日本では異常と思える激しさになっている気がする。はじめの方に列挙される普通でない主人公の言動の数々を私達は笑っているが、「殺してみたかった」から人を殺す人間に、非を諭すことはできるだろうか。
★50 - コメント(0) - 2016年7月26日

本友に、「買ったんだ、読み終わったら貸すね」と言われて、仕事後、「ちょっと見せて」と見せてもらい、1時間で読了。芥川賞は、純文学なので、読みやすく、分かりやすい。面白かったけど、正直買うほどではないのかも。
★20 - コメント(0) - 2016年7月26日

主人公の独特な感性に納得する所もあり、周りの「フツー」な人のデリカシーのなさに反省するところもあり、一気に読みました。ただ、白羽さんの理不尽さに最後まで勝手にイライラ…笑 他人と違うことを認めて達観してる主人公が少しでも生きやすくなりますように。
★22 - コメント(0) - 2016年7月26日

「皆、変なものには土足で踏み入って、その原因を解明する権利があると思ってる」主人公は発達障害。普通になれない社会不適合者が生き甲斐を得た時、他人はそれを奪う権利など無いはずなのに、自分を含めみんな善意として無意識にやってしまっている。クソ男とのやり取りは憂鬱だが、終盤の展開は痛快。痺れた身体の隅々に新鮮な血液が還ってくる感覚だった。この生き方で幸せになれるとは到底思わないが、自分にとっての幸せとは何かを見失わないでほしい。自分も六年間、コンビニでフリーターをしていたことがあるので、想い入れのある話だった。
★33 - コメント(0) - 2016年7月25日

何をもって、「普通」と言うんだろう。正社員として就職し、結婚して子供を生み育てる。それが「普通」だと言うのなら、「普通」になることができない、部品の欠けた人間は一体どうすればいいんだろう。コンビニのバイト歴18年、36歳独身女。そんな主人公を、「気持ち悪い」と思う読者もいるかもしれない。けれど私は、「そのとき、私は、初めて、世界の部品になることができたのだった」という欠落にひどく共感してしまった。たとえ当人が不幸だと感じていなくとも、世間が望む幸せじゃないとダメですか。読み終えたその後に、衝撃が横たわる。
★56 - コメント(0) - 2016年7月25日

雑誌で読んだものを再登録。芥川賞候補作3つ目。現代社会の闇を極端にデフォルメし、コメディタッチで描いた作品。一見すると面白いが、隠し味の毒量がハンパない(隠れてない!)。作者と同世代のためか、共感しすぎて浸食された気分。『スクラップ~』『異類婚姻譚』と同系統の作品のように思う。流れが変わらなければ受賞しそうだし、ちょっとこの類いは満腹感もあるので他の作品が受賞するかも。<2016-090>
★15 - コメント(0) - 2016年7月16日

読む手が止まらず1日で読破してしまった。 読みやすく発想が面白い。 話の好みは分かれそうだけど今の現代によく当てはまるストーリー。 私は主人公の恵子の気持ちがよく分かる。なんだか自分の事かの様に読み進めてしまいました。
★9 - コメント(0) - 2016年7月9日

t
赤ちゃんの頬を水膨れをなでたような奇妙な柔らかさと表現することが、僕の中では衝撃的でした
★7 - コメント(0) - 2016年7月3日

重い内容の話でもないのですらすら読めたのですが、この本を課題図書とした読書会でいろいろな人の意見を聞いて、考えさせられることがあった本です。 この本を読んだ感想を聞くと、その人の物事に対する考え方が結構素直に見えてしまうある意味意地悪な本だと思います。例えば、その人がコンビニで働く人をどう見ているかとか、世間でいう普通の生き方って何、なんている価値観が透けて見えるのがちょっと怖いです。
★2 - コメント(0) - 2016年1月2日

サクッと読める。コンビニのアルバイトってどうしても、`惰性´ってイメージがあったけど、こういう人もいるんだなと思った。
★1 - コメント(0) - 2015年12月26日

芥川賞を取ったので読んだ。よく描けていると思った。
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こういう生き方もあるって感じで。極端ではあるけど、この主人公、好きです。
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痛快で面白いです。主人公はどこか壊れているんじゃ…と思ってしまいますが、楽しく読めます。
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面白かった
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主人公のキャラクター、面白い。きっと現実でみんなどこかで感じている仕事と私生活との境界線みたいなのが、究極の形で主人公になってるのかな。
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これは発達障害に苦しむ大人のリアル。共感できない人が多いのだろうが、芥川賞受賞によって「こんな風にしか生きられない人がいる」現実を世に知らしめたことに大きな意義があると思う。若い世代に共感者が多い、というのは興味深い。
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最初っから最後まで登場人物全員が気持ち悪く感じた。泣いてる赤ちゃんをあやす妹を見て「黙らせるだけなら簡単な方法があるのにな」とナイフを見たり主人公がサイコパスだけど共感するところもあった。最初は気持ち悪く見ていたのに白羽さんが出てきてから気がついたら主人公側に感情移入していた。『その腐った遺伝子、寿命まで一人で抱えて、死ぬとき天国に持って行って、この世界に一欠片も残さないでください。』って思う人は、本当にいる。
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アスペルガー…て感じの主人公だった。やっぱ生きにくい世の中なのかなぁーと思った。
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斬新そのもの。なんていう世界観。面白かった。未知の世界だった。
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流行っていたので手を出しましたが、まだまだ未熟な私には少し理解しがたいものでした。
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