コンビニ人間/村田沙耶香の感想・レビュー(4397件)

全員表示 | ネタバレ
non
 17-71:タイトル、コンビニ店員でだめか?感覚、感情のズレから自分を異物と捉え、おとなしく周りを真似ることで同化しようとする36女の奮闘。白羽の読み取りにはうなるがサイアク。常識に振り回され?縛られてる。コンビニ仲間でもなかった、、寂しさ。「マニュアルの外ではどうすれば普通の人間になれるのか・私の身体はコンビニの為に健康で・正常な世界はとても強引だから異物は排除される。まっとうでない人間は処理されていくーー治らないと正常な人間に削除される・被害者意識は強いのに自分が加害者かもしれないとは考えない」
★37 - コメント(1) - 3月16日
non
追:見破られてた。一人称だから上手く馴染んでるみたいだけど、結局違和感、不自然、異様さがあったんだろう。
- 03/17 23:02


本書は、まともな人間とはどんな人間なのかと深く考えさせてくれます。古倉恵子のことを、とても変わっているとも異常であるとも思いませんでした。周囲の人から変わっていると思われたくないと恵子は強く思い、期待に応えるような言動をとる努力をしています。コンビニの仕事に没頭することで、社会人であることも強く意識しています。むしろ周囲の人間の方が、ものさしに合わない人間を異物を見るように面白がっているのではないかと考えました。一つの仕事に没頭することしかできないという面は、私にもあり、とてもよく理解できることでした。
★54 - コメント(0) - 3月16日

古倉さん、だいぶ変わってるとは思うけど、こんな人、またはこれに近い人はいるんだろうな。 合理性を求めすぎるとこうなる? でも、最後は本当の自分が確認できて良かったんじゃないかな?
★36 - コメント(0) - 3月16日

恵子に共感。自分も普通じゃないのかなぁ。境界は、何処?生き方に正解なんてないと思うのだけれど。他人にどう思われているのかと、気にしだすと一歩も前に進めない。
★33 - コメント(0) - 3月16日

読みやすい文章でした。
★28 - コメント(0) - 3月16日

ひたすら合理性を求める古倉さんだからこそ白羽の端折に感じる「一理ある」部分に乗っかってみたんだね。縄文クズ男に寄生され続けなくて本当ほっとした。コンビニ人間のこれからに期待。
★42 - コメント(0) - 3月16日

話題書。芥川賞作品は自分には難しいものが多かったけど、これはスルスル読めた。普通ってなんだ。「人間」ではなく、「コンビニ店員」。確かに面白い。
★65 - コメント(0) - 3月16日

コンビニ人ではありませんが “わっかる〜”とうなづけます。 読みやすく、好感が持てるお話でした。
★24 - コメント(0) - 3月15日

iku
冒頭のコンビニでの働きっぷりがすごい。客の目線や音で次の動作を考える。そういう完璧なコンビニ人間の話かと思いきや…。少し変わった子だけど、変わってると言われないすべを身につけていた。 妹の子が泣いてるのを見て、静かにさせるだけなら簡単なのにと、ナイフを見るところは怖かったけど。 36歳で彼氏もいなくて就職経験なくてコンビニバイト。そんなに言われるほど非難されなきゃならないか?ニートとかたくさんいる中、働いて自立してるだけでもいいと思うけど。 最後は白羽に寄生されそうでハラハラしながら読んだ。
★31 - コメント(0) - 3月15日

ちょっと変わった人って、わたしの周りにも何人かいる。そんな人の心の内側が覗けたような気がした。普通の人に同化するために、こんなに苦労しているんだなと思った。でも、周りから異常な目で見られないために、普通人たちも、無意識のうちに周りの人達と同化しようとしている。なるほど真理かも、、、それをしない普通の人は、変わった人と呼ばれ、排除される。 普通の人って何なのか、分からなくなっちゃう。
★46 - コメント(0) - 3月15日

アスペルガーの40代までの死亡率は90%を超えるといいます。その多くは自殺を選択するといいます。社会に適応出来ずに。読後の後ろ暗さといったらないです。
★33 - コメント(0) - 3月15日

不思議な面白さのある本だった。女の生き方って縛られてるな〜と。「就職か結婚」という限られた選択肢しか許されない感じ。自分の将来を考えさせられたし、いつか自分も社会から排除される存在になるのかなと思った。主人公や白羽さんの考え方にはほとんど共感できないが、周りとは違う(なんとなく劣っている気がする)という漠然とした生きづらさはわかるかもしれない。
★46 - コメント(0) - 3月15日

普通の感覚がわからない主人公。治るために、どうすればいいのかはわからない。唯一、コンビニ店員としての生き方ならできる。コンビニにいる間は、自分が何者か、皆が理解していて、他人に求められていることを感じることができる。自分の存在価値を見出だせる場所がコンビニ。
★41 - コメント(0) - 3月15日

端々思うところは多々あるけれど、自分の口振りや身振りを回りの人から吸収するということ、クビになった白羽を皆が嘲笑し、自分が異物になったらこうやって排除されていくんだろうなと思うところ、集団から「異物になった」瞬間、同棲を友人に告げると取り乱して喜び、今まで「あちら側」だったと認識する場面、同棲していることがコンビニの皆にバレて、皆の顔が一斉に変わり、業務よりも色恋や下世話な興味が優先され、「ムラのオスとメス」化する場面。その一つ一つの場面全てが恐怖で、まるで自分のことが書いてあるかのような居心地だった。
★56 - コメント(1) - 3月15日
不純
読みやすくて面白かったけれど、読後はもやもやするものが残る。ADHDとかサイコパスとかアスペルガーとか発達障害とかそういった括りでまとめてしまえば楽だけど、その表現を出すのはいささか下品で思考停止なのでしたくない。こんな感じに生きるのに不器用な、歯車となってやっと自分を認識できるような人ってマイノリティなのだろうか。集団と馴染めない別の生物になってないか常々怯えている自分にとって刺さる物がたくさんある。異物扱いされないように常に正常の物真似をしている人たちにお勧めしたい。
- 03/15 14:21


なるほどなぁ。これは面白かった。古倉さんみたいな人って特に新しいキャラクターってわけでもなく、漫画でも小説でも変人って形でよく出てくると思う。古倉さんは子供の頃のエピソードから発達障害とかアスペルガー傾向が強いのかなと感じた。こういうタイプの人の思考をなかなか巧みに表現していて興味深いところはあった。古倉さんは観察力が優れてるんだな。それがシニカルに感じて面白いところだった。周りから見れば(特に家族)いろいろと心配もあるかもしれないが、コンビニだろうとなんだろうと社会の歯車として働くことに充実感を↓続く
★82 - コメント(2) - 3月15日
九月の白い雲
持っていて全身全霊を傾けるものがあるのって幸せだし立派だと思う。それはそれで良かったんだけど、そこにクズ男白羽が登場しちゃうんだよね。古倉さんがこのクズに何を思い、どうするのか?ふたりの絡みはとっても興味深かった。ま、冷静なツッコミとか餌やって飼うとか笑わせてもらったけども(笑)ふたりの会話を読んでると、時々古倉さんがすっごくまともに思えたり、反対に白羽がまともに思えたり感覚が揺らいでしまうのが面白かった。赤ちゃんを黙らせるのは簡単なのに…のくだりは酷すぎるけども(笑)なんか古倉さんくらい理論的で
- 03/15 12:19

九月の白い雲
合理的だといっそ気持ちが良いと思ったし、コンビニのプロとして頑張ってほしいと思った。「普通」なんて概念は幻想だと思う。
- 03/15 12:20


★★★★☆155回芥川賞受賞。芥川賞は苦手と思うことが多かったがこちらの作品は馴染みのあるコンビニが舞台で本の世界に入りやすく面白く読めた。人は自分と違うものを排除したい生き物だ。圧倒的少数を悪と決めつけている。白羽さんには全く共感できない。古倉さんにはなんか頑張って欲しいと思ってしまうが余計なことなんだろう。
★83 - コメント(0) - 3月15日

何とも面白い本ではありました。変わった人物たち、主人公は発達障害の病を持った女性、という内容でした。「コンビニ人間」の「コンビニ」のところは、他のいろいろな言葉に置き換えられそうで、非常に特殊な世界のことを取り扱っているようにみえますが、我々や皆さん、といった多くの人たちにかなり普遍化できる内容が書かれているという点が、この小説のすぐれたところではないかと思います。この本を、「非常に特殊な環境下の珍しい変わった話だな。」と読んでしまうのは、もったいない気がします。
★63 - コメント(0) - 3月14日

あっという間に読めた。白羽さん面白い。何でも縄文時代に結びつけてしまうのね。おまけにヒモ希望なんて。古倉さんはちょっと変わってるけど案外こういう子は周りにいるかも。最初から最後までコンビニの様子が描かれ私もコンビニで働きたくなってきた。
★140 - コメント(0) - 3月14日

さすが芥川賞。納得のつまらなさ。内容が無さすぎて30分で読了。34才コンビニしか就業経験なし、処女、ルックスも悪く、発達障害気味の女が主人公。同じコンビニをクビになった同年代の男と同棲するも、それにも気味悪がられる。男の指示でコンビニをやめて就活面接するも途中寄ったコンビニに入って、コンビニの声が聞こえると言い、終了。ここまでつまらない話は久しぶり。
★31 - コメント(0) - 3月14日

読みやすかったけど、後味が説明出来ない、もやもや感。白羽には全く共感出来ない。恵子は『変わった人』だけど、コンビニ人間としては輝いているのかも。(17-23)
★37 - コメント(0) - 3月14日

自分のツボにハマってとても楽しく読めた。古倉さんADHD?発達障害? 死んでる小鳥を焼き鳥にしたいとか、静かにさせるために先生のスカートを下ろすとか、その発想はぶっ飛んでる。「殺人出産」もすごい発想だったけどこちらも淡々と思考回路がスゴイ。五十嵐貴久著「リカ」を彷彿させる古倉さんだった。 最後の方には縄文クズ野郎の言うとおりにならずに、世界の部品「コンビニ人間」になるたい気持ちは理解出来た。芥川賞受賞作の中ではピカイチ★4.5
★96 - コメント(0) - 3月14日

先が読めなくて面白かった。
★28 - コメント(0) - 3月14日

古倉さんの内面をみていると、人間はなんの為に生きているのかを考えさせられた。(鬼嫁に子孫は残さないほうが良いと言われ、死ぬまで何をして生きていこうと考える場面など)白羽くんの自分を棚に上げて屁理屈ばかり言うキャラクターがとても面白かったです。
★37 - コメント(0) - 3月14日

なかなか、意義とかイデオロギーを見出すのは難しい。何のために働くのかとか、生活していくのか追求していくと主人公と同じ問題に突き当たってしまう。マスカレードを装い、あるいは糊塗して欺瞞に満ちたソーシャルグレースを振り回している者と主人公側の対比が面白い。なぜ精神的に疲れてしまうのか。意気揚々とコンビニで働く彼女を応援したい気持ちになる爽快な作品です。
★42 - コメント(0) - 3月14日

義理兄からの借本。最初から最後まで、ゆったりと、あっさりと、淡々と物語が進んでいき、短時間で読み終えました。思っていた内容からはかけ離れていましたが、主人公の人柄に興味が湧き、読みやすかったです。
★40 - コメント(0) - 3月14日

とても読みやすくて面白かったけど、読み終わって清々しい感じにはならなかったな…。‬ ‪現代の描写が妙にリアルですんなり入ってきたけど、それ故に主人公の人とは違う感覚だったり、白羽の存在だったりがすごくモヤモヤした。‬ ‪てか白羽がクズすぎて、その白羽に良いように利用されてるのもイライラしたというか…。‬ ‪まぁ最終的には、主人公はコンビニ店員という自分の居るべき場所を本当の意味で見つけたので良かったのかもしれない。ただクズな考えの白羽がこの先どうなったのかは気になる所。‬
★34 - コメント(0) - 3月14日

子供の頃から普通じゃないと言われてきた恵子。感覚のズレは否めない。泣きやまない赤ちゃんに対する恵子の一言は怖かった。しかし普通とされる人達がコンビニバイトを続ける恵子を普通じゃないと決めつけ、自分たちの「普通」を推す姿には違和感いっぱいで恵子をかばいたくなった。白羽との共同生活は理解不能。が、周囲を安心させ普通と思われたい人達は世間にはいる‥。社会に適応できる人とできない人。マジョリティとマイノリティ。普通と異常。普通じゃない人の普通の部分と普通の人の普通じゃない部分。そもそも普通って?いろいろ考えた。
★60 - コメント(2) - 3月14日
かんこ
honmarukoさん、そうですね、普通の定義って難しいですね。子供の頃から邪鬼の私はむしろ普通(人と同じ)なんてつまらないと思っていました(笑)金子みすずさんの詩「みんな違ってみんな良い」ですよね!!
- 03/14 23:43

honmaruko
かんこさん、ホント普通って何だろう?って読みながら何度も考えました。すぐに読み終わりましたけど、結構衝撃的でした。金子みすずさんの作品を読もうかな‥。^^
- 03/14 23:53


何これ面白すぎるー!!36歳未婚、コンビニバイト18年目。普通の人間になりたくて、周りの人たちの喋り方から見た目から真似し、変人男性と同棲して社会からの見られ方を変えようとする。(逃げ恥みたい!笑)一生懸命なのに他人から変な目で見られ…それでも体調管理も全てコンビニで働くため、コンビニで働くことこそが自分にとって存在意義のあることなんだ!ってとこがすごく爽快!主人公の周りを観察する視点が面白すぎた!何が普通か?って難しい。普通って何だろう。とても気持ちよく読了。読んで良かった!
★49 - コメント(0) - 3月14日

あっという間に読み切ってしまった。人間関係が面白い
★31 - コメント(0) - 3月14日

死ぬも良し。生きるのも良し。いろんな人生があるけれども、詰まるところ自分の人生の責任は自分でとるしかない。そんな感想が残る今作。村田小説読み三作目にして初めて「面白い」と感じる作品だった。誰もが生きづらさを感じる現代に一石を投じる小説ではないかと。
★86 - コメント(0) - 3月14日

村田ワールド全開!
★21 - コメント(0) - 3月14日

『普通』ってなんだろう。白羽さんの方が普通の人の思う事が分かるぶん普通に近かったのだろうか。普通でなくても、突き抜けてしまえば楽になるんだろうな。
★14 - コメント(0) - 3月13日

あー、面白かった、とは書けない小説。 心はざわざわしたまんま。 それでも、気になりひかれてしまう。 読みやすい文章、何気ないけど丁寧に書かれた現実描写がすごい。すぐそこのコンビニで実際に起こっている出来事のよう。 100%のシンパシーではないが、それでも、眼を離せない。 自分だって、いつも、世の中の普通と比較しながら、過ごしているのは確か。 別の供依存関係に陥っていったときは、読み進めるのが怖くなった。 けれど、所属できる場所にみずから戻ろうと決めたのはある意味救いなんだろうか。
★41 - コメント(0) - 3月13日

最後はまぁ良かったかと思ったが、全編にわたりイライラした。
★24 - コメント(0) - 3月13日

縄文時代の話とかオトコ、オンナとか表現の仕方が面白かった。マイノリティって大変なんだな。
★29 - コメント(0) - 3月13日

カミュの異邦人に近いテーマ。普通の人とズレた感覚の持ち主が主人公。普段よく通うコンビニがそういう人の受け皿になっているのは、少し知りつつも、もっと深く知りたいと思いつつも、接点のない世界だったので興味深かった。生き方に明確な指示をくれ、と言える主人公が羨ましい。今の時代、普通の人でも同じことを考えるんじゃないかな。でも言えないのだ。言えないことで、普通の人が、意思を持った人間のように扱われ、普通の暮らしが出来るのだ。そうした普通が捨てられないから、余計に言えないのである。
★50 - コメント(0) - 3月13日

私はこの小説で言うところの普通の人間なので、この終わり方はハッピーエンドなのだろうか。ハッピーもバッドも無いのかな。ただ自分にもちょっとだけ人と「違う」「変わってる」部分があって、「私のこういう部分がおかしいんだろうな」と理解はできて客観的に見てるところはよく似ていた。白羽が出てきたところで、ひょっとして異性の良い理解者としていい方向に進むか期待したのだけど進まなかった。それを望む時点でこの本の主人公の気持ちを理解できてないんだと思う。もう一回読もうっと。
★42 - コメント(0) - 3月13日

この主人公の生きづらさ。特におかしなことをやっているつもりはないのに、周りからは変だと言われ、カウンセリングまで連れて行かれて。 でも、コンビニの店員になれば周りからは普通の個性のない人に見られ、余計な波風も立たなくていい。 既定路線と外れた人生を送っていると人は色々言ってくるというのも激しくうなずいた。 17024
★38 - コメント(0) - 3月13日

面白くて読みやすくて久々に一気読みした。主人公はややアスペルガーっぽいのだけど、淡々とした彼女の視線の状況・人物描写がとても新鮮だった。社会と足並みが合わない主人公の言動がシュールで引き込まれた。
★48 - コメント(0) - 3月13日

感想が難しいお話ですね☆(笑)マニュアルがないとどう生きて良いのか解らない人が増えてるとは聞いていますか、これはそれを極端に解釈したお話かな。社会で普通と言われるルールに沿って生きてないと村八分にされるような感覚とか、とても理解出来るなと思った。皆、社会の歯車になろうと努力したり、それをうち壊したいと思ったりしながら、矛盾の世界に生きてるんだよね☆
★67 - コメント(0) - 3月13日

全員表示 | ネタバレ

2017年本屋大賞ノミネート作品シリーズ

ログイン新規登録(無料)