蜜蜂と遠雷/恩田陸のネタバレ(59件)

全員表示 | ネタバレ
凄かった。本当に凄かった。本を開くたび、音符が溢れ出てくるような感じ。読み終れるか不安だったけど、その不安も最初の方で飛んでった。ほぼ一気読みだった。 クラシックは普段なじみはないけど、みんなの弾いているピアノが聴きたくなってしまった。そのくらい入り込んで読んでた。 もう、亜夜と明石が泣くシーンは何回読んでももらい泣きしてしまう。。 恩田作品、読むのはとても久しぶりなんだけど、手に取って良かった。本当に。
★38 - コメント(0) - 1月14日

再読。まずは宮沢賢治氏『春と修羅』第1集より「永訣の朝」一部を抜粋。【けふのうちに とほくへいつてしまうわたくしのいもうとよ みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ(あめゆじゆとてちてけんじや)(中略)はげしいはげしい熱やあえぎのあひだから おまえはわたくしにたのんだのだ 銀河や太陽 気圏などとよばれたせかいの そらからおちた雪のさいごのひとわんを・・(中略)おまへがたべるこのふたわんのゆきに わたくしはいまこころからいのる どうかこれが兜率の天の食に変わつて やがてはおまへとみんなとに 聖い資糧を→続
★130 - コメント(20) - 1月14日
ひろ20
ポストイット? 人生初の言葉。 大丈夫です、調べます。 再読!!!!! ウ、ウ、ウっっ〜! はい、了解しました。 (@_@)
- 01/14 17:52

文庫フリーク@灯れ松明の火(スローダウン中)
失礼、付箋の代表的商品名がポストイットです。無理して再読される必要はありませんが・・『みをつくし料理帖』10巻読まれたこと考えれば、短い物語でしょう(笑)大丈夫、難しく考えず、分からない言葉は堂々スルーして、物語に没頭できた者勝ちですから(笑)ひろさんは誰に惹かれますか。風間塵?栄伝亜夜?マサル・カルロス?高島明石?どのキャラも魅力的ですよね♪
- 01/14 20:09


たくさんの音楽が登場して、その曲を聞きながら読んだけど、割とそうやって読んだ人は多いんじゃないかと思う。表現の世界でありながら他者と競争する、残酷で美しいコンクールに魅了された。本選のあたりから自分の読むスピードが遅くて、じれったくなるくらい先が気になって、音楽が聴きたくなった。明石さんが報われて、そこが1番嬉しかったかも。
★39 - コメント(0) - 1月13日

音楽を小説で表現するのは至難の技である。しかし本作ではその音楽の魅力を、リアルな描写を読者を引き込みながら描いていた。 全てのシーンをそれぞれ様々に視点を変化させて描いているため、長い分量でも難なく読めた。 個人的には読了後、塵のバックボーンやホフマン先生のエピソードをもっと知りたかった。
★30 - コメント(0) - 1月12日

音楽を言葉でどう表現しているのか興味があって読んだが、作家というのは言葉のプロだなと感じた。自然の中にあった音楽を自然に返す。そういうことか。コンテスタント間の関係はちょっと甘かったか。しかし、クラッシックに興味がない人でも引き込まれる大きな意義のある本だった。
★30 - コメント(0) - 1月12日

【第156回直木賞候補作を読む】2段組500ページの超大作。いずれ劣らぬ若手天才ピアニストたちが、スター登竜門として名高い「芳ヶ江国際ピアノコンクール」で繰り広げる華麗かつ熾烈な音楽の青春物語。小説の構成は単純明快。コンクールへのエントリー、第一次予選から第三次予選を経て本選までほぼ時系列で、主人公たちの過去と経歴、音楽に対する深い愛、コンクールへの思いや将来の夢までが丹念に語られる。全く音を出すことのできない文章で、彼らの超絶技巧や聴衆を魅了して止まない演奏をいかに表現できているかが本編の最大の魅力だ。
★142 - コメント(4) - 1月12日
ガクガク
母さん、おはようございます。何とか頑張って読み終えました。残念ながら今日は仕事です。眠いです。この次は『十二人の死にたい子どもたち』にとりかかります。その後は『室町無頼』が待っておる!
- 01/12 08:49

いつでも母さん
頑張るなぁ・・今回、私は一作品も読んでおりませぬ!って自慢してる(^O^)でもこれにはそそられています(^_^;)
- 01/12 14:07


恩田さんの音楽小説というのも凄いが・・・。亜夜と高島明石が抱き合って泣く所が一番好き!
★27 - コメント(0) - 1月11日

ピアノのコンクールの一時審査からが時で書いてあるだけなのにまるで音が聞こえるようにすらすらと最後まで読めた。私もピアノが弾きたくなったが、つっかえて逆にストレスになるかもしれないのでそのうち又弾くとして、今は久々にクラッシックをBGMに感想を書いています(^ー^)
★61 - コメント(0) - 1月10日

亜夜さんが成長というか、ピアニストになっていく過程がいいなあと思った。風間塵は音楽の神様に愛されてるいるというか、神様そのものなんじゃないなと思った。 海で写真を撮るところが好きです。
★2 - コメント(0) - 1月9日

コンテスタントは曲の中に物語を感じてその景色を奏でる。それぞれの宇宙で音符が自由に駆け回り自分でも気づいていない本質的な部分が無意識に反応して唄わずにはいられないの。ピアノコンクールって高貴で厳格なイメージだったけどこんなにもエモいなんて…。クラシック音楽の世界って実はとてもロックなんだ!そして音を文章として描いてそれによって音をこんなにも感じれる小説ってスゴい!ここに至るまでの蜂蜜王子だけの物語も読んでみたいな~だってなんで塵って名前なのかとかね、いろいろ気になる所ありすぎでしょ?2016.09.20
★59 - コメント(0) - 1月9日

表紙をめくってまず目に入ってくる推薦状でのっけからテンションが上がる。『皆さまに、カザマ・ジンをお贈りする』の一文に痺れる!ピアノには全く詳しくないのでyoutubeで調べながら読了。サントラ版をつけてほしいなぁ。演奏シーンの表現は正直ちょっとくどく感じてしまったけど、天才たちの競演、ドキドキワクワクしながら読めた。終盤の亜夜と明石のシーンにはもらい泣きしてしまった。
★43 - コメント(0) - 1月7日

ある国際ピアノコンクールを舞台にした、ピアニストたちの物語。音楽という形のないものを言葉にして表現するというだけでもすごいことなのに、その音楽を知らなくてもそれを聴いているかのような場所に連れて行ってくれたことに感動しっぱなしだった。規格外の天才たちが集うことで起こる奇跡のような化学反応に心躍り、彼らはどうなっていくのだろうと楽しみで、500ページという厚さがまったく気にならず読めた。傑作。地元で国際ピアノコンクールがあるので行ってみたくなったが、ウナギで有名とか、ちょっと「モデル?」って思ったのは余談。
★37 - コメント(0) - 1月7日

主に4人のピアニスト達を軸に世界的なピアノコンクールの演奏の様子や心情、各曲の解釈の仕方、心情の変化を描いた作品である。非常に分厚くて、読みきれるか全く自信がなかったが、あっという間に読了した。後半に行くほどペースが上がる。それにしても、作者の表現力には脱帽だ。言葉だけでよくこれだけ多くの曲を表現できると感心してしまった。youtubeで曲を流しながら読んだ。サントラCDをつけてほしい。
★39 - コメント(0) - 1月5日

久しぶりに大作を読んだ。音楽、特にクラシックは疎いのだが、読んでいると音が聞こえてくるようだった。活字だから聞こえるのであって、恐らく作中の曲を実際に聴いたところで全く違った作品になってしまうだろう。曲の中に入り込むとこんな世界が広がっているのか、という事は活字だから分かるのかもしれない。音楽は音楽で別途楽しむことにして、この本はこの本で音の世界に連れて行ってくれた。コンテスタント達の膨大な労力が感じられ、そこから生み出される物凄い音たちに身を委ねている審査員を含む聴衆がとても羨ましかった。
★64 - コメント(0) - 1月4日

亡き演奏家のホフマンがコンクールに送り込んだギフト…風間塵!彼の演奏は災厄かギフトか?審査員は迷いながら彼を合格に。そして開催された国際ピアノコンクール。天才ピアニスト、優勝候補のマサル。天才少女としてコンサートにも出ていた栄伝亜夜。サラリーマンコンテスタントの明石。コンテストに出場する意味を失っていた亜夜は塵の演奏に触発され、覚醒していく。それぞれの演奏が響きあい、交りあい、1次予選、2次、3次、本選と進むにつれ純度を高めていく。 一期一会。そんなコンクールを読みながら堪能した気分です。今年の読み初め。
★60 - コメント(0) - 1月4日

序盤で「小説版ピアノの森」という言葉が浮かんだ。一色まこと『ピアノの森』を楽しんだ者としてはこの小説を同じように愛せるのだろうか、或いは表現方法は違えど『ピアノの森』の二番煎じと位置づけてしまうのだろうか。結論としては杞憂であった。素晴らしい作品であった。作中にはピアノを演奏する場面が何度も登場するが、それらを豊かな語彙で鮮やかに書き分け一つとして同じ演奏がない。漫画だと文字と絵の二つに頼ることができるが小説では文字それのみ。「音を文字に落とし込む」という途方もない作業をこの作品で恩田陸は成し遂げている。
★2 - コメント(2) - 1月3日
216R
作品の序盤で、文芸業界とクラシックピアノの世界の類似性を論じる場面が登場するが、ここで作者は「この小説は音楽の話だが、主張されていることはそれ以外の芸術分野にも通ずる普遍的なことである」という布石を打ったのではないか。例えば、後でこのような文章が出てくる。「審査員は審査するほうでありながら、審査されている。審査することによって、その人の音楽性や音楽に対する姿勢を露呈してしまうのだ」、「もし今日風間塵を落としたら、ずっと先――遠からぬ将来――あの風間塵を落とした審査員、というレッテルが永遠に残ることになると
- 01/16 01:50

216R
いうことだ」これは決して音楽の分野にとどまることではないであろう。直木賞候補となったこの作品、この文章に接し、身につまされるような思いをしたであろう選考委員の先生方がどのような評価を下すのか非常に気になるところである。
- 01/16 01:50


ピアノコンクールを舞台として、音楽の神様に愛された人間一人ひとりを丁寧に描いた、清々しい作品です。二段組み500ページの大作でしたが、自分自身が二週間のピアノコンクール会場にいるかのような感覚となり、あっという間に読み終わりました。自分としては、自分の中の音楽を見つけ出し過去を乗り越えていく亜夜、気の遠くなるような努力を重ねてコンクールに出場する明石、そして二人が出会って号泣するシーンが胸に残りました。
★46 - コメント(0) - 1月2日

年またぎ本。溢れる幸福感で本を閉じた。いつもは音と遊べる人を羨ましく思ってしまうが、自然から音楽を感じるとなればもう違いすぎて。そんな神様に愛されている天才を目の当たりにしても努力した人が音楽を憎んだりせず気持ちを固められて良かった。自分の為の頑張りが誰かの刺激になったり救いになったりするのも胸を打つ。音楽は感じられなくても、外に出て耳を澄ましてみたくなった。ピアノの黒鍵と白鍵を思わせるすっきりした装丁も素敵。
★48 - コメント(1) - 1月2日
Aslan
年明けから響く本に当たって幸先良いな。グリッサンドってやっぱり痛いんですね。
- 01/02 17:14


Kindleで購入して、一気に読了。紙の本がいいかなと迷ったけど、場所を取らないし文字の大きさなども、電子書籍はなんだかんだ読みやすい。 恩田さんの作品らしく天才・見目麗しい人物たちが続々出てくる。 様々な立場の天才たちが音楽に身を捧げる。予選から〜本戦の構成で緊張感をもって読ませて、舞台上の演奏者の描写も丁寧。 締めの読後感は「ああ、いつもの恩田陸か。。」と少し思ってしまうが、夢中になれる本です。
★18 - コメント(0) - 2016年12月30日

2段組500ページ超。文章量が多いかなと思いつつ読み進めましたが読みやすい。ピアノコンクールの一次予選から本戦までを描く本作。その場にいるような臨場感、正統派なマサルやあや、そして色々と規格外の風間塵という存在が次にどんな演奏をしてくれるのか、読んでいる側も非常に楽しみでした。読書をしながらクラシックを聞いている、まさにそんな感触の本でした。
★22 - コメント(0) - 2016年12月26日

著者の力量が充分発揮された素晴らしい小説だ。舞台は二週間に渡る国際ピアノコンクール。印象的だった二人の天才的なピアニスト。ピアノを持たず頭の中に譜面を持つ16歳の風間塵。師でもあった母の死後ピアノからは遠ざかっていた20歳の栄伝亜夜。今は亡き世界的ピアニスト・ホフマンが塵の推薦状に「彼はギフトである」と言い「彼は劇薬なのだ」とも書いている。小説で演奏される曲を何度か鳴らし乍ら、確認し乍ら読んだが、著者の圧倒的な表現力にはすっかり魅了された。多くの要素、天才と凡才、挫折と再生。選曲と表現。審査。堪能した。
★110 - コメント(1) - 2016年12月25日
書斎六尺
塵と亜夜がコンテストの合間に二人でドビュッシーの「月の光」から「Fly me to the Moon」を弾き、そこからベートーベンんの「月光」二楽章に続き、三楽章はユニゾンで弾く。亜夜がその「月光」を伴奏にしながら「How High The Moon」のメロディーを弾くと塵がそれに付いてきて「How High The Moon」に合流する。二人の天才によるこのセッションには実際頭の中でピアノが鳴っているような気がしてワクワクした。
- 12/25 20:54


「夜のピクニック」以来の、清々しさと若々しさ(笑)「のだめ」っぽさもあり、どんどんはまり一気読みでした。久しぶりに、何もせず本を読み続けたいと思った。審査員と同じだけど、こういう日があるから、読書はやめられません。首が痛い。
★38 - コメント(0) - 2016年12月19日

みなさんの評判が良かったので手にとってみましたが、納得の清々しさ。んが。半分読んだところで巻末のコンクール結果を見てしまうという痛恨の失態(ToT) ばかばか。私のばかばか。物語の扉を開くと、まっすぐ、まっすぐの道があって、それをまっすぐ駆けていくような物語。ホフマンが問うた蜜蜂王子の存在の意味。これ、物語の登場順のCDとか出ないかしら。映画にもなりそう。
★56 - コメント(6) - 2016年12月19日
AZレメディオス
もふさん、読友さんが教えてくれたサイトなの。 『蜜蜂と遠雷』のコンクール曲が作中の演奏順に聴けるんだって~♪ http://www.gentosha.jp/articles/-/6896
- 01/04 09:28

もふいんこ
きゃー!なんて親切な人がいるんだ!聴く!AZさんも教えてくださってありがとう♡
- 01/04 09:53


国際ピアノコンクール(浜松国際がモデルのようです)を舞台にした作品。本の作りが素敵。表紙裏の推薦状、文章の前に置かれた、課題曲の規定、ずらり、と並んだコンテスタントの選曲した曲も、臨場感にあふれています。カラフルなカバーをはずすと、つやつやとして真っ黒な(まるでピアノのような)本が現れるのも、カッコいい。自分には、明石の存在がきらきら輝いて見えました。このコンクール聴いてみたい。三次予選までがものすごく盛り上がっただけに、本選が少し物足りなかったのが、もったいないと思いました。がとても楽しんで読みました!
★43 - コメント(0) - 2016年12月17日

久しぶりにのめり込んだスピード感あふれる小説だった。小説を読んでいながらそこで音楽が流れているかのよう。そしてコンクールを通して成長していく音楽家たち。読み終わるのが勿体なかった・・
★26 - コメント(0) - 2016年12月14日

【世界はこんなにも音楽に満ちている】恐れ入りました、恩田陸。神がかってます。底がどこにあるのか見当もつきませんでした。行くとこまで行っちゃってます。まさに超絶技巧。これぞ小説の超絶技巧です。ある意味での頂点じゃないでしょうか。
★86 - コメント(7) - 2016年12月12日
ko1先輩
- 01/18 16:11

ぺんぎんちゃん
ね。
- 01/18 16:28


ピアノコンクールの2週間を出場者や審査員といった人々の視点から描いている。クラシック音楽はほとんど聞かず、曲名も知らないけれど音が聞こえてきそうなほどの臨場感。コンクールの緊張感、将来への不安と希望などもリアルに伝わってくる。ピアニストとして歩きだす若者たちを見守っている気分にさせてくれる。演劇をテーマにした、チョコレートコスモスと同じく常識外れの天才が登場する。あまりにも超然としているので、ひょっとすると人さえ超えた何かなのでは?と途中で疑ってしまった。
★18 - コメント(0) - 2016年12月8日

小説だからできる音楽の描写に驚嘆した。明石が三次に進めなかったのは悲しかったけど奨励賞と菱沼賞が決まったときには本当に嬉しくなった。読んでいてワクワクできる一冊です
★30 - コメント(0) - 2016年12月5日

至福だった。ピアノコンクールの場面だけでここまで書ききるなんて。それも何かわかりやすいハプニングがあるわけでもなく、ある種淡々と物語が進行していくのに全く飽きない。多種多様なコンテスト出演者の名演・怪演をその場で体験したような、なんという迫力。凄まじい臨場感。これほどの「体験」を味わえる小説はそうない。鳴っている景色を体験させるためのその豊かな表現力といったら。物語にするのではなく、純粋に音楽を描いている感じ。だからこそ無限の広がりを感じる演奏シーンが際立ち、降り注ぐ音の濁流に身を浸すことができるのだ。
★35 - コメント(0) - 2016年11月28日

ああ、恩田陸大好き(笑)。面白かった。本選前にページの残りが少なくなってきて、もう順位云々はそこまで重要な事柄ではない気はしたけど、それにしても少なくないかって思った。それでも好きな登場人物に肩入れしていて、この順位かあ、とかは思ってしまう。最後のページがなるほどと思った、最初にルールとか、選んだ曲とかのデータ的なものが載っていているのに対応していて。
★17 - コメント(0) - 2016年11月27日

とても面白くて夢中で読んだ。ピアノの国際コンクールを、4人の出場者を中心に描いたドラマ。音楽の描写が、この演奏をぜひ聴きたいと思わせる魅力にあふれている。世界は音楽に満ちていて、過去に天才たちは世界から音楽を読み取った、しかし年月がたち、「音楽」がどこか自然とは切り離されている現代に、才能ある者が音楽を自然に還元していく――。エンターテイメント系の作品としては、恩田陸最高傑作かもしれない。
★27 - コメント(0) - 2016年11月27日

以前観たピアノメーカーの調律師さんのコンクールでのドキュメントを思い出しました。奏でる人によって音が変わるというのは本当に私も実感していて、弾く人によって同じ楽器とは思えないというほど違うこともありますね。それが才能なのでしょうね。私には音楽の神様は振り向きもしてくれなかったけどピアノは大好き。ピアノの音色はいつも私を癒してくれます。明石さんの存在がとても良かったです。
★40 - コメント(0) - 2016年11月25日

素晴らしい。恩田陸の凄さを、「六番目の小夜子」ぶりに感じた気がします。私自身ピアノ弾きで、今作のような大きなコンクールではなくともコンクール出場経験もあった為、感情移入する場面も沢山ありました。華やかなステージに立つまでには、血を吐くような舞台裏での練習があり、それでも天才には並みのレベルで叶わない次元がある。コンクール内の描写しかないのに、そのドラマを描ききっているのが素晴らしかった。私が応援していたのは高島明石。彼が菱沼賞受賞の電話を受けるシーンでは涙がでました。音楽家には是非読んで貰いたい一冊です。
★34 - コメント(0) - 2016年11月23日

五百ページという長さを感じさせなく、本から音楽が流れて聴こえてくるかのような感覚。クラシックが、高尚なものではなく、もっと身近なものだと感じさせられる一冊。馴染みな楽器なようで、改めて聴くことは無かったけど、ピアノのクラシック聞いてみようと思う
★29 - コメント(0) - 2016年11月22日

読了後、恩田さんの「チョコレートコスモス」思い出しました。「蜂蜜と遠雷」は、主要な登場人物4人を絡ませ合いながら描いてあるので、少し薄味に感じたのかなぁと。んー、帯を読んだ率直なイメージはコンクール=闘い、読了後はコンクール=成長。様々な非凡な天才たちの成長物語でした。クラシック音楽は詳しくなく頭の中で曲が鳴らないのが残念で、読了後ネットで検索。曲を聴いてから、また何度か読み返す楽しみがある本ですね。コンクール結果は全うな王道、納得という感想。結果は重視されるべき箇所じゃないのだろうなと思いました。
★17 - コメント(0) - 2016年11月21日

爽やかな読後感。コンペものはとかく人間の脆さと天才たちの異次元の戦いになりがちだけど、今作は天才は出てくるものの、どこか牧歌的。王女の帰還も普通なら一旦「落ちる」パターンが多いのにそのまま、むしろ駆け上がっていく感じが爽快。塵くんは「常野」の人なのかな?彼女との再会を待ちわびたマサルくんも!?
★25 - コメント(2) - 2016年11月15日
はるき
常野の人!それは思い付きませんでした(^-^)常野の続編読みたいです。
- 11/15 07:52

yuka_re
コメントありがとうございます。自分の中で恩田陸といえば光の帝国なので…。続編は自分には物足りなかったですf(^_^;
- 11/15 09:04


風間塵のぶっ飛び感が非現実過ぎて…。久しぶりにちゃんと小説の中に潜り込んだ感覚を味わった。わーい!楽しかった!
★24 - コメント(0) - 2016年11月14日

『世界はこんなにも音楽で溢れている』天才少年風間塵16歳。13歳の時の母の死以来、ピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。コンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。優勝候補のマサル・19歳。音楽に青春を捧げる人々の群像劇に圧倒される。音楽の知識が私にはないけれど伝わってくる豊かな文章力。妄想シーン。クラシックからこんな世界に浸れるとは。二段で507p、長いが終盤は夢中になって読後は幸福感にも包まれた。圧巻。『音楽という一過性のものを通して我々は永遠に触れているのだ』『人間の最良のかたちが音楽だ』
★68 - コメント(0) - 2016年11月12日

おいしいチョコレートみたいに、もっと長く味わっていたいのに残りがどんどん減っていく〜と葛藤しながら何回かに分けて読んだ。天才の大安売りというか登場人物みんな凄すぎて、風間塵のすごさが少し霞んでしまった気も。四人の春と修羅聴いてみたいなあ。話の筋とは関係ないしこれはフィクションだけど、実際のコンクールで明石のように本業&ブランクのある人が評価されたり、13歳から独学で弾いてきた亜夜のような人が音大に入ったりすることはあるんだろうか?ということが読んでいてちらちら気になってしまった。
★21 - コメント(0) - 2016年11月10日

ここ最近の恩田作品は私と相性が良くなく、図書館で借りて読んでも手元に置きたい気持ちにはならなかったけど、これは何度も読み返したい。読みながらYouTubeで曲を探して聴きながら読んだから、結構時間がかかりました。でもそんな手間をかけてもこの世界観に浸っていたい。 作品は久々の群像劇ですが、権威あるピアノコンクールのファイナリストになったコンテスタントたちと、彼らに影響を与えるもしくは影響を受ける大人たちの数週間の話。読みながら明石さんが気になってしょうがなかった。彼と彼の家族にたくさんの幸福を♪♪
★91 - コメント(0) - 2016年11月8日

全員表示 | ネタバレ
ログイン新規登録(無料)