蜜蜂と遠雷/恩田陸のネタバレ(141件)

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前夜の就寝前に読み始め、「ぁあ…仕事に差し支える」と泣く泣く第二次予選までで本を閉じた。なので、翌日中は気が気ではなかった。「塵くんは、オーケストラとどう対峙するのか?」「亜夜ちゃんの不安定な復活は確固たるものになり得るのか?」などが頭をぐるぐる。 24日もWカップ予選開始前に読み終えるつもりが、最後は同時進行となってしまった。 (長谷部の欠場も「今ちゃん」の活躍で大きな穴とはならず、良かった♪)
★21 - コメント(0) - 3月24日

ピアノコンクールに音楽界の巨匠の推薦状「彼はギフトだ」とともに風間塵が現れた。自由で心動かす演奏は旋風を巻き起こす。拒絶する人熱狂する人。彼は他のコンテスタントと共鳴し、音楽を変え、向上させていく。栄伝亜夜は小さい時に天才と言われたピアニスト。母の死後舞台から消えてしまう。勧めでコンクールに取り組むが、風間塵や幼馴染のマサルとコンクールで出会い、心が変わっていく。音楽の素晴らしさが伝わってきますが、クラシック音楽を知っていれば、もっと面白く読めるのかも。それとも細かい部分で何か違うなと感じるのだろうか?
★32 - コメント(0) - 3月24日

小学校の音楽会では、ちゃんと演奏せずに真似だけで誤魔化していたくらい音楽が苦手な私でも、ある程度たのしく読めました。登場人物たちは、演奏を聴くと広大な大地や情景が思い浮かんできていましたが、どの程度の方からこのようなことになるのでしょう??音大以上の方?知り合いに音大卒業者がいるが、奴はそんな情景を浮かべることができるわけないと密かに思っている。
★48 - コメント(0) - 3月23日

名前は知っていましたが、初恩田さん作品。これだけ分厚い本を読むのは初めてに近く、しかも二段組で正直最初はしんどかった。主体となる人物が変化するのに、どの人物にも共感できるような…読み進めるにつれどんどん引き込まれました。フィールドは違えど競技をしていた私には、ライバルであり友人という存在の大切さも思い出しました。春と修羅、聞いてみたいし、明石さんの今後が気になる!
★40 - コメント(0) - 3月23日

万雷の拍手がきこえてくる様だった。《覚書》「これは今だけの僥倖なのだろうか…」
★31 - コメント(0) - 3月23日

最高の一冊。物語にぐいぐい引き込まれる。読めば自然と音楽を感じる。登場人物はみな素敵で、彼らと喜怒哀楽をともにできることがこの本の一番の魅力だ。多くの人物にスポットが当たるが、小気味よく一貫して読み続けることができ、とても読みやすい。一方で内容は充実し、コンクールの緊張感や熱さもずっしり詰まっている。私は普段本を読んで泣くことが少ないのだが、この本には何度も泣かされた。凝縮された人間ドラマに感動。この本に出会えたことに感謝したい。
★46 - コメント(0) - 3月22日

読んでいるだけなのに、音楽が聞こえてくるかのような作品。文字数に圧倒されましたが、惹きこまれて一気に読めました。コンクールは音楽をただ楽しむだけではない。順位付けされて、落とされることもある。ちょっとした気持ちの変化までもが演奏に現れて、それが命取りになることもある。そんな非情さも孕んでいる。でもそんなコンクールを楽しんでいる塵くんの今後がますます楽しみになりました。もっともっと読んでいたいと、読み終えてからたっぷりと余韻に浸れました。舞台は浜松がモデルだそうで、静岡県民として嬉しかったです。
★73 - コメント(0) - 3月21日

風間塵とあーちゃんと明石さん
★15 - コメント(0) - 3月20日

面白かったというよりか、素晴らしかったという方が妥当のような気がする。色々、眩しすぎてくらくらしてしまいます。 亜夜ちゃんの覚醒から飛翔していく様も痛快に楽しめたけれど、個人的には明石さんが素敵だったなあ。
★42 - コメント(0) - 3月20日

YouTubeに本編に登場するピアノ曲をUPして下さった方がいて、聴きながら読んだ。ひとことで言うと"音楽と自然" 想像のスケールが大きくなる物語だった。特に塵くんが弾いてる場面では菜の花畑や小川・鳥や雨など見えて来るようだった。密かに塵くんを応援しながら本選へと読み進めていたのだ。ホフマンの音楽の素晴らしさを継承するという責任感もひしひしと感じた。実際に3人のリサイタル聴きたいなぁ。そしていつか涙が流れるくらいの演奏に巡り会いたいものだ。音が溢れ出す1冊に幸せな読後だ。
★286 - コメント(1) - 3月20日
spatz
そんな映像があるんですか!さがしてみます。
- 03/20 20:08


面白かった。まだバルトークやフロコフィエフ、ラフマニノフが鳴っている感じがいい。ピアノの森でのショパンコンクールを読んでいたので、映像も一緒に読めた気がする。それぞれの曲に対する解釈が緻密でどう表現するかを、コンテスタントが思い描くのだが、マサルがロマンス小説や家事に例えたりするのを何か女の子みたいだと思ったが・・・w。
★76 - コメント(0) - 3月18日

何日かに分けて読んだせいか、途中途中で物語の中に入り込めなかったりしました。それはさておき、本作のキーワード「音楽を外に連れ出す」は自分の中では分かったような気がします。芸術とは本来、自分が表現したいものを追求するものだったはずが、いつしか評価されるためのテクニック、選曲が重視されるようになる。そんな現状から原点に帰したかったのだなと思いました。評価は後から付いてくる、もしくは評価されることはなくとも表現を続けるならそれは芸術家として誇りを持っていいと思う。
★39 - コメント(0) - 3月17日

大好きな恩田陸さんの大作。なんとなくもったいなくて読むのが遅くなりました。 とても恩田さんらしい文章表現で、文字でしか書かれていない音楽が見えてくるようでした。チョコレートコスモスのときは表現が行き過ぎていてなんだか分からないところが多かったですが、この作品はコンテスタントのコンクールや音楽に対する向き合い方、曲想がひしひしと伝わってきました。 ストーリーは単純ですが、登場人物の心の内や風景の表現の豊かさは抜群です。 「世界はこんなにも音楽に溢れている」。 素晴らしかったです。
★112 - コメント(0) - 3月17日

カフェで隣に座ったおじさんたち(多分調律師関係の人)が『面白かった』と話していたのを小耳に挟んで購入。//クラシック聴くけど知識は全く無しでも面白かった。(判らない専門用語はスルー)//P445の明石に電話がかかってきたシーンでジーンとしてしまった。//宮沢賢治の『春と修羅』を読んでみよう。そして『金色のコルダ』を再プレイもしたい!//
★40 - コメント(0) - 3月17日

音が洪水のように溢れてくる。この音は私の頭の中にだけ存在する。再読した時に同じメロディが流れてくるとは限らない。(というかわからない)まさに一瞬であり、唯一のものである。美しく才のある若者達(明石も含め)が、音楽に向き合う物語。彼らの音楽に対する姿勢が、紡ぎ出す音楽が、善良な心が愛おしい。そして何よりこの物語に出逢えたことが嬉しい。マー君のファンになりました。リサイタルも観にいきたいし、アーちゃんへ想いが通じることも願っています。(ナサニエルも可愛かった)塵は二選が、アーちゃんは三選が聴きたいです。
★292 - コメント(2) - 3月16日
olivier
①ピアニスト、離れ離れになった幼なじみ、連弾、茶色の小瓶、月の光と『いつもポケットにショパン』を連想させるところがあって嬉しかった。②欲をいえば、亜夜ちゃんの本戦も読みたかった。(敢えて描かないところが美しいのだろうが)③『麦海』のヨハンとマー君が出逢ったら、面白そうだと思った。外見は2人共、光をあびた王子様。だが前者の背景は真っ黒。
- 03/16 19:18

あいぎす
亜夜ちゃんの本戦読みたかったですね〜。覚醒の後にどんな弾き方をするのか見たかったです。
- 03/16 22:58


読み終えるのがこれほど寂しいと感じた作品はない。ストーリもさることながら、曲と音をこれほどまでに文章で表現できる筆者の力量に感動。登場人物一人ひとりのキャラも立っていて、それぞれに感情移入できる。個人的には高島明石が好きだ。天才ではない明石の音楽に向き合う姿勢と葛藤が強く伝わってきた。菱沼賞受賞を知らせる電話のシーンでは我が事のように涙が出そうになった。三人の天才のその後も気になる。ぜひ続編を書いてほしい。
★55 - コメント(2) - 3月15日
あいぎす
明石の電話シーンはグッときましたね。三人と明石のその後がとても気になります。
- 03/16 04:28

カルロ・イータン
三人が海辺を散歩するシーンも好きです。まだ作品の余韻に浸っています。
- 03/16 10:10


★★★★★★★★★☆分厚いうえに二段組。読み切れるかどうか不安でしたが、ぐいぐい読み進められました。私には縁遠かったピアノの世界の話なのに、音楽の描写の美しさと登場人物の内面描写も見事で、なるほど直木賞にふさわしい作品でした。
★34 - コメント(0) - 3月14日

【6】3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。養蜂家の父と各地を転々とし、自宅にピアノを持たない少年風間塵。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しながらも、突然の母の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜。楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石。完璧な演奏技術と音楽性で、名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール。彼らを通して繰り広げるコンクールの1次から3次予選そして本選までのお互いに刺激され、影響を受け、心の変化を描いた作品。
★22 - コメント(0) - 3月10日

最後がもうちょっと読みたかった気もするが、おもしろかった! 個人的に音楽物、さらにコンペティション物が大好きなので、読み始めたら一気! すっごく楽しめた。てっきりアヤちゃんが優勝だと思ったんだけどなー、それが残念! とか客席にいた観客的に思ってしまったw ところで、マサルの昼メロか、ハーレクインロマンス的楽曲解釈には噴きましたwww 
★37 - コメント(0) - 3月8日

まさに、ギフト!この物語を読めたことが、読者にとってはギフトに違いない。天才がインフレ起こしてる気もするけど、そこも含めて良い。そして高島さんのような人が、人の心に残り形としても認められたのが嬉しかった。色んな壁を超えた普遍性をもつ音楽ってすごい。翻訳ものも好きだけど、きっと音楽ほどのそのもの感は感じれてないんだろうな。小説にはどうしても言葉の壁がある。それでも、私は小説が好きなんだけど。音楽の喜びが音の洪水となって物語に溢れていて、読んでいる時間が幸せだった。
★47 - コメント(0) - 3月7日

ra7
この物語の主人公は誰なのだろうか(タイトルに蜜蜂とあるくらいだから蜜蜂王子なのか…)などと考えながら読んでいたが、後半につれて彼よりも亜夜が主人公めいてくるのは、結局のところ彼がギフトだからなのだろう。本選の結果をもったいぶらずにあっさりと審査員の会話で明かすところ、ラストの余韻は流石だなと思う。終盤に差し掛かるにつれ、私の左手で持ってるページの厚さ、これくらいしかないんだけど、最後どうなるの!?ってなるのが麦海とか聖黒を読んだときと全く一緒で、またしても私のお気に入りの本が増えたなと思った。
★50 - コメント(0) - 3月5日

ピアノコンクールに出場する天才3人と秀才1人の群像劇。ピアノコンクールが舞台なのにスポーツ観戦しているような臨場感があり4人全てを応援したくなります。特に社会人でありながら睡眠時間を削って練習に励みコンクールに挑んだ明石を応援したくなります。その明石が二次予選に進めなくて、でも菱沼賞を受賞した時は本当に嬉しかったです。そして残る天才3人の活躍や内1人の覚醒する姿など、ドラマがあって非常に楽しめました。面白かったです。ちょっとピアノコンクールに行ってみたくなりました。
★44 - コメント(0) - 3月5日

“どんなにおぞましい部分が人間にあるとしても、そのすべてをひっくるめた人間というどろどろした沼から、いや、その混沌とした人間だからこそ、音楽という美しい蓮の花が咲く。”なんと豊潤な物語なんだろう。頁から奏でてくる音の洪水。音楽家というのはこんなに必死に、真摯に、音楽と、自分と向かい合っているのか。うーーん、すごい。巨匠・ホフマンが仕掛けた爆弾、風間塵。その仕掛けの意味が分かったときも胸がぐうっと締め付けられて泣けた。アフリカ幻想曲が好きだな。この本のサントラCD出してほしいなぁ。息子にも読んでほしい一冊。
★64 - コメント(0) - 3月2日

読書は体験。「音を表現する」てどんなだろう、とドキドキしなから手をつけた。音が聞こえるわけもない以上、それは、比喩、たとえ、メタファー…そうせめるしかないのでは?それで500頁も?それでこの大絶賛?。 紐解いてみると、音をめぐる、キャラが際立って立った四人の有機的なつながりを軸にした、音を表現しようとする試みが通奏低音としてある。いつまでもいつまでも読みおわりたくないな、と思わせる。 くやしいなあ、絶賛してるひとが多いようなのに与するのは(天邪鬼)、でも、はい、参りました! 正直、音楽のコンクール、て
★49 - コメント(4) - 3月2日
spatz
といいながら。音楽をなりわいとしてる人にはどう読めるのかな、とも、また思う。先日あって話した人は「音を言葉で表現する。。。それはね、生涯かけて体得するようなものよ」と言ってたな。その人は音楽家の母て立場の方だったけど。 そして、この手の音楽に興味ないひとはどう響くのか?これは当初から気になっていた。#のだめ がうけたように、将棋しらなくても#3月のライオン が魅力的なように。綿密に取材した厚みのある作品は人をひきつけるものがあるのかな。 いろいろなものを放り込んである、と感じるむきもあるかもしれない、
- 03/02 11:48

spatz
が、いちいちちゃんとはまるので、わたしは鳥肌のような体験でした。 グルダ、のアリア、を丁度聴いていたあとに彼について書いてあったり。 とにかく読みやすい、漫画読んでいるかのようで、まとまりませんが、素敵な本でした!
- 03/02 11:48


☆5 第156回直木賞受賞作。ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。二段組み507ページに臆して読むのを躊躇っているうちに直木賞を受賞。ピアノにも音楽にもあまり馴染みがないのに、どんどん物語に引き込まれ音楽の中に風景が見えてくる。何だろう、この時々胸が熱くなる感じは?恩田陸さんの作品を結構読んでいたのに、名前のイメージから男性だと思い込み受賞会見を見て女性だったことにやっと気づけた。
★73 - コメント(0) - 3月1日

恩田陸はすげぇ。40過ぎのおっさんにクラシックを聴かせたくなるとは。読み終えて、初めてクラシックのCDを買ってしまった。要はこの本にハマッたのである。ただね。物足りない点があって。登場人物がみんながみんな、イイ子なんだよね。コンクールを舞台にしてるのだから、ライバルの足を引っ張る嫌な奴が一人くらい居ても良かったかな。ハラハラドキドキが足りない。まぁそれも恩田陸さんの狙いかも。物語は誰が勝つかは二の次で、それぞれの成長をメインとしており、こちらもコンクールの順位は全く気にならなくなるので。
★2 - コメント(0) - 2月28日

実は恩田さんに苦手意識がありました。なので、読みきれるかなぁ、長いなぁ、と思って読み始めたというのが正直なところです。ところが、読み始めたらすっかり夢中になってしまいました。長さも全く気にならず、最初から最後まで楽しく読みました。クラシックもピアノも全く詳しくありません。だからちょっと損してるかもしれないな。曲を知っていたらもっともっと面白かったかも!登場人物ごとに弾いた順に音源作りたい(笑)オリジナルの課題曲だけは想像するしかないけれど(^_^)
★42 - コメント(0) - 2月28日

ピアノコンクールが舞台のお話「蜜蜂と遠雷」すごく時間をかけて読み終えました、読んでも読んでも進んでいる様に思えないほど苦戦したのではなく話の流れ、展開に圧倒されて読み入ってしまいました。 1つのピアノなのにそれぞれの登場人物が奏でるとまた違う音色になるピアノに魔法をかけたような音が文章から伝わってくる感じでした。 H29.61
★153 - コメント(0) - 2月27日

塵に反応する亜夜に千秋先輩を見た。天才に影響を受ける天才?わたしの音楽の知識はのだめとフィギュアくらい。塵の心情がほぼないのも似てる。視点がころころ変わるのも曲を聴いてるみたいでいい。はじめはみんな魅力的だったのに中盤からマサルの良さが見えなくなった。優勝も私的にはあまりうれしくない。明石の2次敗退に驚いた。最初にエントリー表があったのでてっきり残るものだと思ってた。奨励賞と菱沼賞。どう解釈したか作曲家はやっぱりわかるんだ。ホフマン先生の劇薬がいい意味でよかった。音楽を愛する人たちの優しさにあふれていた。
★43 - コメント(0) - 2月25日

マー君のお城をぴかぴかにする描写がいちばん好きだったかなー、亜夜ちゃんの気持ちが風間塵にもっていかれるのがもどかしい。読み切った…
★33 - コメント(0) - 2月23日

読んでいてドキドキさせられた。目の前が本当にコンクールの現場であるように感じられたし、登場人物たちが音楽を語る言葉がとてもよかった。最後の結果に驚いたが彼は初コンクールだから、ここで優勝するよりもこれからの成長のための順位なのかと思いました。彼のこれからがとても楽しみだと思いました。
★90 - コメント(0) - 2月22日

描写力が物凄く、グイグイ引き込まれた。特に演奏のシーン、聴衆側と演奏者側の視点が切り替わるのがありがたい。読む時は、演奏シーンはサラッと流さずにじっくり読むと面白い!風間塵視点での演奏だけはなかったが、それも意図したものなのだろうな。実際に演奏されてる曲をBGMにしながら読むとさらにのめり込めます。(もちろん言葉を堪能しながら。)本選からがやけにサラッとしていた気がするけど、「競い」の場はもう3次予選で終わっていたような気がするから、これで良かったのかな。一つ気になった、なぜ「塵」なのか。考察が知りたい!
★65 - コメント(0) - 2月22日

いやはや。 苦手だったはずの恩田陸作品。 よかったです…。 とりあえず、高島さんよかったね。泣いちゃったよ。 そして、大好きな登場人物がみんな幸せに終わって本当に良かった。文字量が多く、分厚い本でしたがあっと言う間の幸せな時間でした。
★49 - コメント(0) - 2月20日

音楽コンサートという今まで触れたことのない世界の話なので興味深かった。気軽に見ているスポーツなども実際にはあの様にプレッシャーや不安感との戦いなのだろう。 一番気に入った登場人物は最年長ピアニストの明石さん。他の天才たちと比べてまだ自分の生活の延長線上なので共感できたから。同じ社会人として働きながらあれだけの時間を捻出してコンサートに出るのは尊敬する。 音楽という題材は小説では直接表現するのは難しいと思っていたが、恩田陸独特の表現で曲の盛り上がりや雰囲気などを表現できていたと思う。できれば本選の彼女の演奏
★49 - コメント(0) - 2月19日

すっごく面白かった。「羊と鋼の森」「マチネの終わりに」と立て続けに音楽モノを読んだ後だったので、また音楽モノでしかも500ページ越えの上下段かぁ、、と読む前から怯んでいたけど、読み始めたら全く心配がなかった。(むしろ、前作ふたつのお陰で「音を想像する」ことに慣れたり、調律師への理解が深まっていたから更に良かったのかも。)特に風間塵が出てくると、わたしも覚醒しちゃっていた。本戦は3人とも優勝して欲しいと願っていたけど、読み終えた後から、順位よりも音楽との向き合い方がそれぞれ見つかったことが良かったと思った。
★60 - コメント(0) - 2月19日

★10 傑作。「これって何の小説?」と聞かれたら「コンクールでピアノ弾く話だよ」としか答えられないのに、これだけの面白さと美しさに溢れた小説になるという驚き。そして何より音楽という形のない存在をこれだけ読みやすく読者に伝えてくれる恩田さんの語彙と表現力にマジで震えてしまいました。もう一つ天才の描き方も素晴らしくて、登場する天才の表現を目で追っていくと鳥肌が立ち、その天才たちを超える天才が登場してまた鳥肌が立つという繰り返しを経験したらもう作品が終わっていたような印象を受けてしまった。本当に素晴らしい作品。
★80 - コメント(4) - 2月18日
テビチ
Tokoさんがここまでいうならと購入(笑)まだ半分くらいですがすごい、濃い(笑)弾き手に共感する部分(趣味レベルで全然ですが)も沢山あり読めて嬉しい一冊でした(●^o^●)
- 02/26 22:54

Toko
テビチさん、感想を読んで興味を持ってくれたなら、こんなに嬉しいことはないですよー♪ 読むタイミングもあると思いますが、凄くドキドキできる名作だと思いましたよ!てか、 ピアノ弾かれてたんですね、羨ましい!
- 02/26 23:53


小説で「音楽を聴く」ことが可能だなんて、思いもよらなかった。コンテストが舞台なのだから同じようなシチュエーションの繰り返しなのだが、読み手(聴き手かも)を飽きさせることなく限られた時間の中で物語世界の到達点へと誘われていく。ピアノの鍵盤を思わせる白と黒の装丁と清々しい表紙絵が、この本を編んだ人たちの情熱を伝えている気がする。
★47 - コメント(0) - 2月16日

音楽を文章で表現するすごさに圧倒されました。天才少女と言われながら母の死後弾けなくなった栄伝亜夜が風間塵の演奏を聴いて自分も再び覚醒していく所がよかった。恩田陸さん、初めて読みましたがよかった〜
★159 - コメント(0) - 2月16日

「自然科学に従事する人たち、特に植物を相手にしている人々に共通するのは気の遠くなるほどの辛抱強さである」「もしかすると、音楽とはこういうものかもしれないね」…風間塵のモチベーションが自分のピアノを買ってほしいというところが良かった。自分は全くの聴く側だから音楽に愛された人たちに憧れる。―「芸術に点数がつけられるか?」―人生5本の指に入るくらいの大好きな作品になった。中でも、『月の光』の章が好き。
★3 - コメント(0) - 2月15日

才能の話を書くなら、天才と語り部たる凡人が必要なのかと思ってたが、違った。この本は嫌味もなくまっすぐひたむきな天才たちの話。天才たちは誰もこのコンサート中に挫折も対立もしない。そういう方面のドラマチックな演出もできただろうに、そんなものは一切なく彼らの音楽を描きだすことで、コンクールそのものがそれだけでいかにエンターテイメントかを見せてくれた。塵の「ギフト」素晴らしいなぁ。個人的に涙がこぼれたのは明石が菱沼賞をもらう電話をうけたところ。心があらわれ豊かな気持ちになりこの次にどんな本を読んでいいか分からない
★52 - コメント(0) - 2月14日

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2017年本屋大賞ノミネート作品シリーズ

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