i(アイ)/西加奈子のネタバレ(40件)

全員表示 | ネタバレ
図書館本。西さんは、初期の頃の大阪の元気で突きねけたイメージの作品が頭にあったので、今回の作品は、ちょっと違った感じがした。主人公のアイは、自分の本当の血縁に翻弄され悩む。読んでいて切なくて心に突きささる。だけど読み終わった後に不思議に暖かい気持ちになったし励まされた。それは、貴方はそのままのあなたで生きていていいんだよ。何も出来ないなくても沢山の人を救えなくても愛さえ持っていれば大丈夫だよ。そう言ってもらった気がしたから。
★4 - コメント(0) - 1月21日

シリアのネタを読むたびに、シリアを旅行した時のコトを思い出す。あの頃は大統領宅のご近所をフツーに歩いて、フツーにホテルに泊まって、呑気にパルミラ遺跡を走り回っていた。主人公は、このフツーだった場所で生まれたのに、外国へ出てこの先、帰京するコトはないのかもしれない。戸惑っているコトはモノスゴク伝わってくるが、できれば、もっと世界と向き合ってくれたらなぁ。フツーの女性の悩みで手一杯のオトナになってしまったコトは、主人公や両親にはイイコトなんだろうけれど。
★13 - コメント(0) - 1月19日

西加奈子の素直な言葉が脳を直撃する。そして、ラストまで本を閉じることができなかった。
★41 - コメント(0) - 1月19日

【備忘録】一言で済ませられる「格差」を深く考え始めた後。自認を他から否定された後。思いを明確に言語化して物語が進む。友人や先生との関わりの中で、アイの存在を確認してゆく。自分探しの旅が心強く終着する良著(2016年No1)だが、果たして自分は主人公のように、自分や世界を理解しようと努力し、しっかりと言葉にできるのか。揺さぶられる。
★15 - コメント(0) - 1月17日

しばらく積読だったがこの週末で読み始めて2日で読了。直木賞のサラバが男目線の展開だがこちらは女目線で展開してゆく。正直なところはサラバほどの共感と感動はしなかった。それは主人公の境遇が大きかったのか?それにしてもこの世界で日々起こっている望まない死を迎える人々に思いを寄せることはサラバでもあったシーンだが本作は全編でその思いが強調されているため辟易としてしまった。アイは優しい人だと言われてますが社会にも出ずに生活に困らずに素敵なパートナーまで出逢えた人という設定に最後まで馴染めなかった。
★32 - コメント(0) - 1月15日

シリアで生まれた少女は、アメリカでダニエルと綾子夫婦の養子となり、アイと名づけられる。両親の深い愛に包まれながらも、その環境をただ恵まれたものとして受け入れることができず、アイは孤立感を深めていく。その後、日本へ移住したアイは、高校の入学式の翌日、数学教師の「この世界にアイは存在しません。」という言葉に、強い衝撃を受ける…。/①テヘラン生まれ、カイロ育ち、そしてシリア難民に心を痛めて。②読メは賛辞の嵐。identity、血の繋がり、性的少数者に原発も。③高校の数学で「i(愛)は全てを包む」と教わる。
★129 - コメント(2) - 1月14日
mizuhonokuni
読んでみたくなりました!
- 01/14 12:20

迷人
読解力の乏しい私には、帯にあるような感動は得られませんでしたが、ミナからアイに届いたメールはよかったです。
- 01/14 15:39


たくさんの意味をもつ「アイ」という言葉。虚数まで絡めた着想はすごいとしか言いようがない。よくわからないけれど、ぼんやりとあって、その存在を仮定すると世界が美しくなるもの。I(自我)、愛、i(虚数)のどれを当てはめても、すっとなじむ。ずっと、「想像するだけの、ただの数」でしかなかった死に、世界でたった一つの「I」という名前がついたとき、その人を大切に思う「愛」が生まれた。いつも、「この人にしか書けない」と思わせる作品を書いてくれる西さん。すごく「気になる」作家さん。<2017-007>
★26 - コメント(0) - 1月13日

20170113 想像と忘却、そして承認問題。
★13 - コメント(1) - 1月13日
さわみん
宮台的意味より強度でしょ!ってなってしまう。
- 01/16 10:54


★世界中で起こっている苦しみに対して苦しむことにさえ、罪悪感に苛まれ続けてきたアイ。どうして私ではないのか?どうして私は存在していていいのか?不条理の世界を見つめる自分をとらえようとする物語。生きることに正しい答えなどないのだと思った。アイラン・クルディ。「彼のことを、私たちはこんなにも思ってる。」もどかしくても無力でもそれだけは事実。それを認めたアイがまっさらな心と体で躍動するラストシーンはがっと胸が熱くなる。表紙装丁がいとおしくなる。
★32 - コメント(0) - 1月11日

「この世界にアイは存在しません。」の言葉にアイは衝撃を受ける。アイはシリアで生まれすぐにアメリカ人の父と日本人の母の養子に。裕福な一家で育ちアイは負い目を感じ、自分だけ何故助かったのだろう?他の子の権利を奪ったのかも知れないと悩み続ける。そして冒頭での言葉も胸にささったまま。一方で両親から愛され心許せる友達もでき成長していく。それでも世界で起こる悲惨な出来事、死者の数を耳にする度、自分に問う、悩むアイ。アイの目や心を通して様々な事にぶつかり考えさせられた。最後アイが自分を肯定する叫ぶ描写は涙が出た。
★48 - コメント(1) - 1月10日
arisa-to suzune
自分を肯定する難しさと、難しいと思ってもいいんだという気持ち、そして自分を肯定してもいいのかも知れないという気持ちになり読んで良かったと思う。
- 01/10 21:25


「この世界にアイは存在しません。」という言葉がこの作品のキーワードなのか?というくらい、よく出てくる。たぶん、キーワードなのだろう。私はそう、解釈をしている。異国の人と結婚し、異国の子どもを養子縁組し、育てる。並大抵のことではない。何不自由なく、養子になった子どもを育て、立派に育てあげる。だから、アイは立派に育ったのだろう。現代の問題をぎゅっと詰め込んだ作品である。
★53 - コメント(0) - 1月10日

☆5 自分の境遇や自身が存在していることに憂慮していたアイ。高校の入学式の翌日、数学教師が言った「この世界にアイは存在しません。]に衝撃を受ける。その言葉は、彼女の胸に居座り続けることになり、益々自身の存在意義がわからなくなる。自分のこと。世界中で起こる悲劇。両親、ミナやユウのこと。[想うこと]で生まれる圧倒的な強さと優しさ。読み手の自己肯定感にかかわらず、作家・西加奈子の渾身の[叫び]が届くことだろう。又吉直樹さん、中村文則さん絶賛の長編小説。
★41 - コメント(0) - 1月10日

スゴいな。何回読んでもそのたびにきっと感想が変わるんだろう。それくらいたくさんのものが詰まってる。一人でいること、考えること、つながってること、世界の中にあること、ただあること、言葉を交わすこと、出会うこと、勇気を示すこと、もらうこと、悲しむこと、怒ること、感じること。あとはシリアのこと。ひとまずはこんな程度であっても書き留めておこう。年明けの、まだ今年もなんかやってみようと思う時期に手に取れてよかった。こんな風に、ここにいる、と思える年を送りたいなぁ。
★23 - コメント(0) - 1月9日

アメリカ人と日本人の夫婦の元にやってきたシリア人の子供はアイと名付けられ、ふたりの娘になった。誰とも血の繋がらないアイは、なぜ自分はここに存在するのか、存在して良いのかを問い続けながら成長していった。美しい容姿もずば抜けた頭脳も不足の無い暮らしも、決してアイを幸せにはしない。愛のあふれる環境に居ながら、苦悩するアイの姿に涙をこらえきれなかった。これは、戦争、宗教、災害などを通して、大きな意味での人類の幸福を問う、深い物語である。
★75 - コメント(2) - 1月8日
かおりん
予約したものの、書名からは内容は推測できずiticoさんの感想でますます読みたくなりました。
- 01/09 15:07

itico
かおりんさん、私も内容を知らないまま読みました(^_^;)でも、読み易くて、たちまち本の世界に入ってしまいました。おススメですよ(^^♪
- 01/09 19:28


涙が止まらない・・・。鼻水も出できた。やばい。自分が高校生ぐらいのときに読めたらよかったのにな。「この世界にアイは存在しません」。自分という人間の存在価値がわからなくて、もがき苦しむ。苦しむことに、目を背け続けた私には、アイの言動が重くのしかかってくる。つらい時には、つらいと言っていいのかな?アイには幸せになってほしい。もちろん、ミナも。中村文則氏の帯の言葉、かっこいい。2016年11月、ポプラ社。
★81 - コメント(0) - 1月7日

今年初めて読む小説はこの本にしようと思って、年末に買いました。自分の苦しみはきちんと苦しんでいい。出来事を覚えておくということ。アイデンティティのこと。いろいろ考えたり自分と通じる部分のあったお話でした。
★29 - コメント(0) - 1月6日

アイは、幼い頃から繊細すぎる。シリア人として生まれて、アメリカ人と日本人の養子になったアイ。なぜ自分が選ばれたのか?震災などでたくさんの死者がいる中、なぜ自分は選ばれなかったのか?シリア人の難民についても、深く心を痛めアイ。アイを通して、自分がアイの立場だったらどんな心境になるのか考えさせられた。両親やミナ、ユウに出逢えて本当に良かった。難民についてなど、社会問題ついても考えさせられた。自分の身に起きていない事でも、想像することは出来る。想像すると苦しくなるけれど、目を背けてはいけない問題だと思った。
★21 - コメント(0) - 1月6日

ワイルド曽田アイ。シリア人。父はアメリカ人、母は日本人。養子。名前も身分もなんてドラマティックで素敵なんだろう、と思って本を手に取った。 自分のことと世界のどこかで起こり続ける悲劇との関連を、日常が異様な風景に感じられるほど悩むことがあったか、それはいつのことだったか。アンネの伝記漫画を読んだ夜は空襲で家を焼かれる夢を見た日もあったけれど。それは怖いし苦しいからもうやめようといつの間にか思っている。でも、そうすることで私はiを失ってきたのではないか。
★19 - コメント(0) - 1月5日

今年一発目に読んだ本が西加奈子さんのi。以前アメトークで読書芸人のピース又吉が紹介していて、自分も読んでみようと書店に足を運びました。「この世界にアイは存在しません。」という一文から物語の展開にグイグイと引き込まれ一気読みすることができました。この物語に登城する主な人物が主人公のアイ、後にアイの結婚相手となるユウ、そして親友のミナ。単純に考えればユウ=Youで「わたし」と「あなた」が揃ったことになる。ミナには漢字の「皆」から社会という意味が込められていて最後にそれが結びつくところにとても魅了されました。
★22 - コメント(0) - 1月4日

ここまで今の自分に響く読書は無いという位の衝撃を受けた。ニュースで見る様々な世界の問題について僕は考える。名前も知らない子供の死体に涙が出そうになる。この日本にいて世界の悲劇を思うのは偽善なのかずっと悩んでいた。しかし西加奈子さんは全力でそんな僕らを肯定してくれた。これからも僕はこの日本で想像し続けるだろう。時に涙も流すだろう。この本と共に、思い続けます。「この世界にアイは、存在する。」
★28 - コメント(0) - 1月4日

アイの繊細さを特異なもののように感じながら読み進めていた。それが中ほどからアイの負の気持ちが伝染してきた。食べることに困らず、大切な人たちと暮らせている自分も、なんだか悪いことをしているような。そしてアイが子供を亡くすクダリで完全にシンクロ。私もPCOSだし、子供も。文字にされたアイの苦しみに触れることで、当時の自分の苦しみを新たに発見した。最後の「祝福」。お世話になった医師に頂いた言葉を思い返す。「生まれずに亡くなったり、生まれてすぐに亡くなる赤ちゃんにたくさん出会うけれど、僕は彼らの命を祝福する」
★34 - コメント(2) - 1月4日
麻呂まゆっ!
mayu さん、読了お疲れ様です。アイさんと近い身の上故に、アイさんと寄り添う様に読まれていた心情が痛いほど伝わってきます。お子さんを授かってからのアイさんの苦衷は、男性の私にも、大変重いものを残していきました。ラストの情景と対峙する様に、命と向き合う女性の「闘いぶり」の苛烈さも際立っていました。
- 01/04 12:28

mayu
>>麻呂さん いつも暖かなお声がけ、ありがとうございますm(._.)m いやー、ここ最近の感想は私情ばかり前に出ていてお恥ずかしい。世界の不均衡を描く上で、不妊や誕生死は最適だったのでしょう。「他の誰かじゃなくて、どうして私の子供が」と、私もずっと思ってきました。麻呂さんがつぶやきでこの作品を「パワフル」だと仰っていたことに納得です。ただ読むことにも、精神力を求められるような。麻呂さんもお疲れ様でした('v')
- 01/04 17:43


シリア人として生まれ、養子としてアメリカ人の父と日本人の母の元で恵まれた環境の中で過ごす主人公のアイ。世界の様々な出来事をやり過ごすことができず抱え込みながら、生きていることへの、生き残ったことの罪悪感に苦しむ。そのアイの深さが重いけどいい。そしてラスト20ページの素晴らしさ。親友との再会で溢れ出した感情がすごくいい。罪悪感に囚われてた生への圧倒的な肯定。自分という存在の肯定。読んでよかった。出逢えてよかったと強く思えた作品。
★31 - コメント(2) - 2016年12月29日
りったん@もやしダイエット継続中
カピバラくんのレビューを読んだらモーレツに読みたくなりました。
- 12/29 21:58

カピバラもーりー
りったんさんありがとうございます。久々に圧倒された作品で今年のベスト1はこれです!
- 12/29 22:03


シリア生れの養子として裕福に暮らす身上と折り合いが付けられない・アイの葛藤と成長譚。内戦・災害にて無慈悲かつ唐突に命を落とす人々に対する想いを、アイの孤独な目線で描きながら、作者自身、心に巣くう「贖罪的葛藤」と向き合っている。暫定かもしれないが、ある種の答えや解放までを描いている点に拍手。「想いを馳せ想像して弔う」かぁ。。納得。難しいテーマを絶妙な設定や展開で表現し描く氏の文章力、また繊細な感受性、聡明な分別に脱帽。多分「テヘランでロリータを読む」へのアンサーなのだろうな。。秀逸。
★24 - コメント(2) - 2016年12月27日
ねむねむあくび♪
西さん、あまり読まないのですが、メカ黒猫さんの感想で読みたくなりました♪(*^ー^)ノ♪
- 12/27 03:40

メカ黒猫
おすすめです!
- 12/27 17:32


本屋にて、帯の「この世界にアイは存在しません。」が目に飛び込んできた。昨日の『わたしは真悟』ー「最後にアイの2文字が残った」という一文がずっと心に残っていたからかもしれない。自分へのクリスマスプレゼント、久しぶりに本を買った。... 数学教師が虚数解iを指して言ったその一言に苦しむ主人公のアイ。重いテーマがたくさん織り込まれている中で、世界で起きていることへ目を向けながらも、自分を生きることの尊さを知った。西さんならではの心揺さぶられる一冊だった。「この世界にアイは、存在する。」(297)
★29 - コメント(2) - 2016年12月24日
ちゃかちん
こんにちは(^^)私もイヴの日の「私は真悟」を観たので凄く繋がり感動しました❢心がブルブルと震えて余韻に浸っています。次の本を選び難く……(^o^;)
- 01/02 14:09

あり
→ちゃかちんさん コメントありがとうございます。『〜真悟』西さんの『i』ともに素晴らしかったです!繋がりって素敵です!
- 01/02 20:52


シリアで生まれアメリカ人の父と日本人の母の養子のアイはいつも選ばれなかった誰かについて考えている。選ばれた自分は選ばれなかった誰かのためにいい娘でいなければいけないと考える。世界中で起きている災害、事故、テロ。また免れたと考えるアイは数学に惹かれていく。恵まれているのに生きにくさを感じるアイ。とても繊細。でも生きるということの強さも教えてくれる。
★37 - コメント(0) - 2016年12月24日

アメリカ人の夫と日本人の妻のもとに赤ちゃんの時にシリアから養子として迎えられたアイ。「この世界にはアイは存在しません。」高校1年生の時に数学の教師が言った言葉。アイはこの言葉を心の中にしまい込み、そしてずっと生きてきた。大学院進学・恋愛・結婚・流産を経験する。そして最後にアイは「この世界にはアイは、存在する。」と思えるようになる。読後感は良い。
★52 - コメント(0) - 2016年12月22日

悲惨な事柄が多すぎて、何度も読むのを止めようかと思った。本を閉じようとした。でもできなかった。「この世界にアイは存在しない」。その言葉をトラウマとして心に刻み付けて生きる少女アイ。彼女はシリア育ちで裕福な家庭に養子で貰われたことを恥じている。そんな優し過ぎる彼女を待ち受けていたものは「愛」そのものだった。号泣したクライマックスまであっという間だった。この物語は現実に傷つきながらも立ち向かう人に託された希望の灯である。今、この瞬間読んでほしい。読むのは辛いと思う。だが絶対に後悔させない。私が保証する。
★40 - コメント(0) - 2016年12月22日

自分の存在価値を見つめながら生きていくアイ。少し重い内容だったけど、自分と向き合うアイを通して、自ずと自分自身の生き方も考えさせられる。そんな小説でした。私的にはサラバの方が感動したけど。
★20 - コメント(0) - 2016年12月19日

お正月に読もうと思ったのに、買って手にした瞬間に読まずにはいられなくなり読了。西さんにしか書けない作品だと思ったし、かなり小説を読んでいる私がこの作品に似てるよね、という作品が思いつきませんでした。深いところを、そして痛いところをえぐってくる。恐らく主人公のような境遇の人は少ないだろうが、それなのに主人公の悩みは私への問いで、『あなたはこの時どうしていた、何を思っていたの、まさか知らんぷりじゃないよね』と問いかけてくるような作品だった。見過ごさない、流されない、考えることを放棄しない。そして前に進みたい。
★34 - コメント(2) - 2016年12月18日
なおみ703♪
この感想についても本当はもっといっぱい書きたいし、付箋つけたところもそのまま書き出したいのだけど、新刊本なので控えたのでまたいつか再読した時に長々書きたい。ひとことでいうなら「想像力」を大切にしたい、と思った。いろいろな環境、思想、立場の人がいて、その人の気持ちと同じところに立つことはできないかもしれないが、想像することが大事だ。その想像はエネルギーになる! 読メ仲間の皆さま、本当におススメですっ。すごい熱量のある作品ですよ~。
- 12/18 18:52

なおみ703♪
自分にとってのかけがえのない人というのは、私のどんな考えにもいいねっ、って言ってくれる人ではなくて、意見が異なる時だってあって、でも、それでもお互いを理解しようと努める人ではないだろうか…、とこの書で気付きました。にしても…、また素っ裸の人がでてきます。自分自身をさらけ出して表現するならそうなるのでしょうか。『ふくわらい』のラストと少しかぶりました。
- 12/19 22:25


私探し?!私の存在意義について...ということになるのかな?私も昔から理屈っぽかったので子供の頃から何だかんだと考えていたけど、幸か不幸かここまで徹底していないので、まわりとある程度普通に付き合いながら考えていたので友達いるがミナのように無二の親友というのはいない(苦笑)
★90 - コメント(0) - 2016年12月17日

「どうして自分は助かったのだろうう?」かつて私も苦しんで未だに答えが出せない問いです。「運」という漠然としたものに救われることもあれば、悲劇に見舞われることもある。今こうしている間にも世界では万単位の人が命を落としているのですよね‥。いっぱい色々なことを感じて考えながら読み進めました。自分も周りの人たちもたくさんの奇跡を経てこの世で今生きている。改めてそう感じさせてくれた一冊でした。
★41 - コメント(1) - 2016年12月16日
ちえこ
色々な出来事が重なって自分が自分に生まれてきた...。もうその時点ですでに奇跡的なことですもんね!この世は奇跡の積み重ねでできているのかもしれませんね(^ー^)
- 12/17 20:31


人種の違いで見た目に親子ではないと養子なんだと言わなければならなかったアイの苦しさ、血の繋がった子どもを欲しいと切実に思う気持ち。その痛みを「想像」し寄り添うように読むことができた。この物語に何か平和と名のつく賞が与えられたら素敵だ。
★57 - コメント(0) - 2016年12月12日

インパクトのある表紙をめくるとカラーで描かれた絵が続き鳥肌。自分が豊かであることと、世界にはそうでないものがいるということの後ろめたさ。私はこんなにも普通であるのに、まわりと比較すると突出せざるをえないことの苦しさ。同性愛、家族であるということ、異国の地で生まれたということ、数学のうつくしさ、学校生活
★12 - コメント(0) - 2016年12月7日

アイは〈わたし〉、ユウは〈あなた〉、ミナは〈皆=わたし以外のすべての他者〉という意味も込められているのかもしれないと想像しながら読み進める。この本には、誰かを思うことの優しさと強さが溢れていた。そしてアイに共感することで、自分にも寄り添ってもらっているとも感じられ、すなわちそれは、私も思ってもらっているということなのだ。読んで一晩経っても心は震えたまま。この作品が、アイが存在することにありがとうと伝えたい。
★99 - コメント(1) - 2016年12月5日
Mayumi Hoshino
RADWIMPSの「狭心症」がやけに寄り添ってしまった、2011年の春の空気感を思い出します。
- 12/05 09:46


悲惨な出来事に巻き込まれた人やニュースをみて、悲しい気持ちになること恥じなくていいんやと思った。自分の気持ちとして持ってていい。感じてていい。その中に、自分じゃなくてよかったって気持ちがどこかにあったとしても。それ含めて自分のもの。誰にも文句言わせん。ただ、それを表に出す時、当事者には当事者の思いがあることを想像する。血の繋がり、世界情勢、LGBT、妊娠中絶。身近な人、或いは自分が、渦中にある時、私はどんなことを思い、なにか言葉をかけたり行動するのかなとか思ったり。ラスト、福笑い的な。開放感。
★15 - コメント(0) - 2016年12月4日

また、西さんのことを大好きになりました。こんなに強くて温かい気持ちになれる小説って本当に素敵だと思う。世界を、本当に世界を見ていて、その出来事に心を痛めて想うことが出来る西さんもアイもすごい。私は自分のことで精一杯というか現実から逃げてばかりの生き方をしているなと思った。苦しい時は苦しいって言ってもいいし、「ありがとう」「ごめんなさい」に変わる?言葉は「大好き」。私はここにいる。隅々まで西さんの温かさと力強さがいっぱいでした!!
★18 - コメント(4) - 2016年12月3日
のあ
Emperorさん>最新作ですo(*゚▽゚*)o
- 12/04 01:04

Emperor
読まねば・・・
- 12/04 01:14


世界中で起こっていることに胸を痛めている。なんて視野が広く、繊細なんだろう。 苦しいと言っていいんだよ。"ありがとう"と"ごめんなさい"をいってはいけないのであれば「大好きだよ。」と伝えれば良いのだ、と教えてくれた。ミナによってアイのすべてが受け入れられたこの場面がとても印象に残った。またしても西さんはすごい本を残した。
★16 - コメント(0) - 2016年12月3日

戦争とテロ、経済格差、民族問題、人種差別、家族問題、LGBT、災害や不条理ともいえる事故、その他諸々がうずまく現代社会の中で、自分の存在を求めて苦しみ続ける。なぜ私はここにいるのか、なぜ私はこの世に生まれたのか、何のために私は生きているのか。人間にとっての永遠の主題を徹底的に考えさせられる。息苦しいような物語だが、次へ次へとページをめくる手が止まらない。
★32 - コメント(0) - 2016年12月3日

世界の声なき声が聞こえてくるような小説だった。西さんがご自身のブログで語られていた世界に何らかの影響を与えているというのどういうことなのかと首を長くして待っていた小説だったけれどここまでの叫びが聞こえてくるような作品にはなかなか出会えることはない。食べることに困ることがない(と思われている)日本にいるのだからお前は不幸でないというような乱暴な話をする人がいるが、どこにいたって幸せな人も不幸な人も存在する。一見幸せに見えても不幸だと感じている人がいる。それに声をあげる権利は誰にでもあってしかるべきだと思った
★21 - コメント(0) - 2016年12月2日

今私はある程度自分を肯定でき、自分で出した答えに納得し、自分の甘えを許す事ができる。それは、長年かけて自分というものを知り、不純物をそぎ落とし、見えてきた自分の核を信じているから。でもアイの生きづらさに触れ、かつて自分も過ごした悶々とした時間を思い出した。苦しい。許せない。…自分が嫌い。でも、アイにマナやユウがいるように、そしてその心強さによって悩みが解放されたように、多分私にも愛する人・愛してくれる人がいる。誰かと想い合う事によって孤独が孤独じゃなくなるというのはとてつもなく尊いと改めて思う。
★54 - コメント(7) - 2016年12月2日
kumiko
空蝉さーん素直に嬉しいです(^。^)ありがとう♡空蝉さんの、ほむほむへの愛に溢れるレビューも、いつもニヤニヤしながら読んでますよー。
- 12/03 20:02

空蝉
ムフ( ´艸`)
- 12/04 07:07


全員表示 | ネタバレ
i(アイ)に戻る

2017年本屋大賞ノミネート作品シリーズ

ログイン新規登録(無料)