せっかくの海外作品読書会コミュニティ、色んな国を舞台にした作品や、馴染みの少なかった国出身の作家作品を読んで、読書海外旅行しませんか?
投稿するときは、まず一行目に作品の舞台となった国、あるいは作家の出身国を、そして二行目に本のタイトルと作家名を入れてください。
北米や欧州は比較的沢山作品が出回っているのですが、アフリカ、南アジアになると、そこから国外に出回っている作品がなかなか見つからなかったりします。(こればっかりは出版業界&経済事情が絡むので何ともできませんね。)色んな国の作品を通して、その地方の美しさを初め、文化の違いや興味深い歴史に触れてみませんか?
“2015年”とトピック・タイトルに入れましたので、今年1月から読んだ本を全部含んじゃっていいです。アメリカ、西側欧州国の作品は沢山あるかと思いますので、それ以外の地方の作品について特に紹介いただけると、個人的には嬉しいです。
*一応“世界旅行”が目的ですので、同じ国が舞台の本を一人で三度以上別々に投稿する事はご遠慮ください。どうしても投稿したいときは、前回投稿を削除し、国名を一行目に入れて作品リストを一括投稿して頂ければと思います。(ただ、これはお願いですので、どうしても熱い思いが止められない時は構いません。)
*作家の出身国は、世界旅行の国にカウントする時以外は無理に入れて頂かなくても結構です。例えば、アメリカを舞台にしているけれどソマリア出身の作家によって書かれた作品を“ソマリア”にカウントしたい場合は、きちんと出身国を明記ください。フランスを舞台にしたフランス人作家の作品の場合は、無理にフランス出身と明記しなくてもよいです。
rocoさん、リストをご覧いただきありがとうございます(^^) 作っていて私も楽しかったです。
地図が赤くなっていく過程も面白いですよ~。位置関係が楽々と覚えられます・笑。
2016年分も作成していますので、キリのよいところでアップしますね。
アクアさん、地図の真っ赤さ加減もすごいですが、リストも壮観ですね!これを見ると、冊数の多い国はやはり何かある……、歴史というか、文化というか、問題というか……なんて思いました。
とてもおもしろいです。ありがとうございますヽ(^o^)丿
現時点で色の塗れていない地域は以下のとおりです。現在202カ国 93.52%
アジア(西沙諸島)アフリカ(カーボベルデ、コモロ、サントメ・プリンシペ、マヨット、モザンビーク、レユニオン)パシフィック(ニウエ)ヨーロッパ(ガーンジー、ジャージー)中央アメリカとカリブ海(グアドループ)南アメリカ(ガイアナ、フランス領ギアナ)
このトピックでご紹介のあった本一覧も載せておきます。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1URL3MNXw8ETBaG87RTvdaUl0RRdbvHjOI0MUinHmU54/pub?output=xlsx(excel)
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1URL3MNXw8ETBaG87RTvdaUl0RRdbvHjOI0MUinHmU54/pubhtml(web)
作家の出身国:ポーランド 画家の出身国:イスラエル
『編みものばあさん』ウーリー・オルレブ(文)オーラ・エイタン(絵)
http://bookmeter.com/b/4770501617
イベントで紹介されていた絵本。私もたくさんの人に読んでほしいです。
国:コートジボワール、ニューカレドニアなど多数
『366日空の旅―かけがえのない地球』ヤン・アルトュス=ベルトラン
http://bookmeter.com/b/4894443104
このトピックに参加していなければ多分出会うことのなかった1冊。
写真についているキャプションにはかなりきつい内容もありますが、読めてよかったです。
現在202カ国 93.52%
国:クウェートなど西アジア諸国
『日本とのつながりで見るアジア 過去・現在・未来〈第6巻〉西アジア』清原工
イスラーム世界についての説明がとても分かりやすかった。
来年は一般書にも手を広げたいです。
現在200カ国 92.59%
国:モンテネグロ(作中ではユーゴスラビア連邦に所属)
『黒い山』レックス・スタウト
http://bookmeter.com/b/4150018286
ネロ・ウルフシリーズ長編第17作。『どんなところ? 小さな国大研究』で予習をしておいて正解でした。
現在199カ国 92.13%
国:モンテネグロ、赤道ギニア、バーレーン、スリナム、セントクリストファー・ネービスなど
『どんなところ? 小さな国大研究』 関 真興(監修)
面積が17万平方キロメートル、人口が800万以下の国を「小さな国」の目安とし、その中でも特徴的な国を取り上げた調べ学習用の本。
これからモンテネグロが舞台の小説を読むのでその予習も兼ねて読みました。
2001年時点で女性の識字率が男性を上回る国(レソト)のことや、南米にオランダ語を公用語としている国(スリナム)があることなど、今回も知らないことだらけでした。
サンゴ礁の三つのタイプや、パナマ運河のしくみは図解してあるのでとても分かりやすかったです。パナマ運河は北西から南東を通っているというのも初耳。
この本自体の発行は2013年なので、内容もそんなに古くなっていないと思います。
国:キリバス、バヌアツなど
『日本とのつながりで見るアジア 過去・現在・未来〈第7巻〉オセアニア』石出法太
広く浅くではありますが、オセアニアでの旧日本軍の所業(捕虜虐待やオーストラリア空襲など)についても触れてあります。勉強になりました。
国:クック諸島
『おはなし島―南太平洋クック諸島から』カウラカ・カウラカ(文)田主誠(版画)
http://bookmeter.com/b/4586380551
現在192カ国88.89%。
国;イスラエル
『ジス・イズ・イスラエル』ミロスラフ・サセック
国:エジプト
『ゴハおじさんのゆかいなおはなし エジプトの民話』デニス・ジョンソン‐デイヴィーズ(著)ハグ‐ハムディ・モハンメッド・ファトゥーフ、ハーニ・エル‐サイード・アハマド(絵)
楽しいお話でした。エジプトの職人さんによる絵(布製)もよかったです。
国:ブラジル 画家の出身国:ブラジル
『ガラシとクルピラ』陣内すま(文)、ヴァンペレーラ(絵)
国:イラン、インド 作家の出身国:イラン
『商人とオウム―ペルシャのおはなし』ミーナ・ジャバアービン(文)、ブルース・ホワットリー(絵)
作家の出身国:ニカラグア 画家の出身国:ニカラグア
『エングラシアおばちゃんのおくりもの』マリオ・モンテネグロ(文)、オルガ・マラディアガ(絵)
国:ジョージア(グルジア)、セネガル、ギニア、スーダン、エリトリア、ソマリア、ルワンダ、コンゴ民主共和国、アンゴラ、リベリア、シエラレオネ、ブルキナファソ、ブラジルなど
『世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実』ジャン・ジグレール
http://bookmeter.com/b/4772603131
著者の出身国:カナダ
『あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ』セヴァン・カリス=スズキ
http://bookmeter.com/b/4313812067
国:ハイチ
『魔法のオレンジの木―ハイチの民話』ダイアン・ウォルクスタイン
http://bookmeter.com/b/4001109840
ダイアン・ウォルクスタインがハイチで語り継がれている民話を採話したもの。
どれも素晴らしいお話でした。
国:コンゴ民主共和国
『ぼくが5歳の子ども兵士だったとき―内戦のコンゴで』ジェシカ・ディー ハンフリーズ&ミシェル チクワニネ(作)クローディア・ダビラ(絵)
http://bookmeter.com/b/4811322118
「コンゴ」という名のつく国が二つある理由さえ知らなかった自分が恥かしくなりました。
国:トーゴ、ガーナ、ガンビア、他
「ファウジーヤの叫び」ファウジーヤ・カシンジャ&レイリ・ミラー・バッシャー
強制的にひどいことをされそうになり、必死の思いで国外へ逃亡をした女の人の話です。
作家の出身国:チリ
『Who's Seen Scissors』『The Self-Made Snowman』『Mystery of the Giant Footprints』Fernando Krahn
全て文字なし絵本です。
国:マン島
『ジュニア版まんがプロジェクトX挑戦者たち〈1〉制覇せよ世界最高峰レース』横山アキラ(作画・脚本)
ロードレース世界選手権は昔テレビでよく見ていたので懐かしかったです。
国:セーシェル、パラオ、フランス領ポリネシア、北マリアナ諸島、グレナダ、セントビンセント・グレナディーン、バルバドスなど
『世界の島々―かけがえのない風景99島』
それぞれの島について簡単な説明あり。トリビア的なものも多く面白かったです。
○○領●●諸島や、○○領△△独立国という島や国は今も結構な数あるんですね……。
(本のタイトル名を入れ忘れていたので、削除、再投稿しました。)
国:東ティモール、インドネシア、フィリピン、スリランカ、インド、パキスタン、南沙諸島、マレーシア、シンガポールなど
『いつ・どこで・何がおきたか?国際紛争の本〈2〉アジアの紛争(2)』大芝亮(監修)
旧日本軍撤退の後の東南アジア、南アジアの国々で起こった紛争についてまとめてあります。図版が多くとても分かりやすいです。2004年発行。
国:カタール、パキスタン、アフガニスタン、チュニジア、イラン、マレーシア、トルコ、シリア、ソマリランド(ソマリア北部)、バングラデシュ
『イスラム飲酒紀行』高野秀行
イスラム圏の普通の人々の暮らしが垣間見れます。
先日アトレーユさんがご紹介された『アホウドリの糞でできた国』を読了致しました。確かにいろいろなことを考えさせられますね。それにあの国はこれからどうなるのでしょう……。
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