中国怪異譚 閲微草堂筆記〈上〉の半殻肝さんの感想

『聊斎志異』とは対照的に、話にあまり作者の脚色を加えない淡々とした語り口。純粋に「怪談」として話を提示しようとする趣向は食い足りなさを感じてしまうものの、その辺は個々人の好みの問題。スッキリとコンパクトなエピソードの構成には『捜神記』に通ずるものを感じた。作品が編まれた時代背景とキッカケを考えるとなお興味深い。狐妖の話はこちらも非常に多くを占めており、当時いかにポピュラーだったかが窺える。
★2 - コメント(0) - 2011年8月2日

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