寄宿生テルレスの混乱の半殻肝さんの感想

「少年期のうまく説明できない心の葛藤」を描き出そうとした作品。終盤から結末にかけてのテルレスの言動は大いに見所で、繊細なテーマながらも非常に読み応えがあった。官能的に感じる部分も少なくないので、解説の「ボーイズラブの古典」云々のくだりには、そう言いたくなる気持ちも若干わからないでもないなとは思うものの、同性への性的衝動もまた主人公テルレスの心の葛藤に内包されたものであることを考えると、いささか勇み足だったなと。
★4 - コメント(0) - 2011年8月14日

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