スは宇宙(スペース)のスの半殻肝さんの感想

子供の無邪気さと「大人はわかってくれない」的なもどかしさと、そこはかとなくヤバげなホラー色がない交ぜになった『泣き叫ぶ女の人』のさじ加減がたまらなく好き。結末はどんでん返しという程のものではなく、割合あっさりとしているんだけれども、これが逆に味わい深い。と同時に、現代的なストーリー展開に毒されて無駄にいらぬ深読みをしていた自分がちょっと情けなく思えてきた。十代のちょっと背伸びした頃に読むにはうってつけの1冊。
★4 - コメント(0) - 2011年8月16日

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