本を読む楽しさは、自分が入り込めない世界を覗き見るといった作業と同等のことだと思う。だが、様々な本を読んで知らない世界を体験すればするほど、その世界に親しみを持ってしまう自分がいる。
うつし世は夢、夜の夢こそまこと(江戸川乱歩)
不知周之夢為蝴蝶与、蝴蝶之夢為周与(荘子)
実は本の世界こそが現実なのかも知れないし、この世界こそ、誰かが読んでいる物語なのかも知れない。
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