幸田露伴集 怪談―文豪怪談傑作選の半殻肝さんの感想

『魔法修行者』『怪談』『神仙道の一先人』など、後半に収録されている考証エッセイものがどれも抜群の面白さ。鮮やかに広がる豊富な知識の深遠に魅了されて、何度も読み返したくなる。前半の幻想怪異作品は古い文体のものが多いので難儀してしまうものの、スルメ的味わい。読み進めるほどに惹き込まれていく。
★5 - コメント(0) - 2011年9月21日

感想・レビュー投稿者

31923冊/9825921ページ/855レビュー

半殻肝さんの最近の感想・レビュー

たまらなく、アーベイン
30年目にして新装復刊した。活字で読むディスクジョッキーのしゃべりみたいな感じなので正直ディスクガイ…続きを読む
図書館大戦争
ソローキンが氷のハンマーで覚醒さすなら、ワシは「本」で覚醒させちゃるけえのお、というロシア版仁義なき…続きを読む
亡命ロシア料理
序盤からもうユーモアが効いていて「――日本人は魂が腹に宿っていると信じているのだ。だからこそ、ハラキ…続きを読む
ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽
本人インタビューはもちろんだけど、データ的にも考察的にもかなりの読み応え。特に飯田一史氏による「梶浦…続きを読む
砂漠のキャデラック―アメリカの水資源開発
パオロ・バチガルピ『神の水』の種本。大雑把に言ってしまえば、アメリカの河川の成り立ち、水利権をめぐる…続きを読む
戦場のコックたち
一気読みであった。ノルマンディー降下作戦から終戦に至るまでの若きコック兵たちの戦場と隣り合わせの日常…続きを読む
ログイン新規登録(無料)