約束の方舟 (下)の半殻肝さんの感想

素晴らしかった。ジュヴナイルSFとしても、ビルドゥングスロマンとしても間違いなく傑作。それぞれの道で対立する幼馴染達のドラマや、事件の黒幕は誰なのか、二転三転するミステリ的な展開も挟みつつ、異生物ベガーの真実が判明する。最後まで気の抜けないストーリーだったけど、ラストは余韻も含めて素晴らしい満足感を味わった。ある意味、ティプトリー.Jrの『たったひとつの冴えたやり方』への回答というか、あの作品を読んでモヤっとした不満を持った向きは是非これを読むといいんじゃないだろうか、とも思ったり。
★12 - コメント(0) - 2011年9月25日

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