グルッシェンカの半殻肝さんの感想

舞台は18世紀初頭の帝政ロシア。とある富豪の女主人が、自分の代わりに主人の床の相手をさせるために買った17歳の少女グルッシェンカが、27歳で娼館のマダムとして成功を収めるまでの苦難と成長を描いた官能小説。富豪の家からの脱走、青年貴族との恋と破局、娼館での労働、国外への脱出、逮捕・送還などを経験していく中、己の身体とテクニックを頼りに老若男女問わず数多の人々との様々な性的行為が繰り広げられる。鞭打ち/仕置きシーンが多いこと以外には特筆するところはないけど、「ファニー・ヒル」のロシア版と言えなくもない。
★3 - コメント(0) - 2012年1月14日

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