変愛小説集2の半殻肝さんの感想

1と比べると初読でガツンとくる話は減ったのだけれども、こちらも楽しめた。やはり奇想、そして何かしらの愛が滲んでいる。道中で先に逝ってしまった女房となおも会話を続ける夫の姿に、様々なものが尾を引く読後感を覚える『道にて』。小気味良くもブラックで思わず苦笑いがこぼれっぱなしのショートショート集『人類学・その他100の物語』。彼女の全身に歯が生えてもなお愛する姿勢を崩さない『歯好症』が好き。『歯好症』はグロい結末が待っているのかと思いきや、切ない幕切れだった。町野変丸氏にコミカライズして欲しいと個人的に思う。
★4 - コメント(0) - 2012年1月30日

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