真説ルパン対ホームズ―名探偵博覧会〈1〉の半殻肝さんの感想

1900年のパリ万国博覧会を舞台にした表題作は、ルパンシリーズを読み込んだ向きにはたまらない内容。ファイロ・ヴァンス、S.F.X.ヴァン・ドーゼン教授、ネロ・ウルフ、そして「あの人」までもが一つの事件に絡んでくるという豪華な内容の「大君殺人事件」も楽しい。「探偵奇譚 空中の賊」における、黒岩涙香の文語体翻訳オマージュの趣向は面白いとは思いつつも、読み辛くて困った。
★4 - コメント(0) - 2012年3月16日

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