尊敬する人

独学者
　図書館の全ての本をアルファベット順に尊敬と畏怖の感情とともに確固不動の意思を持って読もうとしている。「人類の全知識を所有するんだ」 と言わんばかりに。
今彼はLまで来ている。Jの次がKであり、Kの次がLである。一瞬とても彼は戸惑ったりしない。彼はすべてを読んだ。
サルトル　嘔吐より

ジャイアント馬場
　面接に来た事務員が履歴書の趣味の欄に「読書」と記入していると「読書は趣味ではない。人間が生きる上で必要な事なんだ。」と言って履歴書を書き直させた。

児玉清
　公園のベンチで読書をしようと決め、公園へ向かうと雨が降ってきた、仕方がないので傘をさして読書を続けた

三遊亭円楽（5代目）
　「本はよくお読みになるんですか」という記者の質問に「よく読みますよ。若い頃、図書館に行ったら、"もうあなたの読む本はありません"と言われました」と答えた（『談志楽屋噺』文春文庫）

池澤春菜
　小学生の頃、学校の図書館の本を全て読破したことがある
その時、両親に「転校したい」（読む本が無くなった為）と話したところ、「いじめにあっているのでは?」と心配させた