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那由田 忠
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那由田 忠
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 日本人二人目の恐竜研究者として1976年、米国の荒野で四つんばいになって化石探しを始めた著者が、30年前に小型肉食恐竜が鳥の祖先とほぼ分かっていたことや、恐竜繁栄時に昆虫を食べる小さな動物だった哺乳類が、恐竜絶滅後にどう進化したかを語る。時代区分や分類の細かい研究の様子や、食虫性の哺乳類が臼歯を進化させて、切り裂きと擦り潰しを上下一対で行って咀嚼能力を上げたことを説明する。5千万年前の始新世に始まる現世哺乳類種の出現や、首長竜の消えた海に進出した鯨やアザラシの話など、専門的だったものの楽しめた。
那由田 忠

 80年代には学会の大勢が、鳥の起源が恐竜であると考えていたようだ。一般に広がるのは本当に遅いのだと改めて知った。

11/02 10:22
  • calaf
  • きいち
  • ヴェネツィア
0255文字
全1件中 1-1 件を表示

那由田 忠
さんの最近の感想・レビュー

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/31(4854日経過)
記録初日
2011/06/05(5063日経過)
読んだ本
1178冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
309044ページ(1日平均61ページ)
感想・レビュー
1081件(投稿率91.8%)
本棚
2棚
性別
年齢
64歳
血液型
B型
職業
教員
自己紹介

 ずっと公民科の教員だったので政治哲学系の本がそこそこあると思います。関連して生徒会などのマイナーな研究をしていて、ほとんど誰も読まない本を時々読みます。社会科学や哲学の古典を読みたいと思っていますが、中々進まないです。でも、頑張ります。
 以前は毎日読書の連続記録を狙っていましたが、定年後に暇になったら読書が減ってしまった。困ったもんだ。
 小説は、読書メーターに加入以来爆発的に読み漁った結果、完全に村上主義者と化しました。(真正主義者とまで言えませんが)古い順に小説を一巡読みする計画を進めています(5回目をそろそろ発動か)。同様の才能と見込んだのが綿矢りさです。まるで違う資質ですが、深いものを感じます。しかし、村上春樹比べると作品が少ないのが残念です。それを考えると、春樹が毎日規律正しく生活していることの凄さを改めて感じます。私には到底真似ができませんが。

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