Anthropology: The Basicsの /dʒaˈbrafkjuː/さんの感想

2005年出版の人類学の入門書。フィールドワークやカルチャー・ショックなどの基本的な方法・概念から、人類学の学説史とトピックまでを、『文化を書く』以降のポストコロニアルな/再帰的な視点を保ちつつ、わかりやすく概説してくれている。加えて、教養→各部族的社会に固有の生活様式→人々の世界観→「文化的ニッチ」へという文化観の変遷が、対旋律として随所を彩っている。なお文体も、語彙はそこそこ難しいが、極端にひねった構文などはなく、リーダブル。中級以上の英語学習の読み物としてもよいだろう。
★2 - コメント(0) - 2014年12月30日

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