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さとうしん
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さとうしん
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華族に関する総論ではなく、叙爵の基準や陞爵をめぐるエピソードに的を絞った論著。総論を期待する向きは中公新書の『華族』を読んだ方がいいだろう。諸侯の叙爵は明治の時点での現高を基準としており、戊辰戦争時に賊軍となった藩主の爵位が低くなったのは、賊軍だったからではなく、賊軍となったことで領土が削減され(=現高が減り)、その結果叙爵の基準に照らし合わせて低い爵位となっただけで特に他意は無いとのことであるが、そういう基準を採用したこと自体に他意を感じるのは私だけだろうか?
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さとうしん
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プロフィール

登録日
2014/01/19(4100日経過)
記録初日
2014/01/19(4100日経過)
読んだ本
1683冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
486801ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1477件(投稿率87.8%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

歴史関係の本を主に読んでます。

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