子どもたちと話す イスラームってなに?のEiji Mitachiさんの感想

2001年の9.11同時多発テロにより、世界各地でイスラム教とアラブ人への差別感情が高まりました。「イスラーム教徒は悪い人なんだよ。おおぜいの人を殺したんだ。わたしはイスラーム教徒なのはいやだな」と不安を訴える娘と父の対話で進む本書は、どこまでも平易なことばで書かれたイスラーム入門書です。著者はモロッコ出身、現代フランスで最も著名なムスリム作家にして社会学者。イスラームの伝統と誇りを語ると同時に、現代のイスラム国家における政教分離、民主的教育、女性の権利向上などの重要性を訴えていて、共感できました。
★5 - コメント(0) - 2015年2月23日

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