ミルク*クラウンの半殻肝さんの感想

「男は女には絶対勝てないマゾヒストである」というところに立脚して、生来マゾではない男が肉体的にも精神的にも蹂躙されてマゾ性を開花させられるというのは、それだけでひとつのビルドゥングスロマンですよ。淑女に睾丸を破壊されてはじめてなにかが形成されるのだ。読むというより睾丸で受け止めろという類の傑作ですね。ひとくちに射精管理といっても、しかるべき過程を経て射精は管理されるのです。
★2 - コメント(0) - 2015年3月11日

感想・レビュー投稿者

31913冊/9823746ページ/855レビュー

半殻肝さんの最近の感想・レビュー

たまらなく、アーベイン
30年目にして新装復刊した。活字で読むディスクジョッキーのしゃべりみたいな感じなので正直ディスクガイ…続きを読む
図書館大戦争
ソローキンが氷のハンマーで覚醒さすなら、ワシは「本」で覚醒させちゃるけえのお、というロシア版仁義なき…続きを読む
亡命ロシア料理
序盤からもうユーモアが効いていて「――日本人は魂が腹に宿っていると信じているのだ。だからこそ、ハラキ…続きを読む
ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽
本人インタビューはもちろんだけど、データ的にも考察的にもかなりの読み応え。特に飯田一史氏による「梶浦…続きを読む
砂漠のキャデラック―アメリカの水資源開発
パオロ・バチガルピ『神の水』の種本。大雑把に言ってしまえば、アメリカの河川の成り立ち、水利権をめぐる…続きを読む
戦場のコックたち
一気読みであった。ノルマンディー降下作戦から終戦に至るまでの若きコック兵たちの戦場と隣り合わせの日常…続きを読む
ログイン新規登録(無料)