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似ッ非イ教室 (講談社文庫)

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南沙織がいたころ (朝日新書)

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/16(4479日経過)
記録初日
2011/12/22(4504日経過)
読んだ本
337冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
87999ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
337件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
自己紹介

僕にとって、本の読み方は大きく分けて二つあります。本に溺れる読み方と、本の内容を自分に引き寄せる読み方です。

前者は主に小説で使う読み方です。その内容に圧倒されたり平伏したり、あるいは素直に感動したりしながら読みます。
多くの場合、この時は一回読めば充分です。あらすじや内容のまとめを書かないし、また、読んだ時の素直な心情を書けばいいからです。もちろん、内容が気にいれば繰り返し読み返すこともあります。

対して後者は、本の内容を自分の血肉にしたい時の読み方です。主に新書で使います。この時は内容を引き寄せて取り込むため、様々な手段を使う必要があります。読みながら線を引く。各章についてまとめを書く。書きながら自分自身が最も理解できる言葉にまで分解する。内容を徹底的に消化して、最終的に自分の知識や教養とするわけです。

とはいえ、後者にも色んな本があります。①あまり分解しなくてもきれいにまとめられる本。②すでにある程度の知識を持っているジャンルの本。そして、③まとめを必要とせずに感想が書けてしまう本などです。

①は、僕にとって、内容を掴みやすい文章で書かれた本です。人に例えれば「フィーリングに合う人」ですね。②はすでにある程度は専門用語の把握が出来ているジャンルの本です。僕にとっては、アニメや、一部の映画の本がそれにあたります。③は、一概には言えませんが、専門用語が頻発しない本や、覚えるべき内容が多くない本、それから、内容が多岐に渡り過ぎて、却ってまとめができない本でしょうか。

一方、ノンフィクションはなかなか厄介です。なぜかというと、小説と新書、両方の要素を持っているからです。多くの場合、内容に感情を動かされもするし、覚えておきたい教訓も存在します。本に溺れながら、その内容を引き寄せる必要があるわけです。結果、読み込みに多くの時間を要します。読むことによって豊かさを享受しながらも、その後が大変という、僕にとっては何とも悩ましい存在、それがノンフィクションなのです。

どのような本を読むにせよ、心掛けているのは、とにかく内容が理解できるくらい丁寧にゆっくりと読むことです。本棚に積読本がビッシリ並んでいるのを見ると複雑な心境にもなりますが、仕方のないことです。
「いつか自然に読む速度が上がってくれれば」。そう思いながら、これからも読書を楽しみたいですね。

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