そして、メディアは日本を戦争に導いたのがくちゃびんさんの感想

昭和一桁台の時代、まさに日本にとっては太平洋戦争開戦直前のこの時期、メディアはどのように国民を扇動していったのかに興味があって手に取った。やはり大きな問題はメディアが日露戦争を介して売り上げ至上主義へ走ってしまい、売れるための記事、つまり好戦的な記事しか書かなくなったことか大きいように思う。もちろん国家からの圧力も大きいが、最初の躓きはメディアとしての正義感や矜持を失ってしまったことが大きいように思う。
★6 - コメント(2) - 2015年10月25日
がくちゃびん
対談者は平成の現代も、開戦に向かったあの時代と似ているとして本書を締めているが、現代における個人情報保護法などは昭和時代には概念すらなかった「個人情報」の重要性を鑑みた上での法であるのに、法の精神を弁えずに自分勝手に批判することはお門違いであるように思う。また秘密保全法についても、国家機密を入手しようと中国、北朝鮮、ロシアが日本国内で暗躍していることへの対応であり、米国との安保上重要な法案であるからだ。
★2 - 10/25 00:10

がくちゃびん
それにメディアも保全法の対象に入っているということは、それだけメディアは国家から信用されてないことの証左であり、自身を省みることこそ肝要であろう。
★2 - 10/25 00:10


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